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『源 氏 物 語 』 に み る 法 皇 朱 雀 院 の 五 十 賀

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Academic year: 2021

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(1)

跡見学園女子大国文学科報三十(平成四年三月十日)

﹃源 氏 物 語 ﹄ に み る法 皇 朱 雀 院 の 五 十 賀

植田恭代

氏物語第が始動する若菜上下巻において︑賀宴しば

しば描る︒若菜上巻には︑玉鬘をはじめ紫や秋好中宮

を受た夕霧と︑身近な々によれる光

があ︑若菜下巻には朱雀院五十賀がある︒これらの晴

れやかな場は︑賀の盛儀を表すものの︑巻から暗の漂

二部の物語開とにおいては︑女三宮降嫁を契

る六条院体の崩壊に奉仕するもて位置づけれ︑

(1)

てしって

調の算

る異て描

い︒の五に収 っていもろう

に否

てきった

であの判

(2)ったいうの後

(3)ひとつの方とて踏襲されてきた︒ともした根

は︑かって雀院を肯定的にとらえ直す見方をも導

になる︒朱雀の出家はそさを克服て本意を貫く皇

(4)の人物となるとる立場や︑桐聖代の理想性を標榜

(5)っているいうのう

でも

(6)などが出されいる︒近年の人物論の側かの評価とては

朱雀院を肯定に見直す論が出される傾が強朱雀

(2)

いまに奉

いうで覆いるいだ

の描

の余ろう稿いま

のた

の女いう

いをのもった

てもの心

へりつれ

いま

ごとで渡

(7)

い命の予つ︑の世に恨いた

の理の意った

でもいこいめ

のもの賀

い︒ の御こといと

に︑便

っ︑

の御つし

つり

の響=

の催

日取

の御に便

の隠

いたへば

の御

て︑

の忌の終の騒

一16一

(3)

いと姿

べれべきつか

へるつ︽へ﹂いと

てまつり

殿

二条

(で渡

二十にな二八四頁

の母の︑

殿

の具

の年の後

に次

った

ったであった

の事

の表って

いくいずの事 の忌の直

に盛に参いる

い合のもいる

いぜい光

つけい︒二月

てかに包

ったへ下

に呼

に至って

いたいが

いうの諸

の暗

い上

に考

いるい人いう

いる

っての帝の変

ったであ﹁山の帝の御

いうっていくつま

(4)

二︑

の帝

の座に着であ

いうる先

いういがる重

てく

の朱い︒

︑﹁

の本いた

て朱の存

の若ってでも

姿い︒

い︒

々とで︑

て浮に行の裳

つ︑て︑いそ

つひ の人の上

いと

つと

︑こへか︑﹁

へるのたへが

ゆすいと

べく

の幼

てまつり

の繁

(7)菜上四四頁

い深い悲る朧

い︑て受

るも

の未

﹁心

一18一

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