一般の合成床版は、版の曲げモーメントにより設計している
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(2) CS7-015. なっている。また、横支材間隔を変化した場合、アーチデッキスラブの特性として、横支材の支持間隔が広 くなると軸力が減少し、曲げモーメントが大きくなる傾向がある。これはアーチ効果による水平反力によっ て曲げモーメントが大きく変化することを示している。 100.0 -35.0 -30.0. 0.0. △. △. -25.0 -20.0. -100.0 (kN). (kN.m). -15.0 -10.0. -200.0. -5.0 0.0. △. -300.0. △. 前死荷重. 5.0. 後死荷重. 10.0. 前死荷重. -400.0. 後死荷重. 活荷重. 15.0. 活荷重 床版支間8m、横支材0.5m. -500.0 床版支間8m、横支材0.5m. 図−2. 曲げモーメント. 図−3. 軸力. (2)アーチ効果の確認 (2) アーチ効果の確認 アーチ効果の確認のためのFEM解析モデルは、合成床版、主桁、横支材、横桁からなり、主桁間隔8m、 床版張出し長 2.5m、主桁高さ3m、橋軸方向の範囲を 20mとした。要素は、コンクリートはソリッド要素、 鋼板はシェル要素としてモデル化した。比較として床版下面がフラット型の従来タイプの合成床版と床版下 面をアーチ形状としたアーチデッキスラブについて解析を行った。床版厚はフラット型合成床版の場合、土 木学会鋼構造物設計指針 PART B(合成床版)の式より 30cm、主桁上で 40cm、アーチデッキスラブでは主桁 上を 40cm、支間中央の最小厚を 15cm とし、底鋼板厚は. -10.0. ともに 12mm とした。 △. -5.0. △. 底鋼板、横リブおよび床版における応力の比較を図−4,. ラット型合成床版に比べて床版厚が薄いにもかかわらず. 0.0 N/mm2. 5,6に示す。これらの図からアーチデッキスラブはフ. 5.0. 床版支間中央の底鋼板と横リブの応力は底鋼板 40%、横 リブ 20%と大幅に低減することがわかる。. フラットデッキ h=30cm. 10.0. アーチデッキ h=15cm. なお、現在、実橋支間モデルでの静的載荷試験、定点. 15.0. 載荷疲労および輪荷重載荷疲労試験による確認試験の実 験準備をしており、今後、実験結果と解析との比較によ. 図−4. り、実用レベルの検討を行う予定である。. 底鋼板. 0.5. 200.0. 0.0. △. 100.0. △ 支間中央床 版厚 15cm. -0.5. △. △. -1.0 N/mm2. N/mm. 2. 0.0 -100.0. 支間中央リブ断面 70× 8. -200.0. -400.0 リブ断面 100× 8. -2.5. アーチデッキ h=15cm 主桁上40cm. 横リブ. フラットデッキ. -3.0 床版厚 30cm. アーチデッキ. -3.5. -500.0. 図−5. -1.5 -2.0. フラットデッキ h=30cm 主桁上40cm. -300.0. 応力比較(死荷重). 図−6. 応力比較(前死荷重). 床版上面. 応力比較(活荷重). <参考文献> 1)アーチ効果を利用したアーチ型合成床版の開発(土木学会. 第 55 回年次学術講演会概要集,2000). 2)アーチ効果を利用した合成床版の解析的研究(日本鋼構造協会. -411-. 第8回鋼構造シンポジウム,2000). 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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