鋼コンクリートサンドイッチ合成床版の輪荷重走行試験
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(2) CS7-021. ここで,供試体に用いた鋼板の材質は SS400,. RC8道示床版. 350. 行試験機を用いた。載荷方法は,階段状荷重漸増. 300. を 157kN とし走行回数 4 万回毎に荷重を約 20kN. 載荷荷重(kN). 載荷は,国土交通省土木研究所所有の輪荷重走 載荷とした。階段状荷重漸増載荷とは,初期荷重. サンドイッチ床版. 400. コンクリートは高流動コンクリートを使用した。. 未破壊. 階段状荷重漸増載荷. 250 200. ずつ増加させるものである。 150. 4.輪荷重走行試験結果. 100. 図−2に載荷荷重と走行回数の関係を,図−3. 0. 4. 8. 12. 16. に走行回数と床版中央の載荷時・除荷時たわみの 図−2. 関係を示す。図中には,既往の研究で得られた床 版厚 25cm のRC8供試体の試験結果. 20. 24. 28. 32. 走行回数(万回). 36. 40. 44. 48. 52. 載荷荷重と走行回数の関係. 2)も併せて サンドイッチ床版載荷時. サンドイッチ床版は,本試験での最終荷重値 につながるような急激なたわみの増大は認められ ず,ほぼ健全な状態を保持していた。RC8供試. RC8除荷時. 8. RC8載荷時. たわみ(mm). 392kN・走行回数 52 万回に至っても、疲労破壊. サンドイッチ床版除荷時. 10. 示した。. 体は,載荷荷重 275kN・走行回数 25.6 万回で押. 6 4 2. 抜きせん断型で抜落ちた。 0. サンドイッチ床版のたわみは、RC8供試体の. 0. 4. 8. 12. 16. 時においてRC8供試体の 42%程度と小さく,荷. 図−3. 重 392kN・走行回数 52 万回に至るまでたわみに. みは,荷重 392kN・走行回数 52 万回に至るまで 急激な変化がなく,荷重の段階的な増加に連動し. 32. 36. 40. 44. 48. 52. 床版中央たわみと走行回数の関係. 除荷時. 800 下面鋼板ひずみ(μ). ひずみと走行回数の関係を示す。下面鋼板のひず. 28. 1000. は大きな変化が見られず,安定的に推移していた。 図−4に供試体中央下面鋼板の橋軸直角方向. 24. 走行回数(万回). たわみが急変する荷重 255kN・走行回数 24 万回. たわみの最大値は 4.44mm であった。. 20. 載荷時. 600 400 200 0. て安定的に推移していた。ひずみの最大値は 424. ‑200 0. μであり,鋼板の降伏ひずみに達しておらず、試. 4. 8. 12. 16. 20. 24. 28. 32. 36. 40. 44. 48. 52. 走行回数(万回). 験終了時点で鋼板に亀裂等の変状は発生しなかっ た。. 図−4. 床版中央下面鋼板ひずみと走行回数の関係. 5.試験結果のまとめ 輪荷重走行試験の結果,床版厚 25cm のRC8供試体は,載荷荷重 275kN・走行回数 25.6 万回で押抜き せん断により抜落ちたが,床版厚 16.2cm のサンドイッチ床版は,本試験の最終荷重段階の載荷荷重 392kN・ 走行回数 52 万回においても破壊に至らず,RC8より高い疲労耐久性を有していることを確認した。また, サンドイッチ床版のたわみは,RC8供試体より小さく,高力ボルトがずれ止めとしての機能を十分に果た していることが伺える。 [参考文献] 1)佐藤,温泉:コスト縮減をした鋼合成コンクリートサンドウィッチ床版の施工技術に関する研究,橋梁&都市 PROJECT, 1999.12. 2)内田,西川:既設道路橋床版の疲労耐久性に関する検討,土木学会第一回鋼橋床版シンポジウム講演論文集,1998.11.. -423-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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