九州大学学術情報リポジトリ
Kyushu University Institutional Repository
ケンコウド・セイカツシュウカンノネンダイテキサ イオヨビジュギョウゼンゴデノヘンカ
徳永, 幹雄
九州大学健康科学センター
橋本, 公雄
九州大学健康科学センター
https://doi.org/10.15017/739
出版情報:健康科学. 24, pp.57-67, 2002-03-01. Institute of Health Science,Kyushu University バージョン:
権利関係:
ー 研 究 資 料 一
健康度•生活習慣の年代的差異及び授業前後での変化
徳 永 幹 雄 橋 本 公 雄
H e a l t h and L i f e H a b i t s ‑ D i f f e r e n c e s b e t w e e n Age Groups and Changes from t h e B e g i n n i n g t o t h e C l o s i n g o f a S c h o o l Term ‑
Mikio TOKUNAGA and Kimio HASHIMOTO
はじめに
近年,生活習慣を見直し,改善することの指導が重 要視されている。筆者は個人の健康度や生活習慣を客 観的視点から分析する方法として「健康度•生活習慣 診断検査
(HLH.1)
」を作成した1)‑4)。本研究では,この「健康度•生活習慣診断検査 (HLH.1)
3 )
」を用 いて2
つの基礎的研究資料を報告する。研究1
では,中学生,高校生,大学生,社会人に調査を実施して年 代 的 差 異 を 分 析 し た エ 研 究
2
では,大学の前期・後 期の講義の中で,最初の授業日と最終の授業日に調査 を実施して,授業前後の変化を分析した。研究 1 .健康度•生活習慣の年代的差異 目 的
研究
1
では,中学生から社会人までを対象にして「健康度•生活習慣診断検査 (HLH.1)3) 」を実施し,
回答者から得られた資料をもとに,健康度及び生活習 慣の年代的な差異を分析し, どのような点で問題があ
るかを考察した。
2.
調査対象調査対象数は表
1
のとおり,合計1 , 7 1 4
名であった。その詳細は次のとおりである。中学生は福岡県内の市 立中学校
2
校に1
学年2クラスの調査を依頼した。そ
の結果,中学生男子は1 9 5
名(1
年生7 0
名,2
年生58
名,3
年生6 7
名),中学生女子は1 9 4
名(1
年生66
名,2
年生66
名,3
年生6 2
名)から回答を得た。高校生も福岡県内の県立高校
2
校に1
学年2
クラスの 調査を依頼した。その結果,高校生男子は2 3 5
名(1
年生7 6
名,2
年生7 7
名,3
年生82
名),高校生女子 は2 3 3
名( 1
年生7 9
名,2
年生80
名,3
年生74
名) から回答を得た。大学生は複数の大学の1
年生が中心 で5 6 7
名(男子3 0 3
名,女子2 6 4
名)。社会人は企業 勤務者で,2 9
才以下は1 8 2
名(男子3 7
名,女子1 4 5
名),30
オ以上は1 0 8
名(男子40
名,女子68
名)で あった。3.
調査内容徳永4)が作成した
58の質問項目から構成され, 1 6
因子, 6 尺度に分類される「健康度•生活習慣診断検表 1.調査対象者
年代 男 子 女 子 計
中学生 195 194 389
方 法
高校生 235 233 468
1 .
調査時期 大学生 303 264 567中学生及び高校生は平成
1 1
年1 0
月初旬から平成社会人(29才以下) 37 145 182
1 1
年1 2
月中旬に実施した。大学生及び社会人は平成社会人(29才以上) 40 68 108
1 0
年1 0
月から平成1 1
年1 2
月までに調査した。計 810 904 1714
5 8
健 康 科 学 第24巻表 2 .健康度•生活習慣診断検査の内容
( ) 内 は 質 問 項 目 の 数
尺 度 因子名
1)健康度・・・・・・・・身体的健康度(4項 目 ) 、 精 神 的 健 康 度(4)、 社 会 的 健 康 度(4) 2)生活習慣行動・・ストレス回避行動(3)、 積 極 的 健 康 行 動(4)、 休 養 行 動(3)、
嗜 好 品 摂 取 行 動(4)
3)運動条件・・・・・・運動意図・環境(4)、 運 動 意 識(3)
4)食生活状況・・・・食品のバランス(8)、 食 事 の 規 則 性 (4)、 間 食 ・ 夜 食(2) 5)休養状況・・・・・・休養度(4)
6)睡眠状況......睡眠の規則性(3)、熟睡度(2)、 睡 眠 障 害(2)
表 3 .健康度•生活習慣行動・運動条件に対する
年代,性による2要因分散分析
尺度名 因子名 主効果
年代別 性差 交互作用
1 1.身体的健康度 8 657 ** 0 003 0 515 2精 神 的 健 康 度 6 572 ** 0 096 0.759 健
康 3社 会 的 健 康 度 26 327 ** 0 713 1 057 度
総合得点 19.403 ** 0 354 0.996 1ストレス回避行動 ** 1.243 1 137 2. 14 821
生 2.積極的健康行動 83.441 ** 1.861 0 476 活 3.休養行動 4.861 ** 0.643 0.906 習
惧 4嗜好品摂取行動 5 482 ** 8 101
行 19 502
動 総合得点 28 958 ** 5.874 * 1 731△
1運 動 意 図 ・ 環 境 34.429 ** 5 258 * 2.401 * 3.
運 2.遅動意識 15 278 ** 0 711 1.346 動
条 総合得点 29 340 ** 3 991 * 2 181 * 件
**p<.01, *p<.05,△p<.10
査 (HLH.1)」を実施した。本検査の内容は表 2のと おりである。
結果と考察
1 .
健康度について中学生から社会人までの健康度及び生活習慣の平均 値及び標準偏差を示すと,巻末の資料
1
のとおりであ る。健康度に対する年代,性による2
要因分散分析を した。結果は表 3のとおりである。身体,精神,社会 の 3因子及び総合得点でいずれも年代間に有意な差が 認められた。しかし,性差は認められなかった。身体的健康度(睡眠,食欲,体力,肥満)について みると,中学生では男女とも高学年になるほど低得点 を示した。高校生は学年差はみられず,大学生は高校 生とほぼ同得点を示した。社会人は中学,高校生に比 較して高得点を示した。
次に,精神的健康度(集団適応,対人関係,イライ ラ,勉強・仕事)についてみると,図
1
のとおりであ る。中学生では男女とも高学年になるほど顕著に低得 点を示した。高校生は 2年, 3年生で低得点を示した。大学生,社会人は中学,高校生に比較し高得点で あった。
社会的健康度(生活の充実,教養・趣味的活動,希 望・夢,地域活動)は中学,高校とも高学年になるほ ど低得点を示した。大学生は高校
1
年,2
年生と同得 点で,社会人は高得点であった。健康度の総合得点をみると,図 2のとおりである。
中学,高校生とも高学年になるほど低得点であった。
大学生は高校2年, 3年生とほぼ同得点,社会人は高 得点を示した。
これらのことから,中学生,高校生においては男共 とも高学年になるほど健康度評価が劣り,その傾向は 精神的健康や社会的健康で顕著であることが明らかに された。高学年になるほど,受験勉強が健康度に影響 しているものと推察される。大学生は精神的健康では,
中学生,高校生よりやや優れているものの,身体的健 康,社会的健康ではほぼ同程度であった。社会人の健 康度は中学生,高校生,大学生に比較すると優れてい
る傾向がみられた。
2 .
生活習慣について 1)生活習慣行動中学生から社会人までの結果は資料
1
のとおりであ0 5 0 5 0 5 0
•••••••
5 4 4 3 3 2 2 1 1 1 1 1 1 1
48.0
0 0 0
0 0
.
.
.
.
. 4 2 0 8 6 4 4 4 3 3
年 代 差F=6.572,P<,01 性 差F=0.096
■
男 子 口 女 子次ゞ次詞次我ら` 伶心`や名逹:令人。
4y)‑汐~v'i7
図1.精神的健康度の年代差・性差年代差 F=19.4, p<.01
■
男子口女子46.0 ~ 性 差 f=0.4
我へ名 衣萩t 咲も改へ~ ✓ •.•
: : l
✓ •.•: : : f 紗 ぷ ぷ / 次 次 次 岱 げ 岱 千 4 4
虚ぶ゜
図2.健康度総合得点の年代差・性差
る。生活習慣行動に対する年代,性による
2
要因分散 分析の結果は,表 3のとおりである。年代間に有意差 が認められたが,性差は認められなかった。ストレス回避行動(肥えすぎ・やせすぎに注意,人 間関係の維持,ストレス解消)についてみると,中学,
高校,大学生はほぼ同得点で,社会人はやや高得点で あった。
稽極的健康行動(食事のバランス,健康情報,運動・
スポーツ,健康診断)は,中学生及び高校
1
年生で高 得点に対して,高校2 , 3
年生及び大学生は極めて低 得点であった。社会人は高得点であった。休養行動(睡眠時間,
1
人で過す時間,徹夜の勉強・勤務)は,中学
3
年生,高校1
年生及び3
年生が低得 点であった。それに対して大学生はやや高得点を示し,社会人はやや低得点を示した。
嗜好品摂取行動(アルコール,喫煙, コーヒー・紅 茶,清涼飲料水)は,社会人男子が顕著に低得点を示
した。男子に比較し,女子が高得点を示した。
生活習慣行動の総合得点でみると,図
3
のとおりで ある。中学生は学年差は認められなかった。しかし,高校生は高学年になるほど,顕著に低得点を示した。
大学生も高校 3年生と同得点で低得点であった。それ に対して社会人は高得点を示し,性差が認められた。
女子の得点が社会人で高い傾向がみられた。
これらのことから,中学生では高学年で休養行動で 劣る以外は学年差はみられなかった。高校生は高学年 になるほど,積極的健康行動,休養行動で劣り,生活 習慣行動に問題があることが推察される。大学生は積 極的健康行動で劣り,社会人は嗜好品摂取行動で劣る
ことなどが明らかにされた。
2)
運動条件について結果は資料
1
のとおりである。運動条件に対する年 代,性による 2要因分散分析を行い,表 3の結果を54.0 52.0 50.0 48.0 46.0 44.0 42.0 40.0
年 代 差 F=29.0, p<.01
性 差 F=5.9,p<.05
■
男 子 口 女 子次森名次教``衣討:喩心衣`。又。]
る 必 図3
.
生活習慣行動総合得点の年代差・性差得た。
運動意図・環境(行動意図及び運動の友人・仲間,
時間,場所・施設)は,図
4
のとおりである。中学,高校とも高学年になるほど低得点を示した。大学生は 高校
3
年生とほぼ同得点で低く,社会人は高得点で あった。運動意識(効果の認知,楽しさ,重要な他者からの 期待)は中学,高校,大学生ともほぼ同得点であった。
それに比較して社会人はやや高得点であった。
運動条件の総合得点でみると,図 5のとおりである。
中学・高校とも高学年になるほど,低得点を示した。
大学生も高校 3年生とほぼ同得点で低得点であった。
それに比較して,社会人は高得点を示した。また, ど の年代でも性差が認められ,男子は女子に比較して高 得点を示した。
これらのことから,中学生,高校生は高学年になる ほど運動条件で劣ることが指摘できる。大学生も同様 に劣り,社会人は中学生,高校生,大学生に比較する と望ましい運動条件を有していることが明らかにされ
20.0 18.0 16.0 14.0 12.0 10.0 8.0
■
男子□
女子 年代差 F=34.429, p<.01 性 差 F=5.258,p<.05教へ衣 衣ふ
t
衣 衣 衣 衣 救 ら ぶ 炉 希 咲汐令 令 令 千 4
ぷ ふ
次 次 次
令 碕
34.0 32.0 30.0 28.0 26.0 24.0 22.0 20.0
,Jlyv,JlS,
図
4
.運動の意図・環境総合得点の年代差・性差年代差 F=29.3, p<.01
性 差 F=4.0,p<.05
■
男子口女子ヘ衣 'l.,糸教":>名 へ改
忍 忍 衣 岱 岱 伶 千
'l.,名 討 終 4 " ぐぎ
令 も 。
* v
>zy 図5
.運動条件総合得点の年代差・性差60
健 康 科 学 第24巻た。また,これらの傾向は男女差があり,女子に比較 し男子が望ましい傾向がみられた。
3)食生活状況
結果は資料
1
のとおりである。食生活状況に対する 年代,性による 2要因分散分析の結果を表 4に示した。年代別に 3因子及び合計得点に有意差が認められた。
性差は 3因子には認められず,総合得点にのみ有意差 が認められた。
食品のバランス(緑黄色野菜,根葉類,海草類,果 物,蛋白性食品,牛乳,油脂類,食品の組み合わせ)
は中学,高校,社会人ともほぼ同得点であるが,大学 生だけは低得点を示した。
食事の規則性(朝食・昼食・タ食のずれ,欠食)は 中学,高校生は学年差はなくほぼ同得点であった。し かし,大学生は最も低得点を示し,社会人
29
才以下 は次に低く,30
オ以上もやや低得点であった。間食・夜食は中学,高校,大学生ともほぼ同様であっ たが,社会人は高得点を示し,とくに男子が高得点を 示した。
食生活状況の総合得点でみると,図 6のとおりであ る。中学,高校はほぼ同得点であるが,いずれも女子 が高得点を示し,高校では高学年になるほど低得点に なる傾向がみられた。大学生は男女とも著しく低得点 を示し,食生活状況が顕著に悪い傾向が明らかである。
これらのことから,大学生の食生活状況が著しく劣る ことが指摘できる。また,高校では高学年になるほど 劣る傾向があり,問題点である。社会人は中学生,高 校生とほぼ同様の傾向であることが示された。
4)
休養状況結果は資料
1
のとおりである。分散分析の結果は表4
のとおり,年代別に有意差が認められた。結果は図 7のとおりである。表
4
.食生活状況・休養状況・睡眠状況に対する 年代,性による2
要因分散分析尺度名 因子名 主効果
年代別 性差 交互作用
4. 1食品のバランス 31.842 ** 2 553 0.813 食 2食 事 の 規 則 性 58 154 ** 3 186△ 0.656 生
活 3問食・夜食 5 806 ** 0 878 1 657 状
況 総合得点 51.912 ** 4.607 * 0 674 5.休 養 状 況 12 313 ** 0 804 2.138 *
6 1睡 眠 の 規 則 性 56.058 ** 4 396 * 1.183 睡 2熟睡度 16.061 ** 2 220 1 059 眠 3睡眠障害 4.077 **
状 5.873 * 2 076 *
況 総 合 得 点 34 698 ** 8 737 ** 1.375 生活習慣尺度の(26)総合得点 50→916 ** 3.844 * 0718
中学,高校生とも高学年がやや低得点を示し,中学
3
年生と高校1 3
年生は著しく低得点であった。し かし,大学生,社会人は高得点を示した。このことから,休養状況(睡眠時間,静かに過す時 間,徹夜の勉強・時間外勤務)では,中学 3年生と高 校のどの学年でも劣る傾向が指摘できる。大学生,社 会人は中学生,高校生に比較すると望ましい休養状況 であることが明らかにされた。
5)
睡眠状況結果は資料
1
のとおりである。分散分析の結果は表4
のとおりである。年代別では3
因子及び総合得点で 有意差が認められた。また,性差では熟睡度以外に有 意差が認められた。睡眠の規則性(消灯の時間・睡眠時間・起床時間の ずれ)は中学,高校生とも高学年になるほど,やや低 得点を示した。また,大学生は最も低い得点を示した。
全体に女子がやや高得点を示した。
0 0 0 0 0 0 0 0 0
.
.
.
.
.
.
.
.
. 5 3 1 9 7 5 3 1 9 5 5 5 4 4 4 4 4 3
森 泌 象衣 必 衣 永\ 永 恣
次 次 次 岱 贔 凸 令 等 ` 又 。 ]
,Jl'>,v ~
15.0
14.0
13.0
12.0
11.0
10.0
年代差 F=51.9, p<.01
性 差 F=4.6,p<.05
■
男子□
女子一 . . .
'
, '
1 7
'図6.食生活状況総合得点の年代差・性差
年代差 F=12.3, p<.01
性 差 F=0.84
■
男子□
女子へ名投逸、永役糸汐(:-,-.-~\.,>"
忍 忍 忍 岱 硲 + 令 ざ 魯 げ ぶ 認 ¥
る 必
**p<.01, *p<.05,△p<.10 図7
.
休養状況得点の年代差・性差熟睡度(昼間の眠さ, 目ざめの気分)は中学,高校,
大学生はほぼ同得点で,社会人はこれらに比較し,高 得点であった。
睡眠障害(寝つきの悪さ,夜中に目がさめる)は中 学,高校生は高学年になるほどやや高得点を示し,概 して女子が高得点を示し,とくに高校
1
年生から3
年 生は高得点であった。大学生は最も低得点を示し,30
才以上の社会人も同様に低得点であった。睡眠状況の総合得点でみると,図 8のとおりである。
中学・高校生とも高学年になるほどやや低得点を示し,
大学生は最も低得点であった。概して,男子が低得点 であった。
これらのことから,大学生の睡眠状況が著しく劣る ことが明らかにされた。中学生,高校生は高学年にな るほど劣る傾向がみられ,男子にその傾向が顕著であっ た。社会人は中学生,高校生,大学生に比較すると,
望ましい睡眠状況であることが示された。
6)
生活習慣の総合得点結果は資料
1
及び表4
のとおりである。年代別,性24.0
22.0
20.0
18.0
16.0
年代差 F=34.74, p<.01
性 差 F=3.8,p<.05
■
男子□
女子ヘ 衣 糸 衣 永 衣 衣 吟 ペ
忍討ぎ奪令令#亙千牧冷
必 もV ̀ ゞ 、
180.0 170.0 160.0 150.0 140.0 130.0 120.0
図
8 .
睡眠状況総合得点の年代差・性差年代差 F=50.9, p<.01
性 差 F=3.8,p<.05
■
男 子 口 女 子名 衣 衣 名 名
哀 ぷ 忍 ら 贔 合 討 亙 千
衣 諺 ぺ 汐心・心
V)‑令 も 。
i S ‑ ‑ v ' 1 l Y
図9 .
生活習慣総合得点の年代差・性差差に有意差が認められた。生活習慣尺度(尺度
2 6)
の総合得点を年代別,性別にみると,図 9のとおりで ある。中学生,高校生とも高学年になるほど低得点を 示した。大学生は最も低得点であった。社会人はこれらに比較すると高得点を示した。
これらのことから,生活習慣行動,運動条件,食生 活状況,休養状況そして睡眠状況を総合すると大学生 の生活習慣が最も劣ることが明らかにされた。中学生,
高校生は高学年になるにしたがって,生活習慣が悪化 することが指摘できる。社会人は中学生,高校生,大 学生に比較すると望ましい生活習慣であることが示さ れた。
研究 1の要約
中学生から社会人までの
1 , 7 1 4
名を対象として健康 度•生活習慣の年代的差異を概観すると,次の点を指 摘することができる。1. 中学生,高校生は健康度•生活習慣とも高学年 になるほど望ましくない傾向がみられた。とくに その傾向は精神的及び社会的健康度,積極的健康 行動,運動意図・環境休養行動,休養度,睡眠 の規則性で顕著であった。
2 .
大学生は,積極的健康行動,運動意図・環境,食生活状況(食事の規則性,食品のバランス),
睡眠状況(睡眠の規則性,睡眠障害)で著しく悪 く,健康度•生活習慣とも最も望ましくない年代 である。
3. 社会人は概して,健康度•生活習慣とも良好で あったが,休養行動,男子の嗜好品摂取行動,食 事の規則性,睡眠の障害で望ましくない傾向がみ
られた。
62 健 康 科 学 第
2 4
巻研究 2 .授業前後での健康度•生活習慣の変化
目 的
研究
2
では大学1
年生を対象として全学共通教育の 必修科目である「健康・スポーツ科学」講義の前後に「健康度•生活習慣診断検査 (HLH.1) 」を実施し,
半学期間での変化を考察した。
方 法
1 .
調査時期及び対象1) A
クラス…平成1 1
年1 0
月1 5
日と平成1 2
年1
月3 1
日に調査を実施した。対象は男子1 1 1
名,女子5 9
名であった。この群 の対象は2
つの授業の合計である。2) B
クラス…平成1 2
年1 0
月1 6
日と平成1 3
年1
月2 9
日に調査を実施した。対象は男子4 9
名,女子3 1
名であった。3) C
クラス…平成1 3
年4
月24
日と平成1 3
年7
月1 7
日に調査を実施した。対象は男子1 0 9
名,女子8
名であった。なお,授業担当者は同一人で,授業内容は概略同様 であった。
表 5. 健康度•生活習慣診断検査 (HLH. 1)の 因子別平均値の変化 (N =170)
て
1回目M (Hll.10SD .25) 2回目M (H12.1.SD 31) t‑value1 身 体 的 健 康 度 14.7 2.42 15.1 2.57 2.23 * 健 精 神 的 健 康 度 14.3 2.75 14.3 2.74 ‑0.28 康 社 会 的 健 康 度 12.7 3.39 12.9 3.10 1.13 度 総 合 得 点 41.7 6.17 42.3 6.28 1.53 2 1.ストレス回避行動 10.4 1.92 10.6 2.14 1.10 生 2.積極的健康行動 9.0 3.00 10.1 2.96 5.56 **
活
習 3.休養行動 10.3 2.54 9.9 2.76 ‑2.03 * 慣 4.嗜好品摂取行動 2.61 3.43 **
行 16.0 2.75 16.5
動 総 合 得 点 45.7 6.92 47.1 7.06 3.48 **
*
3 1運動意図・環境 12.6 4.30 12.1 4.20 ‑2.26 運
動 2運動意識 11.3 2.04 11.4 2.08 0.66 条
件 総 合 得 点 23.9 5.62 23.4 5.63 ‑1.27 4 1.食品のバランス 25.2 5.77 25.1 5.79 ‑0.04 食 2.食事の規則性 10.4 3.57 10.9 3.63 2.08 * 生
活 3.間食・夜食 6.6 2.00 6.3 1.93 *
状 ‑2.05
況 総 合 得 点 42.1 8.24 42.3 8.57 0.32 5休 養 状 況 12.9 3.20 13.0 3.53 0.31 睡6 1.睡眠の規則性 6.4 2.78 6.5 2.84 0.57
2.熟睡度 5.4 1.71 5.7 1.82 2.34 * 眠3.睡眠障害
状 7.9 1.94 8.1 1.86 1.60 況 総 合 得 点 19.6 4.39 20.3 4.67 2.08 *
2 6の総合得点 144.2 20.83 146.1 22.59 1 53
2.
調査内容研究
1
で記述した内容と同様である。結果と考察
1 . A
クラス(平成1 0
年度後期の授業)の変化 対象者全体の授業前後の平均値及び標準偏差,そし て,平均値の変化のt
検定を示すと,表5
のとおりで ある。全体でみると身体的健康度,積極的健康行動,嗜好品摂取行動,食事の規則性,熟睡度の因子及び生 活習慣行動,睡眠状況の尺度で高得点に変化した。逆 に,休養行動,運動意図・環境,間食・夜食で低得点 に変化した。性別にみると男子では有意に高得点に変 化した因子は,身体的健康度,積極的健康行動,嗜好 品摂取行動,熟睡度であった(資料
2)
。また,尺度 別にみると健康度,生活習慣行動,睡眠状況及び生活 習慣の総合得点であった。女子では有意に高得点に変 化した因子は,積極的健康行動のみであった。逆に低 得点に有意に変化した因子として,運動意図・環境,間食・夜食及び運動条件の総合得点があった(資料
3)
。 これらのことから, Aクラスでは生活習慣行動,睡 眠状況や身体的健康度,食事の規則性で望ましい変化 がみられたことを示している。これは,とくに男子が 顕著に変化したことによるものと思われる。逆に,休表 6. 健康度•生活習慣診断検査 (HLH. 1)の 因子別平均値の変化 (N =80)
ご
1回目M (Hl2.10.SD 16) 2回目M (H13.1.SD 29) t‑value1 身 体 的 健 康 度 15.1 2.71 15.0 2.66 ‑‑0.36 健 精 神 的 健 康 度 14.9 2.58 13.8 2.87 ‑4.05 **
康 社 会 的 健 康 度 12.2 3.20 11.9 3.29 ‑0.96 度 総 合 得 点 42.3 6.04 40.8 7.21 ‑2.60 **
2 1.ストレス回避行動 10.6 1.94 10.3 2.25 ‑1.41 活生 2積極的健康行動 10.0 2.70 10.1 2.83 0.10 習 3休養行動 10.1 2.21 9.9 2.61 ‑0.81 行
慣 4嗜好品摂取行動 16.8 2.54 17.3 2.43 2.61 **
動 総 合 得 点 47.6 5.95 47.5 7.01 ‑0.03 3 1.運動意図・環境 12.9 4.41 12.2 4.12 ‑1.95 *
運 *
動 2運動意識 11.6 2.10 12.0 1.91 1.95 条
件 総 合 得 点 24.5 5.71 24.2 5.44 ‑‑0.65 4 1.食品のバランス 25.9 5.72 25.6 5.67 ‑‑0.82 食 2.食事の規則性 10.9 3.62 11.3 3.73 1.33 生
活 3間食・夜食 6.2 1.94 6.0 2.26 ‑1.18 状
況 総 合 得 点 43.0 8.50 42.9 8.85 ‑0.20 5休 養 状 況 13.3 2.99 13.5 3.35 0.50 6 1.睡眠の規則性 6.0 2.30 6.3 2.32 1.18 睡 2熟睡度 5.4 1.76 5.5 1.76 0.43 眠
状 3睡眠障害 7.8 1.68 8.2 1.80 1.94 * 況 総 合 得 点 19.2 3.96 20.0 4 29 1.71△
2 6の総合得点 147.5 18.68 148 1 21.47 0.34
**p<.01, *p<.05 **p<.01, *p<.05,△p<.10
養行動,運動意図・環境,間食・夜食では望ましくな い状態へ変化した。
2. Bクラス(平成 1 2
年度後期の授業)の変化 対象者全体の結果は表 6のとおりである。全体でみ ると嗜好品摂取行動,運動意識睡眠障害で高得点に 変化し,精神的健康度,運動意図・環境及び健康度総 合得点で低得点に変化した。性別にみると男子では有 意に高得点を示したのは,嗜好品摂取行動のみであっ た。逆に低得点に変化したのは精神的健康度及び健康 度の総合得点であった。他の因子及び尺度には顕著な 変化はみられなかった(資料4)
。女子では有意に高 得点に変化したのは,運動意識のみであった。逆に,低得点に変化したのは,精神的健康度がみられた(資 料
5) 。
これらのことから,
Bクラスでは嗜好品摂取行動,
運動意識睡眠障害で望ましい状況に変化したものの,
精神的健康度,運動意図・環境では望ましくない状況 に変化したことを意味している。
3. Cクラス(平成 1 3
年度前期の授業)の変化 対象者全体の結果は表 7のとおりである。全体でみ ると,因子別では社会的健康度,ストレス回避行動,運動意図・環境,運動意識,尺度別では健康度及び運 動条件で高得点に変化した。有意に低得点に変化した 因子及び尺度はみられなかった。性別でみると男子で は,有意に高得点に変化したのは,因子別では社会的 健康度,ストレス回避行動,運動意図・環境,運動意 識であった。尺度別では健康度と運動条件であった。
逆に,低得点に変化したのは,因子別で休養行動であっ た。その他の因子及び尺度には顕著な変化は認められ なかった(資料 6)。女子は対象群が 8名で少なく,
有意に変化した因子及び尺度はみられなかった。
これらのことから, Cクラスでは健康度評価や運動 条件が著しく好転したことを示している。また,因子 別では,社会的健康度,ストレス回避行動でも望まし い状況へ変化した。逆に休養行動では望ましくない状 況へ変化したことが明らかにされた。
以上のように,前期の授業は,大学入学直後の 4月 と夏期休暇前の
7
月に調査が実施されている。この期 間は大学入学後の最初の学期であり,高校時代の受験 勉強から解放され, 自由な大学生活のスタートでもあっ た。そのため,健康度評価や運動条件,さらには社会 的健康度やストレス回避行動が望ましい状況になった表7.健 康 度 ・ 生 活 習 慣 診 断 検 査 (HLH.1)の 因子別平均値の変化 (N =117)
て
1回目M (H13.4.SD 24) 2回目M (Hl3.7.SD 17) t‑value1 身 体 的 健 康 度 15.1 2.70 14.8 3.01 ‑1.42 健 精 神 的 健 康 度 14.8 2.73 14.8 2.89 0.03 康 社 会 的 健 康 度 13.0 3.10 14.4 3.44 5.76 **
度 総 合 得 点 42.9 6.18 44.0 7.11 2.20 * 2 1.ストレス回避行動 10.5 1.89 11.0 2.14 3.33 **
翡2積極的健康行動 10.4 2.85 10.8 3.09 1.76△ 習 3.休養行動 11.3 2.23 10.7 2.77 ‑2.55 **
慣 4.嗜好品摂取行動 16.5 2.65
行 16.3 2.24 ‑1.67△ 動 総 合 得 点 48.8 6.04 48.8 6.87 0.11
3 1.運動意函・環境 13.3 3.91 14.5 4.17 3.54 **
運 **
動 2.運動意識 11.3 2.11 12.4 1.87 6.55 条
件 総 合 得 点 24.6 5.43 26.9 5.52 5.51 **
4 1食品のバランス 25.5 5.74 26.0 6.40 1.26 食 2.食事の規則性 12.6 3.50 12.3 3.84 ‑1.02 生
活 3.間食・夜食 7.1 2.23 7.2 2.24 0.18 状
況 総 合 得 点 45.2 7.89 45.5 9.25 0.44 5休 養 状 況 14.4 2.75 14.1 3.40 ‑0.94 6 1.睡眠の規則性 7.3 2.72 7.3 3.06 ‑0.04 睡 2熟睡度 5.4 1.78 5.4 1.98 ‑‑0.22 眠
状 3睡眠降害 8.1 1.88 8.0 1.99 ‑0.41 況 総 合 得 点 20.9 4.51 20.8 4.95 ‑‑0.34 2 6の総合得点 153.9 19.62 156.1 22 39 1.53
**p<.01, *p<.05,△p<.10
反面,休養行動は望ましくない状況に変化したようで ある。
後期の授業は,
1 0
月中旬と後学期の定期試験前の1
月下旬に調査が実施されている。とくに終わりの調 査時期は冬季の寒い時期と試験前という悪い条件であっ た。A, B
クラスで,共通に好転した内容はなく,運 動意図・環境については共通して望ましくない状況を 示した。これは,冬季であることが原因しているものと考えられる。
大学での授業内容は健康と運動・スポーツに関わる 問題ストレスや心の健康,食生活についての講義を 中心としたものであった。これらの講義内容が調査結 果の変化にどのような影響を及ぼしているかは,対照 群を設定していないので定かではない。研究
1
で述べ られたように大学生の健康度•生活習慣は最も望まし くない傾向にある。こうした授業や全ゆる機会を通し て大学生の健康•生活習慣の指導を創意・エ夫するこ とは重要な課題であると考えられる。64 健 康 科 学
研究
2
の要約大学の半学期間の授業の前後に健康度•生活習慣の 調査を実施し,その変化について考察し,次の結果を 得た。
1 .
前期の授業では,健康度や運動条件が著しく好 転し,とくに社会的健康度やストレス回避行動が 望ましい状況に変化した。しかし,休養行動は望ましくない状況に変化した。
2 .
後期の授業では,A
クラスは生活習慣行動,睡 眠状況や身体的健康度,食事の規則性で望ましい 状況に変化した。しかし,休養行動,運動意図・環境間食・夜食では望ましくない状況に変化し た。また,
B
クラスでは嗜好品摂取行動,睡眠障 害で好転し,精神的健康度,運動意図・環境で望 ましくない状況に変化した。3. 大学生の健康度•生活習慣は中学生,高校生,
社会人に比較し最も望ましくない傾向であり,授 業や全ゆる機会を通して指導していくことの必要
第
2 4
巻性が痛感された。
文 献
1) 徳永幹雄・橋本公雄 (2001) :学生の健康度•生活 習慣に関する診断検査の開発健康科学,
2 3 :5 3 ‑ 6 3 .
2) 徳永幹雄・橋本公雄 (1999) :健康度•生活習慣の 診断に関する研究. 日本健康心理学会第
1 2
回大 会発表論文集,p p . 2 3 0 ‑ 2 3 1 .
3) 徳永幹雄 (2000) :健康度•生活習慣診断検査用紙 (HLH.l). トーヨーフィジカル発行.
4) 徳永幹雄 (2000) :健康度•生活習慣診断検査 (HLH.1)一手引きー. トーヨーフィジカル発行.
5)
徳永幹雄・橋本公雄( 2 0 0 0 )
:中学生から社会人ま でにみられる健康度•生活習慣の年代的変化. 日 本健康心理学会第1 3
回大会発表論文集,pp.338‑
3 3 9 .
: ‑ ‑ ‑ ‑ ‑子 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 1 3 4 7 8 9 10 12 13 14 16 4 16 身体的 精神的 社会的 ス ト レ ス 積 極 的 休養 嗜好品 運動の 運動 食品の 食事の 間食・
休養状況 睡眠の 熟睡度 睡眠 健康度 生活習慣
連動 食生活
休 養 睡眠 健康度 健康度 健康度 回避行動健康行動 行動 摂取行動 意図・条件 意識 バ ラ ン ス 規 則 性 夜食 規則性 障害 行動 状況 状況 総合得点
1年 70平均 15.0 14.2 14.2 l ! : 9.7 12.2 10.2 17 2 15 4 11.4 29.1 14.0 6.2 13.0 i : : i 8.7 5.8 7.2 43.3 49.4 26.8 49.3 13 0 21.7 160.2 偏差 2.99 2.93 2.83 2.44 2.62 2.38 1.86 3.30 2.20 5.00 3.44 2.10 2 78 3.14 1.78 2.13 6.17 5.58 4.90 7.36 2 78 5.30 19 13 中 2年 58平均 15.0 13.5 13.8 10.4 12.0 10.5 16.7 15.9 11.7 29.5 14.5 5.9 13.8 : ¥ l 8.8 5.6 74 42.3 49.6 27.7 49.9 13.8 21.8 162.6 学 偏差 2.78 3.19 3.33 2.56 2.81 2.24 1.72 3.37 2.39 5.20 3.20 2.13 3.24 3.06 1.86 2.13 6.57 5.75 5.21 7.50 3.24 4.70 17.65 3年 67平均 14.0 12.8 13.1 10.5 12.7 9.6 16.5 15.4 11.3 28.7 14.6 5.6 : I i : 11.2 : i i : 9.1 4.6 8.0 40.0 49 3 26.7 48.9 11.2 21.7 157.8 偏差 3.04 3.18 3.02 2.44 3.49 2.95 1.83 3.58 2.46 4.84 3.59 2.34 4.00 3.14 2.13 2.21 6.92 6.76 5.13 7.26 4.00 5.02 18.42 1年 76平均 14.7 13 3 13.7 10.3 13.0 9.5 16.5 16.1 11.6 28.8 15.1 6.o l : ; : : 11.3 : ; : : I s.6 4.7 7.8 41.8 49.3 27.7 49.9 11.3 21.l 159.3 偏差 2.46 2.78 3.00 1.83 3.16 2.21 1.53 3.62 1.93 3.95 2.71 2.05 3.05 2.64 1.60 1.86 5.97 4.67 5.03 6.08 3.05 3.89 15.50 男 高 2年 77平均 14.6 12 7 12.4 10.3 10.0 10.3 16.0 14.1 11.1 27 3 14.5 5.5 : : i : : 1‑2‑.1 ‑: i i : : 7.9 4.8 7.5 39.7 46 7 25.2 47.3 12 1 20.2 151.5 子 校 偏差 2 99 3.02 3.18 2.21 2.73 2.56 1.77 4.00 2.20 4.76 3.29 1.99 3.24 2.64 1.84 2.15 6.46 6.03 5.21 7.82 3 24 4.79 19 33 3年 82平均 14.7 13 1 11.8 9.9 9.5 9.1 16.6 13.0 11.2 27.8 14.6 5.6 :
!
i : 11.0! :
i 7.4 4.7 7.8 39.6 45.1 24.2 48.0 11.0 20.0 148.3偏差 2.58 2.77 2.71 2.03 2.40 2.58 2.07 3.39 2.08 4.86 3.66 2.09 2.67 2.52 1.85 2.03 5.36 5.63 4.58 6.85 2.67 4.58 16.61 大 303 平均 14.6 14.0 12.2 10.3 9.3 10.3 16.2 12.3 11.2 24.9 10.8 5.8 i : j : 13.3i : ) i 5.7 4.7 7.5 40.8 46.1 23.5 41.5 13.3 18.0 142.4 学 偏差 2.58 3.06 3.07 2.17 2.96 2.68 2.85 4.59 2.36 5.61 4.07 2.18 3.36 2.70 1.84 2.02 6.10 6.42 6.29 8.78 3.36 4.50 20.33 29才以下 37平均 16.5 14.6 15.8 12.2 13.7 9.6 14.8 17.7 13.3 29.3 11.5 7.3 : j i : : 14.1 : j : : : 7.1 5.6 8.0 46.9 50.3 31.0 48.1 14.1 20.6 164.1 社 偏差 2.30 2.88 1.88 1.51 2.85 2.64 3.44 2.29 1.59 4.82 3.08 1.93 3.03 2.55 1.52 2.13 4.99 6.49 3.06 6.67 3.03 3.88 15.87 会
人 30オ以上 40平均 15.6 14.0 14.7 11.7 14.1 9.1 14.8 15.8 12.5 29.2 13 7 7.4 : ; ; l 12.5 : i : l 9.0 5.9 7.2 44.2 49.7 28.3 50.3 12.5 22.1 162.8 偏差 2.67 2.53 2.56 149 3 00 2.17 2.79 3.04 1.74 5.35 3.55 2.12 2.69 2.89 1.40 2.00 4.79 6.03 4.07 7.32 2.69 4.19 16.68 1年 66平均 14.7 13.9 13 8
l
: i 10.3 12.3 10.1 16.9 j l 15.4 11.2 29.0 14.5 6.o l l : 13.4 9.7 5.6 7.5 42.3 49.6 26.6 49.5 13.4 22.8 161.9 偏差 2 16 2.84 2.91 2.08 2 77 2.26 1.68 3.66 2.57 4.33 2.70 2.01 3 23 2.72 1.80 2.04 5.42 5.56 5.68 5.18 3.23 3.96 15.42 中 2年 66平均 14.6 13.0 14.o ; : i : 10.6 12.1 10 2 11.0 : l ; : 15.o 10.8 29.7 15.6 5.8 : ll
13.0 9.2 5.1 7.7 41.6 49.8 25.8 51.1 13.0 22.0 161.6 学 偏差 2.60 3.48 2.99 2 25 3 11 2.36 1.85 4.06 2.91 5.14 2.90 2.21 3.20 2.99 1.88 2.03 6.84 6.46 6.40 7.29 3.20 4.41 20.91 3年 62平均 14.3 12.6 12.8 : ll
10.3 11.8 9.0 17.1 : l l 13.2 10.4 30.0 15.2 5.6 : ;l
12.0 8.6 4.8 7.5 39.7 48.2 23.5 50.8 12.0 21.0 155 5偏差 2 21 2.67 3.33 1.97 2.86 2.75 2.08 3.71 2.71 4.55 2.70 2.32 3.04 2.75 1.67 1.96 5.31 5.57 5.50 6.22 3 04 4.68 17.25 1年 79平均 14.6 13.9 13.6 1 l : 10.3 12.3 9.5 17.2
l
: l 13.8 11.3 29.1 15.5 6.1 : ll
12.3 8.6 4.8 8.3 42.1 49.3 25.1 50.7 12.3 21.7 159 2偏差 2.26 2.55 2.92 2.03 3 05 2.31 2.09 3.79 2.05 5.67 2.81 2.08 3.44 2.53 1.78 1.97 5.50 5.39 4.87 7.63 3.44 4.20 17.04 女 高 2年 80平均 14.4 13.2 12.4 : 1 l 10.0 9.8 10.1 17.5 : ; l : 12.9 10.4 28.4 14.7 5.8l l 11.5 8.0 4.7 8.4 39.9 47.5 23.2 48.9 11.5 21.0 152.1 子 校 偏差 2.34 2.59 3.05 1.88 2.93 2.34 1.83 4.25 2.44 4.45 3.14 2.13 2.93 2.71 1.58 1.61 5.74 5.48 6.14 6.93 2.93 4.35 18.89 3年 74平均 14.8 13.1 12.1 : j l 9.5 9.0 9.4 17.2 : i
l
11.9 11.l 27.8 14.8 6.1i
l 11.6 7.6 5.1 8.6 40.0 45.2 23.0 坐3.7 11.6 21.3 149.7 偏差 2.42 2.93 3.16 2.16 2.85 2.61 1.88 3.36 2.01 4.87 2.99 2.12 3.19 2.78 1.94 1.82 5.92 5.94 4.91 6.98 3.19 4.73 17.99 大 264 平均 14.3 13.8 11.9 ; l l 10.3 9.1 10.1 15.9 : il
12.1 11.2 24.4 10.8 5.9 ll
: 13.0 5.5 4.6 7.4 40.0 45.3 23.3 41.1 13 0 17.5 140.2学 偏差 2.58 3.00 3.17 2.19 2.74 2.48 2.79 4.52 2.31 5.90 3.94 2.05 3.46 2.39 1.77 1.97 6.28 6.57 6.04 8.90 3.46 4.06 19.60 29才以下 145 平均 15.8 14.3 14.3 : l
l
11.4 13.2 9.8 16.9l
: i 15 6 12.5 28.4 12.5 6.4 : j : ; 13.3 8.0 5.6 8.0 44.4 51.4 28.2 47.2 13.3 21.6 161.7 社 偏差 2.33 2.96 2.78 1.80 2.72 2.49 2.49 3.60 1.89 4.96 3.70 1.80 3.07 3.00 1.71 1.82 5.89 5.85 4.83 7.23 3.07 4.57 17.49 会人 30オ以上 68平均 15.8 14.5 15.o 1 l 11.7 14.1 10.0 17.4: ) l 16.1 12.5 29.8 13.4 6.6 : l
l
13.6 9.1 6.5 7.6 45.2 53.2 28.5 49.9 13 6 23.2 168.5偏差 2.32 2.71 2.92 1.72 2.50 2.42 2.38 3.08 1.65 4.40 3.55 2.14 3.05 2.92 1.73 1.94 5.87 5.91 4.03 7.22 3 05 4.87 17.40
津歪涛・全蔀晦茸S弁方菩油涸漆〇澤滞菩涼
t
65 S溌{k
6 6
健 康 科 学資料 2. 健康度・生活習慣診断検査 (HLH.1) の因子別平均値の変化 (男子, N=111)
---—
1回 目(Hll.10.25) 2回目(H12.1.31)
因 ご > ミ こ こ ご
M SD M SD t‑value 1 身 体 的 健 康 度 14.5 2.61 15.2 2.68 3.20 ** 健 精 神 的 健 康 度 14.1 2.72 13.9 2.86 ‑0.55 康 社 会 的 健 康 度 12.4 3.38 12.8 3.26 1.86△ 度 総 合 得 点 40.9 6.08 41.9 6.81 2.18 * 2 1.ストレス回避行動 10.4 1.85 10.7 2.18 1.77△ 生 2積極的健康行動 8.5 2.89 9.7 3.01 5.24 ** 活;
3.休養行動 10.2 2.61 9.8 2.77 ‑1.82△行 4.嗜好品摂取行動 15.3 2.84 16.1 2.69 3.95 ** 動 総 合 得 点 44.3 6.84 46.3 7.07 4.14 ** 3 1運動意図・環境 12.6 4.24 12.3 4.09 ‑1.25
運 1.93 △
動 2.運動意識 11.3 1.97 11.7 1.91 条
件 総 合 得 点 24.0 5.39 24.0 5.33 0.02 4 1.食品のバランス 24.7 5.66 24.6 5.81 ‑0.23 食 2.食事の規則性 9.4 3.11 10.0 3.47 1.83 △ 生
活 3.間食・夜食 6.5 1.98 6.4 2.07 ‑0.87 状
況 総 合 得 点 40.7 7.67 41.0 8.57 0.51 5休 養 状 況 13.1 3.04 13.4 3.45 0.98 6 1.睡眠の規則性 5.9 2.60 6.3 2.75 1.43 睡 2.熟睡度 5.2 1.70 5.8 1.83 3.25 ** 眠 3.睡眠障害
状 7.7 2.00 8.0 1.84 1.49 況 総 合 得 点 18.9 4.20 20.0 4.51 3.08 **
2 6の総合得点 140.9 19.59 144.7 22.17 2.67 **
**p<.01, *p<.05,△p<.10
資料 4. 健康度・生活習慣診断検査 (HLH.1) の因子別平均値の変化 (男子, N=49)
戸
1回目M (H12.10.SD 16) 2回目M (H13.1.SD 29) t‑value 1 身 体 的 健 康 度 14.9 2.87 14.7 2.62 ‑0.69 健 精 神 的 健 康 度 14.9 2.57 13.7 2.68 ‑3.46 ** 康 社 会 的 健 康 度 12.1 3.61 11.8 3.25 ‑0.75 度 総 合 得 点 42.0 6.25 40.2 6.53 ‑2.41 * 2 1.ストレス回避行動 10.4 2.01 10.0 2.11 ‑1.47 活生 2.積極的健康行動 9.7 2.83 9.6 2.44 ‑0.51 習 3.休養行動 10.2 2.13 9.7 2.80 ‑1.41打~
慣 4.嗜好品摂取行動 15.9 2.57 16.3 2.46 2.02 * 動 総 合 得 点 46.2 6.18 45.6 6.90 ‑‑0.93 3 1.運動意図・環境 13.2 4.49 12.5 4.16 ‑1.50 運
動 2.運動意識 11.6 2.26 11.7 1.83 0.67 条
件 総 合 得 点 24.7 6.08 24.2 5.51 ‑0.87 4 1.食品のバランス 24.2 5.78 24.3 5.90 0.24
塁2食事の規則性 10.2 3.37 10.7 3.73 1.27 活 3間食・夜食 6.0 1.76 5.8 2.22 ‑1.02 状
況 総 合 得 点 40.4 8.41 40.7 8.93 0.47 5休 養 状 況 13.2 3.06 13.2 3.45 ‑0.21 6 1睡眠の規則性 5.8 2.41 6.0 2.29 0.54 睡 2.熟睡度 5.4 1.80 5.3 1.92 ‑0.22 眠
状 3睡眠障害 7.7 1.71 8.0 1.81 1.41 況 総 合 得 点 18.9 4.24 19.3 4.32 0.78 2 6の総合得点 143.4 20.15 143.0 21.09 ‑0.22
**p<.01, *p<.05
第
2 4
巻資料 3. 健康度・生活習慣診断検査 (HLH.1) の因子別平均値の変化 (女子, N=59)
1回目(Hll.10.25) 2回目(H12.1.31)
ミ
M SD M SD t‑value身 体 的 健 康 度 15.0 1.99 14.9 2.36 ‑0.42 健1精 神 的 健 康 度 14.8 2.75 14.9 2.36 0.34 康 社 会 的 健 康 度 13.4 3.33 13.2 2.77 ‑0.53 度 総 合 得 点 43.2 6.11 43.0 5.13 ‑0.34 2 1.ストレス回避行動 10.5 2.07 10.4 2.07 ‑0.46 生
活 2.積極的健康行動 9.9 2.99 10.7 2.78 2.27 * 習 3.休養行動 10.5 2.44 10.1 2.77 ‑0.99 慣
行 4.嗜好品摂取行動 17.3 1.98 17.3 2.27 0.14 動 総 合 得 点 48.2 6.39 48.5 6.89 0.39 3 1.運動意図・環境 12.4 4.46 11.6 4.41 ‑2.12 * 運
動 2.運動意識 11.2 2.17 10.8 2.28 ‑1.29
条 *
件 総 合 得 点 23.6 6.07 22.4 6.07 ‑2.02 4 1.食品のバランス 26.0 5.92 26.1 5.66 0.22 食 2食事の規則性 12.2 3.68 12.5 3.34 0.97 生
活 3.間食・夜食 6.6 2.04 6.1 1.62 ‑2.63 ** 状
況 総 合 得 点 44.9 8.63 44.7 8.07 ‑0.19 5休 養 状 況 12.6 3.49 12.3 3.61 ‑0.66 6 1睡 眠 の 規 則 性 7.3 2.90 6.9 2.96 ‑0.89 睡 2熟睡度 5.6 1.70 5.5 1.79 ‑0.63 眠状 3睡眠障害 8.2 1.79 8.4 1.89 0.64 況 総 合 得 点 21.1 4.40 20.8 4.96 ‑0.64 2 6の総合得点 150.4 21.84 148.7 23.32 ‑0.74
**p<.01, *p<.05
資料 5. 健康度•生活習慣診断検査 (HLH.1) の因子別平均値の変化 (女子, N=31)
~—
1回目(Hl2.10.16) 2回目(H13.1.29)因 : > < こ こ こ
M SD M SD t‑value 身 体 的 健 康 度 15.4 2.45 15.5 2.69 0.24 1精 神 的 健 康 度 ‑2.11 *
健 15.0 2.64 14.1 3.18 康 社 会 的 健 康 度 12.4 2.47 12.1 3.39 ‑0.61 度
総 合 得 点 42.8 5.75 41.7 8.20 ‑1. 1 3 2 1.ストレス回避行動 10.9 1.81 10.8 2.39 ‑0.32 生
活 2.積極的健康行動 10.5 2.43 10.9 3.24 0.74
:
3.休養行動 10.0 2.36 10.3 2.27 0.73行 4.嗜好品摂取行動 18.3 1.65 18.7 1.53 1.63 動 総 合 得 点 49.7 4.91 50.7 6.05 1.31 3 1.運動意図・環境 12.5 4.32 11.8 4.08 ‑1.24
運 *
動 2.運動意識 11.6 1.84 12.3 2.01 2.22 条
件 総 合 得 点 24.0 5.14 24.1 5.43 0.15 4 1.食品のバランス 28.6 4.46 27.6 4.71 ‑1.54 食 2.食事の規則性 11.9 3.80 12.3 3.54 0.62 生
活 3間食・夜食 6.6 2.19 6.4 2.32 ‑‑0.60 状
況 総 合 得 点 47.2 6.91 46.3 7.69 ‑0.74 5休 養 状 況 13.5 2.92 14.0 3.16 1.01 6 1.睡眠の規則性 6.2 2.13 6.8 2.33 1.16 睡 2.熟睡度 5.4 1.73 5.7 1.49 1.12 眠 3睡眠障害 8.0 1.62 8.5 1.79 1.32 状
況 総 合 得 点 19.6 3.50 21.0 4.11 1.74△ 2 6の総合得点 154.1 14.05 156.1 19.83 0.87
*p<.05,△p<.10
資料 6.健 康 度 ・ 生 活 習 慣 診 断 検 査 (HLH.1) の因子別平均値の変化 (男子,
N=109)
ご
1回目M (Hl3.4.SD 24) 2回目M (Hl3.7.SD 17) t‑value身 体 的 健 康 度 15.2 2.72 14.8 3.04 ‑1.58 1
健 精 神 的 健 康 度 14.8 2.73 14.9 2.85 0.42 康 社会的健康度 13.0 3.13 14.5 3.47 5.89 ** 度 総 合 得 点 43.0 6.20 44.2 7.11 2.39 * 2 1ストレス回避行動 10.6 1.91 11.1 2.19 2.95 ** 生 2積極的健康行動 10.4 2.82 10.8 3.03 1.61 活
習 3休養行動 11.3 2.31 10.7 2.75 ‑2.58 ** 慣 4.嗜好品摂取行動 16.4 2.66 16.2 2.24 ‑1.44 行
動 総 合 得 点 48.7 6.12 48.7 6.98 ‑‑0.00
**
3 1運動意函・環境 13.3 3.93 14.8 4.10 4.53
運 **
動 2.運動意識 11.4 2.13 12.4 1.86 6.50
条 **
件 総 合 得 点 24.7 5.47 27.2 5.46 6.48 4 1食品のバランス 25.6 5.89 26.1 6.51 1.06 食 2食事の規則性 12.5 3.47 12.2 3.83 ‑1.00 生
活 3.間食・夜食 7.2 2.15 7.3 2.25 0.33 状
況 総合得点 45.3 7.98 45.6 9.31 0.34 5休 養 状 況 14.4 2.77 14.2 3.44 ‑0.92 6 1.睡眠の規則性 7.3 2.72 7.3 3.09 0.08 睡 2熟睡度 5.4 1.73 5.3 1.92 ‑0.51 眠
状 3睡眠障害 8.1 1.89 7.9 2.01 ‑0.71 況 総 合 得 点 20.8 4.41 20.6 4.96 ‑0.55 2 6の総合得点 154.0 19.66 156.2 22.81 1.50
**p<.01, *p<.05