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感染性心内膜炎に羅患後,Bentall法と僧帽弁置換術を同時に施行し,順調に経過し得たマルファン症候群の1例

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Academic year: 2021

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当科では電気で顔面筋を他動的に動かすことを 目的に,その治療点として東洋医学の“ツボ"を使用 しているので,針麻酔と当科で行なっている針治療の 意味は全く異なる. 9.前頭j同結石のl症例 (第二病院耳鼻咽喉科〉 。 宮 野 良 隆 ・ 相 津 晴 子 ・ 荒 牧 元 今団,我々は比較的マレとされる前頭洞結石症を経 験したので若干の考察と共に報告したレ. 症例は

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歳男性で前頭部頭重感を主訴に来院した患 者である. 現病歴として昭和59年2月初旬より前頭部痛,咽頭 痛が出現し,特に臥床時に増強した.又,同時に両眼 がかすむ感じがあった. 耳鼻科学的所見としては左鼻内にポリープが存在す る以外,病的所見は認められなかったが同時に撮影さ れた

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にて前頭洞内に結石様陰影がみられた. 既往歴としては,慢性肝炎,糖尿病がみられた他, 昭和55年当科にて前頭洞手術の既往が認められた. CT撮影にて左前頭洞内にhighdensity massが存 在し, osteomaに相当する像を得た. これらにより,我々は前頭洞内結石症の診断下に手 術を施行した. 手術は前頭

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向オギノ式手術により行なわれ,前頭洞 内に2X1.5cmの結石を認め,摘出した.又,同時に鼻 ポリープ摘出術および節骨蜂巣開放術を行なった. 前頭洞結石症は比較的マレな疾患であり, 自覚症も 少なく,発育も緩慢であるため,発見される事が

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な い疾患である. 今回,我々は手術時所見と共に摘出した結石を呈示 し報告したい. 質問 (耳鼻科〉石井哲夫 耳鼻咽喉科領域でも好酸球増多例をみますが, cationic proteinは問題となるのでしょうか? 応答 (循環器内科〉関口 守衛 好酸球増多があると心臓病が必発するとは限らない のですが,好酸球がある不明の原因によって脱穎粒を 生じた場合に血液中にcationicproteinが増大しt心臓 毒になると考えられています. この方面は未知の領域 が多いのです. 質問 (糖尿病センター〕大森安恵 本疾患の場合にみられる心電図変化の特徴は? 応答 (循環器内科)関口 守衛 好酸球増多症ないし好酸球よりの脱穎粒が増加した 一-892 結果おこる心疾患の場合の心電図変化はほとんどあら ゆるものが出るといってよいと思います〔関口ら-臨 床科学, 20: 832, 1984). 10.上室性頻拍を主徴とし好酸球増多症を合併した 23歳男性例 。関口 守衛・鴨川由美子・岳 マチ子・ 小笠原定雄・大西 哲 ・ 青 崎 正 彦 (心研内科〉広沢弘七郎 23歳男性, 12歳時に偶然、学校で脈を測ったら心拍数 が多いのに気付いたことがある.17歳時に感冒擢患時 に近医受診し,心拍数180/分と心陰影拡大を指摘され て某院に入院,好酸球増多症(2.500-4,000/mmりを 指摘された.同年東京女子医大心研受診.心拍138/分 で上室性頻拍が認められ入院した.プロカインアミド, プロプラノロール,キニジン,ジソピラミドや電気除 細動などおこなうも奏効せずジゴキシン投与20日頃か ら徐々に心拍数が正常化した.当時の心カテ所見では 心内圧正常,電気生理学的検査でも著変をみなかった. そこで右室からの心内膜心筋生検が行なわれ,心筋細 胞の配列の乱れ,断裂の他に心筋間質の線維化が認め られ心筋炎後変化かと考えられた.然しむ内膜肥厚や 好酸球浸j閏は認められなかった.その翌年再度某院に 5日間入院したことがある.22歳時に頻拍による動停 が強くなり,心電図では2 1の心房粗動,一過性心 房細動を,ホノレター心電図では心拍数230/分 の 狭 い QRS幅の上室性頻拍と一見心室頻拍を思わせる幅広 いQRS波の心室内変形伝導の上室性頻拍の混在を認 めた.基本的心電図はし、わゆる左房調律型の異常性心 房調律では実肥大所見を伴っていた.心カテ所見では 左 右 心 内 圧 正 常 で , 心 係 数3_6l/分

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,左室駆血率 53%,冠状動脈像は正常であった.電気生理学的検査 でのoverdrivesuppressionでは著変なく洞機能障害 は認められなかったが異所性自動能克進が示唆され た.なお頻拍当時の心胸比は58%であったが,それが 改善した4週後では50%であった.そこで右房,右室 の心内膜心筋生検を施行した.右房では心内膜肥厚と 心筋間質線維化を,右室では僅かに間質線維化をみた. 本例は好酸球性心疾患と考えられ,心房にも病変が 波及したと思われ,上室性不整脈の一因に好酸球の免 疫学的異常反応による心毒性変化を考える必要性を示 唆する症例である. 11.感染性心内膜炎に擢患後, Bentall法と僧帽弁 置換術を同時に施行し,順調に経過し得たマル

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ファン症候群のl例 (成人医学センター)

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能 美 伸 子 ・ 山 口 い づ み ・ 堀 江 俊 伸 ・ 窪 倉 武 雄 ・ 渋 谷 実 〔 心 研 外 科 〉 橋 本 明 政 マノレファン症候群における僧帽弁閉鎖、不全症, An nulo aortic ectasia(以下AAEと略す)は,直接死因 となる重篤な合併症である.これらの病変の自然、歴を 含めての長期予後についての報告は少ない.今回我々 は心血管系病変の経時的変化を17年間にわたり観察し た1例が,感染性心内膜炎に擢患し, Bentall法と僧帽 弁置換手jiJを同時に施行したが,術後3年目の現在,順 調に経過しているのでここに報告する. 症 例 :T.H.,男子, 19歳,大学生. 経過:生下時には異常に気付かれていない.1歳時, 肺門リンパ腺炎で入院した際に心雑音を指摘された. 3歳時,東大でマノレファン症候群と診断され心臓カ テーテル検査を施行した結果,心血管系は正常であっ た. 6歳時,当科初診し,僧帽弁逸脱症候群を指摘さ わし,精査目的で入院した.左心カテーテル検査にて僧 帽弁逸脱症候群(閉鎖不全ははっきりしなしうと AAE を確認した.13歳時,前胸部 左胸部,左上腕の終痛 と脱力感が出現し,大動脈解離を疑われて入院となっ た.左心カテーテル検査の結果,僧帽弁閉鎖不全の出 現と AAEの著明な増大を認めたが,大動脈弁閉鎖不 全と大動脈解離の合併はなかった.

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歳時,気胸で入 院したが, この頃より聴診上大動脈弁閉鎖不全の出現 を認めた.17歳時,感染性心内膜炎に擢患し入院となっ た.ペニシリンBの大量投与にて心内膜炎が治癒した 時点で,心臓カテーテル検査を施行し,僧帽弁閉鎖不 全II度とAAE(大動脈弁閉鎖不全III度を伴う〉を認 め,さらに軽度の左心機能の低下を合併していた為に 手術適応と判断した. {曽帽弁置換術と Bentall法を同 時施行したが, 19歳の現在,順調で、ある. マノレファン症候群の自然予後は悪く,特に感染性心 内膜炎に薩患すると僧帽弁臆索断裂などから急性左心 不全に陥り,死の転帰をとることが多い.しかし綿密 なる経過観察にて異常を早期に発見し,適切な時期に 外科治療に踏み切ることにより,予後は著しく改善さ れるものと思われた. 質問 ( 循 環 器 内 科 〉 青 崎 正 彦 1.このようなBentallと僧帽弁置換術を経験され たのは何例ぐらいありますか. 2. AAEを経時的に観察し,大動脈弁閉鎖不全の出 63 現をみた症例はとやれくらいありますか. 応答 ( 循 環 器 内 科 〉 能 美 伸 子 1.今までに5例, AEEの修復術を含めると 6例で す.手術成績は良好です. 2.来院時すでにAAE,大動脈弁閉鎖不全,大動脈 解離を認める症例がほとんどで,幼児期より AAEを 経過観察し大動脈弁閉鎖不全の出現を認めたのは,こ の症例1例でした. 12.心 タ ン ポ ナ ー ゼ を 伴 っ た 急 性 解 離 性 大 動 脈 癌 11型に対する l手術治験例 (心研外科〉

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北 村 昌 也 ・ 徳 永 裕 之 ・ 山 岸 正 秀 ・ 福 地 晋 治 ・ 副 島 健 市 ・ 橋 本 明 政 〔 心 研 内 科 〉 内 山 通 子 ・ 雨 宮 邦 子 ・ 松 村 研 三 ・ 中 村 憲 司 急性解離性大動脈癌II型に大動脈弁逆流・心タンボ ナーデを伴ったMarfan症候群の28歳男性に対し,緊 急Bentall手術を行ない経過良好であった.18歳時,日 本医科大学病院で左自然気胸の手術を受け, Marfan 症候群と診断された.

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歳時,同病院で右限水晶体摘 出術を受けた.昭和60年1月15日頃より左肩強直・微 熱を認め,近医を受診したが,胸部X線その他に異常 はなかった.1月22日,スキーをしていた時に胸部 右 肩の痛み・呼吸困難が出現し,長野県がん検診・救急 センターに緊急入院した.同センターでUCG,CTに て解離性大動脈癌・心タンポナーデと診断,降圧療法 で経過観察されたが,心胸郭比が増大したため 1月 30日,当院に転院となった.入院後,内科的治療を続 けたが,心タンポナーデ・左心不全の進行を認めたた め,大動脈癌切迫破裂の可能性を考慮し昭和60年2月 2自に緊急Bentall手術を行なった.心膜切開すると, 1,OOOmlの陳旧な血液が貯留しており,大動脈癌は8X 8cmであった.大動脈解離は,両冠動脈ロ近接部より 上行大動脈に及び,大動脈弁輸は拡大し,大動脈逆流 を伴っていた.SJM27A弁と径30mmの人工血管を用 いてBentall手術を行なった.病理組織検査では,大動 脈の嚢胞性中膜壊死と左室心筋細胞の肥大を認めた. 3月初日の大動脈造影で大動脈弁逆流はなく,上行大 動脈および冠動脈の血流は良好であった.術後経過は 順調で 4月4日に退院した. 質問 破裂部位はどこに認められたか. 応答 (循環器外科〉北村 昌也 心タンポナーデを来した大動脈癌は切迫破裂の状態

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