平成 26 年度 第2回 三島市青少年問題協議会 会議録
1 開催日時 平成 27 年1月 30 日(金) 午後1時 30 分~3時 30 分 2 開催場所 三島市民生涯学習センター 3階 講義室 3 出席者 (1)会 長 豊岡武士三島市長 (2)委 員 土屋俊博三島市議会議長、堀江和雄三島市議会福祉教育委員長、関義幸 三島市教育委員長、本持信慈三島市社会教育委員長、西川晃宏三島市校 長会長代理、津幡晴樹日本大学三島高等学校・中学校長、渡辺義信三島 市自治会連合会副会長、新井綾子三島地区保護司会長、渡邉善司三島市 民生委員児童委員協議会長、伊丹雅治三島市PTA連絡協議会長、飯田 清美三島市PTA連絡協議会母親委員長、望月雅子三島市交通安全母の 会連合会長、石井芽久美三島市子ども会連合会会長、大川由美子三島市 中央婦人学級長、中村えみ子三島市女性懇話会副会長、千葉牧子放課後 児童クラブ保護者会代表、田川雅美いきいき友の会長、袴田美代子三島 市地域活動連絡協議会長、土山和雅ボーイスカウト三島地区協議会長、 田中いづみ三島市青年団体連絡協議会代表、服部光弥三島市青少年健全 育成会監事、西島玉枝三島市教育長、小池満三島市健康推進部長、竹本 嗣三島市社会福祉部長、佐野康仁三島市教育部長 (3)講 師 静岡県教育委員会社会教育課総務企画班企画担当 井上千春指導主事 (4)事 務 局 野澤生涯学習課長、青柳主幹、江越指導主事、春山主事 4 会議の公開・非公開の別 公開 5 傍聴人数 0人 6 会長あいさつ 日頃から皆様方には、青少年の健全育成をはじめ市政全般にわたり、ご理解、ご協 力を頂き心より感謝申し上げる。この協議会は、「地方青少年問題協議会法」に基づき、 青少年の指導、育成、保護及び矯正に関する総合的施策の樹立について必要な調査、 審議、連絡調整を行うことを目的に開催されている。青少年に関わる代表の皆様が一 同に会する貴重な機会であり、市の青少年施策に関し、さらに幅広く意見を求め、皆 様の情報交換の場としていただくため、昨年度から第2回目を開催させていただいて いる。 本日の協議会の前半は、静岡県教育委員会社会教育課の井上千春指導主事を講師に 招き、平成 26 年3月に策定された『第2期“ふじのくに” 子ども・若者プラン』の 基本的な考え方についての講話を依頼した。当市においても、皆様方の御尽力により 既に進んでいる取組もあるが、これから推進していく必要のある取組もある。委員の皆様方にも、今後各団体で子ども・若者育成支援に取り組んでいく際の参考にしてい ただければありがたいと考えている。協議会の後半は、皆様方による意見交換を予定 している。本日の講話をふまえた御意見や各団体の取組の状況、団体間の連携を求め たいことなどお話しいただきたいと考えている。 子ども・若者の育成支援には、行政、学校、地域、家庭など社会総がかりの取り組 みと一人一人の状況に応じた総合的な支援が必要である。皆様方には、より一層のご 尽力をお願いしたい。 7 子ども・若者自立支援に係る研修 (1)講話「『第2期“ふじのくに” 子ども・若者プラン』の策定の基本的な考え方につ いて」 講師 静岡県教育委員会社会教育課総務企画班企画担当 井上千春指導主事 子ども・若者支援に関する動きは、平成 22 年に出された「子ども・若者育成支 援推進法」及び「子ども・若者ビジョン」に基づいている。子ども・若者育成支 援推進法第9条の規定により、都道府県及び市町村の「子ども・若者育成支援に ついての計画」の作成と「子ども・若者支援地域協議会」の設置が努力義務とな り、静岡県では、「“ふじのくに”子ども・若者プラン」を平成 23 年に策定した。 平成 25 年度に策定期間を終えた前プランを引き継いで、「第2期“ふじのくに” 子ども・若者プラン」が、第 27 期青少年問題協議会の意見具申を取り入れて策定 された。第 27 期静岡県青少年問題協議会では「若者の社会参加と社会参画~自己 を確立し、社会の能動的形成者となるために~」という協議題で協議が行われた。 静岡県青少年問題協議会が意見具申した若者の社会参加・社会参画のイメージ は、「私」が成長し、大人になって自立したら社会に入っていく、参加するという ものではなく、成長する過程で「私」の部分を徐々に広げ、他人や地域と関わる 「共」の部分を広げていくことで、社会である「公」に参加・参画していくとい う考え方である。この「共」を広げることを、本人任せにするのではなく、地域 や学校、行政など様々な人や組織が関わり支援するという考え方をしている。 三島市で取り組まれていることを当てはめて考えると、子ども・若者が成長し、 大人になって社会参加するのを待つのではなく、「地域全体で未来を創るプロジェ クト」のように子どもの時から、周りの大人や地域が積極的に関わる機会を意図 的に作り出すことにより子ども・若者の「共」の部分を広げ、将来三島市を担う 若者を育てていくという考え方になる。三島市で育った子どもたちが、楽しみや 希望を持って三島市で暮らし、三島市を創る担い手になり、三島市を活性化させ るという社会参加・社会参画のイメージである。 子ども・若者施策の展開では、静岡県の取り組むべき施策を4つの観点で整理 している。 1番目の柱の「すべての子ども・若者の健やかな成長と自立に向けた支援」に 関する施策では、重点的に進められている「家庭教育への支援」に触れたい。約 7割の親が抱えている悩みや不安の深刻化を防ぐために、身近な地域の中で、身 近な人による、親に寄り添う支援が求められている。家庭教育を親だけ、家庭だ
けに任せるのではなく、社会みんなで家庭教育を支えようという取組である。県 では、家庭教育ワークシート「つながるシート」を作成し、その活用を進めてい る。また、平成 26 年 10 月に「静岡県家庭教育支援条例」を制定した。この条例 には、保護者の責任と役割、学校等の役割、事業者等の役割、地域住民等の役割、 県の責務が書かれており、社会全体が一体となってより一層家庭教育を支援して いくことを目指している。 2番目の柱、「ニート・ひきこもり・不登校等の困難を有する子ども・若者やそ の家族への支援」については、生活支援や就労支援、教育支援など多面的で総合 的な対策が求められる。県では、関係している教育委員会、警察、福祉や就労支 援などの知事部局の関係各課で「子ども・若者支援ネットワーク」を組織してい る。これは、「子ども・若者支援地域協議会」も兼ねており、各課で進める施策に ついて情報共有や連絡調整を行い、全庁体制で子ども・若者支援に取り組む体制 を作っている。また、「ふじのくに i(アイ)マップ」を作成し、県内の様々な支 援団体を紹介している。支援が必要な時に、自分にあった支援を見つけることが できるように、登録団体数を増やすよう努めている。「合同相談会」では、支援を 行う行政や学校、NPO など民間の支援団体が個別相談に応じる会を開催している。 3番目の柱、「子ども・若者と共に育ちあう地域づくりの推進」では、代表的な 取組として「地域の青少年声掛け運動」がある。これは、地域の青少年に対し、 周りの大人の側からあいさつをしたり、良い行いをほめる、励ますなどの声掛け を行ったりすることにより、青少年の健全育成を支援しようという県民参加型の 運動。平成 12 年から 10 年以上続いており、平成 26 年 10 月までに累計 35,4265 人が参加している。 最後の柱である「推進体制の整備・充実」については、県、国、市町、民間が それぞれの役割を果たすとともに、関係機関等とのネットワークを強化し、連携 を一層深めていく推進体制の整備・充実を図ることが必要である。また、教育委 員会だけにとどまらず、福祉や医療、更正、就労など様々な機関との総合的かつ 横断的な連携が必要であり国や県、民間との連携も欠かせないと考えている。 以上が基本的な考え方や施策の展開等に関する説明である。 また、今年度の新たな動きとして子供の貧困対策がある。日本の貧困率が 16.3%、 特に、1人親家庭の貧困率は 54.6%と先進国に比べて高く、新聞でも取り上げる ことの多い今日的な子ども・若者を取り巻く課題となっている。昨年度「子供の 貧困対策の推進に関する法律」が施行され、今年度「子供の貧困対策に関する大 綱」が出された。これは、子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右さ れることのないよう、また、貧困が世代を超えて連鎖することがないよう、必要 な環境整備と教育の機会均等を図ること、全ての子供たちが夢と希望を持って成 長していける社会の実現を目指し、子供の貧困対策を総合的に推進することを目 的としており、重点施策としては、教育の支援、生活の支援、保護者に対する就 労の支援、経済的支援が挙げられている。県は大綱を勘案し、子供の貧困対策に ついての計画を策定することが努力義務となっているため、現在、計画を策定す るための準備を進めている。
(2)質疑応答 委 員: 「ふじのくに i(アイ)マップ」記載の民間団体等の基準はあるか。フリ ースクールでは授業料が高額になるところもあるが。 講 師: 県では記載団体のすべてを訪問して活動の様子を確認した。授業料等が かかる民間団体等もあるが、保護者が多様な選択ができるように記載して いる。 会 長: 「生活困窮者自立支援法」ができ、4月からは相談機関ができる。就学 援助や育英資金等の支援もあるので、相談をしてほしいと考えている。 8 委員意見交換 委 員: 家庭支援では、問題を起こしていく子、問題を抱えている子の保護者に どのような支援ができるかということを話し合っていくことが大切である。 それぞれの学校で問題を抱えている子の親はあまり学校に出てきてはいな いのではないか。ここにいる委員の皆様方が自分自身の育ってきた環境を 考えていくと解決に向けた答えが出てくるのではないか。 講 師: 問題を抱えている子の家庭に行政、学校、地域がどのようにかかわって いくかということの大切さは考えている。最近の社会情勢の中、ニートや ひきこもりとなってしまう子ども・若者に対し、今回のプランにあるよう な支援を進めていきたいと考えている。 会 長: 県も「家庭教育支援条例」をつくり、保護者にも考えてもらうようにし ている。保護者にも義務教育を誤解している方がいる。保護者に子どもに 教育を受けさせる義務があることを理解してもらうことも大切だと考えて いる。 委 員: 親と子のコミュニケーションが取れていない家庭もあると聞く。そうし た具体例をあげて、なぜニートやひきこもりとなるかという原因となるも のを関係機関の中で把握していくことが大切だと思う。 委 員: 三島市PTA連絡協議会では、年間7回各校の母親委員に集まってもら い、ディスカッションを行っている。しかし、その中で話し合ったことを 周知する方法がなかなかないと考えている。各校の集まりでも話合いに参 加してほしい方がなかなか参加してもらえない状況にある。 委 員: 「交通安全母の会」でも毎年 100 人程度の母親を集めて話し合いを行っ ているが、話を伝えたいところに話が伝わっていかない状況である。 「“ふじのくに”子ども・若者プラン」はよくつくられている。地域・家 庭へどのように伝えていくかということが大切であると考える。先日、北 中学校で学校支援地域本部が生徒・保護者向けに実施している「なんでも 相談室」に相談員として参加したが、こうした小さな活動から浸透させ、 公的な機関が支援していくことが効果をあげると思う。 委 員: この親同士の「つながるシート」はとてもよいと考える。家庭が教育の 基盤である。地域でも子どもが少なくなってきたが、地域の行事に参加さ せるような親のかかわり方、家庭内の親子関係が大切だと思う。
委 員: 私が子育てをしていた頃と現在とで何が変わってきたかを考えると、子 どもの帰ってきた様子を見て対応できるかというところにあると思う。帰 ってきた声で何かあったかなということがわかる。様子がおかしいことで、 学校の先生に話ができ、学校の先生もクラスの様子に気を配るように気を つけてもらえた経験がある。様々な立場の人が気をつけて見ることが子育 てでも介護でも大切なことだと考えている。 会 長: 今の子どもの変わってきたところにスマートフォンやゲームの状況があ ると考えている。 委 員: 私は現役の子育て世代である。それほど子どもにスマートフォンは浸透 していないような印象があるが、小学校に上がると持っている人が増えて いる状況があると聞かされている。 委 員: 私は青少年の年代と接していないが、皆さんの取組みに感銘を受けてい る。びっくりした点は「あいさつ運動」で、あいさつすることを運動にし なければいけないのかと考えた。私が子どものころはあいさつすることが 当たり前であったが、今は朝起きた時に「おはよう」のあいさつをしない 家庭もあると聞く。自分以外の存在を認識していないのではと考えてしま う。家でのあいさつが基本である。 委 員: 私も参加している北中のPTAのOB会では、通学合宿に取り組んだり 「なんでも相談室」に取り組んだりしている。私の周りでは熱心に参加し ている方が多いように思う。 委 員: 親同士の「つながるシート」はとてもよいと考えるが、残念なのはつど い、つながり、学ぶときたら、実践をもつというところまで触れてほしい。 ボーイスカウトでは2泊3日の厳しい研修でスマートフォン等は全て取り 上げとしている。終わって出ていく時の感想は、改めて自分を見つめるこ とができた、スマートフォンがなくてよかったというものがある。今は心 をどこかにやってしまうような現象が多いと思う。これは親の姿勢にある と思う。ぜひ学んだ後に実践でやっていただけるとよいと思う。 委 員: この話を聞いていて、スマートフォン等の問題は皆さん共有しているの で、この問題をどういうふうに解決していくかという方法を考えていくと よいと思う。家庭の問題であるが、今後どういうルールをつくるか、その あと学校はどういう問題があるかということを、考えていけるとよい。私 が中学生のころはゴツンと言ってくれる学校の先生がいたり地域の親父が いたりしたため、ひどい状況にならずに済んだ。もっとつよい学校や先生 であってもよいのかな、皆さんがそれを任せてもよいのかなと思う。 また、私は今年度自治会長も務めているが、地域の活動の中でも、協力 しない人、無関心な人、外野でものをいうばかりの人がいる。「地域の子ど もは地域で育てる」意味で、自治会のみんなでかかわっていけるとよいか と思う。少し余裕があるおじいさん・おばあさん年代の方々が、子どもの こと、町内のことに関わってもらえるとよいと考えている。 今後、問題の解決方法を三島らしいやり方で考えてやれるとよいと思う。
委 員: 最近の子どもたちは過保護ではないかと思うことがある。昔は厳しくし かられることがあったが、今は少ないのではないか。食べ物の心配がなく、 何でも手に入る恵まれた時代になって、我慢強い子どもに育てにくくなっ ている。 委 員: 保護観察中の人は平成 26 年6月末から裁判所との連携で社会貢献活動の 参加を義務付けられた。三島地区保護司会では、再び悪い道に行かないよ う就労支援や教育組織の体制を整えている。 委 員: 小学校のスクールガード活動に取り組んでいる。先ほどあいさつ運動へ の疑問が出されたが、小学生は 100%あいさつが返ってくる。中学生、高校 生となると、どんどん返答率が下がってくる。 一つの事例だが、ある高校生に対し、私は3年間毎日あいさつの声を掛 け続けた。しかし、一言も返事が返ってこなかった。3年目の2月の末ご ろ、自転車から降りて「おじさん、ずっと声を掛けてくれてありがとう。 ずっと恥ずかしくてあいさつができなかったけど、僕も大学生になるから 一度お礼を言ってから進学先へ行きたいと思いました」と言われ、涙が出 るほどうれしかった。 地域でお母さん方に会うと、「このごろ中学生、高校生があいさつしてく れない」と言うが、1年、2年、3年かけてもダメかもしれない。しかし、 毎日毎日どんどん声を掛けてあげてほしい。気持ちのいいあいさつが返っ てくると思う。この子に声を掛けて大丈夫かなと思う子がすごくいい返事 をしてくれる。ただ、小学生については、見ず知らずの人にはあいさつを 返さない。これは幼稚園・小学校で不審者対応の教育をされているからで ある。これからも声を掛け続けたい、地域で子どもを守りたいと思う。 委 員: 今はしつけなど家庭での教育が今はできていないと感じていて、学校で もそこから始めている。本校は 2,000 人ぐらい在籍しているが、ネットの 問題が多い。保護者への対応が学校としても難しく、地域・家庭との連携 が必要であると考えている。 委 員: 「つながるシート」を自校の家庭教育学級の開講式で活用した。とても 使いやすいものであると感じた。また、自校ではPTAのOB会やおやじ の会の皆さんが活動してくれてありがたく思っている。学校支援地域本部 は 12 月から毎週水曜日に相談活動をしてくれている。初めて中学生の子ど もをもつ保護者の方の相談相手になれば、ということで企画した。 ある母子家庭では、母親が一晩中働く仕事で、家では夜は子どもだけが 過ごすため、子どもが夜ふらふら出かけてしまうというケースがある。学 校から話しかけても、経済的な家庭の事情のため、なかなか改善できない でいる。ほとんどの親は熱心だが、本当に話をしたいところに届かないと ころが寂しいと考えている。 今年度、保護司の方が学校を訪問していただき、その後も相談にのって もらっているが、こうしたいろいろな形で地域・家庭との連携が取れると 学校もありがたい。
委 員: 講師の方の話を伺い「“ふじのくに”子ども・若者プラン」はよい計画で あると感じた。聞きながら青少年の問題が起きる根幹を考えていたが、最 後に子どもの貧困対策に関する法律や対策を聞いてホッとした感じがした。 いろいろな原因があるかと思うが、子どもの貧困の問題が大きいのではな いかと私自身は感じている。現在、小中学校は 35 人学級となっているが、 先ほどの割合から考えると、6人に1人という数になり、これは大変な数 である。収入を考えてもこれでよく生活できるなと驚くばかりである。ニ ート、ひきこもり、不登校の発生率と貧困率の関係を示すデータが手許に ないため何とも言えないが、貧困家庭においては日常の生活に追われてい るため、いろいろな問題に対する協力が得られにくい。教育格差に対する セーフティーネットが十分あるかなという気持ちがある。教育委員会でも 奨学金制度、準要保護家庭への支援等あるが、制度があっても周知徹底さ れているかとも考える。学校も年度の初めに全てお知らせしているが、な かなか目を通してもらえない、対象となる家庭ほど目を通してもらえない という状況にある。これから貧困家庭、相対的貧困家庭に対する対応を考 えることで、具体的な対策がとれると思う。 また、先ほど委員さんの方からも話があったが、ぜひPTAの方で懇談 会のテーマをこんな話をしてみませんか等の話をいただけると学校として もありがたいと思う。 委 員: 私も2人の子どもを持つ親である。PTAやおやじの会の活動にも取り 組んでいる。地域でもひきこもり等の問題があるが、一つ一つ丁寧に取り 組んでいきたいと考えている。 委 員: 最近非常に驚いたニュースに名古屋の 19 歳の女子大生の事件がある。子 どものころからの夢が人を殺してみたかったという報道がされているが、 果たしてこの子が異常なのか、こうした可能性をもつ子がまだいるのか、 非常にショッキングな事件であった。なぜこうした子が発生したかと考え ると、家庭の教育力、地域で子どもたちを守り育てるという意識がすごく 希薄になっているのではないかと痛切に感じた。先ほど、あいさつが話題 に上がったが、地域の皆さんが自然と子どもたちにあいさつができる環境 を大人たちがつくらなければ意味がないと考える。あいさつ運動をやって くださいというのでは子どもたちに響かないと思う。子どもたちに響くに は親たちが自覚して子どもたちのため、地域のために、みんなで子どもを 守ろうという気持ちを割いてくれれば、おのずからあいさつが出ると思う。 私もあいさつを始めた。初めは照れくさい気持ちがあるが、相手から明 るい返事があると1日うきうきする。第一歩として、自分からあいさつを してみんなで子どもを守ろうという意識をもっていただくことが重要であ ると思う。 9 閉会