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人汗腺の構造と皮腺より見たる女性皮膚の特徴

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入汗腺の欝造と毒腺より見ブこる女性皮膚の特徴

東京女子讐興野門學校解剖學激室

藪隅隅學博士伊東

イ トウ

俊 夫

トシ ヲ 汗腺の形態學に即する問題に關して余は既に東京女讐學會既判に於て述べた事がある。(東京女 川學會雑誌11巻4號267頁)。ここでは出來るだけ重複を遜けて,その後の研究成績を述べ,更 に:女性皮膚の特徴に馨して言及したv・。 周知の如く入皮膚には汗腺皮脂腺乳腺等があり,各異なる分泌物を産生し,その構造及び分泌 檬式に鞭ても異る所がある。特に汗腺はSchiefferdeckerによりapokrin汗腺とekkrin汗腺(a一・ 汗腺とe一汗腺)とに分類された。tt ≠ヘ剛者を分類する上に最:も重要なる根擦として分泌様式の 絹異,畿生得上の相異及び分布上の相異の三黙を揚げたp分泌様式の相異とは,e一汗腺に於ては 一般腺細胞に於ける如く腺細胞内にて産生された分泌液は細胞遊難表面を滲透して誹出され,細 胞の外形には殆んど革茸がないが,a一汗腺に於ては腺細胞の遊離衷面から腺腔内へ原形質性突起 (分泌突起)が出され,それが即断されるか或は破れて腺腔内へ落ちる。從って腺細胞の外形に著 明なi馴化が現はれると共に原形質の一部に歌損が起ると考へられる。この2種類の分泌様式は Schiefferdecker以前に既に知られて居たが,氏によって初めてapokrin及びekkrinと名附け られ,それ以後は汗腺のみならす他の腺もこれによつて分類さるNに至った。氏の時代には apokrin性分泌を螢むものとしては乳腺と腎上皮位しか知られて居なかった様であるが・その後 他の器官に於てもこの分泌檬式をとるものがある事が次第に知られて來たD弾琴野上の相異と は,e一汗腺は直接表皮細胞より嚢生するが, a一汗腺は毛嚢上皮より襲生すると言ふのであって, 從って前者の排泄管は皮膚表面へ,後者のそれは原則として毛嚢内へ開口する。併し毛嚢上皮は 表皮より襲生するのであるからこの相異は:根本的なものとは言ぴ難い。次ぎに分布上の相異と は,人皮膚に於てはe一汗腺は皮膚全面に亘って分布して居るのに封し,a一汗腺は一定の限局せ る罷部位例へぱ腋窩,外幾道:,肛門周園,陰阜(恥丘),鼻翼,眼瞼,乳輪等にのみ存在する。 以上¢)他一般に最:もよく知られ,分類上最も多く利用される相異はa一一ve腺の腺管は太く腺腔 も廣v・事である。Schiefferdeckerはその他多激の相異黒占を塁げて居る。 Schiefferdeckerは如上の根嫁より汗腺をa一汗腺とe一一汗腺とに分類し,爾者は全く別個の連 繋なき汗腺なりと結論したのである◎その後氏の分類法は一一・mftの承認する所となり,今日汗腺の

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2 研究は氏の肇醗上に立って行はれて居ると云ふも過言ではないd 然るに最近に至って吾々の所で蛮土谷は,聖画にも述べた如く・ 日本入腋窩皮膚を詳細に研究 し,距汗腺の中にもe一汗腺とよく似た腺細胞から出動たものがある事・特にe一汗港内にa一汗 腺細胞と同じ性質を持つた腺細胞が出現することがあるのを認めた。この研究によって,繭汗腺 が全く別個の漣繋なき腺なりとのSchiefferdeckerの設は疑問となった。叉萱氏は日本入腋窩 皮膚の研究によって,爾汗腺は8歳頃迄は構造上の相異は僅かで共にekkrin性分泌を螢むが, 8歳以後a一汗腺は初めてapokrin性分泌を行ひ,構造上の相異も顯著となる事を知った。即ち 爾種汗腺は初め構造上に於ても極めて類似するが,思春期に近づけばa一一汗腺が攣化して,初め て相異が完成するものと云ふべきである・即ち爾者の相異は二次的のものであb・根本的のもの ではなV・様容ある。 Sch iefferdeckerは両汗腺の分類に當って腺細胞の分泌解式に最重囲を置v・た事は云ふ迄もな V・。所が余のその後の研究によればe一一汗腺も亦apokrln性分泌を螢む事が分つた。壷昼も既に e一汗腺Va apokrin性分泌があるらしv・黙を指摘した。叉Schiefferdecker自身も今日にして思へ ばe一汗腺のapokr癒性分泌を認めて居kのであるが,これを恐らく病的押脚に於て起るものと 考へ 滴欣分泌(Tr6pfchensekretion)と呼び, apokrin性分泌とは考へなかった。 e一汗腺のapokrin性分泌を蓮べる前に、a一汗腺と e・一汗腺との構邉に出して簡軍に述べる必要 演ある。 汗腺は管歌腺特に毬歌腺であって,腺鰐は幽く毬歌に迂曲した腺管よ抄成る。a一汗腺の腺管は 太.く且つ腺腔も廣v・事は周知の如くで,それを園む腺細胞も大きく規期正しく晶暦に配列し,粗 大なる分泌穎粒を含む,このものはエオジンに染まり,腋窩皮膚のa一汗腺に於ては腺細胞の先 端部にある大なる分泌穎粒は脂肪厚憲を呈する。核も解きく大なる球形の核小盟を持つ。.この腺 細胞にaPQI〈rin性分泌の認められる事は周知の如くである。腺細胞間に細胞闇分泌小管はな い。これに封してe一汗腺の腺管は細く,腺腔も一・maに狡く,これを園む腺細胞も小さい。核も 小さく小なろ核小津を含む。腺細胞の形は不規則で,その配列も不規則になり,且つ多くの揚合 2列に配列する。從って腺細胞の中には表暦を占めて腺腔に臨むものと,基底部に在って腺腔に 接しなv・ものとがある。爾者に於てGo且gi装置の形態が相異する事を余は誰i明し,前者を表暦 細胞,後者を基底細胞と名附けた。基底細胞の聞には細胞間分泌小管がよく獲達して居や。染色 標本に於て・は…般に表暦細胞1ま晴調で,基底細胞は明調である。この2種の腺細胞ぱ共に分泌機 能を有し,基底細胞も決して軍なる補充細胞ではない。その分泌物は細胞聞分泌小管を通って腺 腔内へ逸られるものであらう。表帯細胞の分泌頼粒は微細であってヘマトキシリンに強即する が,基底細胞のそれはやN粗大で且つエオジンで染まる。染色上より見れば爾細胞の分泌物は異 なる性質を持つものと考へられる。若しこれが眞ならばe一汗腺の分泌物は軍一ではない。表暦 細胞を仔細に観察すると,屡々その遊離表面から腺腔内へ原形質性の突起が出され,それが腺腔内 に落ちて居るのが認められる。これを見ればe一汗腺にも,apokrin性分泌があるものと云ばざ 一一 2 一

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るを得ない。この重大なる事實を余は最初腋窩皮膚のe一汗腺に於て認めたのであるが,その後 頭部,四肢,胴の皮膚に歴て臨例外なく確認ずる事が出來たので,更に廣く研究を進めると共に 漸i静臥表する豫定である。 以上の如くSchiefferdeckerの所謂e一汗腺もapokrin性分泌を行ふものとなれば,氏の汗腺 をa一汗腺とe一汗腺とに分類する分類法は入類に於ては断雲ではない。人汗腺は総てapokrin腺 であると改めらるべきである。併し構造及び大きさの異なる2種の汗腺の存在は眞であるから, Schiefferdecker以前の如く大汗腺と小汗腺とに分類する方がむしろ正しい。併し爾汗腺はSch− i・ff・・d・・k・・の云ふ如く盈連繋なき別個の汗腺ではあり得ない.瀦の間には移行型があり混 合型がある。併し混合型は腋窩の如くa一汗腺とe一汗腺とが共存する部位のe一汗腺にのみ出現す る事は,吾々の現在迄の研究では湖面である。これはかNる部位にはa一汗腺を畿生せしむる如 き因子が組織にあって,それがe。汗腺にも働いて抗一汗腺と同じ性質を持つた腺細胞を作るもの と考へられる。 温血せる如く人類の皮膚に出てはe一汗腺は全身にあまねく分布し,a一汗腺は:一定部位にのみ 限局的に存在するが,他の哺乳動物ではこの關係が反封である。即ち艦表の大部分を占める有毛 部皮膚にはa一汗腺が存在し・e一汗腺は犬猫の足脇豚のRttsselscheibe野毛Qない部分及び洞 毛(Sinushaare)の存在する部分等限局された部位にのみ存在する。 Sch五efferdeckerはこの難 より一般哺乳動物をアポクリン腺動物(a−Drtisen−Tiere)1とロ乎び,人類をエツタリン腺生物(e− DrUsen−WeSen)と呼んだ。所が猿に乾てこの中間型が見られる。即ち猿の有毛部皮膚にはa一汗 腺が存在するが,それに混じてe一汗腺も存在する。叉所によっては有毛部はa一汗腺がなくて e一汗腺のみが存在する。この窯より猿は著しく入漁に近い汗腺癌を持つものと云ひ得る。Schief− ferdeckerはかNるものを混合腺動物(GemischtdrUsige Tiere)と呼んだ。以上の事實よりa.一汗 腺が幽く分布して居る動物程下等であると云ふ假定が生するのである。 所が人胎児の皮膚を槍らべた研究によると次の如き興味ある所見が見られる。Carossiniは俘 太利人の胎見に於て身罷諸所にa一汗腺の原基を認め,これは後に浩失するものであらうと蓮べ た。Schiefferdeekerも回心国論見の顔面にa一汗腺の原基を認めた。.最:近臣藤光;氏は黒人,ア イヌ,猫直入及び日本人の胎兇の皮膚に廣くa一汗腺の存在する事を認め,日本人と凋介入胎冤 ではアイヌと黒人胎鬼に於けるよりその分布が占い事を確めた。斯の如く人類も胎生時に於て動 物の如く一一ue全身にa一汗腺を有する時期を経過する事は個回護生は系統誌面を繰返すと…云ふ生 物面上の法則を具現するものとして興昧がある。然るにHommaは14歳乃至15歳の小児に 於て腋窩にa一汗直なく,他の腿部位には勿論なしと云ひ,Herzenber9は44例の小晃(新産児 乃至14歳,ロシア人)に於て陰阜,晦部等に:a一汗腺なしと云ふ。これは萱氏の研究より見る も観察の不十分によるものであらう事は想像される。工藤氏は2歳の男児に於て陰阜にa一汗腺 を認めて居る。 Schiefferdeckerはa一汗腺分布の人種的差異をも研究したが,支那人男子に於ては陰阜に多激

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4 のa一汗腺が有在し,腹部皮膚にも存し,四獣に竜少激乍ら有在する。黒人男子に於ては陰阜に 存在し,豚部の下部と中部には存在するが,土部や胸壁には獣評する。Ja一 一一ストラリア人男子に 於ては耳下腺鷺にも認めた。然るに猴逸入男『rに於ては以上の諸部にはa一軒腺は認められな V・。但し婆然有在しないのではなく有在するも極めて少激であらうと云って居る。事實38歳男 子の陰阜には少激乍らこれを認めたと嚢ふ。如上の域績からSchiefferdeeker圃蜀逸入は生物學 粧に最も獲蓬した入種であると言はんとして居るが,これは融米町者の常に試みる常套的結論で あって,今日迄に厘々その縛めに誤謬を冒した。ff本人男芋に於ては如何,遺憾乍ら余の知る限 加こ鞭て工藤氏の少激例に就ての研究があるのみである。氏は4例中2例に於て陰阜に,1例に 於て下腹部にa一一汗腺を望見した。胸部には余の今日迄の経験によれぽ存在しない様に思はれる。 叉Hom岬が米國黒人男子に就て行った研究によれば, a一汗腺が陰阜,下腹部のみならす胸部 にも存在する例がある(2例)。

以上Schief蹴decker, Homma,工藤等の研究を綜合すれば, a一汗腺の分布には人種的差異が

ある如く思はれるが,Hommaの副司白人男子に就いての研究は8郷中2例に過て陰阜のみなら す下腹部にもa一汗腺が秀布する事を示した。 更にSchiefferdeckerが猫逸婦人に潤て桧らべπ所によると,5例申総例に於て陰阜に馬鞭の a一汗腺があり,更に2例中1例に於て下腹蘇にもa一隅涼が認められた0又男子の陰嚢皮膚には a二軒腺がないのに女性ゐ大陰唇には有在する。以上の所見からSchiもfferdeckerは女子は男子よ り生物禦的に襲蓬が低いと経論せんとして居るが,他方に於て性的差異とも考へられるとし,女 子は一般に男子に比してa一群腺に富むもので,例へば腋窩皮膚に予ても男子よりa一汗腺が多v・ と蓮べた。’然るにHommaの研究によ巾,ぱ,米國白人女子(3例)に於てはa・一汗腺は陰阜にの み限られ,男子に於て却って8例中2例に於て下腹部迄分布する。同じ傾向の研究が日本に於て も少数の學者によって試みられた。工藤氏は陰阜に於て4例中全例にa一汗腺を認め,石川氏は 22例中4例に,加藤一峯塁壁は陰阜に於ては8例中7例に,下腹部に於ては92例中31例に 於て認めた・これによって見れ四日寺入女子に於でも陰1詳には大多数の人に毎汗腺があり・下 腹部にもa一汗腺を持つ婦入のあう事が分る。その出現頗度は大罐に於て猫逸入女子と攣る所が ない。 以上により恥汗腺分布に下し,人種的,性的差異を愛はんとすれば,更に多判例に:就て嚴密 なや研究が必要である事が分る。 以上述べ來つた所見より考察するに入電に於ても齢生時に撃ては全身皮膚にa・一汗腺を嚢生せ しむる因子が存在するが,やがで一定部位を除いて潜在的となり,別って継松の途次a一汗腺は 消馴するが,一定部位に於てのみ獲達する。その部位が入種性,野人によって多少相異するも のであらう。然るに文献を見ると亙る還魂に於てa一汗腺の異所的創生と蓉ふ事がある。例へば 皮脂腺母斑にa一汗腺の葦生を見る事がある(永光)。これはかSる部位に於ては局所の刺戟によ り潜在した因子が畳醒して再びa一汗腺を獲生せしむるものと考へられる。 一一 4 一

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し,機能も亦睡盛であるが,年齢の進むと共に再び饗膳の経路をたどるものである。L6hnθrに

よれば皮脂狼も亦思春期に嘗て最:も高度の呼号と機能を示すと云ふ。特に女子腋窩皮膚に於て a一汗腺が,月経,姫娠,及び産褥の難壁に射て一定の雌馬を示す事が知られて居る。臨床家は婦 人が月経期及び姫鱒時に於て恥く磯汗する事を認めて居る。LOscheによれば:女子月旦窩の汗腺は

月経晩期に於て小さくて休止朕態にあ拗㍉月経前期と月経期とに於ては大きくなり且つ盛んな

分泌を行ふ。即ちこXにも月経週期が認められる。叉SiebUrg u。 PatZSchkeによれば月経時の

汗は10倍も多くCholinを含むと云ふ。併し乍ら妊娠及び産褥に於ける腋窩汗腺の帯化に撮し ては誉者の意見が完全に一致して居る諜ではない。WEISchによると女働辰末期に於て腋窩のa一 汗腺は彊く嚢育し腺腔は:蹟疑し,出産後には漸次消退し5週間にして正常に照る。Sθi七zも亦産 褥に於て,恐らくHormonの作用により汗腺の機能は昂進し,又妊婦や産褥婦に於て腋窩の a一汗腺が櫃草し,それが出産後5−7日から漸…欠撃退するのを認めた。これ等に反しL6schke 及びKlaarによれば妊娠時に於ては腋窩汗腺は却って休止欣態を示す。 a一汗腺の腺腔の瓢箪は 決して妊振時にのみ起るものでなく,更年期に於ても見られる現象であって,却って機能の減退 を示すものであると云ふ。 上述の如く腋窩汗腺は女子に斯ては興味ある問題を持って居るのであって,爾ぼ今後の研究に よって解決さるべき瓢が多V・。一骨腋窩汗腺は今日迄最もよく研究されて來たものであって,個 入的及び人種的にも差異がある。凹平入では10;/o一一一20%の入に鞭て,炉汗腺がよく護達して居 て分泌が旺盛で臭氣を持つた汗を出す爲め腋臭(Osrnidrosis)と呼ばれる歌態を呈する。かxる 人に於ては叉外耳蝉の㍗汗腺即ち恥輝輝の分泌も旺盛で黄い軟馬糧を出す事ぱ一般に知られて 居る。普通の人と腋臭者との腋窩腺a一汗腺を比較して見ると,量的にも組織學的にも可なり顯著 な相異があるが,未だ十分なる比較研究がない。日本人とは反掌に隊米人の多くは腋臭を持ち野 饗騨を出すと云はれ,これが普通の朕態であると考へられる。余は未だ猷米人の腋嵩皮膚を研究 する機愈に恵まれて居ないが,猫逸の成書に拐げられて居る附圖を見ると,日本入の腋臭者の組 織豫に相當するa一汗腺の圖が,正常のものとして取扱1よれて居る(Schaffer)。即ち欧米では大多 数の人が日本の腋臭と同じ歌態にφるものと想像される。聞く所によると隊米には腋臭なみ語は なV・そうである。併し永光氏1ま漱米の文献にも腋窩のa一汗腺D獲育の悪V・例のある事に關する 記載があるが,之が日本人の普通の腋窩に一致するものであらうとして居るから,漱米にも目本 の普通入と同檬な人が少藪にあるものと想豫される。從って欧米入は日本人より腋窩に護育よく 機能旺盛なa一汗腺を多量に持って居るらしいσ 次ぎに腋臭者の腋窩は何故に臭氣を放つか,これに期しては未だ一野分解明されて居ないが, a一汗腺の分泌する汗による事だけは確實である。距汗腺は臭氣腺(Dufrdrtlse)と呼}まれ,その分 泌物は臭氣を持つものであるが,腋臭者ではこれがよく獲卒して旺盛なる分泌を螢む爲めに特に 臭氣が顯著になるものと考へられる。永光氏は腋臭者腋窩のa一汗腺の分泌頼粒なTurnbulblau

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6 反鷹によって100%鐡反磨陽性なる事,及び普通入に於ては鐵反慮陰性なる事を誰明した。

第・表 最後に往年慶鰍學脚部解剖學

皮膚1雫方センチ内に含まれたる汗腺量(立方ミリ) 敏室に干て・故岡島教授次V・で谷ロ ’\\ 盤部位 材 料\\

及び研究者\

H本入小児 6

鯉 月 日 本 人少 :女 河 合 日 本 人 女 子 伊 東 H 本 人 男 子 谷口e山田・紳三 日 本 人 男 子 柴 N ア イ ヌ 男 子 河 合 支 那 人 男 子 Tang(湯) 欄 逸 人 男 子 出 田 パ :ゾ ジ P− 6 瓢gonie谷ロ バ ソ ツ 一 6

Xosa柴山

部1胴

四 肢 3.439 9.729 4.821 5.765 ユ1。959 2.982 ZO.171 9.709 12.85P.. 10.625 2.606 −4.487 3.025 2.782 4.816 4.16‘1 4.358 3.412 2.395 4.317 4,685 2.067 3.771 3s442 3.324 4.4エ6 4.e82 3.601 2,960 第 2 表 皮膚1雫方センチ内に含まれたる皮脂腺:量(立方ミリ)

ぱ寧位

及び研究者\

日本入小児 δ 鯉 淵 日 本 人 少 女 河 合 日 本人 女 子 伊 東 E 本 人 男’子、 谷口㊦山岡¢示申山 H 本 人 男 子 柴 田 ア イ ヌ 男 子 河 合 支 那 人 男 子 Tan9 (湯) 濁 逸 人 男 子 山 田 バ )/ ツ 一 6 △厘90nle 谷ロ バ ン/ ツ P− 6 X◎sa柴山 頭 部 2.586 0.681 2.284 8.038 1.112 2,285 3.941 9.271 2.654 14.065 胴 O.037 0.012 0.127 O.069 0.273 0.217 0.312 e.216 0.758 四 肢 O.037 0.008 0.012 0.202 0.024 0.098 ・O.047 0.玉65 0.072 0.6i3 教授の指導下に皮膚附属器の計量的 研究が行はれたが,余もその研究者 のt一人であったから,それに就て野 望に述べて終りたい(第1及び第2 表参照)。 この計量に用いられたのは各1個 膿であるから成績を比較するに沖っ て:先づ個人的差異を顧慮しなけれ’ば ならぬ。 先づ汗腺(eず腺)の量(皮膚1 里方センチ内に含まれた)は胴及び 四肢に嘗ては人種,個人,性等によ る差異はそれ程著明ではなV・様であ る。頭部に於て侭可なり大なる相異 がth!,アフリカのバンツー人 (Mgonie)に於て最大で,次いで日 本人男子,支那人,猫逸弾に多く, アイヌに於て少ない◎叉バンツー一人

のXosa族に於ても多いO併し日

本入男子の間にも弾入的に大なる差 異があり,女予に於てもそうであ る。DaeubEerは熱帯有色人の汗腺 は大きく且つ勢い内腔を持つた排泄 管を有すると言ふ。これはバンツー の甲皮に汗腺の多い事と一致する が,他の艦部位には決して多いとは 云ぴ難い。力戦る野合に於て,吾々 は常に量或は敷と共に汗腺の機能を も考慮に入れなければならなV・事は 生理學方面に於ける久野敏授とその 門下の主張する通りである。以上に .一一4 6 一

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よって見るとe一汗腺の量には人種的並に性的の顯著な差異ありと断言し難V・◎ 皮脂腺に於ては,その機能より考へても汗腺よ診更に大なる個人的差異があるものと想像され る。回暦にも人種的に顯著な相異は認められぬ。皮脂腺は毛に附属する腺であるから常に頭部に 於てその量が最大なる事は當然である。次V・で胴に多く,四肢特に下肢に於て最も少ない。これ は全禮に通じて見られる三三である。頭部に於ては猫三人男子に最も多く,旧いで日本人男子で あるが,柴田の研究によれば日本人男子に隔ても非常に少ない例がある。これは個人的差異を示 すものであらう。叉バンツーMgonieには決して多V・とは言ひ難いが, Xosaには非常に多V・。 日本人女子には一般に皮脂腺は全身的に少なく,特に四肢に於ては最小値を示す。此事實は 18歳(伊東)と15歳(河合)との女子に於て共に認められたのであるから,日本人女子は男 子より皮脂腺の少ないのを特徴とすると云ふ事は噺言出來ると恵ふ。小鉢よ1)少ない事は表によ って明らかである。 以上によってこの旧説を絡るが,女子の皮膚の研究には今後行ふべき研究事項が多い。研究上 の最大二二は研究材料の蒐集に在る。材料は健常且つ新鮮なるを要する。蒐集には臨床馨家の御 援助に侯つ所が多い。蝕に御協力を御願ひする次第である。(昭和19年5月26日日本女子馨 學研究會第8回例會席上演読) 引 馬 丈 献 aSJI{儒羅=日本帰人の腋窩,駐園並びに外陰音Kに於けるアポクリン汗腺の分布に就て,近畿嬬誌 6雀㌧2號,大了E12年。 督}醸 光三:アポ〃リソ腺の胎児全易に於ける存在董に其人種的差異,解剖學誌,2)雀,228頁, 昭和17年Q tw東証夫・汗腺の形態學に於ける二,三の問題,東京嬬會誌11 8,367頁,昭1−il 16年。 :入口窟エツクリソ汗腺の細胞學的研究,特にそρアポグリソ様分泌に就て,解剖學誌 22答(學會演説)昭和18年Q :入類皮膚に於けるニツクリゾ汗腺の細胞畢的研究,特にそのアポクリン性分泌に就て 讐學書生甕勿學, 6 巻, 目召禾B 19 年。

管1

ケ夫・邦入腋窩汗腺の組織學的蹴並びに組割生国的研究,名古屋讐學會誌,54巻,365 頁, 日召禾0 16年。 加藤 信用,峯 武男:日本彦成入:女子下腹部に於けるアポクリゾ汗腺の計量的研究,關西讐 事, 336號, 日日不0 12 年。 工藤 需三:日本入に於けろ毬山賎腺の分布に就て,解剖學誌4巻(塩気演説),昭和6年。 光尿銀之助=腋臭の病理組織學的研究ヲ慶憲署學,21巻,1011頁,昭和ユ6年。 一:皮脂腺母斑に伸ふアポクlj )/腺の異所的獲生例2臨床の皮膚泌尿,7巻,499頁,昭 和17年。

Carossini, Ge : Lo svillupo delle ghiaiidole sudoripore pav{.’iolarmente e’te. Areh. ital.

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8

D・・e’Eb夏…むib・ゆ. Wi・kung d・・T・・L・?・nklim・・a・if・d・s・Ne…ア・t・m d・・W・i曲

81・ Ve亡鼠 deutsch・ Naturf= u. 一Arzbe. Salz!)urg,/909。 (Schiet’ferdeckeia 1922 引用)

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B…tu一)〈・…F・1・燃・1j・p・・風.13・. S・80e.1935・

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(9)

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Untersuchung der An!)ahgsorgane der h’aut bei dem

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