自己評価報告書 : 設立から5年を経て
著者
東北大学大学院生命科学研究科
雑誌名
自己評価報告書
発行年
2006-08
東北大学大学院生命科学研究科
自 己 評 価 報 告 書
∼設立から
5
年を経て∼
はじめに
国内・外の生命科学の急速な展開に対応すべく、新しい研究・教育拠点として東北大学で本研 究科が計幽されたのは、 1996年にさかのぼります。それから 5年後の 2001年4月に大学院生命 科学研究科は誕生し主した。旧来の学部・研究所の枠をとりはらい、理学研究科生物学専攻、化 学専攻の一部、遺伝生態研究センタ一、農学研究科の一部、医学系研究科のー部、加齢医学研究 所の一部の参加で6つの基幹講座を構成し、多元物質科学研究所、加齢医学研究所、理学研究科、 東北アジア研究センターからの参加で5協力講座を構成しております,,また、かずさ DNA研究所 を連携講座としておりますっこれらの講座は分子生命科学、生命機能科学、生態システム生命科 学の3専攻にまたがり、計36の分野を擁しております。 本研究科の特徴は、生体分子レベルから個体、群集レベルlこし、たる生命科学のすべてを包括し、 総合的に研究・教育が行われているところにあります。これはEしい自然観、生命観を持つため には、幅広くバランスのとれた生命科学の教養が前提となるという理念に基づくものであり、そ れが生命科学の新たな展開を文える研究者の育成にとって極めて大切であると考えるからです。 さて、 2001年(半J点13年) 4月の研究科開設から、 2006年3JJで丸5年が経過いたし主した。 研究科開設後、組織整備に追われているうちに 2004年(平成 16年)には大学法人化の波が押し 寄せ、運営組織の改変や教員雇用問題など沢山の課題の対処に迫られ、落ち着く間もなくこの 5 年聞が過ぎた、というのが正直な感想であります勺この辺で自分たちの活動の軌跡を振り返り、 真撃にその結果を見つめ直す作業を経て、又、外部の方々のご意見もお聞きしながら新たな出発 点を形成しよう、というのがこの自己評価報告書作成の趣旨でありますの 新しい組織をつくる意義は新たな可能性、価値を生み出すことにあると思います。そして、そ れが外部からも認めてもらえることが重要です。最近、 「我々が大切にすべきは、社会が私たち の組織の存在を喜んでくれることである。」ということを報告書の lつに書かせてもらいました。 この一文、表現は穏やかなようですが、それを実現することは実は大変なことであります。世界 最先端で研究活動を続けることが求められるなら、それを果たさねばなりませんο さらに、喜ば れる存在であり続けるためには、ただそれを待っているのでなく、自ら提案し、私たちの組織を 能動的に変えていくことが必要ですっ本書はそのような取組みにおける 1つの指標ともなると考 えます。 生命科学研究科長 飯島敏夫目次
はじめに
2. 3. 4. 5. 2-1. 2 2. 2 3. 生命科学研究科の設置経緯…−…....・H ・....・H ・−−−……...・H ・−…・・H・H ・....・H ・−…H ・H ・....・H・...・H・−…… 1 運営組織・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 研究科の管理運営組織…・・…・………・……....・H ・....・H・−−…・…...・H・−‘・・H・H ・...・H ・−−…・5 教員の配置状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 管理運営状況についての自己点検評価.…・・・・・・‘...11 大学院教育活動....・H ・−…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 3-1. 教育の理念・目標.‘H ・H ・....・H・...・H・−−…...・H・−−−……・・………...・H ・−−……・…−……… 13 3-2. 大学院教育カリキュラム....・H ・−−…・…...・H・...・H・....・H・・・・・・・・・・H ・−−……H・H ・...・H・−一… 14 3 3. アドミッションポリシ−...・e・・・・・・・・・・・・e・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 3 4. 学生定員...・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・‘.................................. 16 3 5. 志願者・入学者状況………...・H・....・H ・....・H・....・H ・−…−…H ・H ・...・H・−……H・H・...・H・−… 17 3 6. 各専攻・分野における大学院生の総数…....・H・−…....・H・−−………−−…・・…・…−…...・H ・−… 18 3-7. 外国人留学生の総数…・・・・・・H ・−−−…....・H・・・・・・・・・・H・−−…−...........‘・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 3-8. 学位取得状況...・H・....・H・....・H ・...21 3 9. 大学院教育の活動状況.…………...・H ・−−…………・・……・...…...・H・−−……… 24 3 10. 大学院修了者の進路から見た大学教育の効果....・H・....・H・−…....・H・....・H・....・H・−…...・H ・−−−… 27 3 11. 学術振興会特別研究員(DC, PD)の受入れと指導....・H・....・H ・...・H・・・・・・・・・・H ・−−…・・….29 3-12. TA、
RA、
奨学金等の学生支援について…・・・・・・・a・・・・・・・・・・・・・・a・a・・・・・...30 3-13. イントラネットの整備と活用・・・・・・・・・…・…・・・…………・…………−………−……....・H・…−… 31 3 14. 平成 14∼17年度 修了生からの学生アンケート調査一H・H ・−−−…・...・H ・−−−…H・H・...・H・.32 3 15. 教育活動についての自己点検評価....・H・....・H・....・H ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34 4 1. 4 2. 4 3. 4-4. 4 5. 4-6. 4-7. 4 8. 4 9. 5-1. 5-2. 5-3. 研究活動実績………−…...・H ・−…・……...・H・....・H ・....・H・−−−…....・H・−−−…....・H ・−−…・ 37 研究の理念・目標.…....・H ・−…....・H・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 研究実施体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39 研究成果(論文・著書等の発表) ....・H・−…....・H・−‘・……H・H・・・・・・・・・H・...・H・−……H ・H ・...41 研究成果(代表的な研究内容) ....・H・...・H・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43 競争的資金獲得状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46 受賞 …・・…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・...・e・...・...52 特許...53 研究成果データベース....・H・−−−…・…....・H・−−…・…・・……...・H ・....・H・....・H・−…....・H ・−……….54 研究活動についての自己点検評価...55 社会貢献....・H ・....・H・−−…・・・・・・H・−…....・H・−−………....・H・−−…・・・・・・H・−−−……・・‘H・H ・....・H・...・H・..57 教育・研究成果等の国民や社会への還元……・…・…………....・H・・・・・・・H ・...・H・...・H ・....57 広報.…....・H・−−…....・H・...・H・−−−…....・H・...・H・−…・…−・……・・……...・H・...・H・−…...・H・−… 60 共同研究・協力研究....・H ・−…....・H ・−−…...・H・・・・・・・・・・H ・....・H・・・・・・・・・H・...・H・...・H・...・H・・・・・・・...665 4. 地域・固との連携…・・……・…・・………・……・………....・H・…一一一一....・H・−−….68 5-5. 社会貢献についての自己点検評価・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72 6. 各分野による自己評価・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 73 6-1. 自己評価アンケー卜の実施…・……・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 73 6 2. 各分野からのアンケートの回答と研究概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74 7. 総合評価...111 7 1. 各分野による自己評価アンケートの集計…...・H・−……....・H・....・H・...・H ・−−…....・H・...111 7 2. 総合評価....・H ・....・H ・....・H ・−……・...114 8. 部局自己評価(平成 16年度)に対するヒアリング....・H・...115
おわりに
編集後記
資料(過去
5
年間における発表論文と著書)
1
.
生命科学研究科の設置経緯
20世紀後半のバイオテクノロジーのめざましい発展により、生命現象を分子や遺伝子のレベル で解明することが可能になった。また、コンピューター科学の進歩により、複雑な生命現象やそ れをとりまく環境の変化を解析する技術も進展してきたοこのような技術的基礎の発展に伴って、 生命に関する研究は、理学における基礎研究だけでなく、医学・歯学・薬学における医療・診断 など、ヒトの生命や健康に関する研究、農学における食糧に関する研究、工学における生命工学・ 環境工学の研究など、それぞれの分野で個別に発展してきた。そして 21世紀は生命科学の時代で あるといわれている。 しかし、人間活動の結果、生じてきた様々な有害物質が生命に及ぼす影響の問題、生物の多様 性の地球規模での減少などの環境問題、超高齢化社会や遺伝子組換え食品に対応した健全な食資 源確保の問題、ガン治療や生殖技術の進展に伴う医療問題、クローン人間や脳死などに代表され る生命倫理の問題など、われわれは既に様々な生命現象に関わる問題に直面している。これらの 問題を解決してゆくためには、これまで個別に取り組んでいた生命科学に関わる分野を統合し、 学際的に研究を推し進めていく必要がある。また、研究面での推進だけでなく、得られた成果や 技術が人聞社会のなかで適切に応用されるための倫理観を生命科学のあらゆる分野で確立してい くことも求められている。 そこで東北大学では、平成 8年に生命科学の教育・研究を調和のとれた形で統合的に推進して し、く計画をたて、平成 13年度に生命科学研究科を設置した。 6基幹講座は、旧来の研究科・研究 所の枠を越え、理学研究科生物学専攻・化学専攻の一部・遺伝生態研究センター・農学研究科の 一部・医学系研究科の一部・加齢医学研究所の一部から、 5協力講座は、多元物質科学研究所・ 加齢医学研究所・理学研究科・東北アジア研究センターからの参画により、さらに、 1連携講座 が、かずさ DNA研究所からの参画により、構成された。平成17年度には、浅虫海洋生物学研究セ ンターが本学理学研究科から生命科学研究科に移管された。従って、現在、関連するキャンパス は千葉から仙台、青森へと関東以北の広域にまたがる(図 1-1)。平成17年現在、合計36分野 からなる本研究科は、分子生命科学専攻、生命機能科学専攻及び生態システム生命科学専攻の 3 専攻から構成され、生命現象に関わる諸問題を、( i )短期的に人間の生活の向上のみを考える視 点でなく、長期的に生命の多様性を維持し、人間の未来を考える視点ど適切な生命倫理観に基づ いて教育研究する、(並)分子・細胞・器官・個体・集団・生態系企いった様々なレベルから解析 する、( iii)遺伝子技術やコンビューター技術、理学、農学、医学、歯学、薬学、工学などで解明 されてきた理論・方法・原理を統合的に応用することにより解決する、という構想のもとに教育・ 研究が進められている。 1@片平協訪改
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ji1f7f±tt!: 葉区片平 生命科学研究科本館 ・分子lt.<15ltlH耳3F(草野310‘片岡313)・
ill伝情年間態 lF(津田112) 司自主砲遺伝 2F(遭遇252、曹聖1251)・
I§界環呪濁佳生態 3f(熊谷304) ・地鴎n釜ill伝笠懸 lF〔丙j事108) 宇宙沼崎珂応隼鰭 2f(高樋256) ・ゲノム詮耳目システム lF(菜苔I01) .事gsg2F 生命科学研究科研究棟 .遺伝子変異摺l翻 4F(山本郡408) ・脳密閉E遺伝 lF(水波121} ・脳情緒犯逮 lF(飯島108) 極低温.~学センター 多元物質科学研究所 | ・生伝艦艇分子監十 3号館3Fじ碕水33ο7)I ・生修様俊分子解析 1号館2F(富山1208)唱 ・生 時 俊 分 子 附 3弓 艇F( 蹄32竺
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@川内協
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./Jほ l 所在地:青葉区川内
東北アジア研究センター ・地域主!!(菊池322)@青葉山都?
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所在地:青葉区荒巻字青葉 化学棟 •JR伝子!Im (十l11601A) 生物棟 ・情報恒星分子解析(水野) ・溜種分悩ifR(前回) ・他物組担霊権能[西谷) ・多4墨色駿樋(高木、山本|司) ・お宮創見回(井出) ・生籾多惨itl主化(;可図、牧) ・マクロ生•<占部.千ill〕 総合研究棟 ・オルガネラ慢を解析(渡辺916、 彦 副 002) ・脳担壁紙盆伝{Ll丘1006) .機能生懸。星陵等五五夫元
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所在地:青葉区星陵町 加齢医学研究所 ブロジヱクト総合研究棟 図 1-1 生命科学研究科配置概略図ヲ
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@雨宮半抗与改;
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所在地:青葉区堤通雨宮町 研究科のキャンパスは、仙台市内の5地区 (うち基幹講座 4地区)と、協力講座 浅虫海洋生 物学研究センタ一、連携講座 ゲノム構造機能分野(かずさ DNA研究所)に配置している。2. 運営組織 2-1. 研究科の管理運営組織 平成 13年度の設立から平成 17年度までの 5年間における、本研究科の管理運営・組織体制に 関わる種々の取組みと改善について、主なものを時系列で、以下、図 2 1-1にまとめた。
年度
主な出来事
生命科学研究科設立 第学|回院の入生試命科学研究科1
3
教授会中心の運営 大 (4月)実施 部局間学術交流協定 (ユトレヒト大学)1
4
部局間学術交流協定 ()I慎天大学・マサリ ク大学) 大学問学術交流協定 第|期生の前期2年の (スラナリ一大学) 課程終了1
5
大学問学術交流協定 は:..I\ンマド5世大学) 法人化1
6
運営機構の設置 中期目標・計画の策定 第1回生命科学研究科 研究科肉グラント制度 フォーラム(公開シン 研究推進委員会の設置 ポジウム)の開催 「生命科学研究科研究 評価委員会の設置 奨励賞」の設立 イントラネットの整備1
7
浅虫海洋生物学研究 助手の任期制の導入 第2回生命科学研究科 センターの移管 フォーラム共催 生命科学教員会議の 第l期生の前、後期5年 設置 の課程修了 人事戦略委員会の設置 18年度実施のカリキュ 生命科学会の設立 ラム改訂作業 生命科学同窓会の発足 図 2 1-1 設立から平成 17年度までの 5年間の主な取組みと改善 なかでも、平成 16年 4月の法人化に伴い、管理運営体制を、それまでの教授会を中心とした体 制から、新たに運営機構を設置し、研究科長のリーダーシッブがより発揮しやすい体制にした。 運営機構の役割は、予算、教員人事の方向性等を含む重要事項の策定にあたることとし、本機構 のもとに、研究推進委員会、評価委員会、施設整備委員会、広報委員会、研究倫理委員会などを設け、運営の強化をはかった。従って、教授会の役割は、教学に関する事項の決定と教員人事、 研究科長ならびに評議員の選任に関わることとし、それぞれの位置づけを明確にした。 また一方で、ボ トムアップをはかるために生命科学研究科の全教員からなる生命科学教員会議 を平成 17年 4月から設置し、研究科の理念・目標の実現に向けて、全教員で推進できるような組 織とした。 図 2-1-2には、平成 17年度と平成 13年度の管理運営組織体制を記した。 (平成 17年度) 選 員 議 評 定 決 長 会 一 項 科 授 一 事 究 教 一 向 研 関 事 に 入 学 員 教 教 ムE 一 会 A AE 一 AE 一 ロ 貝 一 回 貝 員一員一委一委 委一委一援一育 試一務一支一教 入 一 教 一 生 一 学 尚 子 全 研 究 推 進 委 員 会 研究科長 副研究科長 運営 i 機構
j
研究科長補佐 専攻長(3) 事務長 研究科長補佐体制。管理運営 執行(予算、教員人事の方向 性を含む) 評 価 委 員 会 施 設 整 備 委 員 会 入試制度検討・実施。 カリキュラム検討・実施。論文審査基準作成。学 「l 生による評価 学生の生活支援・相談。就職指導 全学教育(理系基礎科目、基礎ゼミ) 推進研究の選定、共同研究、プ口ジヱク卜の推 進。競争的資金の情報収集・広報。研究科内競争 的資金の配分審査。研究データベースの構築。 内部評価・外部評価資料を収集。内部評価・外部 評 価 務 ま 怖ー 新研究陳設計、大型設備概算要求 広報、ホームページ作成、情報開示 情報システム管理 国際協力、国際交流。 研究倫理、実験動物、組み換え日仏 AE− −
回 貝 一 一 委二部 生二務 衛二事 全 二 安 二 |安全・環境保全委員会| 研究活動安全管理(危険物等)、安全教育 運営協議会 部局の管理運営に関する学外者からの諮問 (平成 13年度) 生 命 科 学 研 究 科 長 研 究 科 教 授 会 研 究 科 運 営 会 議 人 事 委 員 会 予 算 委 員 会 教 務 委 員 会 各 種 委 員 会 ~: 図 2-1-2 生命科学研究科 管理運営組織体制(上段:平成 17年度、下段:平成 13年度)2-2. 教員の配置状況 平成 13年度の設立当初から 17年度までの 5年間における教員総数の変遷については、表 2-2-1 に、本研究科の 3専攻、分子生命科学専攻、生命機能科学専攻ならびに生態システム生命科学専 攻における各教員の配置状況については、表 2-22に、それぞれまとめた。本研究科は、各専攻 にそれぞれ2つの基幹講座を配し、合計6つの基幹講座と、さらに、学内から 5つの協力講座と、 2名の協力教員、ならびに、学外から 1つの連携講座(かずさ DNA研究所から教授2名、助教授 l 名)により構成されている3 また、平成 17年度には、浅虫海洋生物学研究センターが本学理学研 究科から本研究科に移管されたことに伴い、教授 1名、助教授2名、助手2名の計5名の教員が、 本研究科に配置換となった。 さらに、毎年、学外から 10名前後の非常勤講師を任用し、それぞれ専門性の高い特色ある大学 院の集中講義を展開している。 本研究科の専任教員の職種別年齢構成は、平成 17年 4月の時点で、教授、助教授、講師、助手 の平均年齢が、それぞれ、 52.5歳、 43.6歳、 36歳、 42.3歳である。また、女性教員は、助手層 に4名であり、全教員に占める割合は 5.6%となる。 平成 17年度から、新規採用の助手に関しては、全て任期制(任期 5年間、再任 l回、 3年以内) を導入することとし、平成 17年 9月 1日付けで本任期制による助手 1名の新規採用を行った。 本研究科の教授の人事選考にあたっては、明文化はしていないが原則的に公募とすることが了 承されており、平成 16年度と 17年度に実施した教授人事の 3件と 2件の計 S件では、すべて公 募制による人事選考を行った。助教授、講師、助手の人事選考では、公募または人事選考委員会 委員の推薦により複数の候補者を擁立し、それらの中から人事選考を行っている。 また、本研究科の専任教授の 8割強と、専任助教授の 3割が、それぞれ他大学での専任教員と しての経験があり、さらに教授の2割と助教授の1割が産業界等における実務経験も有している。 人件費を含めた運営費交付金の効率化減と、本学中央枠拠出を含めた実質的な人員削減、また、 法人化以降の学内措置として、教員の人件費の部局渡し切り運用が実施されることになり、欠員 を置かない本研究科にとっては、厳しい事態になってきている。そこで、平成 17年度、人事戦略 会議を新たに発足させ、短期・中期的な教員人事のあり方について検討し、 ( i )分野を運営す る上で、教授が実質的に単独となるような状況はつくらない。チーム体制を確保する。 (並)分 野数は減らさない。とし、う基本方針を決定した。 表 2-2-1 平成 13年度から 17年度の各年度における教員総数 H13 H14 H15 H16 H17 教授 26, (11) 26, (10) 26, (11) 26, (13) 26, (12) 助教授 26, (7) 25, (8) 25, (8) 24, (7) 24, (6) 講師 0, (1) 1, (1) 1, (1) 1, (0) 2, (1) 助手 20, (14) 19, (9) 18, (11) 17, (15) 19, (10) 合計 72, (33) 71, (27) 70, (31) 68, (35) 71, (29) 本研究科配属教員数と( )内は協力講座、連携講座の教員数で外数。
表 2-2-2 教員配置表 専 講座 分野 職名 教員配置推移 攻 2001 2002 2003 2001 2005 教授 大久保一良 佐 々 木 誠 一 −一一一一 ,..回. ,...『..ー− ・-・ 一−− −ー惨 生命構造化学 助教授 佐 々 木 誠 及 川 雅 人 一一一一一−回・・・・・・−−ー−−−−−−−−−−−− −−−−−−−− 一一一・・−・” 助手 吉 城 由 美 子一−一−一 ー一一一一一 一一一一一一.一 一 − ~ 教授 大類 洋−−−ー−−−−−−−−・−−−−−−−−一一一一一一ー−−−−−一一一惨 有 本 博 一 分子情報化学 助教授 亦 坂 和 昭 ー,ー・一一一−一一一一 一一一一一一−- .ー ·-··~ 生命事機 助手 j青 水 弘 樹 一一一・−一一....., ーー・・・・ーー・ー・・・・・ーー』ー惨 情報科学 教授 大 島 泰 克 一 ー一一一一一−一 一一 一一 −一一一一一一一 ・ー ’ 活性分手動態 助教授 佐 竹 真 幸 一一一一一一....., , ・・・・・唱・・.....唱, , 』・・+ 助手 渡 遺 龍 一 一一一一一・惨 教授 村 本 光 二 一一一一一一−−−−− − −−−−−−ー・・・・・・・・・・・ 一一一一一一一一一一 ·~ 生命素r子機能 助教授 小 川 智 久 一一一一一一一,一一一ーー 一ー一−一一一−一 一 惨 助手 永 沼 孝 子 一一一一一一ー.._,.ー・ー・・- ・ ・- ・ ・ 4・・・・・ー・一 一・ー・惨 教授 山 本 和 生 一一一一一一一一一一一一 一一一一一一一一一一・ーー・争 遺伝子変異制御 助教授 布 柴 達 男 一一一一一一回・・・・・ー・・・・・ーーー・・・・・ーー・ 一一一一一一一一 一 一 骨 ヰ分 教授 藤 井 義 明 十 川 和 博 一一一一一一ー』−−−−−−−ー−−ー −ー ・・−・・ー’ 「生 遺伝子調節 助教授 十Jil 和博 安 元 研一 一一一一一一ー』,.ーーー・−’・ーー −一一一−−−ー 命 助手 高 崎 親 久 一一一’ー ’ , .回., ,・圃圃圃司ー ,・..... .. 一一−ーーー 一−一一− ~ 科遺伝午シ 教授 水 野 健 作 一一一一一一・・同ー−ーーーー・ー , ... 句.. 一一−一一一−一 ・−・・ー惨 E且
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ステム学 憤報伝達分ヰ解析 助教授 菊 池 康 夫 一一一一一一ー』−ーーー・ーー一 ト 一一一一ー惨 専 助手 十島 二朗 攻 教授 草 野 友 延 一一一一一一ー』ーーーー・・ーー 一一一一一一一一一一一一−ー≫
子応答制御 助教授 片 岡 博 尚 一一一一一..~ー・ーー-··-·・ 一一一一一一一一一一一一−ー 助手 宮寄 厚 一一一一一一』ー‘・ーー・ーー 一一・一一一・一一一一一−ー 教授 清 水 透 一 一一一一ー』−‘,ー−・−ーー・ 噂一 一一一ー一 一−−ー 講師 佐 上 郁 子 一ー一−一一ー 一 一 砂 生体機能分子設計 助手 松 井 敏 荷 一一一一一一ーーーー惨 黒 河 博 文 一.--- ~ 助手 五十嵐城太郎一一一一一−ー 教授 古 山 種 俊 一一一一一一−・・・・・ー.・ ,...., ’一一一一一−一一一・・−・’ 生体機能 助教授 佐 上 博 一一一一一 -・・-・・-・・ 一一一一 一一一 −−−−ー 分子科学 生体機能分子解析 助手 張 元 偉 高 橋 征 司 一一一一一一一 −−−−一一一惨 助手 山 下 哲 一一一一一−,. 教授 斎藤 正男......, , ......・ー・・・・・ー・ーード−−−−−−ーー 一一一一一一一一 一・ー惨 生体機能分子制御 ll)J手 富 田 毅 一 一 ・ー惨 松 井 敏 雨 一一一一一一一 一−−−−−−’ 助手 三ツ石方也 海野 昌喜 一一一 一−一 一−−−一+ 凡例; 攻 専 門 ︷ 子 攻 攻 糾 縮 専 専 生 力 伴 伴 ム 協 士 ず れ わ ﹁ − ア 命 能 、 座 生 機 シ 講 子 命 態 力 分 生 生 協白
専 講座 分野 職名 教員配置推移 攻 2001 2002 2003 2004 2005 教授 渡 辺 彊 一 −一一一一ー −』 ーー−ーーー 一一一一 一一一 一 一 ー オルガネラ機能解析 助教授 彦 坂 幸 毅 一一一一一一ートー’−ーー,・ーー 一一一一・ー .一 一一一−ー 助手 岡山島玄一(兼)一 ・ー ーー ~一ー ー圃ーー・・ーーーーー~ ー・ーーー・ーーー・ ・ーー・ーー一 一 一ー’ 教授 前 田 靖 男 -・・-・・-・・ーー・』, ・・ー・・− − −−−− ..』.φ ・・・・・・ーーーー− − ・・a・h 一 一 −・’ 増殖分化統御 助教授 中 村 準 一一一ー一一−」・・a・・・・ーー 一一一一一一,一 −一一−・’ 助手 雨 貝 愛 子 一 −一一一−−『ト. ー,ーー・ーーー 』 ーー −一一ーー 一一−・・−・ー 細胞機能 細胞壁構築統御 教授 西 谷 和 彦 一一一一一一.』..‘ー・・・ー・・・・・・・・$ ・ーー・・・・・・− −−−−−−− − −−−−−−− 一 一・−・’ 構築統御 (2001∼2004) 助教授 石 津 公 明 -・・-・・-・・ー』ーー・ー・・ーー 一一一一一一島一ー ふ千二4』 植物細胞壁機能 講師 横 山 隆 亮 (2005∼) 助手 横 山 隆 売 一一一一一−...』,,..........・‘ 一一一一一一ー一怪 構築多機化機構解析 教授 局木 尚 一一一一一ー...』,,....・.・・・・ーー 一一一一一一 一 ー一−・一 炉 (2001) 助教授 山 本 博 章 一一一 −− 』ー ーー・・ーー 一一 ・ー −一 一 ー一一一 怪 多機化機構(2002∼) 教授 井 出 宕 之 一一一 ー一一−』 −−−−−− 」・ーー・ーーー一’一 一一一一一炉 器官倉jl製 助教授 田 村 宏 治 一一一一一一−』・・ー一ーーー 』.ーーーーー一ー一 一一一一一 ’ 微小脳解析 教授 嶋 田 一 郎 ー ’ー ーー ιーー−,ーー..岨ーー 」ー・ーー・ー・・+ 山元 大事前 (2001∼2004) 助教授 水波 誠 脳機能遺伝(2005∼) 助手 小 金 湾 雅 之 教授 八尾 寛 一一一 ・一一- .ー.ー.」・・ーー ・ーー・ーー 一 一 一 ー 生 脳機能解析 助教授 梅 宮 正 志 脳機能解 講師 石塚 f散 一一一一一一一一一一一一一 一 ・一一一静 命 析構築学 教授 飯 島 敏 夫 機 一一一一一 −ーー」ー ・ーーーー・ー・ーー Lー・ーーー・ー・ー−・-・ 一 ーー・ー炉 d円..ヒ... 脳情報処理 助教授 覧 怯1色一 ・ー・一一」・・−・・一軒 筒井健一郎 一一一 −一 争 科 助手 佐 藤 仲 佐 一一−・・ー悟
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教授 仲 村 春 和 ー ,一一一一ー』 ーー・・ーーーー, , ....., ・ー.,・・・・. . ....... . 一一一−−−−−ー 専 脳構築 助教授 大 橋 一 正 一一一ー一一−ー−'ー・ーーー ーーーー −− ー一一一一一 一−一一一 炉 攻 助手 渡 退 裕 二 一一一−−−ー』−ーー−ーーー,.-一一一一一一一一−−−− ’ 教授 加 藤 秀 生 一一一一一一−』ー,ーーーー・ーーーーー ・ーー 一一一一一 −一.−・・−・’ 細胞シグ 助教授 経 塚 啓 一 郎一 一 一ーー』 −−−−− −ー ーー ーー 一 一ーー 静 ナノレ機構 細胞シク‘ナノレ機構 助教授 稲 葉 一 男 一 −一一一一」・ー ・ー怪 美濃川 拓哉 戸ーづム「』」 助手 武 田 哲 一一一一一一−・』•. ーーーー・・-・・ 一一一一.- . 一 一 一 炉 助手 倉 石 立 一一一一一一ーー・』ー・・・・ー・・・・・・ ー −一一一 −−−一 一 一 ー 教授 佐 竹 正 延 一一一・ー.−』・ーーーー ・・・・ー ・ 一一一一一一一一一一一一・.... 助教授 渡 塗 利 雄 一一一一一一ー」,.ー− ーーー 一一.一 −一 一 −一一一 争 分子免疫 助手 林啓太朗 一・ーーベー ・.」.,・ー・悼目 』・.ーーー−−−−−ーー −・ー ・ー 』 助手 仁 木 賢 河 府 和 義 一 一一一一一 。−−−−−−ー静 教授 帯 万 益 夫 一一一一一一ー』−−−−ー・・ーー・ーーーーーー・一一一ー一一一 軒 分化制御 助教授 井)I [ 俊太郎一 一・ー 」田 ーー,.ーー ーーー ・一−− −一一一・一... 持寸ι一 分化再生制御 助手 東 海 林 亙ーh・・・・・・・・ーーーー−−・』ー,.ー.....,・・ー一一一一一一一一.−・・ー 悟 助手 山 本 融 ・・・・・・ ー..・..,・-・ 」一一 一 ’ 教授 松 崎 文 雄 小 椋 利 彦 一一一一一一一 一 ・ー・ー悟 助教授 船 橋 淳 一 一一一・ー,ー」 ーーーーーー 』・ーー’ーーー ・ーー 一 ーー・ー・怪 神経機能制御 助手 大 城 朝 一 福 田 敏 史 一 一 一−ー 助手 布 施 直 之 木 田 泰 之 協力教員 遺伝子機能(2004∼) 教授 安 井 明 一 −一 一 ー 遺伝子導入(2004∼) 教授 高 井 俊 行 一 一 ・一争 凡例: | 県主主通 |分子生命科学専攻 | |生命機能科学専攻 | |生態システム生命科学専攻 | |協力講雄、協力教員専 講 雌 分野 職名 教 員 配 置 推 移 攻 2001 2002 2003 2004 2005 教 授 津 田 雅 孝 一一一‘一一一一一一一一ー』ーφ・ーーー・ーーーーーーー 一−一一一ー 遺伝情報動態 助 教 授 永 田 裕二 一‘一一一−一一一一一一_,ー.ーーーーーー圃ーー −一 一 ・− ... 助 手 石 栗 義 雄 一一一・ー炉 大 坪 嘉 行 一一一一一一一 ー一一一・・ー炉 定f五十時円E市ljf却LとUUl 教 授 亀 谷 蕎 昭 一一一一一一.』−.ーー ーー 」一一−− −−ー 渡 辺 正 夫 ∼2004) 助教授 菅 野 明 一一一 ・ー 』ーー−ーーー−−−− .』.ーーー−・ーー・ーー 一−−−一怪 植物生殖i宣伝(2005 助 手 庄 司 舜 ー 一 −−・−_.,.. 落 合 利 紀 一一一・・ー・炉 教 授 熊谷 申’tょρ 一一一一一一一 一 −一一ー」‘− ・- ・-・ 一 −一 一 ’ 環境遺伝 臨界環境遺伝生態 助教授 日 出 間 純 一一一ぃ一一一一一一一一ー同・ー.・・.,...ー.・ーー 一一一・・ー・惨 生態学 助 手 寺 西 美 佳 一一一一一一一一一一一一ー』,.ー−ーー・ー−ーーー 一一一 ・一軒 教 授 南津 岬九” 一一一 一 一 一ーー. 」ーーー・ーーー ・・ーーー・・−・一 一 一 争 地圏共生遺伝生態 助 教 授 三 井 久 幸 一 ・一一一 一 一一一,一−一一一一一−一一一 ーーー酔 助 手 佐藤 千文 一ーー・一一一 ーー ー一一ー 一 一 一 ー 江 田 志 磨 教 授 高 橋 秀 幸 一 一一一一−−−ー−−− − −−−−−−・・・・ー・・・. , ーーーー・・ー ーー 一 一 一 軒 宇宙環境適応生態 助 教 授 藤 井 伸 治 一−− −−−一一一−一一一ー一一一 −一 一 ・−・ー悟 生 助 手 宮 沢 豊 −一一一一一炉 態 ・・・・・・・ー..・.., ・・-・・ -てJ ゲノム生殖システム 教 授 東 谷 篤 志 一 ー一一一 一 一 −一 ー−ー一一一一一ー一一一ー・−・’ ス (2001∼2003) 助 教 授 佐 藤 雅 志 一一一一一一一一一一一一ー−ーーーーーー・ーーーー・・− 一ー一 - ... ア ゲノム継承システム 助 手 佐 藤 孜 ム (2004∼) 主 主 教 授 何 回 雅 圭 一一一一一一 曲」・ーー・・・・ーーー・ーーー 一・ー ー や 命 一ー一一一− fl・ 生物多様性進化 助 教 授 牧 雅之 一一一い一一一一一一一一ー一一一一一一−一・・ー・ーーー炉 足寸会ー 進化生態 助 手 横山 潤 一一一 −−一一一一一・ー ーー一一一一一一 一一一 ・−・... 専 科学 教授 慶 瀬 忠 樹 一一一一一一一一一一一一一 一 一 一 静 攻 助 教 授 酒 井 聡 樹 一ー一−ー.一ー一一一一・・・回 .・ー..,, -・・- 一 −一一一悟 機能生態 助手 箱 山 祐 子 一 一ーー炉 太田 宏 一一一 ー一ーー 一ーーーー悟 助 手 Anten Nikolaas 酒 井 暁 子 群集生態(2001∼2002) 教 授 西 平 守 孝 一 一 −−ー 占部城太郎 一 −一一一 一 ・一ーーーー炉 マクロ生態学(2003 助 教 授 千葉 聡 一 −−・ー ー一 一一一 ・・』・ーーー・・・ーーーー ーーーー ー− −−・一怪 助手 鈴 木 孝 男 一一一一一 ,一・一一一一ーー」・・ーーーー・,・ーーー・ーー・ー 一 ・ー ーー 炉 助手 太田 在{、- .一 一 惨 牧野 1麿 一一一 一ーー 一 一 一 炉 植物構造 教授 鈴木 三男 一・ー一一一一一一一 ,一一ー・』, ...., , .... , ーーーー− 一 −一一一悟 機能進化 植物構造機能進化 助手 内 藤 俊 彦 - .一一一怪 大 山 幹 成 一 一一一 ’ 注一「会 助 手 米 倉 浩 司 ー −一一一一圃ート ーーー・ーーー ー』−−−−−−−ーーーーー・ーー 一一一・・ー・怪 地域生態 教授 菊 地 永 祐 一−一一一一一一一一一一~··-··一ー..ーー ・一・ー・一軒 店子主4 地域生態 助 教 授 鹿 野 秀 一 一 ー一−一 ー一−一一一 .ーιー・−ーーーーー・ー・・・ーーーーー 一ー一 - ... 客員教授 柴 田 大 輔 一一一一一一一一一一一一ι−・・−・・−,,−ー・−ーーー・ー炉 ゲノム生 ゲノム構造機能 客員教授 長 瀬 隆 弘 ιー,『圃・・邑−・ーー −・一 一 惨 態学 一一一一一一一一一−ー, 客員助教授 佐 藤 修 正 一一一 −一一- .ー・一一ιーーーー ・ーー・ーー ’一 一 −−’ 凡例: | 一-~ |分子生命科学専攻 | |生命機能科学専攻 | |生態システム生命科学専攻 | |協力講l坐、協力教員
2 3. 管理運営状況についての自己点検評価 平成 13年度の設立から 17年度までの 5年聞の管理運営・組織体制において、種々の取組みと 改善を実施してきた。なかでも、平成 16年度の法人化前後において、その体制に大きな変革がな された(図 2 1-1、図 2-1 2)。また、この5年間に、基幹講座 26分野の人事体制として、定 年退官等に伴う人事選考で、 6名の教授と 3名の助教授を新たに迎えるなど、教員組織も大きく 変遷してきた(表 2-2-2)。これら管理運営・組織体制についての自己点検評価を以下に記した。 平成 16年度の法人化以降、これまでの教授会を中心とした体制から、研究科長を中心とした 運営機構による体制へと変革し、予算、教員人事の方向性を含めた管理運営の方針を運営機 構の所掌事項とした(図 2 1 1、図 2 1 2)。そのなかで、新たな研究科長裁量経費によ り、後述する研究科シンポジウム、研究科セミナー、研究科内グラント制度の設立、さらに、 新任教授の研究室立ち上げにともなう研究環境の整備への支援、研究科ホームページの充実、 ならびに、学生・教職員が利用するイントラネットの整備など、研究・教育の理念目標の実 現に向けた取組みを、研究科長の強いリーダーシップのもとに迅速に行えるようになったこ とは大いに評価できる。 平成 17年4月から、全教員の意見交換を目的とした新たな会議「生命科学研究科教員会議」 (2-1章)を設置したことは評価できる。 この 5年間に実施した教授人事に関しては、公募による人事選考を行うとともに、助教授、 講師、助手の人事等では、公募または人事選考委員会委員の推薦により、複数の候補者を検 討した中から最も適した人事選考を行ってきた(2-2章)。研究・教育のさらなる充実と活性化 につながる公正かっ的確な人事選考が実施できたことは評価できるο 法人化以降、部局の責任をより明確化する上で、自己点検評価がこれまで以上に重要な位置 づけとなり、平成 16年度に評価委員会を設置し運用してきた(図 2 1 1、図 2-1-2)。な かでも、平成 17年度から、評価のための膨大な資料収集と整理、分析を実施するために、評 価委員会の人員的・組織的な強化(平成 18年度には評価室を設置)を行ったことは評価でき るつ今後は、教務係、庶務係、会計係などの事務組織がそれぞれ保有する様々なデータ情報 を、評価室と共有し、セキュリティーで守られたデータベース化を行うことが、引き続きの 検討事項である。 助手の平均年齢は 42.3歳(2-2章)と、幾分、高年齢化傾向がみられるが、平成 17年度から 新規採用の助手について、全て任期制(5年聞の任期で再任 1目、 3年以内)を導入したこと により、助手層の人事流動化と活性化を促すことになり評価できる。今後、運営機構をはじ め人事戦略会議や評価委員会などが中心になって、任期制の導入による中長期的な効果とデ メリットについて検証して行かなければならない。
本研究科における女性教員は、助手層のみの 4名(5.6%, 2-2章)であり、この割合は生命 科学分野における女子大学院生の就学割合(20%超)を大きく下回るものであるη 男女雇用機 会均等の精神に則り、さらなる女性教員の実質的かつ積極的な拡充策も、今後の重要な取組 み事項である。 法人化以降、人件費を含めた運営費交付金の効率化などに伴う減少が見込まれることから、 厳しい運用状況に迫られる事態になってきている。これに対応すべく、人事戦略会議を平成 17年度から新たに設置し、短期・中期的な教員人事のあり方についての基本方針(2-2章) を決定し、これまでの各専攻や分野聞の枠を越え、機動的かっ効果的な人事の具体的な方向 性を検討できるようになったことは評価できる。 平成 19年度から本学において、新たな教員職階制が導入される予定であり、准教授、助教な どの新たな職階の運用について、今後、研究科としての対応を、運営機構と人事戦略会議、 ならびに生命科学研究科教員会議等で、早急に検討しなければならないο
3.
大学院教育活動
3-1. 教育の理念. !"!標 本研究科の特徴を生かして、幅広くバランスのとれた生命科学の教養を身につけ、生命科学の 新たな展開を支える研究者の育成をめざすとともに、多くの分野聞との共同研究により、新たな 視点からの新しい生命科学の教育研究の実践を、大学院教育の理念・目標としている。なかでも、 生命現象に関わる諸問題を、( i )短期的に人聞の生活の向上のみを考える視点でなく、長期的に 生命の多様性を維持し、人聞の未来を考える視点と適切な生命倫理観に基づいて教育研究する、 ( ii)分子・細胞・器官・個体・集団・生態系といった様々なレベルから解析する、(並i)遺伝子技 術やコンヒOューター技術、理学、農学、医学、歯学、薬学、工学などで解明されてきた理論・方 法・原理を統合的に応用することにより解決する、とし、う構想、のもとで教育・研究を進めているn そして、将来遭遇する生命科学の諸問題に、広い基礎と先端的な専門性を持って対応できる人材 を養成していかなければならないと考え、以下に示す人材養成の 3つの柱を策定している。生命科学研究科で養成する人材像
( 1 ) 生命科学の先端的知識・技術を開拓し、世界的なレベルで広く情報の発信を行える人材を 養成する。(
2
)従来の知識・技術では対応しきれない新しい問題にも対処できるよう、専攻横断的な教育 によって分子から個体群までの広い生命科学の基礎を修得し、それを応用できる人材を養 成する。(
3
)生命科学を人聞の生活の維持と向上のための科学と位置づけ、生命倫理や環境倫理に裏打 ちされた生命科学を推進する人材を養成する。3 2. 大学院教育カリキュラム 本研究科では、「高次生命システムの解析と維持・保全」を理念・目標として、 3つの専攻を設 置し、( i )分子生命科学専攻では、高次生命システムを分子機能から解析し、さまざまな生体分 子の構造と高次機能との関係を多面的かつ、系統的に解明するための教育・研究、( ii)生命機能 科学専攻では、高次生命システムを細胞間の相互作用の面から解析し、細胞が高次なシステムで ある器官を形成して、その機能を発揮する機構を解明するための教育・研究、( iii)生態システム 生命科学専攻では多様な生物から構成される生命環境について、高次生命システムの基本となる 生物多様性が形成され維持される機構を明らかにするとともに、多様な生物が生存するための環 境要因の役割を解析するための教育・研究を、それぞれ行うことを目標にカリキュラムを作成し ている。これらカリキュラムは、先述の大学院教育の理念・目標に沿った対応付けを行い、以下、 大きく 3つに分類することができる。 大 学 院 教 育 カ リ キ ュ ラ ム ( 1 ) 生命科学の先端的知識、技術を開拓し、世界的なレベルで、広く情報の発信を行える人材を 養成するためのカリキュラムとして、必須のセミナーと課題研究、ならびに選択の専門科 目(36科目)を開講している。 ( 2) 従来の知識・技術では対応しきれない新しい問題にも対処できるよう、専攻横断的な教育 によって分子から個体群までの広い生命科学の基礎を修得し、それを応用できる人材を養 成するためのカリキュラムとして、専攻横断的な3つの合同講義(生化学合同講義、細胞 生物学合同講義、生態学合同講義)と、以下に示す連携講座:ゲノム構造機能学特論(か ずさ DNA研究所)をはじめ、学外から専門性の高い非常勤講師による集中講義を実施して し、る。 ( 3) 生命科学を人聞の生活の維持と向上のための科学と位置づけ、生命倫理や環境倫理に裏打 ちされた生命科学を推進する人材を養成するためのカリキュラムとして、学外から専門性 の高い教員を非常勤講師による共通科目 AI生命科学特論」と共通科目 Bの I分子生命科 学特論」、 「生命機能科学特論」、 「生態シ,ステム生命科学特論」を実施している。 以上、これらの具体的なカリキュラムの内容に関しては、毎年度、学生便覧ならびに授業概要 を発行し、さらに、新入生のためのオリエンテーションを実施して、周知につとめているο また、平成 17年度の教務委員会において、キャンパスの分散状況下でも大学院生が講義を受講 し易くする方法を検討し、平成 18年度から新たなカリキュラム編成を展開することとしたο なか でも、生命倫理をはじめ、基盤となる必須科目を 4月に集中的に開講すること、完全なセメスタ ー制に移行すること、連携講座かずさ DNA研究所や協力講座浅虫海洋生物学研究センターで、そ れぞれの専門科目の講義を行うことなど、大幅な変更を決定した。
3 3. アドミッションポリシー 本研究科の入学者選抜(入学試験)の方針について以下に記した。この内容は、各年度の入学 者募集要項のなかで公表しているρ また、平成 17年度に改訂したホームページ上にも募集要項を 掲載し、 lアドミッションポリシー:受験生の皆さんへJ (以下の 4項目)を閲覧できるようにし てし、る。 ア ド ミ ッ シ ョ ン ポ リ シ ー ( 1 ) 生命科学関連の学部(理学部生物・化学系、農学部、薬学部、工学部生命科学系)卒業生 には、入学時において生物学又は化学の中の特定分野(例えは、有機化学、分子生物学、 生態学など)についての深い知識が要求される。 ( 2) 数理科学や物理学など、非生命科学系の学部や大学院で学んだ学生に対しては、異分野の 学識を生かして生命科学を専攻できるような入学者選抜法(非生物系の科目「数学、物理 化学など」のみで受験可能な専門科目試験)と入学後の教育システム(カリキュラム)を 用意Lている。 ( 3 ) 海外の大学を卒業した方や、すでに社会人としての生命科学関連の業務に従事した経験の ある)jに対しでも広く門戸を聞き、別枠での入学者選抜方法を用意している。 ( 4) 学問世界の共通語である英語能力については、どのカテゴリーの学生にも十分な基礎学力 が要求される。 これ士での入試状況では、毎年、 10名程度の受験生が、数学ならびに物理化学をそれぞれ選択 専門科目の1っとして受験し、生命科学以外の分野、主に工学部からの出身の受験生に好評を得 ている。
3…4. 学生定員 本研究科における 牛命科学研究科 専攻 、て以下の表iこ主と 29
1
3
生命機能科芋|生態システム 生命科学 16 38 17 39 17 1063-5. 志願者・入学者状況 平成13年度から 17年度における博士課程前期 2年の課程(図 3-5-1)ならびに博士課程後期 3年の課程(図 3-5-2)の志願者および入学者の状況をまとめた。前期 2年の課程においては、 第I期と第II期の年2回の入試を実施し、例年、入学者数に対して1.5倍前後の志願者数があり、 入学者数も総定員の 106名を超えている。後期 3年の課程への編入試験は、年度末に年1回の入 試を実施するとともに、前期 2年の課程から後期 3年の課程へ進学を希望する大学院生に対して は、進学のための資格審査を、前期2年の課程の修士論文発表審査会において実施している。 しかしながら、平成16年度ならびに 17年度における後期 3年の課程の志願者数は、総定員 47 名に対して約7!害Jにまで低下している。 各専攻ならびに各分野における大学院生の総数を次項にまとめた。 また、毎年、入試説明会とオープンキャンパスを開催している。 前期2年の課程志願者数と入学者数 250 211 200 150 100 50
。
H13 H14 H15 H16 H17 図 3-5-1志願者数と入学者数:前期 2年の課程 後期3年の課程志願者数と入学者数 50 40 30 20 10。
H13 H14 H15 H16 Hl7 図 3-5-2後期 3年の課程3 6. 各専攻 ・分野における大学院生の総数 博士課程前期 2年の課程ならびに博士課程後期 3年の課程の各専攻における大学院生の総数を、 図 3-6-1と図 3-6-2にまとめた。前期 2年の課程においては、平成 14年度の設立 2年目から 2学年が揃い、後期 3年の課程においては平成15年度から 3学年が揃った状況となる。それぞれ の定員の充足率としては、前期2年の課程ではいずれの専攻においても 100%を超えており、後期 3年の課程では、分子生命科学専攻と生命機能科学専攻が約70出前後で推移し、生態システム生命 科学専攻が約 90%超で推移している3 また、各研究分野における前期 2年と後期 3年の課程を合 わせた受入れ大学院生の総数を、 図 3-6-3にまとめた。 前期2年の課程院生人数 90 80 70 60 50 40 30 20 10
。
H13 H14 H15 H16 H17 ロ分子生命科学専攻・生命機能科学専攻口生態システム生命科学専攻 (定員29名/学年) (定員38名/学年) (定員39名/学年) 図 3 6 1大学院生人数推移 前期2年の過程 後期3年の課程院生人数 60 51 50 40 30 20 10。
H13 H14 H15 HIS H17 ロ分子生命科学専攻・生命機能科学専攻口生態シス子ム生命科学専攻 (定員 13名/学年) (定員17名/学年) (定員17名/学年) 図 3-6-2後期 3年の課程H17 H16 H15 H14 H13
。
20 H17 H16 H15 H14 H13。
20 H17 H16 H15 H13。
20 分子生命科学専攻院生人数 40 60 80 100 120 生命機能科学専攻院生人数 40 60 80 100 120 生態システム生命科学専攻院生人数 40 60 80 100 120 140 140 140 ロ生命構造化学 ・分子情報化学 ロ活性分子動態 ロ生命素子機能 ・遺伝子変異制御 ロ遺伝子調節 ロ情報伝達分子解析 ロ分子応答制御 ・生体機能分子設計(協) ・生体機能分子解析(協) 口生体機能分子制御(協) ロオルガネラ機能解析 ・増殖分化統御 ロ細胞壁構築統御 ロ多織化機構 ・器官111製 ロ微小脳解析 ・脳機能解析 ロ脳情報処理 ・脳構築 ・細胞シグナル機構(協) 口分子免疫(協) ・分化再生制御(協) ・神経機能制御(協) ・遺伝子機能(協) ・遺伝子導入(協) ロ遺伝情報動態 ・遺伝子機能制御 ロ臨界環鏡遺伝生態 ロ地圏共生遺伝生態 ・宇宙環績適応生態 ロゲノム継承システム ・生物多様性進化 ロ機能生態 ・マクロ生態学 ・植物構造機能進化(協) ロ地減生態(協) ロゲノム構造機能(協) 図 3-6-3各分野における大学院生総数の変遷3-7. 外国人留学生の総数 平成 17年度までの各専攻における外国人留学生の総数を表 37 1にまとめた。留学生の占め る割合は、前期 2年の課程では、総定員212名に対して例年3%以下左、後期 3年の課程では、 総定員 128名に対して 5∼10九程度と、いずれの課程においてもかなり少ない。 これら留学生のなかで、約半数が国費留学生で残り半数が私費留学生である。 表 3-7-1 外国人留学生の総数 H13 H14 H15 日16 H17 専攻 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期 2年 3年 2年 3年 2年 3年 2年 3年 2年 3年 分子生命科学 2 1 5 1 4 2 2 3 生命機能科学 1 1 3 生態システム生命科学 3 4 3 6 1 7 1 5 3 総数 3 6 4 12 2 12 2 8 6 6
3-8. 学位取得状況 平成 17年度までの各専攻における学位取得者状況について、修士は図 3-8-1 に、博士は図 3-8-2にまとめた。平成 14年度末に修士の第 1期生を、 15年度末に 13年度の編入学による課程 博士の第 1期生を、 17年度末に前期後期の 5年間をとおした課程博士をはじめて輩出した。 前期 2年の課程においては、毎年、 85∼90覧程度が規定年限内で修了し、次年度修了が数弘、退 学者が 10覧弱としづ推移になっている。退学者における本学出身者と他大学出身者との割合の聞 には有意な差異がみとめられなかった(表 3-8-1)。 後期 3年の課程においては、平成 13年度と 14年度入学の大学院について着目した場合、本学 出身者の 50出強が規定年数内で修了し、一方、他大学出身者では、 30∼40先程度が規定年数内での 学位取得となる。他大学出身者には、後期 3年の課程に編入学した大学院生も含まれており、編 入学者にとって、規定年限内(3年間)で、学位を取得するために必要かっ十分な研究成果を得 ることの難しさが見受けられる。 また、比較的長い育成期間を要する生物種や生態系を対象にした研究分野においても、規定年 限内での取得割合の低下傾向が見られる。 学位取得には、研究・教育職等々への就職も含め、十分な実力を備えていることが不可欠であ る。そこで、本研究科の博士論文の提出条件として、博士論文を構成する内容を含んだ第一筆頭 者としての欧文国際誌への投稿論文が少なくとも l報受理されていることを、求めている。この ことも規定年数内での修了を難しくする要因になっている。 学生にとっては経済的な面においても負担が生じるので、出来る限り規定年数内での学位取得 を目指した研究・教育の指導を続けている。その取組みの 1っとして、平成 17年度には欧文論文 を書くための特別講義「野口ジュデ、ィ教授による“英語科学論文の書き方” jを開講し、大学院 生にとっての実践英語の学力向上をはかった(図 3-8-3)。 また、学位論文の審査を随時実施することで、規定年数を超えた大学院生にとっての便宜をは かっている。 学位取得人数(修士) 45 40 35 30 25 20 15 10
。
H14 H15 H16 H17 |ロ分子生命科学専攻・生命後能科学専攻ロ生態システム生命科学専攻| 図 3-8-1各専攻での学位取得者状況:修士学位取得人数(博士) 20 15 15 15 10 5
。
H15 H16 H17 |ロ分子生命科学専攻・生命機能科学専攻口生態システム生命科学専攻| 図 3-8-2各専攻での学位取得者状況:博士 表 3-8-1 博士課程(前期 2年)の課程の動向 学位(修士)取得状況 入学年度 H13 H14 H15 H16 入 学 者 数 121名 106名 115名 107名 (本学 ・他大学) (60・61) (57・49) (49・66) (51・56) 規定年数内修了者 107(88)判 95 (90)略 95 (83)協 95 (89判) (本学 ・他大学) (52・55) (50・45) (40・55) (44・51) 次年度修了者 2 (2)弘 3 (3覧) 4 (3)免 (本学 ・他大学) (2・0) (2・1) (2・2) 未 修 了 在 学 者。
。
3 (3%) 9 (8)見 (本学 ・他大学) (2・1) (5・4) 退 学 者 12(10)協 8 (8)覧 12 (10)免 3 (3見) (本学 ・他大学) (6・6) (5・3) (5・7) (2・1) 転科 1 (1)覧 (本学 ・他大学) (0・1)表 3-8-2 博士課程(後期 3年)の課程の動向 学位(博士)取得状況 入学年度 H13 H14 H15 進学・編入学者数 34名 36名 44名 (本学・他大学) (23・11) (24・12) (36・8) 規定年数内修了者 16 (47)免 18(50)出 26 (59)免 (本学・他大学) (13・3) (13・5) (13・5) 次年度+次次年度修了者 7+4 (32)免 8+ (22)免 (本学・他大学) (4+3・2+2) (5・3) 未修了在学者 1 (3)九 3 (8)見 9 (20)免 (本学 ・他大学) (1・0) (2・1) (9・0) 退学者 6 (18)免 7 (19)免 9 (20)免 (本学・他大学) (3・3) (4・3) (6・3) 図 3-8-3 野口ジュデ、ィ教授による“英語科学論文の書き方” (平成 18年 1月 12-14日)
3-9.大学院教育の活動状況 大学院教育の活動状況の一指標として、大学院生による執筆論文数、ならびに国際 ・国内学会 等での発表数を調査するとともに、これら学会発表等における表彰について表 3-9-1 大学院生 の受賞一覧にまとめた。図 3-9-1は、大学院生による学会発表数を示し、設立 3年目の平成 15 年度以降で、ほぼ一定状況に達している。 図 3-9-2は、論文数とそれに関わった大学院生の延 べ人数を示し、設立4年目の平成16年度以降でほぼ一定状況に達している。 各年度に発表された論文数を、仮に、後期3年の最終年次の大学院生が執筆したものとすると、 分子生命科学専攻では 3.2∼3.8報を、生命機能科学専攻においては約 l.5報、生態システム生命 科学専攻では 1.6∼2.4報を執筆したと算出される。また、論文に占める大学院生の延べ人数と論 文数との比較により、いずれの専攻においても 1つの論文に対して平均約 l.5人の大学院生が関 与していることとなり 、個々の大学院生がそれぞれ独立した研究テーマに対して、責任を持って 担当していることが推測される。 大学院生による学会発表は、毎年、論文数(延べ人数)の約2倍の件数が行われている。 平成16年度の入学者からは、複数レフェリーによるレビューのある国際誌に、博士論文を構成 する内容を含んだ第一筆頭者としての欧文論文が 1報以上受理されていることを、学位取得のた めの実質的な必要条件としている。学位取得には、研究・教育職等々への就職も含め、十分な実 力を備えていることが不可欠であるので、学生による論文発表や学会発表の機会を出来る限り増 やし、質の高い教育 ・研究指導を引き続き展開し、本研究科における教育理念 ・目標の達成を 指している。 学生学会発表数(延べ) 180 160 160 140 120 121 120 100 80 60 40 20
。
H13 H14 Hl 5 H16 H17 |ロ分子生命科学専攻・生命機能科学専攻ロ生態システム生命科学専攻| 図 3-9-1大学院生による国際・国内学会発表数院生執筆論文数 45 40 40 35 35 30 25 20 15 10 5
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H13 H14 H15 H16 H17 |ロ分子生命科学専攻・生命機能科学専攻口生態システム生命科学専攻| 向上院生人数(延べ) 70 60 53 53 50 40 30 20 10。
H13 H14 H15 H16 H17 |ロ分子生命科学専攻・生命機能科学専攻口生態システム生命科学専攻| 図 3-9-2大学院生による論文発表数表 3-9-1 大学院生の受賞一覧 年 度 分 野 学生氏名 号嘗内容 平成13生物多様性進化 西 野 晃 子 第49回日本生態学会ポスター優秀賞 平成14生体機能分子設計 五 十 嵐 城 太 郎 東北生物物理奨励会・学生優秀発表賞 情報伝達分子解析 遠 藤 光 晴 生命科学研究科長賞 脳情報処理 井 上 謙 一 東北大学総長賞 脳 構 築 佐 藤 達 也 井上研究奨励賞 分子免疫 矢 島 佳 央 里 生命科学研究科長賞 宇生宙物環多境様性適応進化生態 膏吉藤田 綿卓子司 生日命本宇科宙学研生物究科科学長会賞優 秀 発 表 賞 地域生態 土 居 秀 幸 Radioisotopes論文奨励賞 平成15生命構造化学 塚 野 千 尋 日本化学会第84春季年会学生講演賞 情報伝達分子解析 太 田 祐 作 生命科学研究科長賞 分子応答制御 山口 ノム人ミ,三じと4、 Journal of Plant Research Best Paper Award 2004 分子応答制御 両 橋 芳 弘 生命科学研究科長賞 生体機能分子設計 五 十 嵐 城 太 郎 東北大学総長賞 生体機能分子設計 鈴 木 登 紀 子 黒田チカ賞 細胞シグナル機構学 谷口 俊 介 青葉理学振興賞 細胞シグナYレ機構学 谷口 俊介 生命科学研究科長賞 細 胞 シ グ ナfレ機構学 佐 藤 裕 公 生命科学研究科長賞 潰伝情報動態 曽田 匡洋 生命科学研究科長賞 地圏共生遺伝生態 平 山 純 太 第20回日本微生物生態学会ポスター賞 宇宙環境適応生態 北 津 大 典 日本宇宙生物科学会優秀発表賞 宇宙環境適応生態 北 津 大 典 日本植物学会東北支部大会学術奨励賞(ポスター 賞) 生物多様性進化 西 野 晃 子 第49回日本生態学会ポスター最優秀賞 生物多様性進化 松 島 野 枝 第49回日本生態学会ポスター優秀賞 機能生態 森 長 真 一 生命科学研究科長賞 機能生態 安 村 有 子 黒田チカ賞 地域生態 土 居 秀 幸 Student Presentation Awards of the 1st Korea Japan Joint Symposium on Limnolo同f 地域生態 土 居 秀 幸 Student Travel Awards of the North American Bentholo只ical Society 52th Annual Meetin広 地域生態 土 居 秀 幸 青葉理学振興会賞 地域生態 土 居 秀 幸 生命科学研究科長賞 平成16生命素子機能 今 野 歩 東北生物物理奨励会学生優秀発表賞 情報伝達分子解析 堀 田 祐 司 生命科学研究科長賞 微小脳解析 渡 遁 英 博 生命科学研究科長賞 地域生態 土 居 秀 幸 生命科学研究科長賞 ゲノム継承システム 佐々木和宏 生命科学研究科長賞 生体機能分子設計 鈴木登紀子 生命科学研究科長賞 細胞シグナル機構学 原 芳 伸 生命科学研究科長賞
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機能生態 小 野 田 雄 介 東北大学総長賞 平成17生命構造化学 庄 司 宗 生 日本化学会第86春季年会学生講演賞 植物生殖遺伝 箱 崎 宏 和 GGS Prize(GGS論文賞) ゲノム継承、ンスァム 遠 藤 誠 GGS Prize(GGS論文賞) 生物多様性進化 吉野 JL 第51回日本生態学会ポスター最優秀賞 地域生態 土居秀幸 2Enxcd Jellaepnatn- PKoosrteaer T Porienst Sentyamptoiosni Aum owarn Ld iimn tnolheo 疋V 生体機能分子設計 千 田 倫 子 東北生物物理奨励会・学生優秀発表賞 器官創製 佐 藤 伸 東北大学総長賞 遺伝変異制御 今井 勝 生命科学研究科長賞 神経機能制御 佐 藤 隆 行 生命科学研究科長賞 生物多様性進化 津 田 真 樹 生命科学研究科長賞 生命構造化学 塚 野 千 尋 生命科学研究科長賞 増殖分化統御 千 田 淳 司 生命科学研究科長賞 宇宙環境適応生態 菅野祐司 日本植物学会東北支部大会奨励賞 宇宙環境適応生態 斉 藤 綿 子 生命科学研究科長賞3-10.大学院修了者の進路から見た大学教育の効果 平成 17年度までの大学院博士課程前期 2年の課程修了者の進路状況を図 3-10-1に示した。 大学院博士課程後期 3年の課程への進学者は、僅かではあるが減少傾向にあり、平成 17年度には 30出が進学となっている。また就職先の大部分は製造業であり、バイオテクノロジーやバイオサイ エンス分野を有する食品、化粧品、製薬、化学などの企業が中心である。また、平成17年度には 情報通信分野への就職も拡大している。 平成 17年度までの大学院博士課程後期 3年の課程修了者の進路状況を、表 3-10-1に示した。 学位取得後に、その半数が、大学、研究機関、民間等においてポス トを得て、25-30協が国内外の ポスドク研究員として、それぞれ勤務を始めている。残り 20-30%が学位取得後の就職が未定で あり、そのほとんどは、学位を取得した出身分野において研究生として研究活動と就職活動を引 き続き展開している。 社会人学生の受入れ実績は、平成13年度に大学院博士後期 3年の課程に編入学した 2名があり、 し、ずれも標準修業年限内で学位を取得後、元の職場に復職している。それ以降は、社会人学生の 受入れ実績はない。 進路状況 120 100 80 60 40 20 H14 H15 H16 H17 |口進学者数・就職者数口その他| 就職先内訳 60 50 40 30 20 10
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H14 H15 口農・林・漁業 ・建設業 口電気・ガス・熱供給・水道業・情報通信業 ・医療・福祉 口教育・学習支援業 ・サービス業 口公務 H16 H17 口製造業 口卸売・小売業 ・複合サービス事業 口その他 図 3-10-1博士課程前期 2年の課程の修了者 進 路 状 況 と 就 職 先 内 訳表 3-10-1 博士課程後期3年の課程の修了者進路 15年度 16年度 17年度 国 内 外 国 小 計 (お) 国 内 外 国 小 計 (九) 圏 内 外 国 小 計 (見) 民間企業 2 2 (13) 2 2 ( 8) 5 5 (13) 大学 2 2 (13) 5 3 8 (32) 8 9 (24) その他研究機関 3 4 (25) 4 4 (16) 2 2 (5) ポスドク 2 3 5 (31) 5 6 (24) 10 1 11 (29) 研究生・未定 3 3 (19) 4 5 (20) 10 11 (29) 言十 10 6 16 20 5 25 35 3 38
3-11.学術振興会特別研究員(DC,PD)の受入れと指導 本研究科では、積極的にPDの受入れをはかり、かっ、後期課程の学生に対しては、より高度 な人材育成の研究教育の一環として、 DCへの応募を奨励している。図 3-11-1に示すとおり、 D Cの採択者数は毎年、増加傾向にあり、平成 17年度には 17名が採択され、後期課程に在学す る大学院生全体の約 15%を占める。さらに、毎年 10名前後のPDと、平成16年度 l名、 17年度 3名の外国人特別研究員、ならびに同じく平成 16年度 1名、平成 17年度 3名の海外特別研究員 を有している。以上のことから、本研究科では、学術振興会特別研究員の積極的な受入れと指導 がなされていると判断できる。 日本学術振興会特別研究員採用人数 18