英米法に於ける共犯に就いて
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(2) 英米法に震 け る 共 犯. ゴ. 等四者を汎構するに方つては.︑評邑震8β審暮豊慰昏⑦8箋三縫窮窺色墜︒︒︑なる語や︵二ど.評養愛β︒同一一奉︑︑. 冠o塁. に付てのみ認められ︾. なる譜を撃げることが出廉よう︒何となれぱ︑此の語には前記︵四︶の事. なる語や︵幕︑.︑︾砦弦虜$夢08簿琴竃卿書90猛O慧.︑なる語︵四︶が用いられている︒併し︑わが現行刑法に云う. 共犯に稠當する語としてぱ︑ε8ヨ三8. それは兎に角︑右共犯の匹分類︑否︑主犯と從犯との別ぱ︑從來︑謂わゆる重犯. 後從犯は含まれなψものと解されているようであるからである︵五︶︒. 叛逆罪 霞o器ε と輕罪 忍監①冒重三とには認められないところである︒そこで︑犯罪中︑最も重大であるとせ. られている叛逆罪と最も輕微である輕罪とについて︑主犯從犯の別を認めることが不必要であるとせられながら︑其. の中聞の重罪について必要とせられていることは.歴史的見地からすれば格別︑實際的見地からすれば︑至く無意味. なことであるといわれているβδ︒然しながら︑果してそうであろうか︒此の黙が私の本稿を︑草する所以でもある︒. O一曽零ピ霞害ゆ戸卜霞窓彗一零c⇒讐oヒ箏く亀O縛陣旨醗︸妻ゲ㊦鼻一濠ρ亨鵠禽︐. ︵鱒一︶ 筒坤翼魯︾o摩息f肇態獣ρ. ︵一︶ 嵩鵠慰5扇餌鄭含びoo馴亀O㎞.︸房ご・㌧三醐売づ︑糟お巽︸瞬︶.鵠勢. ︵三︶. ︵五︶. ミラ耳は﹃卜80唐営ざo. とは犯罪を行うにつき︑他人と事を共にする者で︑主犯たると從犯た.9とを問わない﹄と定義. ︵四︶閃蜜器どOβO臨臼ρ<o一 旨O島09ぢGゆP馴鼠留・. しながら︑﹃併し少くとも一つのケースに於ては︑事後從犯は謹80ヨ覧陣8ではない&剣決せられた﹄と説いていろ︵ン︑躍ざきOや. P評 ソ圏鵠一〇ンOゼ︒O陣㎡遭℃づ︒楠鱒①ー鱒b. o瞥︸マゆ熊誹 ︵轟ハ︶.
(3) 一闘. 三 第﹃級の主犯とは︑自分の手を以て又ぱ善意の代行者︵置峨騒08馨轟Φ暮︶に依りて︑現實に︵毬9僧邑ぐ︶犯. 罪を行う者をいう︒現實に犯罪を行うというは︑犯罪の時な9︑場所なりに現在して︑犯罪を構成する行爲の全部叉. は其の一部を實行することを意味する︒犯罪の時厨に現在するというぱ︑必しも犯罪の完了する牽で現在ナることを. 要するとの意味ではない︒故に︑例えぱ︑入を殺さんとして︑毒を盛夢叉は自嚢銃を装遷した者は︑其の毒が服桐. せられ叉は其の銃が嚢射すると雪に不在であつたとしても︑第一級の主犯たるに妨げないのである︵七︶︒而して﹃善. 意の代行者に依りて瞼というけ︑少年乃至狂入の如ぎ責任無能力者交は犯罪事實たることを知らざる責任能力者を利. 用して罪を犯すことを意味する︒例えば︑狂人に匁物を貸輿して傍入を傷害せしめるが如ぎ︑叉︑事實を秘して︑看. 護婦をして毒藥を患者に服せしめて之を殺害するが如き︑すべて是れ善意の代行者に依る犯行に外ならないのであ るo. に. 思うに︑以上のような意昧に於ける善意の代行者に依る犯行は︑吾々が間接正犯と構する者に該當するのである. が︑英米法に於ては更に善意の代行者という観念を籏張して︑濁り﹃道徳上善意な者﹄︵O器彰o邑ぐ3峯8鄭δ︶. 限らす︑汎く自己の行爲につき法律上責任を負わぬ者を指稻すると解するようである︵氏︶︒蓋しドイッの一派學者が. 唱える﹃故意ある道具熱︵・芝塗費≦①鮪零轟︶に稠當するものと思われる︒されば︑妻が夫の財物を篇取しても︑有. 蕪. 罪とせられることなき法制の下に於ては︑入妻を渤誘して夫の財物を拐帯せしめた者の如きは︑犯所に現在したると 否とに拘らす︑霧盗罪の第一級の主犯と解せられるのである︵九︶︒. 英来法に於げる共犯.
(4) 英米法に於ける共犯. 此の場合の判例として. 冒旨 ① 5 0 や 9 8 や 認 P. ︵七︶ 學︷出ざンoや9fや墓.. ︵九︶. ︵八︶. 醤. ︵冒旨90︾9詳や. 國①㌍︿●固響臼導ス置○寅ρρ¢oOO︶ が撃げられている︒事案は︑姦婦と同棲せんとする. 佳居の用に充つる目的を以て︑同女を勘誘して夫の家具類を持ち出さしめたということに在つたのである. それにつけても︑私は︑我が國の剣例で問題となつたところの︑他人が犯入の妻を唆かして︑夫の爲め其の謹. 器Op一99霧下ピ鷲匹聾一どoやo一酔 ℃●bっ8員coO︶︒. 四. 愚を灌滅せしめた事件を︑想起せざるを得ないのである︒右事件につき︑第一審の検事は之を謹愚浬滅罪の教唆とし. て起訴し︑第一審も右検事の起訴通り︑誰愚潭滅罪の教唆として有罪到決を下したのであるが︑第二審は其の教唆な. ることを認めながら︑被敏唆者たる妻の行爲が刑法第百五條に依り庭罰せられざるものなる以上︑之に從麗する敏唆. 犯は亦庭罰せられ得ざるものとして︑無罪の判決を言渡したのである︒厳に於て︑第二審の槍事は右判決を不當とし. て︑左の理由︑即ち︑被告人の行爲は刑事責任なき犯人の妻の行爲を利用して犯した謹愚潭滅罪の間接正犯であると. の理由を以て︑有罪たるべきであるとして上告したのである︒併しながら︑第三審たる大審院は以上敦れの見解に匙. 從うことなく︑刑法第百五條が犯︑人の親族に於て犯人の利釜の爲にする謹愚浬滅の行爲を庭罰せざるは︑之を以て. ﹃誰糠浬滅罪の特別構成要件を具備せざるものとなし︑之を可罰行爲外に放任したものと解するを相當とす﹄という. 猫自の解繹の下に︑妻を唆かした行爲は教唆犯としても︑間接正犯としても成立せないとの理由で︑無罪を言渡すべ. きであるとし︑上告棄却の到決を爲したことである︒昭和九年十一月二十六日大審院第一刑事部判決︵一〇︶がそれ. である︒其の當時私は右剣例を姐上にのせて︑詳細な研究を試みておいたのであるが︵二︶︑第二審の検事が︑被. 告人が犯人の妻を致唆した行爲を以て︑詮愚浬滅罪の間接正犯と解したことは︑英米法に於て自己の行爲に付て責任.
(5) ︵輔一︶. 拙著刑事判例研究箒二巻︵昭和十一年︶第一〇二頁以下滲照Q. 同到決は大審院判例集第ニニ巻第一二號第一五九八頁以下に掲載せられている︒. 然らば︑英米法に謂うところの︑善意の代行者に依9犯罪を行う者が︑第一級の主犯たる所以のものは︑其の. ︵麟O︶. を負わざる者を介して行う犯罪が.善意の代行者に依る犯罪であると解するのと㍗其の軌を一にするものといえよ う︒. 五. 代行者に於て自巳の行爲についゾ珊事責任を負わざる黙に在る.とbわねぱならぬ︒故に若し代行者に於て彼自身の. 行爲につぎ刑事責任を負う場合には︑捜駿者は︑其の犯罪の行わるる時に不在である限写ノ︑事前の從犯たるに過ぎな いのであるヘニ一︶︒. されば︑藪人の者が居て︑各入が其の意圏した犯罪︑例えば文書儒造罪の如きにつぎ︑之を構成するに必要なる行. 宕芭Oツo︾9ゴ肇醤99巽︑下ン﹇⁝・昏o昌・Fo㌘ユfマ︸㊤ε︒此等の著書に於て︑. 孟. 88霧嘗眉魯お嘗. 本丈に適切に該嘗ナる鋼例として. たるのである︵ニニ︶︒蓋し︑わが現行法第六十條に謂わゆる共同正犯に當るものである︒. 爲を爲すときは︑其の中の若干名が最後の行爲が爲さるる場合に不在であつても︑一同ば第一級の共同主犯︵す9 蔦一馨督詣︶. ︵ご3. ︵麟二︶ ピ一瓢翰.矯o︾含ごマω碧︶︒. ︵鷺αきαぎ9︶する者をいう︒. 第二級の主犯とは︑重罪が行われるとき︑其の場所に事實上叉は解繹上現在して︵零葺鷺. 三. 溶図〜豊轟H覇︵勾蒙伍.葬葬駐①︶が塞げられてい克. 六. 三〇器馨︶︑第一級の主犯と犯意共通の下に︑之を報助 藁米法に於ける典犯.
(6) 英米法に於ける共犯. 六. 先す︑有責の第一級の主犯の存在することを要する︒こ玉に特に有責とことわる所以.の・あば︑若し犯罪の. 故に︑第二級の主犯が威立するには︑ ︵一︶. 實行に出でた者が有責でなかつたときは︑蓄助者自身が第一級の主犯となるからである︒此の意昧に於て︑第二級の. 次に︑犯罪が行わるる時に︑事實上叉は解繹上其の揚所に現在していることを要する︒犯罪の時に其の場所. 主犯は第一級の主犯に從驕して威立すると解すべきである︒. ︵二︶. に現在していることは︑第二級の主犯の必須の要件であるけれども︑それには必しも現實に犯行を見たり︑聞いたり. していることの必要はなく︑現在しているものと解繹せられうる揚合ならぱ可いのである︒邸ち︑犯行を轄助する意. 圖の下に︑轄助を爲すに足るだけの近くにおれば︑現在しているものと解繹せられるのである︵一四︶︒英米の到例上︑. ω他人が屋内で夜盗を犯しつつある間︑屋外で見張を爲すが如き︵叫五﹀働騨馬車を強奪する目的を以て離れた山上. で蜂火を揚げて︑馬車の近づきつ玉あることを︑仲聞に合圖したるが如き︵ニハ︶⑥一家の主人を他所におぴき出し︑. そこに引き止めておいて︑其の聞に其の共犯者が同家で窃盗を犯したるが如き︵一七︶︑すべて犯所に現在したものと 解鐸せられている︒. 然らば︑我が判例が︑奮大審院以來最高裁到所となつた今日に於ても︑なお屋外の見張を共同正犯と解しているこ. とには︵一八︶︑救上の犯罪時に其の揚所に現在していることの意味も含まれているのでもあろうか︒私の見る所を以. てすれば︑然らす︑と答えざるを得ないのである︒何となれば︑到例上問題とせられている見張は概ね通謀に因るも. のであり︑而して判例に依れぱ︑筍くも通謀に因る共同正犯に在つては︑通謀者たる限り︑實行に出です︑犯所に現 在して㎞なくても︑正犯の責を負うべきものとなつているからである︵轍九︶︒.
(7) ︵三︶. 犯罪の實行を轄助することを要する︒犯罪の實行を轄助するとぱ︑實行為爲者を物質的に援助し又ぼ精紳的. に鼓舞することをいう︵二〇︶︒されば︑そこには何等かの加櫓行爲がなければならぬ︒軍に心の中で賛威した9︑同. 情したりしただけでぱ勿論︑犯罪の場所に居て︑之を防止する努力を怠つたというだけでも︑入をして第二級の主犯. たらしめることはない︒但し︑犯罪に干渉し︑之を防止する義務ある場合は︑其の限りでない︒併し︑其の援助が物. 質的のものたる必要はないと同時に︑精紳的に鼓舞することで十分である︒されぱ︑ω現に犯罪を行いつ玉ある者に. 警告を與える爲めに見張を爲す者︑ω必要があれぼ︑援助をおしまぬ意圖の下に︑犯罪の現場に居り︑叉は實行た爲. 者に告げて其の附近に居る者︵二じ⑥飽人の犯罪を行うことを容易ならしむる爲め︑義務として現在しておらねぱ. ならぬ時と揚所とから︑其の身を不在にする者︵一三︶等は︑第二級の主犯たるに十分である︒. ︵四︶ 犯罪當時︑第一級の主犯と共通な犯罪目的あることを要するo何となれば︑人は他人に封し行爲を爲すにつ. き明示的叉は黙示的諒解を興えた場合でなけれぱ︑他入の行爲につき責任を負うことは数いからである︒共犯者中の. 一入によつて爲された行爲にして︑それが諒解したところを實現することになく︑而かも其の諒解したところを遽行. せんとすることからの自然的蓋然的結果として豫見し得られないものであつたならぱ︑他の共犯者をして其の犯罪の. 主犯霞らしめることはない︒例えば︑二入の者が夜盗を犯さんことを共諜したるに︑途上︑其の内の一入が放火を爲. 一人によつて爲さ. した砂とせんか︑其の放火にして二人が計甕した夜盗と侮等の闘係なく︑葡かも他の一人がさる行爲を夢想だ竜しな かつたとすれぱ︑尚人は放火の主犯ではないハニ三︶︒. 或る者が他の者に灘して與うる︑行爲を爲すに付ての諒解は︑明示的なことを要しないが故に︑. 七. れた行爲にして︑共同臼的途行の範園内のものであ勢︑而かも其れが共通癒犯罪目的の自然的蓋然的結果であつたた 英釆法κ於ける共犯.
(8) 英米法に於ける共犯. 八. らぱ︑共犯者一岡は均しく責任がある︒例えぱ︑二人の者が夜盗に著手したところ︑家人の抵抗に會いたる爲め︑彼. 等の杓の一人が家入を殺したとする︒か玉る場合には︑他の者も殺人の主犯である︵二四︶︒. 共通な犯罪目的は︑犯罪當時に存在しなけれぱならぬから︑或る者が謀殺の合意に加わりたるも︑其の行爲が行わ. るみ前︑悔悟して︑共犯者に其の旨を告げたならぱ︑其の者は謀殺の主犯ではない三五︶︒. 唯だ問題は︑仲問を婁に陥れる目的を以て︑犯罪を行う一味に参加するが如く装うて︑犯罪を實行した者があつた. 薦①9這薯8暮①日の解繹と趣を異にするものがあるやに︑思われる︒. 民に陥れられんとした者にも犯罪ぱ成立しない︑とするのがアメリカに於ける判例のようである. 場合に︑生するのである︒此の場合に︑其の罠に陥れんとした者に︑罪を犯す意がなかつた故を以て犯罪が不成立で あるとするならば︑ワ. ︵二六︶︒此の 黙 が ド イ ッ の 學 者 の 謂 わ ゆ る. に就て知られたいO. c㏄Q空鍵ざ尽幹露劇謡︶が撃げられている︒其の詳細は アメ.ジカに於ては︑此の⁝織につき︵5轟幽5識く・ 深暮o︵つ. ︵輔四︶三筐20層鼻マ︾路O嚇9舘下ノダ邑一毘略o層9ダぢ亨緯ど曽艶 ︵叫五︶. cっトg. o a㎡簿①︵一鴎Oげ帥へ︶漣¢一恥9﹂. ごOO. o G き︶事件に於て此の黙が明かにされている︒而して共の概要は. ︵ニハ︶本件はO α霊なぐ︒蜜邑ぎ冒︵属多く﹄QG⑦︶ として有名で︑ O置詩シ富諺7暫Foマ9ダやbo這 以下に事案の概. 還鴇一〇ざ︵ 塁霧︹︶3︵洋一誉ぎ箪ど節ゴず一湊歯り歴一罵ー一ぢ. ︵一七︶ 頓巴Φ霧①ダ. 要が掲げられている︒. ︵一八︶. 最高裁列所となつてから︑彊籟盗罪の屋外の見張を共同正犯と解した判例が既にコつある︒其の唱は昭和二十三年三. O一舘︑犀シ自鶏︒のご巴〆○も■9酔ニマ曽お戸恥軌に紹介せられているQ. なお︑強盗の塊場に停立していだことが強盗の共同E犯であると解したものに︑昭 例集第二巻第五號第究り七頁以下︶べ︑ある︒. 月十六日第三小法廷到決 ︵判例集第ご巻第 痂第ニニO頁以下︶であ望︑其の二は昭和二+三年五月二+五日第二小法廷到決︵剃. 和二愛二年六月コ±百篁一不法狂列︵ 決鋼例集第一.︸答第七號第七コ頁︶がある︒.
(9) ︵司九︶. 拙著刑票判例研究第二巻︵昭和十一年︶所載﹃犯罪の見張﹄︵第七六頁以下︶滲照α. ︵二〇︶︑ミフーは..ざ籍;弓書︵.二募8馨b濯凶§亀効蒙.ゴ¢︑︑を..ご箏犀鶏窪雪箋農2冨蓼9箪莞壱①躰−. ︐.ノεざ冨ぴ巴犠霞>誘窃ぼ仁欝陶器皆馨粂自羅げπ客︵簿ぴ9一ぎ鵬︶○鋤窪雨著. ﹂いることに擦つたのである︵廓ζ犀目①︾oさ目巴巨効げ簿o斡目く霞げ羅oプ韓一ぎへ.<霧胆鉱9お昌島0. イマーが英米法に謂わゆる第二級の宝犯を羅明して. ε裡︑︑と解説している︒ 而して私が之を﹃實行々爲者ヤ物質的に援助し又は精神的に鼓舞する﹄と諜したのは︵ドイッのビルクマ. ︵鉱︵∋葺︶匡出は8諺審昌︑︑とし. 認鱒署︑︶冨●QO︶◎. ン鼠一竃♪︵ぎ砿譲⇔肖○恩臼冒巴円聾貞︾亨¢窃. に登載せられている9. ミラーは此の場合の判例とし一−.難暮①タ. 肌霊欝〜喧○貿常スQ曝⑰け勲診白・鴇憩︶ が畢げられている︵9艶一ぞ竃巽−. ︷︶巽−︷二葺一遷傷霧富9αo︸r鶴蚤讐翫圏鉱監デo零昌馨壁画羅o騨伊︒︑レ=解︑﹁oF;質践旨おO伊幹一︸鵬︶︒. ︵一二︾謹 ︵ 一 五 ︶ 滲 照 ︒. レ瓢臣oさo︾鼠£℃. ︵二二︶ 此分場合に該嘗する異騰的事件としてぽ︑ 警艶ごβ︶9詳困︶●鱒一埴目o審爵. ゆ︒. ジ類ピ霞矯¢同﹂包ダ亨器幾. ︵三じ レ巨一8β︑・︐簿二︶品o︒鯉 公ノ題︶. 事件をあげず︑おη︑岡凋例は. ︵二五︶9鴛﹃ソ疹屋冨蒼○マaダ属曜犠旨堅謡蒋宕崖霞な︶ヤ像詳亨嬬謄・ >ごφじ金刈Oo蟹P蕊一︶. の︵妻O鋤 ピ 易 脚 ︶ 等 を 畢 げ る こ と が 幽 雍 よ う ︒. ソ猛昌㊦♪oマ巳ぐ宰鵬巽一ξεひ梓9鴛7嵩鷲匹髭Po㌘息詳℃・鵬営算o雰. ︵一工じ 此の種の鋼例としてね︑ 韓鉾①ド国塁震︵3叡ピ9刈P3¢類・弩↑鎗隻影蓋・菊2●蒙εや︑嘘零℃写ガ︵ざ− 一藷 蓼照︒特に後者に於ては︑窟二件につ琶事案の慨要が示されている◎. 島. 四. ︵8毒釜Φ働︶︑叉は命令し︵8田薯5きeた者︑部ち使咳した︵讐①暮︒e. 七 事前の從犯とは︑犯罪が行われる際に︑事實上も解繹上も︑其の場所に現在しないで︑他人に犯罪を行うよ う︑積極的に勤誘し︵鷲8彗①山︶︑助言し 英米法に於けワO共犯. 九.
(10) 英米法に於ける共犯. 者︵二毛︶をいう︒故に︑事前の從犯が成立するにぱ︑. 帽O. ︵一︶有責の正犯即ち第一級の主犯が存在することを要する︒何となれぼ︑若し犯罪の實行に出でた者が有責でな. かつたときは︑渤誘乃至命令した使蕨者が善意の代行者に依つて犯罪を行つたこととなり︑彼自身が第一級の主犯と. いうことになるからである︒而して第一級の主犯の存在を必要とする裏には︑被使咳者に於て犯罪の實行に出でたこ. とが豫定せられている︒故に被使喉者の實行た爲帥ち正犯なきところに︑事前の從犯は存しない鐸である︵二八︶︒此. の意味に於て︑事前の從犯も︑第二級の主犯と同様︑第一級主犯に從馬して成立するものと解されている︒但し︑其. ︵筥導拳蚤讐§︶の如き︑﹃熟慮なくして︵三書o菖鷲雲曇一壁蓼ε犯. の起訴乃至庭罰の黙まで︑第一級の主犯に從鴎するものと解されているか否かは︑後に詳論することにする︒ た璽︑アメリカに於ては︑マンスラゥタi. されことを必要とする犯罪については事前の從犯なし︑﹄とする理論があるので︑マンスラウターが無意的︵彦き言¥. 蜜曙︶ に行われた場合︑部ちわが刑法でいえぱ過失致死罪に該當するような場合に︑事前の從犯が認められうるや. 否が問題とせられている︵二九﹀︒蓋し︑これは︑畢寛するに︑過失犯に謝する教唆犯あρやの問題に蹄蕃するもので. 犯罪が行われるときに︑其の揚所に現在していないことを要する︒故に︑事實上叉は解繹上犯所に現在して. あるから︑之が解繹如何によつて此の問題豊目ら解決せらるべきわけである︵三〇︶︒. ︵二︶. いたならば︑第二級の主犯となる結果︑事前の從犯たり得ないのである︵≡︶︒事實上叉は解繹上現在していること の意義如何は︑既に第二級の主犯に付て読明した通りである︒. ︵三︶第一級の主犯に封し︑犯罪を行うよう︑積極的に︑勘誘し︑助言し叉は命令する行爲︑邸ち使蕨行爲のあつ. たことを要する︒更に藷を換えて諏えば︑そこに︑何等かの加捲行爲 ︵饗轟︒ゼ豊9︶ の存在したことが心要であ.
(11) る︒故に軍なる豫見︵ぎo話胃①話o奮犀8三①凝Φ︶や︑承認. ︵書胃o<箪︶でぱ十分ではない︵三二︶︒ヘイルの語を籍. 9ていえぱ﹃軍なる許可としか響かない言葉ぱ︑從犯を構威しない﹄︵噸葦︶のである︒叉︑重罪が將に犯されんとし. ている事實を隠したり︑それを防止するよう努力しないだけでは︑それが別罪を構成することあるは格別︑從犯たる には︑適當でないとされている︵三四︶︒. 併しながら︑筍くも第一級の主犯を使嫉することを意圖して爲された何等かの行爲があり︑而かもそれが主犯の成. 立に影響を與えたものであつたならば︑直接たると間接たるとを問わす︵三五︶︑そこに事前の從犯は成立するのであ. 第一級の主犯と共通の犯意の下に意思の蓮絡あることを要する︒翫に説明した如く︑事前の從犯は第一級の. る︒随つて︑犯罪の成果の分け前に與ると否との如きは︑毫宋も從犯の威立に關係はない︵三六︶︒. ︵四︶. 主犯を使嫉することによって威立するものであるから︑意思の蓮絡あることを要するは勿論︑共同の犯罪目的︑鄙ち. 犯意の合致を必要とするものと解されている︒故に︑︵一︶他人を犯罪に陥れる臼的を以て使族した揚合︑︵二︶第一. 級の主犯が使嫉されたところと全く異る犯罪を意圖實行した場合︑︵三︶主犯を使簸したものの︑後に悔悟して︑主. 犯の犯行を防止すべく努力した場合等には︑從犯は威立しないものと解されている︒蓋し此の勲は︑第二級の主犯に. 7凝=①ツoサ鼠ごマ鵠㊤Q90影圏犀−鵠ぎ謎げ巴一︑o︾9f︾嫡一黛 匡冨凄置−≦卿5ぽo噌P唱鼠昌9b一霧勢⇒幽囑窮o鐵8亀二お. 付て ︵四︾として蓮べたところと︑理に於て異るところはない︒ ︵ご七︶. 菩魯. の三語を包括して. 鱒げ9. の謡を用いている9. 騨鱒. 一語で用いられるときは︑使咳とでも諜するのが相當の.ようである︒現にハリスも︑︑︑︑ラー亀. P藍邑b箋藁置貧お鯉も﹄︒●思うに.︑ε菩簿.︑という語は$母伽き勘筈Φ酔と熟語せられるとさは︑醤助と 諜すべきょうである淋. 電8霞PO9β葛蟄5斜9一舅器︸. 英米法に於ける共兜.
(12) 此の適切な鋼例としては︑ミラ喜は. 英米法に於ける共犯 ︵二八︶. 層漣獣秘5$密︶︒. 層器g︒蓼δ蓄︶︑クラーク︒マーシヤルは 喜巳㌍o︾o一叶. 事件が塞げられている. コ一. の①等〜Φ3臓O昌︵炉襲←一〇が09幹謬︶ を墨げており︵竃ヨO溶○層9f. O覧雪ざ幹暮①︵富≦5㎝G︒炉冨毎巨●U$誤継︶を撃げている︵9霧下ソ富7. ︵ン白一2暑●o騨.︸層boo︒︾ cき審蕎旧9籠下嵩鷲聲艶二︶●bo一q︒き富ぎ︶︒察案. ︵二九︶ 此の問趣に付︸︑の判例としで︑ミラーや︑クラーク寺ーシヤルの著書に於て訟言冨タ冨o<諺へ鳶罰プ鱒遷・一90鱒野. は︑汽鵜のボイラーの破裂によつて三人の者が死んだことにあつたのであるが︑ロード・マイランドの裁到厨は此の過失致死罪. ・萎!ま≧7盟警鱒︶. 園3召β︵鼠Oo図︵産9Q節幹一瞳︶. 亭.引照してい. はヘイルの洌法一眺ハ第. o婚塑国=幽ε 圃︑①O巨①ざ三〇¢鼠︼.O︵衡鎌塑属︒霧PG. ︵罵旨⑦ぴ遠辱鼠営マトoG︒⑦. に載せられている︒. ミラーは之に反封するもののようである︒なお︑事案の詳. につき︑事前の從犯の成立を認めたのである軌クラーク・マーシヤルは︑事案を吟味するならぱ︑此る判決が正當であ墾︑事前. 即ち. クラーク●マ︸シヤルは閑仁〇一︷①門<・oQ静粋ひ①︵﹃円①図・毎づや叡瞬O︶ を︷暴げておりへO宣財犀−ソ︻節㎏Gロげ巴ジoやo客﹂℃・民一¢. ︵9弩ワ富弩皿峯Fo︾9f︾醇O︶︒. へ.名o肖qコoこ多けのo萄一仰一一一び蟄門①噂〇二B一累ぎ頃彰留犀①昌O砂鱒OOO器G吋畷.︑. ︑・・ラーは︑此の揚合に該嘗する鋼例として︑. ヘイルの飴の証㎜︑. が暴げられている. 竃一9器ど〇二目宮巴■即≦曽一益芽捧q肇汐一答鐸試oコお舎︾℃や蜜o︒ー8め︶. の從犯には熟慮を必要とする理論とも矛盾しない︑と説いていろが 細は. 影招. 拙著刑法総則講義︵昭和十年︶第嚇九九頁参照︒. ︵三輔︶ 此の場合の到例として︑. ︵三〇︶. ︵三二︶. 一6冨蓄甲9弩犀シ富量ゴ筥どoやo一ダ︸︶︒曽O冒08っご︒. るo. ︵三三︶. ︵三四︶. 一巻第六吋六頁に左ると︑クラーク・マーシヤルの書に見えている. ぎδ象︶ミラーはGD巳一爵くあ冨8︵b︒G ︒目賃︐︾毛﹄貫笥幹≦圃﹄β9を員寄℃鳥記︶︾O︒ひ暮⑦<●肉3︒塁︵箪9﹂箋鳩. 使喉行爲は︑直接たると問接たるとを問わないから︑第三者を通じて使倣しても差支ない︒此の場合の適切な判例と. 菊①k<︒Qooづ曾︵㎝○曽酵騨撃歌亀p軌︶ があげられる︵ζ簿旨謎−づ鱗訂じ韓90H︾︐9fマ亀QO冨o$︵暦︶引家旨5ンcマ9£. ︵三五﹀. おマ㏄O①︶ 等を墨げている ︵竃旨Φぴoや9f℃︒図GQO︸さ富8︶︒. しては︑.
(13) 八. 安し. な一工ハ︶. OO巨●︿.國○臨一馨①層 ︵敏刈男艶誌︸鱒¶︾︒qQuQρ凶敬ピ︐影. や鵠①ロ9①露︶¢. 五. ¢恥8 卜●c. がある. 救援し. ︵邑一雲霧︶︑慰. ︵還鵠冨ぴO摩9εマ鱒QQO⇒O富①ご︐. 事後の從犯とは︑他人が重罪を犯したることを知りながら︑同入を請入れ︵鵠3ぞ霧︶. ︵8韓自琶叉は援助する︵緩霧邑者︑即ち庇護する者をいう︒故に或る者が事後犯たるには︑先す︑. ︵一︶他人に依つて重罪が犯され︑而かも其れが完了せられていることを要する︒されば︑殺入の意思を以て致命. 的一撃が加えられたるも︑未だ死なる結果の到來前︑其の犯人を庇護する者ぱ︑殺入の犯意を以てする暴行︵卑塁ぎ巨ε. の事後從犯たることはありとするも︑殺入罪の事後從犯たることぼないと解されている︵三八︶︒而して其の重罪たる. や︑現實に庇護せられる者によつて犯されたことを要するから︑重罪左犯した嫌疑で起訴せられているだけでは十分. でない︑と解されている︵三九︶︒此の黙は︑我が判例が︑犯人藏匿罪における﹃罪を犯したる者﹄には︑被告人のみ ならす︑被疑者をも包含するとなすのと︑大に趣キ︑異にするものがある︵四〇︶︒. ︵二︶ 重罪が犯されており︑且つそれが庇護せられる者によつて犯されたものである事實を知つていることを要ナ. る︒知つていることを要する以上︑輩なる疑だけでは足りない︵四一︶︒而して此の種の犯罪を訴追する起訴歌には.. 明確に︑事後從犯に於て其の犯ゆ・﹂れた犯罪を知つていたことが︑主張されていねばならぬといわれている︵四き︒. ︵三︶重罪犯人を講入れ︑救援し︑慰安し叉ぱ援助するところの庇護行爲が存在することを要する︒庇護行爲と. ;一. は︑遽捕・審判・庭罰を妨ぐる肩的を以て︑犯入を藏匿し︵四⁝叉は金銭其の他の物品を供與して逃避せしむる︵四. 英釆岱に於ける共犯.
(14) 英釆法に於ける共犯. 一四. 四︶が如きをいう︒軍に重罪犯入を逃亡せしむるに任せて︑何等これを引留め又は官に告嚢するの庭置に出でないこ. とは︑未だ以て從犯と爲すに足りない︵四五︶︒重罪犯人を救援又は慰安するに過ぎない慈善行爲の如きに付ても︑亦. 然りである︒而して此の事後從犯は直接重罪犯人を庇護する場合に限らす︑他人を使用した場合にも威立する︵璽ハ︶︒. かくして事後從犯は成立するのであるが︑其の特色は人的庇護の鮎に在る︵四七︶︒故に︑盗品を矯盗犯人から牧受. c梓 O卸QcO卜β累ごφo.O⑰︶の劉一例が滴一切なようであろ︒レ︑耳=①さじ︾aゴヤN会︾一戸.︾ε﹂. した覇︑盗品の隠匿を蕎助した参することは︑それが別罪を樽成することはあつても︑霧盗罪の事後從犯となるヒと. 広節肖o︸ダ⊃Q齢舞①︵cG㊤ソ頃霧. はない︵四八︶︒ ︵三八︶. p︶を︷撃げでいる︵O冨巳なソ嗣蓼円㎝げ即一γ○︾・σ詳こ℃・凶一㊤ 笛6①︵一凶弓①澱鴨トづ℃●恥OQ. 此の趣旨の判例として︑①大疋四年十二月十六日大審院第二刑事部甥決・録第一︑二集第二一〇三頁︑働大憲八年四月. ︵三九︶ クラーク・マ享シヤルは︑旧Oの60督く●OQ. O富巳く﹄霊お一一筥ご○肇O詳電︸︾め一Qoβo審躍・. ︵四〇︶. 一一〇$¶階︶o. 二十二肩大審院第一刑事部判決︒録第二五集第五八九頁︑⑥大正十二年五月九日大審院第三刑事部列決・集第二巻第四〇︸頁等 がある︒. ︵蜜ゆ一雲ぎ一曾O︸鴛闘ーソ蔵吋診巴どo︾息f宰bpぢ突許①鵠︶Q. ︐. を學げておるが︑右判例に於ては︑他人が重罪を犯したことを知つていたと﹃信ずべき相當な理由﹄があれば足りる. ︵璽︶既の黙に關し︑ミラーは前記国霞邑〜弊箕①を撃げている外︑≦螢三︒9影久砦β夢籍チv8ゆ︶を撃 げている︵霞蔚♪β暮謄も面8き審︒︒一︶◎なお︑クラーク;ーシヤルも︑三フーも2ξ≦02ρスざ塔・︿嶺浮 筈V鼠鱒︶. O Q冨8〜じ帥く謎︵試閃.一︒器一︶ は本丈に説いたような明確な認識を必要 ︵9鴛犀−竃勢審︸多炉Oや巳ε皆㊤嵩08ミ㌔. クラ7ク・マーシヤルに掲げられていろ. としたものと惣像せられる. ︵四二︶. としているものと解せられる.
(15) ︵四三︶. ︵四四︶ ︵四五︶. 此の黙に關皿し︑. ミラ︸もv. 暑帰①δ質OO影●. が引用せられている︒. クラ豆ク●マーシヤル強認. 艶の鮎κ付ても︑弓三ζダOo影. 9鴛苧竃卑器ケ鋒どo℃曾afや貿曽ソn崔霞︸oや9ゴで鵠O.. を魔甲げている9. ︵四六︶此の黙に關しては︑クラーク・マーシャルも︑ミラーも倶に閃賃タ鼠三畏鱒髭薯辞︑節鐸$︶を暴げている ピ旨oさo︾鼠ダ︾籠O昌90㏄99鷲苧嵩覆婁箆㌍暑●禽罫衝曽幹. ︵9鴛﹃冒跨︒・げ巴ごoす鼠掌︾能Oβ9①ooゴ 竃一碧9︒アo亨鼠酔こ肇鐘Oβo富㏄go︶o. ︵四七︶. ︵四八︶ 盗品を牧受することは︑事後從犯にならぬとする鋼例としては︑虻受島♂・・q慶欝欝︵瞳韓顎嶋緯︶が鶏ユげられている. 敏に問題となるのは︑親族間に於て事後從犯を庇︾たる揚合の責任如何ということである︒プラックストーン. G9良遭﹃︾萄轟﹃箪ど窪℃壁ピo審謬︶◎ ︵ピ筐惣・︸︒陸躍 娼 冨 一 ピ 冨 Q. 九. の言に︑﹃近親の者も其の親族を庇護することは許されない程︑法律は爾く峻嚴である﹄︵四九︶とある如く︑親が其の. 子を庇い︑子が其の親を庇うならぱ︑事後從犯として其の罪を問われるが︑妻だけは︑重罪を犯した夫を庇つても︑. 事後從犯を以て問われないことになつている︒蓋し︑妻は夫の支醜下にある者と推定せられているからであろう︒尤. 愚︶︑・ーザ︒アイランドの割定法では︑血縁︑姻族の關孫を考慮して︑夫嬬︑父母︑羅父母︑子︑孫︑兄弟姉妹を除. 外している盆○︶︒それにつけても︑我が刑法第百五條が︑從雍︑犯人藏匿及び誰愚涯滅の罪に付て︑犯人叉は遙走. 者の親族にして︑犯人叉は逃走者の利盆の爲めに之を犯したときは︑其の者を罰し瓶い旨規定せられていたのが︑昭. 岩艶o♪oワ鼠計︾認O︸ξ富q. ︒O●. 醐五. 和二十こ年法律第百二十四號によつて︑其の刑を菟除することを得と改正せられたヒとが︑思い出される︒. ︵五〇︶. ︵四九︶ 麻一出8評馨o賢①Oo醤箆●Q⇔㊤●. 英米法に於ける共犯.
(16) 英米法に於ける共犯. ︸宕ンoや98 層 ゆ 驚. 一六. ︵♂島諾<.審話︵q︒︒ q O効﹄恥ざ鼠ン銅幾麻︶事件を其の教科書︵竃苧. 岩o$QO︒ ︶ 及ぴ判例集 ︵冒⁝oツ○霧窃○冒O二︸缶ピ箪︸蝕≦一蕊♪や嵩刈︾ に暴げているが︑ 右教科書 G. ︵五二︶ ミラーはこの鮎に關する適切な判例として. 蓋︸︶響巴薯く︑9彰へ切チ︐○霧﹄凱εがミラーに引用せられている︵属ヨ9唇.貧.も.躍一ぎ8︒︒刈︶︒. かによつて︑刑罰が科せられている︵五五︶︒. に於けるよりも一層重要さがなくなつたのである︒併し︑二三の州では︑第﹃級主犯であるか︑第二級の主犯である. 罪とせられた如きが︑それである︵五四︶︒而して威丈法の下では︑此の匪別は︑實際的に康止せられたので︑普通法. もあり得たのである︒之を例えぱ.第一級主犯が軍なる故殺で有罪とせられたのに封し七︑第二級の主犯が謀殺で有. れる以前に︑虚罰せられることがあり得たし︵五5︑第二級の主犯が第一級主犯よりも重い罪で有罪とせられること. を受くることがあり得たし︑其の逆の場合もあり得たのである︵五二︶︒而して第二級の主犯が第一級主犯の審到せら. 全然無關係であつた︒其の當然の結果として︑第一級主犯として起訴せられた者が︑第二級の主犯として有罪の認定. 刑罰に服するものと解されていた︒或る主犯に封する起訴︑審到及び有罪の認定は︑他の主犯に墨する事件の庭分に. は︑起訴と有罪認定とに關する限り︑全く形式的のものであつた︵五一︶︒各主犯は同等の罪責があり︑同等の峻嚴な. 先す︑主犯邸ち第一級主犯と第二級主犯とから考察して見よう︒普通法下では︑第一級主犯と第二級主犯との別. 拉に實騰法上如何に取扱われているであろうか︒. 一〇 以上を以て︑米英法に於ける各種の共犯を概観した課であるが︑此等第一級主犯乃至事後從犯は︑手績法上. 山 ノ、.
(17) ︵9鷲㌘ピ節議富鋳Oや鼠8噂ピ8昌O甘①旨︶ρ. ≦鵠謡讐BのダGQ酔暮①黛刈一昌騨㎝お︶ や︑ 頃①⇒騎①︿●OO︼B︒︵O図凶︾ど嵩コ Q・≦・一轟O︶ はクラークo. ミラーの教科書には︑此の揚合の判例として騨8≦昌ダo Q$$︵携Q鉾おO㌔鵠ご器舘一霧く︒oQ欝8︵OO鷺oOぎ. マーシヤルの教科書にも暴げられている. の註に槻〜げられている. ︵五三︶. 慶幹蕊ざ﹄客鼻鳶①ご≦旨oβ〜oQ霊富︵一ρP蔓尊︒餓ρ鱒O乞oO計即含︶が適切 Q9窃〜oQ蜜審︵監O置Oo. ○罫国.㊤ Q一︶ 等が暴げられている ︵冒臨富♪○や9ダ︾bゆ自冨90Qc㊤︶︒ Q①. ︵五四︶. ︵竃筥OンOで巳質亨罐一βO誘8︶Q. ︵五五︶ 此の黙に關する鋼例には 繍鉱一呂タ幹鶏O︵一艶Ω鈍賦嵩︾一騒酔蝉畿①瞭ンb箋昌ダ一︑欝ン︵㊤︵︶置.①つ蕊Ψ8︾. な鋼例のようである. 次に︑事前の從犯に付て見るに.一七〇二年までぱ︑主犯が犯罪を途げなかつた場合又は僧侶としての特典. 一電︶ 等淋ある ︵冨は富♪oやafヤ憩出一5富遷︶︒. 一脚. を有する揚合に於ては︑從犯は︑其の承諾によるの外︑有罪とせられることも︑叉︑刑罰を科せられることも︑あり. 得なかつた︵五六︶︒併し︑一七〇二年に至η一つの成丈法が制定せられて︑極めて僅少ではあるが︑右特礎を縮小. した︒即ち︑主犯が︑重罪で有罪とせらるべき揚合︑洗黙すべき場合叉は審判の爲め召喚せられた陪審員二十入以上. を強硬に忌避した場合には︑從犯は起訴せられ︑審判せらるべきものと︑せられることとなつた盆七︶︒而して一八. 二六年に制定せられたイギリスの成丈法でぱ︑主犯と從犯との別は一騰決定的に沸拭せられて︑主犯が裁到に付せら. れたると︑將た有罪とせらるべきであると否とに拘らす︑事前の從犯は事前の從犯として︑叉は一個獅立の犯罪とし. て罪責を負うものとされ︑且つ起訴せらるべきも⑳とされることとなつた︵五八︶︒かくして︑其の後のイギリスの成. 叫七. 丈法及び到例ぱ︑此等初期の成丈法によつて認められていた主犯從犯の別を完全に慶棄し︑以て一切の疑問を除去し たハ五九︶︒. 英米後に於ける共犯.
(18) 英米法に於ける共犯. 喩八. アメリカ合衆國に於て は︑普通法の規則が︑若干の例には依然存していて︑判例上︑從犯は︑其の者の同意による. の外︑主犯が有罪とせられるまで︑否︑少くとも主犯と同時でなければ審判に付せられないものと︑主張されてい. る︒部ち︑主犯が死亡したり叉は逮捕できない揚合には︑從犯は全然庭罰し得られないものとされている︵六〇︶︒儀. つて︑從犯は主犯よりも重い罪を以て有罪とせられ得ないとするのか判例である︵六一︶︒故に主犯が無罪ならぱ從犯 また無罪たらざるを得なかったのである︵六二︶︒. 併しながら︑現在の多くの例に見る如く︑主犯と從犯との別が成丈法上慶止せられているところでは︑從犯は︑主. 犯に關係なく審剣せられ得るものであり︵六三︶︑主犯が無罪たる場令でも有罪たり得るものであり︵六四︶︑主犯より. も重く庭罰せられ得るものである︵六五︶と判決せられている︒之を殺人の共犯に付て例えれぱ︑主犯は感情の興奮. から故殺の犯意を以て行つたと見られる場合でも︑從犯は豫諜の故意を以て行つたと解せられることを妨げない︵六. 六︶︒蓋し︑此等の判例の趣旨とするところは︑謂わゆる從犯と難も︑自己固有の犯罪に付て庭罰せられるのであつ. て︑主犯なる他人の犯罪に從属して塵罰せられるものでない︑ということに蠕著するのである︒. 蚊に於て︑或る州の裁剣所では︑此の如き成文法を︑解繹するに方り︑普通法の規則を打破する必要以上に︑成丈法. に大きな意義を與えないよう︑注意して來た︵六七︶︒庭が︑從犯を主犯として庭罰し得るものとする成丈法の下に於. て︑それにも拘らす︑從犯が從犯として起訴せられ︑而かも之が審判 に︑主犯の有罪無罪を決する必要以上に立誰が. 爲さるべきであるとした到決がある︵六八︶︒そうかと思えぱ︑從犯が主犯として起訴せられ︑庭罰せられ得る旨を規. 定する成丈法の下で︑從犯は主犯として起訴せられ︑審鋼せられ︑庭罰せられ得るとする到決があつたり︵六九︶︑. 叉︑從犯は︑主犯として起訴せられても︑從犯として庭罰せられ得るとする剣決があつたりするのである︵七〇︶︒.
(19) 要ずるに︑從犯は︑普通法の下では︑主犯が有罪とせられ慮罰せられた後でなけれぱ︑慮罰せられないとせられて. 目麟協幹. 脳鵠鱗︾. 一かある. ︵ン一犀一①5亭弓・⑫囲齢遷℃・. 睡幽嶋. 5 ﹂峠⑦ ゆ閃噌 ︵r諒偽噌犀﹂. いたのが︑成丈法の制定せられるに及んで︑漸次︑か〜る從馬性が認められないこと︑になりつ曳あるのである︒ 馨①客窪㍉菖P. 戸一恥. ︵五六︶ G a8℃富7ゆ齢ざξ・omgoOりぎ一ぎ鎮い雪f臥導嶺置冨9<o一・員㌘器墾. ︵五七︶. ︵︑二ごrイ爾哨げマニ高づ筆. ︵五八︶ ︐¶Q①9鰹9Φ世卿9. o な3矩δぎ箏峯.. 之に撫氾切 た 削 刈 傭 幽 し ﹂ ー レ て. ︵五九︶ ハみハ○︶. 試oO罵蔓≦誓箪①︵輩ご三︒笛二︶頴︾霞﹃翼薯ーに認ゴ︸ぎ詞毒一二・●深葺Φ︵醤肉鼠・a3︵嵩陣嵩o♪轟︶亨o穿乙︶・漣婚. ¢蓉 オ < ・ 9 彰 ︒ 貧 モ ︸ . ︾ ﹂ 拳 ︶ .. ビ藷.伽ぼ三ご^勇り鉱r︸ごじ¢刈ζみ①憩3︒. ︵六ご︶. ︵六一︶. 昌︵みおOむ︶Q. 9暦二咽︶.b類饗o鼠密渉錯恥層讐¶︸旨c3鷲︶︒. ︵六⁝判倒8量;ま︷器爲づ︑星物貰蕊弘ぎ﹂︶欝馨︶引雪・汀くヒ農久もコ︶騨曳Φ︶饗難︵ン⁝煙︑︸ξ︑兆F. の鋼伽一の外︑. 峯︒ る ︶9讐ノ圃塗蜜ε︵摩婁ご警傷メ曇2.で江裂γ深幕づ幕.苧. ︵徹敷図㊤︼ポ一駅︸嚇¢始.一〇艶O︶︒. 鰍九. 聡酔簿齢①く︑0 賭︸ピ劇吋P圃献餅プ﹃︸︷①管麻一〇︶ ソ門①富酔φ辱 彊 ゆ竃︶ 奨①︾犀〇一傘O OQq Pタ樽①O℃︸①︵Q Ωげ聾づ一奨 ︷鱒qP葬魯H︒一ωG ゆ︸α①漸︒q. q a酔鱒譜く●Q㎏簿︾. 農︒ 閲︑一①該轟賓あ蜜欝︵蕊ソ一奮q ︒声影qρ萄. ¢磯qの︵餓K一ハ鎗ご唄ぎ螢か憎●劇一〇帥貿プ︷雛ぼび聾一噂磁欝コ︷みゆじ︶Q. 型鳩食一ろδごO 一 鴛 下 ︼ 一 る 窓 ご a ど o 噂. ︵六五︶. ︵山ハ凋一︶ 酸酔騨辞①−︑.一. ︵幽ハ山ハ︶ O Q酔勢齢O︿・勺夢ひ6①門む 薩O︸冒. 算母馨謬︵獣鱒内鱒野GQ⇔ 馬 駆脇麻即諺麻︶り. ︵轟ハ八︶. ︵轟ハ・七︶ 嵩陣︸剛①さ¢b O一世v噂齢磁癖︸W賢^潔O歌ゆ. 憎①¢︾畜︵q 麟一ツ類巳一.¢ε︵属邑o亭霜げ●9詑亨鱒編謬o窓⑰︶◎. 襲米蔵に於け講典犯.
(20) 英米法に於ける共犯. Ω白騨プ<︐O Q富富︵曽日O〆卜bや8ざ嵩OQ︒≦●騒鱒︶ 6勉彰℃げ①一一♂・●OO目.︵竃る鉾一Qo刈ごG. 二C. は︑共に︑. ミラ︸の教科. ◎餌診Ω ヘン訟ζΦき○やO騨こ層鱒添qQ影O酔①﹃︶及びクラーク㊥マーシャルの⁝敦科電田 ︵O︸ゆ層昇.ピ勉層り慶げ簿劃O︾O画げ鳩や心りOOdO酔①憎弓. ︵六九. 聖臼. ︵七〇︶. ミラーは︑此の場合の判例としてoQ9鴛巨鉾げ〜q Q蜜審︵一嶺29εP圏客≦︒O一qo︶を學げている︵ま旨㊦♪○や. 卜o麻︶に墾げられている︒. 9一¢や鱒齢昌o$Q◎︶o. =脚最後に事後從犯に付て考察して見よう︒一八四七年以前の普通法では︑事後從犯は︑主犯と同等の罪責ある. ものとするのが原則であつたが︵主︶︑主犯と同時に叉は其の後に於てのみ審判し得るものとせられ︵七5︑叉從犯. を主犯として訴追する起訴飲を以ては︑有罪の認定を爲し得ないものとせられていた︵七⁝︒. 一八四七年︑イギリスでは成丈法を制定し︑規定するに︑事後從犯は事後從犯として︑本犯と同時に叉は其の有罪. 後に︑審制せられ得ること︑叉︑事後從犯は︑主犯が有罪とせられたると否と︑裁判に付せられたると否とを問わ す︑一個濁立の重罪として起訴せられ︑有罪とせられ得ることを以てした︵七四︶︒. アメリヵ合衆國に於ては︑立法上の實際は︑共犯中事後從犯を除く他の三種の別を認めざるに拘らす︑事後從犯の. 別のみを認め︑且つ其の名構を保存し︑而かも若干の成文法はイギリスの前例に倣い︑本犯に如何なる虞置の講ぜら れたるかを問わず︑事後從犯の訴追を許している︵七五︶︒. 要するに︑事後從犯は︑英米法に於ても︑他の三種の共犯とは之を匪別し︑特殊の取扱を爲していることが窺われ. る︒蓋し至當のことたるを失わない︒何となれば︑事後從犯は本犯の犯行が完了せちれた後の行爲であつて︑敦れも. 麻國蜀o閥露○⇒¢○○冒5・マじゅ嘗. 本犯と異る法盆を害する︑別個の犯罪と解すべきであるからである︒ ︵七一︶.
(21) ︵七二︶. ︶を撃げている︵旨筥β. 0 慶富℃慶①夢属竃ぎ曙矧亀魯びOOは目ぎ巴■鯵ぎく巳●目りbつQ⇔中なお︑︑・・ラーも︑クラーク6マーシヤルも︑鋼例としてヤ. 箭掲岩oO胃逡ぐあ鼠審 の外︑9巳ン・讐匿影薯︵さ瞑島・菖舘m﹂鐸鳶PboO卜夢ごβ⑰oo. も HF恥刈P誤︾唐 菊Φ層霞ρソざOO畷く︒幹暮①︵㎝熱o ヵ①冒5扇ωダ勺①o覧O︵Qoり. o︾魚ゴ︾団虞β08一¢o ○︸鷲﹃寂鴛警包ど○暦●9f℃・噂宕冒o審bD敬﹀︒ ︵七三︶ ミラーの組璽げている判例としては︑. が滲考に値するもののよう弔︑あゆ9︵ソ望冨さβ︶・aヂ一プトp歳. ゑ聾団Qo刈と︸一質α⇔げ①乙oざ磁蜜一①︵一㈹レ宣︒︷9Q c︶ 等がある ︵ぞ類=臼︑︸o㌘O客←や鱒一劇翼o酔O一齢︶︒. 鉱昌魯<・融罫ε︵一鼠2薯.拐避讐O塑︑〜<・峯q︶. ︵七四︶ ご螢冒島這<6掌9議ρ総働 ︵七五︶. 英米の刑法書に於ては︑共犯を論するに方つて︑共犯の成立に共犯者間に意思の合致を必要とすることに関. 貰み①義︶o. 醐三. 聯して︑ρり共犯者聞に犯意の翻鵡があつた場合︑⑧共犯者中に犯意を翻した者のあつた場合に言及するのが常である. が︑前者は錯誤の問題として︑後者は中止犯の問題として解決すべきものであり︑別段共犯に特有のものでないか ら︑之が解説は之を省略する︒. ただ︑問題ほ︑わが刑法第六十五條に規定するω身分に因つて構成すべき犯罪に︑身分なき者が加功した揚合と︑. ω身分に因り刑の輕重のある場含に︑如何に庭置すべきか︑ということである︒私ぱ未だ此の問題に關する英米法の. 文献を手にしないが︑普通の教科書類は殆んど此の鮎に論及していないと︑云つてもよい程である︒. クラーク・マ3シャルの如きも︑﹃報助叉は從犯たり得る者﹄︵栢Φ器○蒙薯げOき夢︾富箪留誘蟄昌犠暫び98議曾器8諾. 撃ユ緩︶なる題下で︑﹃犯罪を實行し得る者は︑第コ級の主犯又は事前の從犯として有罪たり得る︒而して年齢︑性別︑. 二蝋. 地位又は階級の理由で︑第一級の主犯として特殊の犯罪を行う能力の無いことは︑問題とならない臨︵七さと提言し 英牽法に於ける共狸.
(22) 英米法に於け6共犯. 二二. た上︑之を例解するに︑﹃適例の一として︑強姦の揚合がある︒十四歳未満の少年叉ぱ婦女は︑自身では強姦罪を犯し. 得ないが︑事前の從犯として叉は第二級の主犯として有責たり得る﹄︵七七︶云女と︑幾多の實例を學げているに過ぎ ない︒. なお︑英米の刑法書では︑主人と雇人との責任問題を相當詳細に共犯論で説くのが例となつているけれども︑是れ. また狭義の共犯の範躊には属しないものと思われるので︑本稿に於ては︑此の黙に就ても鰯れないこととし︑之を勉 βの研究に譲ることにした︒ 9彗下竃薗おげ曽Fo︾9詳︾鱒鵠●. ○蜜厚犀シ︑葺需一多Foでo一ダ副ンbp牌ざ. ︵七六︶ ︵七七︶. ︵二︾第二級の主犯は︑重罪が行われるとき︑其の場所に現在して︑第一級の主犯と犯意共通の下に︑之を轄助す. 謂う共同正犯であるo. 特色が實行々爲に與ることにある以上︑共同者一同が實行凌爲に出るならば︑それは疑もなく︑我が刑法第六十條に. ︵一︶第一級の主犯は︑自分の手を以て又は善意の代行者によつて︑現實に犯罪を實行する者であり︑而しで其の. は明であるが︑之を比較封照するならぱ︑如何なることになるであろうか︒. 級の主犯︑事前の從犯及ぴ事後從犯の観念が︑わが國の共同正犯︑致唆犯及び從犯の観念と一致ナるものでないこと. 一四 以上敷筋に亘つて説き來つたところを以て観れば︑英米法に謂うところの共犯︑部ち︑第一級の主犯︑第二. 七.
(23) る者であP︑ω犯所に現在す胤ことと︑ω實行々爲に關與しないこととが其の特徴であるから︑之を我が刑法の共犯. 分類に當嵌めてみるならば︑それは︑致唆犯たることあり︑從犯たるこ乏あ蔓︑更に通謀に因る共同正犯を認むる限 り︑共同正犯なることもありうる︑と解すべきであろう︒. ハ三︶事前の從犯は︑重罪が行われるとき︑其の揚所に現在しないで︑他人に右犯罪を行うよう働誘し︑助言し叉. は命令した者︑印ち使嚇した者であり︑其の特質は︑ω犯所に現在しないことと︑ω實行飛爲に關與しないこととに 在るから︑我が刑法に謂ヶ︑教唆犯と從犯との二者を含むものと解し得よう︒. ︵四︶事後從犯は︑他人が重罪を行つたことを知聾ながら︑之を庇護することである︒此の從犯ぼ本犯が完了せら. れた後の行爲であり︑随つて木犯と異る法釜を侵害するものであるので︑英米法に於ても︑之を他の三種の共犯と癌. 別していることは︑翫に検討したところによつて︑明瞭である︒而して我が刑法では︑此の人的庇護罪を犯入藏匿・. それは兎に角︑第一級の主犯乃至事前の從犯と謂うが如き分類は︑之を認むるが非で︑之を認めざるが是. 隙避の罪として規定しているから︑共犯として比較封照するの鯨地はないものと謂わねばならぬ︒. 醐五. 普遍法時代から重罪に付て認められて來た此等の分類が︑珊法の成文法化されるにつれて︑漸次認められない傾晦. か︒. にあることば︑事實のようである︒併しながら︑果して根本的に此の分類が彿拭し去られるものであろうか︒. 一見矛盾であ診︑緯意的であると解し得られよう︒併. 如何にも︑重き叛逆罪と輕き輕罪とに付ては︑第一級主犯乃至事前の從犯と謂うが如き共犯分類が認められない で︑猫り中間地帯たる重罪に付てのみ認められていることは︑. 墨逆. しながら︑立法的に既の如ぎ分類が否認せられつ玉あるに拘らす︑裁判上︑依然として之が是認せられて︾るのは側 英米法に於ける聾灘.
(24) 英米法に於ける共犯. 二四. 故であろうか︒思うに︑それは︑責任能力ある他入と意思共通の下に犯罪を行うことを以て︑器具機械乃至善意の第. 三者を利用して犯罪を行うことと同一硯することぱ︑到底肚會通念の許さない所であるからであろう︒. 妓に於て︑私は︑謂わゆる個人的責任論に徹して︑共犯否認論にまで到達すれぱ格別︑荷くも共犯なる観念を認む. る限り︑そこには何等かの理由づけがなけれぱならぬ︒而してこの事ぱ︑濁り英米法の共犯に付てのみならす︑我が. 國の共犯に付ても當嵌ることであつて︑今後における刑法學上の一課題であるといわねぱならぬ︒.
(25)
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