拡孔型アンカーの引抜き抵抗力に関する模型実験 日特建設
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(2) III‑137. 土木学会第57回年次学術講演会(平成14年9月). 算定 4)した結果を示す。結果として. 最大値. 以下の知見を得た。①荷重は変位が 3mm 程度で最大値を示す。②密地 盤・摩擦大とした杭形状のケースで. 最大値. は、最大荷重を示してから 10mm 変 位するまでに 36%の荷重低下があっ た。③杭・プレートどちらのケース においても 12°程度で影響線が発 生している。 金岡ら. 4). 図-2. によると、この実験と同. 各ケースの荷重と変位の関係. 様の手法を用いた拡孔されていない摩擦型アンカー引抜き実験により、引抜き抵抗による地盤上方への影響 線の角度は約 10°であると報告されており、同様の地盤力学傾向を得ることができた。また、図-3 から最大 引抜き抵抗力が発生している時点で影響線が地上部まで達しているのが分かる。 4.まとめと課題 本実験では、アンカー体に対する拘束力の影響が小さいため、影響線が地上に到達する結果となった。引 抜き抵抗力として考えられる項目には、アンカー体周面の摩擦抵抗力と拡大したアンカー体の上端面の支圧 抵抗力、あるいはそれらによって影響される地盤のせん断抵抗力が考えられる。実モデルのようにアンカー 体が深部にある場合は、影響線が地盤内で収束すると想定され、拡大したアンカー体の上端面の支圧抵抗力 が引抜き抵抗に大きく影響すると思われる。今後は現場試験との比較や数値解析も考慮して検討を行いたい。 【参考文献】 1)外崎、菅:土留め支保工に用いた機械削孔式拡孔アンカーの引抜き試験 第 36 回地盤工学会研究発表会.920 2001.6 (社)地盤工学会 2000.5 2)地盤工学会基準 グラウンドアンカー設計・施工基準,同解説: 3)村岡、松岡:粒状土地盤の局部沈下現象について 土木学会論文報告集第 172 号 pp31-41 1969.12 4)金岡、玉野、森川他:摩擦形式アンカーの引抜き抵抗力に関するモデル実験 軟弱地盤における地下建設技術に関するシン ポジウム論文集 pp132-137 2002.2. 図-3. 地盤変位ベクトル・主ひずみ・最大せん断ひずみ発生状況 ‑274‑.
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