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基準2 教育課程と学生支援

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2-A 教育課程

2-A-① 学位授与の方針を明確に示している。

2-A-①-a 学科・専攻課程の学位授与の方針は、それぞれの学習成果に対応している。

①学科・専攻課程の学位授与の方針は、卒業の要件、成績評価の基準、資格取得の要件 を明確に示している。

2-A-①-b 学科・専攻課程の学位授与の方針を学則に規定している。

2-A-①-c 学科・専攻課程の学位授与の方針を学内外に表明している。

2-A-①-d 学科・専攻課程の学位授与の方針は、社会的(国際的)に通用性がある。

2-A-①-e 学科・専攻課程の学位授与の方針を定期的に点検している。

【現状】

本短期大学部は、聖徳太子が四天王寺を創建された精神に基づき、教育基本法および学 校教育法に則り、深く専門の学術を研究教授し、職業または実際生活において必要とされ る能力を授け、もって仏教精神を修得して人々の幸福のために献身し、豊かな教養とすぐ れた知見をもち、国際社会に貢献しうる有為の人材を育成することを目的としている。

そして、聖徳太子の教えを体得し仏教精神を修得する実践の場でもある「仏教Ⅰ・Ⅱ」

を授業で体得している。このような厳粛な時間を積み重ねていくうちに、国際的な視点や 柔軟な心、正しい判断力が育まれる。本学では聖徳太子の理想を具現化するため、学生一 人ひとりの学びへの意欲を駆り立てる教育システムを用意し、幅広い教養と専門知識が身 につくカリキュラム内容で、国際社会で役立つ革新的な視野と行動力を養うことを教育課 程の目的としている。

このような教育理念・教育目標に沿って設定した、各学科・専攻の修得すべき必修科目、

選択必修科目、選択科目を履修して、定期試験等に合格し卒業単位数を修得することが学 位授与の要件である。学位授与の方針(教育の方針)は学生便覧においては学則上に、履 修要覧においては平成25年より表記しており、学外的にもホームページ上で公開してい る。また「学位規程」は、学位規則(昭和28年文部省令第9号)第13条の規定に基づ き、社会的に通用するとして、本短期大学部において授与する学位に関する必要な事項を 明確に定めている。各学科・専攻より提出された学位授与方針を全学的に定期的に点検し、

導出された学習成果が列記されたカリキュラムマップを完成させた。

なお、生活ナビゲーション学科ライフケア専攻においては、原則として介護福祉士資格 を取得して卒業することと定めている。

これらの卒業単位を修得した者には、短期大学士とし、保育科には「保育」、生活ナビゲ ーション学科ライフデザイン専攻には「ライフデザイン」、ライフケア専攻には「ライフケ ア」と、学位を授与するに当たり各学科ごとに付記する専攻分野の名称が与えられる。

本短期大学部で取得できる資格は、幼稚園教諭2種免許状、保育士資格、社会福祉主事 任用資格、秘書士、情報処理士、レクリエーション・インストラクター、介護福祉士資格 であり、これらの取得に際しては、各学科・専攻ごとに定められた必要科目単位数を修得

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しなければならない。

教育職員免許状および各種資格取得の要件は「履修要覧」に記載しており、学生には新 学期のオリエンテーション時に全員に配布し、保護者には依頼があれば配布する。学外に 対しては、他大学や教育機関等から依頼があれば必要に応じて送付している。このように 学科・専攻課程の学位授与の方針を学内外に表明できている。また、社会的(国際的)に 通用性があるかについては、平成22年度に開設した生活ナビゲーション学科ライフデザ イン専攻において、今後ますます求められる国際社会における基本的資質能力と国際感覚 を養い、急激に変化発展する国際社会に対応できる知識と技術力を習得する目的で、2年 次生の5月から7月の3ヶ月間、アメリカへ短期留学を行うカリキュラムが運用されてい おり、今後も引き続き実施する。

各学科・専攻における学位授与の方針を明確にしている点は、以下のとおりである。

保育科における成績評価の基準については、学科レベルで学生の個別評価と併せて一定 期間ごとに点検し、フィードバックを行い、「IBU.net」のシラバス上に明確に示し ている。また、本科で定めている「教育目的」「到達目標」「履修の仕方」「学習の成果」に ついては、学習目標が学生にとっての到達目標と理解されるような表記に努めたものであ り、学位授与の観点から今後一層の改善を重ねたい。

生活ナビゲーション学科ライフデザイン専攻は、各セメスターのクラス担任が学生の単 位修得状況を把握しながら、次セメスターの履修に向けて相談を受け指導を行っている。

また、卒業後のキャリア形成に繋がるように、学生のニーズに添い、資格取得のアドバイ スも行っている。

生活ナビゲーション学科ライフケア専攻において、第一に介護福祉士資格取得をあげて いる。介護福祉士試験受験資格取得には、社会福祉士および介護福祉士施行令の一部を改 正する政令等の関係政令及び社会福祉士及び介護福祉士法施行規則等の一部を改正する省 令等の関係省令等によって規定されており、本専攻においても順守して介護福祉士試験受 験資格の養成にあたっている。

【課題】

各学科(専攻)課程の学位授与の方針は、それぞれの学習成果に対応している。今後は 現状に甘んじることなく、定期的に点検し、各学科(専攻)の卒業要件や成績評価の基準 等、資格取得の要件と連動して学習成果を明確に示していく。

今後の課題としては、継続的に学科・専攻課程の学位授与の規程を、学外に知らしめ、

本短期大学部の「履修要覧」並びに「授業概要」(平成23年度以降はIBU.net上)

に掲載し、ホームページ等に公開し、現状以上に開示していく。

また、生活ナビゲーション学科ライフデザイン専攻において5月~7月に実施する短期 留学希望学生を多く募り、多くの学生に海外留学経験を積む機会があるので、「国外留学規 程」の主旨に沿ったものかを検証し、不足する事項があればその内容を規程に入れること で、単位認定も含め教育課程の方針が社会的、国際的に通用するものと考える。

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2-A-② 教育課程編成・実施の方針を明確に示している。

2-A-②-a 学科・専攻課程の教育課程は、学位授与の方針に対応している。

2-A-②-b 学科・専攻課程の教育課程を体系的に編成している。

①学習成果に対応した、分かりやすい授業科目を編成している。

②成績評価は教育の質保証に向けて厳格に適用している。

③シラバスに必要な項目(達成目標・到達目標、授業内容、準備学習の内容、授業時間 数、成績評価の方法・基準、教科書・参考書等)が明示されている。

④通信による教育を行う学科・専攻課程の場合には印刷教材等による授業(添削等によ る指導を含む。)、放送授業(添削等による指導を含む。)、面接授業又はメディアを 利用して行う授業の実施方法を適切に行っている。

2-A-②-c 学科・専攻課程の教育課程は、教員の資格・業績を基にした教員配置とな っている。

2-A-②-d 学科・専攻課程の教育課程の見直しを定期的に行っている。

【現状】

短期大学部の各学科・専攻における教育課程は、「四天王寺大学短期大学部学位規程」の (目的)(学位)(学位授与の要件)(学位の授与)(学位の名称)(学位授与の取り消し)を「履修 要覧」に明記し、授与する学士は短期大学士である。学位授与の方針については、教育方 針とともに入学試験時の面接、入学前教育、入学時の各学科・専攻ガイダンス等において 幾度も知らしめる機会を設けている。各学科・専攻の教育課程編成・実施の方針は以下の とおりである。

[保育科保育科保育科]保育科

幼稚園教諭2種免許および保育士資格取得を前提とし、建学の精神の基となる「仏教Ⅰ・

Ⅱ」「仏教概説」「聖徳太子概説」に加え、専門教育科目の「仏教保育論」を開講している。

専門知識の修得ならびに実践力、技能向上のための実習演習科目と併せて将来に活きる保 育観や人間力を育てる科目を編成している。また、2年間を一貫する「保育実践演習Ⅰ~

Ⅳ」は8人の担当教育職員による、理論と実践を一体化した演習科目であり、学修テーマ をセメスターごとに掲げたこの科目を2年間の核として保育科のカリキュラムを体系化・

構造化すべく取り組んでいる。

成績評価については定期試験の成績のみならず、レポート提出や平常授業時の発表、作 品の提出、演奏等数種類の組み合わせにより総合的に行っている。「保育実践演習Ⅰ~Ⅳ」

のように複数の教育職員で担当している科目の学修評価は、必ず担当者全員で学生一人ひ とりについて情報を交換、共有し、協議の上、厳格に決定している。

シラバスに関しては授業題目、概要、到達目標、授業計画、授業時間数、授業時間外に 必要な学習、テキスト、参考文献、授業形態、成績評価の方法・基準を明示している。ま た、学外実習にかかる費用に関しては「学生便覧」にも記載するとともに、学科のガイダ ンスでも告知している。

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[生活生活生活ナビゲーション生活ナビゲーションナビゲーションナビゲーション学科学科学科学科ライフデザインライフデザインライフデザインライフデザイン専攻専攻専攻専攻]

1年次で短期大学部全科共通の必修科目と専攻における必修科目を中心に履修できるよ うに編成している。2年次では、卒業後の進路決定に向けて専門性を高めつつ、資格取得 可能な授業も履修できるように体系的に編成している。1つのユニットにおいて、講義と 実習・演習とを組み合わせることにより、理論と実技の両面で実力が身に付くように配慮 している。またフィールド内においては、学期を追うごとに、順次、学びを深められるよ うに授業科目を設置している(実際には、科目名にA、B、Cの文字を添えてレベルを表 示している)。これらの教育課程と授業科目については、「履修要覧」並びに「授業概要(I BU.net上)」に記載しており、授業概要の情報が瞬時に閲覧可能である。これらは学 科・専攻のガイダンス等で説明も行っている。

ユニット・フィールド制では専門性を高めるために、「深く学ぶ」ことも、興味ある分野 を「広く浅く」学ぶこともできる。しかし、入学した学生の履修結果によると学生は広く 浅く学び、教養を高めようとする傾向が見られる。本専攻としては、このような学生のた めに、幅広く多様な科目を学びながら、教養と実務・キャリア形成能力を身に付けられる ように、カリキュラム改編を含めて授業内容の吟味、授業運営を検討していかなければな らない。

シラバスに関しては、定期試験を含んだ16回の授業内容の記述、評価方法・基準につ いては平常点○%、課題提出○%、定期試験○%等のように具体的に記述するよう各担当 教育職員に指示している。成績の評価方法については、シラバス作成時に専任・非常勤教 育職員ともに出欠状況の取扱いと共に、上述のようにシラバスに記述する旨を依頼してお り、厳格に適用されている。また、授業でも学生に周知徹底するように指示している。成 績評価以外にシラバスに必要な、授業題目、概要、到達目標、授業計画、授業時間外に必 要な学習、テキスト、参考文献、授業形態等は先にあげた「授業概要」に明示されている。

また、本専攻は教材を購入する実習・演習科目も多く開講しているため、教材費用等はシ ラバスに記載している。

[生活生活生活ナビゲーション生活ナビゲーションナビゲーションナビゲーション学科学科学科学科ライフケアライフケアライフケアライフケア専攻専攻専攻]専攻

介護福祉士資格取得を学習成果の中心に据えて授業科目を編成している。具体的には、

「人間と社会」「介護福祉」「心と身体(からだ)のしくみ」「医療的ケア」という4領域で 編成している。「人間と社会」では、建学の精神を「仏教Ⅰ・Ⅱ」や「聖徳太子概説」等で 学び、人間や社会に関する内容を、外部講師の招聘も含めて多面的に学んでいる。「介護福 祉」では具体的な日常生活の援助技術を、「心と身体(からだ)のしくみ」では日常生活に 困難をもたらす心身のしくみについて学習している。平成26年度からは、「医療的ケア」

領域が加わり、喀たん吸引等の医療的なケアに関しても学んでいる。これら4領域での学 習は、学外の介護実習で求められる内容を中心に編成している。つまり、何を教えるかとい った内容的局面と教えた内容を学生がどう学んだかを、学外の介護実習という現実場面での応 用を示す行動的局面を含む形で教育目標を設定し、科目を編成している。

シラバスには、各科目の授業概要・到達目標、授業計画、成績評価の方法・基準、テキ

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スト・参考文献、授業時間外に必要な学習等が明記されている。シラバスの明確化は、適 正な成績評価と教育の質保証に連動しているといえる。さらに「IBU.net」による シラバスの照会が常時可能になっているとともに、各教育職員が授業オリエンテーション 時に提示する「授業進行表」は、学生にとって効果的・効率的に学習するツールとして役 立っている。

【課題】

各学科・専攻内での定期的なミーティング、検討会を更に行い、学生の学習意欲の向上、

幼稚園教諭免許状や保育士資格、介護福祉士資格の取得に結実するように教職員が一層の コミュニケーションを図り、「履修要覧」をはじめとする印刷冊子等を通して学生の学習支 援に活かすよう努めなければならない。

生活ナビゲーション学科ライフデザイン専攻は、名称変更後の平成24年春に初めての 卒業生を輩出し、平成25年発卒業生と2ヶ年の学習成果を査定することはできたが、在 学生の学習状況については興味に合わせて履修可能としているので、到達目標に向け成果 は着実に上がっているといえる。その状況下で更に平成24・25年度カリキュラム改正 後の検証に向け、教育の実践・キャリア形成部門に力を注ぐよう鋭意検討していなければ ならない。

なお、短期大学部全学科において通信による授業は現在行っていない。

2-A-③ 入学者受け入れの方針を明確に示している。

2-A-③-a 各学科・専攻課程の学習成果に対応する入学者受け入れの方針を示してい る。

【現状】

本学の入学者受け入れ方針は、「入学試験要項」「入試ガイド」およびホームページに学 科・専攻ごとにアドミッション・ポリシーとして示すことにより入学希望者に対して広く 周知している。建学の精神(本学の使命)および学園訓(教育の方針)を礎とした2年間 の在学期間中の学科・専攻ごとの独創的なカリキュラムを通して、効果的な学習成果をも たらすという内容としている。

【課題】

本学の入学者受け入れの方針は、すべての入学試験に共通したものであり、アンケート による面接を通じて、入学者一人ひとりの意志を確認しており、多様な入試により、多様 な人材を受け入れており、特に課題はない。

2-A-③-b 入学者受け入れの方針は、入学前の学習成果の把握・評価を明確に示して いる。

【現状】

本学の入学者受け入れ方針は、学科・専攻ごとに入学後に学習する内容を通して身に付 ける素養を持った者を受け入れるといった内容を示しており、入学前の学習成果の把握・

評価については示していない。ただし合格者に対しては、e ラーニング、プレエントラン

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ス・ガイダンスを実施し、入学前の学習成果の把握・評価を明確に示している。

【課題】

前述のとおり、合格者には入学前の学習成果の把握・評価を明確に示していると言える が、今後は志願者にも入学者受け入れ方針について示す必要がある。

2-A-③-c 入学者選抜の方法(推薦、一般、AO選抜等)は、入学者受け入れの方針に 対応している。

【現状】

本学の入学者選抜方法は、AO入学試験および推薦特技入学試験においては、学科(専 攻)ごとに個別面接を実施することにより入学者の受け入れ方針を理解しているか確認を 行なっている。個々の学力の修得状況の確認をする意味では、その選抜特有の方法に差は あるものの、本学はすべての入学試験で面接を行うなどの対応をしている。

【課題】

入学者受け入れの方針は、入学希望者に対して、入学試験区分毎に入学試験要項等で広 く周知しているなど、特に課題はない。

2-A-④ 学習成果の査定(アセスメント)は明確である。

2-A-④-a 学科・専攻課程の教育課程の学習成果に具体性がある。

2-A-④-b 学科・専攻課程の教育課程の学習成果は達成可能である。

2-A-④-c 学科・専攻課程の教育課程の学習成果は一定期間内で獲得可能である。

2-A-④-d 学科・専攻課程の教育課程の学習成果に実際的な価値がある。

2-A-④-e 学科・専攻課程の教育課程の学習成果は測定可能である。

【現状】

[保育科保育科保育科]保育科

特性として幼稚園教諭2種免許状および保育士資格の取得という具体的な学習成果があ る。しかし、教育目的は免許や資格の取得のみにあるのではなく、あくまでも「建学の精 神を礎とし、人間性豊かで受容性と共感性に富み、保育実践および社会援助技術の基本を 身につけた保育者養成」である。そのため、免許・資格の取得を大前提として、より質の 高い保育者養成を目指して学習成果を上げることができるように取り組んでいる。とりわ け、本学独自の科目として2年間一貫の「保育実践演習Ⅰ~Ⅳ」においては、理論と実践 を一体化するべく、所属の教育職員8名によって多彩なグループ活動を中心とした授業形 態で実施し、教育目的の達成を目指している。

具体的には、①人前で話す力および他者の話を聴くことができる力の習得 ②他者の話を まとめ、ワークシートに記入することによる文章表現および文章作成能力の習得 ③身体表 現・音楽表現・造形表現・文化表現の各技能の練磨と、それらを統合した保育現場で求め られる総合表現力の習得を目指す。更に、④「出前保育」や「子育て支援活動参加」によ る保育現場での実践体験で得られる社会性の修得も含め、これら全てを総合した学習成果 が、質の高い保育者に必要とされるコミュニケーション能力の向上につながると考えてい る。このような学習成果は教育職員間で共有されており、教育職員は学生個々の状態に応

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じた細やかな指導に当っている。

学習評価に関しては、所属の全教育職員間での評価および保育現場など外部からの評価 に加え、平成23年度より始まった「保育・教職実践演習(幼稚園)」の履修カルテおよび 評価観点を加えて評価している。複数の教育職員で担当している科目ということもあり、

学習評価は定例化している毎週1回の学科会議および、毎週1回の「『保育実践演習』検討 会」において、必ず担当者全員で学生一人ひとりについて情報を交換、共有し、協議の上、

厳格に決定している。

また、「保育・教職実践演習(幼稚園)」の履修カルテにならい、全教育職員で①「積極 的に学修に参加する意欲・態度」②「他者の話を聴き、まとめて書く力」③「人前に立っ て話す力」④「保育表現力」の4項目について数値化による評価を行った。

[生活生活生活ナビゲーション生活ナビゲーションナビゲーションナビゲーション学科学科学科学科ライフデザインライフデザインライフデザインライフデザイン専攻専攻専攻専攻]

「建学の精神を礎とし、豊かな教養と実務的な専門性を備えた社会に貢献できるビジネ スパーソンを養成する」ことに主眼をおいており、各教科の授業概要に具体的な「到達目 標」を掲げている。履修する学生はその到達目標を目指して学修するようになっており、

入学時にまだ目標が定まっていない学生には「好きなことを学ぶ」ことから始めて「なり たい自分」を見出せるように、また明確な目標を持ち入学した学生には、各分野での基礎 を学んだ上で専門性を深める道を目指せるように随時指導(ナビゲート)している。2年 間を通した学びの中から、仕事のイメージづくりや適職探しを行い、卒業後のライフプラ ンとキャリアデザインを自分自身で描けるように、達成可能な内容をオリエンテーション 時や各学期のガイダンス等で提示している。

授業は「ビジネス・情報」「デザイン」「フード」「ファッション」「インテリア」「健康・

ビューティ」「ブライダル」「観光」の8つのフィールドに分類され、これらは更に26の ユニットに細分される。学生は1セメスターにつき2ユニットを自由に選択して授業時間 割を組むことができる。1つのセメスターで授業はユニットごとに開講され、1つのセメ スターで2ユニット、2年間で最大8ユニットを履修できる。ユニットごとに授業科目を 履修して専門性を高めることが望ましいが、学びたい科目のみの単科目履修もできる。半 年ごとに履修ユニットの見直しができるため、途中で興味や関心が変わったときにも柔軟 に対応することができる。

1年次では、まず短期大学部共通の必修科目を履修する。更に専攻の専門教育科目の中 より必修科目を履修し、8つのフィールドから自分の進路を模索しつつ、興味に合わせて 授業を履修する。2年次では卒業後の進路決定に向けて専門性を高めつつ資格取得もでき るように指導している。それぞれの分野の授業は多くの資格と連携しているので、資格取 得のサポートにも努めている。そのため、学習成果が学生にとって成果≒資格で受け止め られるようになっている。本専攻は平成22年度に名称変更し、平成24年春に、初めて の卒業生を輩出した。卒業生は自分の興味と将来のキャリア形成に向け、いくつかの資格 取得に励み卒業した。また、就職率の上昇が前年度に比べ伸び、一定の学習成果が見られ たと考えられる。さらに、平成24年度に立ちあげた「フィールド・ユニット検討委員会」

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で検討の結果、平成25年度は資格を含めたカリキュラムの充実を行い、ライフデザイン ゼミナールⅠとⅡにおいては経済産業省が提唱する社会人基礎力を修得した。さらに今後 も同様の検討を続けていく。

[生活生活生活ナビゲーション生活ナビゲーションナビゲーションナビゲーション学科学科学科学科ライフケアライフケアライフケアライフケア専攻専攻専攻]専攻

学習成果の査定は、各科目において個々の学生の到達度を評価することで、実施した教 育の質を保証している。その査定は明確でありかつ具体的である。査定方法は、評価する 時期によって、「形成的評価」と「総括的評価」があり、準拠する対象によって「相対的評価」

と「絶対的評価」があるが、本専攻では、いずれの評価であっても客観的な評価を前提に実 施している。総括的評価として、平成26年は、日本介護福祉士養成施設協会の卒業時共 通試験がある。形成的評価として、すべての授業が終了した時期ではなく、その授業の過 程で形成的評価を数回実施することによって、学生一人ひとりの強点と弱点を把握するこ とができ、理解や技能に関してレベルごとの誤りを把握したり、学生へ指摘ができる。学 生にとっても形成的評価は、自らの学習状況に気付き、その後の学習を促進できる可能性 をもつと考える。

また、介護福祉士の養成においては,「他者に共感でき,相手の立場に立って考えられる 姿勢を身につける」といった質的な目標が多い。質的な目標を評価するため学生の理解や思 考の過程などを継続して評価しようとするポートフォリオ評価法という手法も注目されて いる。今後は、教員のFD活動として、ポートフォリオに関する検討も実施したいと考え ている。

【課題】

[保育科保育科保育科]保育科

これまでのところ、特に学生からの不満も生じていないので特に課題はないと考えてい る。ただし、「保育実践演習」のような複数教育職員で授業を担当する科目の学習評価に関 しては、保育科所属の全教育職員間での評価および保育現場など外部からの評価とともに、

今後、測定可能となるよう数値化するなどの方法を検討していく考えである。

[生活生活生活ナビゲーション生活ナビゲーションナビゲーションナビゲーション学科学科学科学科ライフデザインライフデザインライフデザインライフデザイン専攻専攻専攻専攻]

平成24年春に初めての卒業生を輩出し、平成25年春卒業生と2ヶ年の、学習成果の 査定をすることはできたが、在学生の学習状況については興味に合わせて履修可能として いるので、到達目標に向けた成果は着実に上がっているといえる。その状況下で更に平成 24・25年度カリキュラム改正後の検証に向け、教育の実践・キャリア形成部門に力を 注ぐよう鋭意検討している。

[生活生活生活ナビゲーション生活ナビゲーションナビゲーションナビゲーション学科学科学科学科ライフケアライフケアライフケアライフケア専攻専攻専攻]専攻

重要な課題として、目標への到達程度を評価した結果、到達程度の低かった学生に対し て、どのように指導したら合格水準を保証していくことができるのか、卒業までに一定レ ベルの能力の習得を保証できる体制づくりを検討することが求められる。

2-A-⑤ 学生の卒業後評価への取り組みを行っている。

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2-A-⑤-a 卒業生の進路先からの評価を聴取している。

2-A-⑤-b 聴取した結果を学習成果の点検に活用している。

【現状】

卒業生の就職先からの評価については、主に教職員の企業訪問時に聴取することが多い。

聴取した内容によると、卒業生は在学中に取得した知識だけでなく、本学で体得した仏教 精神や教育理念を活かし、職能のみならず人物的にも高い評価を得て、学修の成果が現れ ている。

【課題】

今後も引き続き本学卒業生への期待や教育ニーズを聴取していく。また、卒業生および 本学への評価を体系的にとらえ、結果を成果の点検に有効活用したい。

【2-A.要約】

教育課程については、建学の精神に基づく教育課程の目的と教育研究上の目的を「四天 王寺大学短期大学部学則」第2条と第2条2に明確に定めて公表している。

教育課程の目的の周知徹底を図るため、新入生は入学時の授戒会において戒律を守るこ とを誓い、建学の祖である聖徳太子の教えの実践行の場であり全学生が履修する「仏教Ⅰ・

Ⅱ」を基礎教育科目に設けている。併せて共通教育科目の教養(基礎)の領域で聖徳太子 の事績を学ぶための「聖徳太子概説」や「仏教実践演習」「現代社会と仏教」を開講してい る。

また、学則第15条に卒業に必要な在学期間や総修得単位数を明確に定め、第18条に 単位の計算方法、第19条に単位の授与、第20条に試験等の評価方法、卒業・学位授与 については第24条に明確に定めている。これらの学則は「学生便覧」に掲載し、更に、

「単位の修得および試験に関する規程」「四天王寺大学短期大学部卒業に関する規程」「四 天王寺大学短期大学部学位規程」などの諸規程やカリキュラムマップとして作成した学 科・専攻毎の〈教育研究上の目的(学位授与方針)〈教育課程編成・実施方針〉を「履修要 覧」に、“到達目標”“授業計画”“授業時間外に必要な学修等”を「シラバス」に掲載して、

学生や教職員へ周知し学生の修学に支障のないようにしている。他に「CAMPUS GU IDE」とホームページにて、学生や教職員のみならず一般へも広く周知している。特に 新入生に対しては、入学式後の全学的なオリエンテーションにて更なる周知を行っている。

これらの周知のみならず、的確に運用するために学科・専攻毎に様々な授業運営や学生 支援を行い、そこで不足する部分は授業や学生支援の窓口となる事務部署を通じて全学的 に補っている。

【2-A.改善計画】

インターネット利用によるWeb履修登録は、個々の学生が実際に履修登録できる科目 のみ選択できるようになっており利便性が向上した。これからの課題としては、個々の学

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生への対応をより密にするために、教職員間での学生情報の共有化が必要である。そのた めに、IBU.netを利用して、学生の個人情報や相談履歴等が把握できるカルテの作 成が必須である。

【2-A-1提出】学位授与の方針に関する印刷物

【2-A-2提出】教育課程編成・実施の方針に関する印刷物

【2-A-3提出】入学者受け入れ方針に関する印刷物

【2-A-4提出】カリキュラムに対応した授業科目担当者一覧(教員名、担当授業科目、専 門研究分野)

【2-A-5提出】シラバス

【2-A-6備付】単位認定の状況表(評価実施年度の前年度に卒業した学生が入学時から卒 業までに履修した科目について)

【2-A-7備付】学習成果を表す量的・質的データに関する印刷物

2-B 学生支援

2-B-① 学科・専攻課程の学習成果の獲得に向けて教育資源を有効に活用している。

2-B-①-a 教員は、学科・専攻課程の学習成果の獲得に向けて責任を果たしている。

①教員は、学位授与の方針に対応した成績評価基準により学習成果を評価している。

②教員は、学習成果の状況を適切に把握している。

③教員は、学生による授業評価を定期的に受けている。

④教員は、学生による授業評価の結果を認識している。

⑤教員は、学生による授業評価の結果を授業改善のために活用している。

⑥教員は、授業内容について授業担当者間での意思の疎通、協力・調整を図っている。

⑦教員は、FD活動を通して授業・教育方法の改善を行っている。

⑧教員は、学科・専攻課程の教育目的・目標の達成状況を把握・評価している。

⑨教員は、学生に対して履修及び卒業に至る指導ができる。

【現状】

短期大学部における「四天王寺大学短期大学部学位規程」の学位授与の方針に対応した 成績評価基準により、教育職員は厳正に学生の学習成果の評価を行っている。学生に対し ては「学生便覧」「履修要覧」等の印刷物やホームページにて設定した成績評価基準を明ら かに示している。また、学生による授業評価の結果および教育職員相互の授業参観は授業 改善の方法を考える機会に活かしている。各学科・専攻の取組みは以下のとおりである。

[保育科保育科保育科]保育科

学習成果の評価については、保育科所属の専任教育職員間により定例化している毎週1 回の科会議において、学生の情報を交換、共有することにより、時々刻々の学習状況およ び学期末・学年末・卒業時の学習成果を細やかに把握している。さらに授業内容について も、担当授業のみならず授業間連携を視野に入れたシラバスの調整や、FD活動の一環と しての授業公開を通して意思の疎通、協力・調整を図っている。また、同科会議と「『保育 実践演習』検討会」において、本科の教育目的・目標の達成状況を常に把握し検証しつつ 更なる向上に取り組んでいる。

これまで授業評価に関しては、学生による授業評価を「学生アンケート」として、担当

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科目のうちの1科目を選択、授業の終講時に実施していたが、平成25年度はFD活動の 一環として授業の進度に合わせて2回実施した。それぞれにリフレクション・ペーパーを 提出することで、教育職員自身が学生の抱える課題を認識し、自己認識を深め、授業改善、

教育内容の向上を図るよう努めた。

本科は幼稚園教諭2種免許および保育士資格取得を前提としたカリキュラムで運用して いるので、学生の履修内容はほぼ同一にならざるを得ない状況である。しかし、所属の専 任教育職員は全員担任クラスを引き受けているので、入学時の履修方法の説明に始まり、

年次を重ねるに伴い少人数だが生じる再履修科目を含んでの時間割の組み方や、卒業に必 要な科目・単位の扱い方について、学生一人ひとりに丁寧な相談・指導に当たっている。

時に応じては、保護者も含めての三者懇談も数を重ねて行っており、学生に対する指導は できている。

所属教育職員は研究のみならず社会的活動も豊富に行っている。平成25年度の社会的 活動については、保育士派遣会社の依頼による現職保育士に対する複数の講座の担当、公 立幼稚園園長研修会をはじめとした各種研修会等での講演、全国規模の保育雑誌への連載、

子育て支援活動の実施等、活発な活動を行ない、これらの社会的活動や研究活動で得られ た成果は、学生の学習に還元できるよう努めている。

さらに、個々の所属教育職員の教育力を有効に繋ぎ、それを学生の学習成果として結実 させるため、平成26年度は課題である「学生の関係能力」「協同活動集団の形成過程」を 引き続き明らかにすべく、検討・考察を加えたい。

なお、キャンパスおよび周辺地域を保育者養成環境とみなし、実技・実習、子育て支援 活動への参画などに活用し、学習成果を得ていることはもちろんである。

〔生活生活生活ナビゲーション生活ナビゲーションナビゲーションナビゲーション学科学科学科学科ライフデザインライフデザインライフデザインライフデザイン専攻専攻専攻専攻〕

各教育職員が1クラス15名程度の担任をしており、学期ごとの履修登録時には学生か ら事前相談を受ける態勢を整えている。その際に学生の成績(専門科目と共通教育科目の 修得数など)をIBU.netにより検証し、学習成果の状況を適切に把握している。併せ て本専攻の教育目的や目標の達成の目安となる検定資格についての指導もここで行ってい る。資格関連科目の授業内容については、授業担当者間で適宜話し合い、検定資格のサポ ートを含め、意思の疎通、協力・調整を図り適正な授業環境を保つ機会となっている。例 えば、フード・ファッション・インテリア分野における実習・演習室、ビジネス実務室等 を設け、学生が授業効果を高めることができるように教室設備・環境を整えている。また、

実践専門技術を有する教育職員を招聘し、講義だけに留まらない実務的な指導も取り入れ ている。また、授業評価に関しては夏・冬学期各2回「学生アンケート」を担当科目のう ち1教科について実施し、リフレクション・ペーパーの提出により授業改善に努めている。

授業の相互参観の他、オープンキャンパスやホームページでの情報発信や学生作品集の作 成のための取材を兼ねた担当外教育職員の授業参加等を通し、よりよい授業を実施するた めの意見交換を積極的に行っている。また平成25年度に社会人基礎力を育成するための 特別プログラムを汲みこんだ「ライフデザインゼミナールⅠ・Ⅱ」においては、終了時に

(12)

アンケートを行い、授業の評価を行なうと共に来年度に向けての改善点を検討している。

以上の取組みにより、学生に対して履修および卒業に至るまでの指導は充分に行っている。

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[生活生活生活ナビゲーション生活ナビゲーションナビゲーションナビゲーション学科学科学科ライフケア学科ライフケアライフケアライフケア専攻専攻専攻]専攻]]]

学習成果の評価については、定期的に開催される専攻会議において、学生の情報交換を 行い専任教育職員間で情報共有することに務めている。各教科においても担当教育職員は、

学位授与の方針に対応した成績評価基準により学習成果を評価している。授業内容につい て授業担当者間での意思の疎通、協力・調整について、例えば、2名の専任教育職員で担 当している「介護実習指導」であるが、学外社会福祉施設での介護実習時は、他の専任教 育職員も巡回指導を担当している。巡回指導が適切に実施されるように、「介護実習指導」

の授業参観の実施、実習計画書の作成および実習報告会には、全専任教育職員が学生指導 にあたっている。全専任教育職員で対応していることによって、学習成果の状況を適切に 把握している。また、このようなシステムは、FD委員を中心にしたFD活動を通して、

授業・教育方法の改善、学科・専攻課程の教育目的・目標の達成状況を把握・評価、学生 に対する履修および卒業に至る指導に連動している。学生による授業評価については、各 セメスターで実施している。教育職員は、評価結果に対してリフレクション・ペーパーを 作成し、学生による授業評価の結果を確認し、授業改善のために活用している。

(※平成 24 年 4 月「生活福祉専攻」から「ライフケア専攻」へ専攻名称変更)

【課題】

短期大学部では、FD活動の一環として授業参観を行っているが、FD委員会に出され た各学科・専攻からの検討課題を踏まえ、平成26年度の取組みと実施方法をFD専門部 会で具体的に検討している。今後は教育職員によって、科目数、学科間に限定せず担当さ れていない授業科目についても、FD活動を通して授業・教育方法の改善を行い、適正な 授業環境を保つ工夫を検討する機会を持たなければならない。

2-B-①-b 事務職員は、学科・専攻課程の学習成果の獲得に向けて責任を果たしてい る。

①事務職員は、所属部署の職務を通じて学習成果を認識している。

②事務職員は、所属部署の職務を通じて学習成果に貢献している。

③事務職員は、所属部署の職務を通じて学科・専攻課程の教育目的・目標の達成状況を 把握している。

④事務職員は、SD活動を通じて学生支援の職務を充実させている。

⑤事務職員は、所属部署の職務を通じて学生に対して履修及び卒業に至る支援ができる。

【現状】

短期大学を取り巻く環境の変化で厳しい競争が強いられる昨今、魅力的な教育を提供す るには短期大学内部の仕組みも改編させなければならない。教育改革と業務改善の両方が 必須と捉えるべきである。事務職員の資質向上が求められる中、本学では事務職員一人ひ とりの能力開発と生産性向上を目指して、SD活動に取り組む必要があることは認識して

(13)

いる。平成25年2月28日に教育職員と事務職員合同で研修会を実施した。具体的には 各学科・専攻の独自の学習に関する取組み、全体的な取組み、教学関係部署の全学的な取 組みについて発表がなされた。教学関係部署は、学修面において学外での教育実習、各市 町村・府県教育委員会、各社会福祉施設での実習を必要とする学科・専攻においては、学 生に事務職員の立場から実習を支援する係を教務課内に配置している。具体的な業務は各 種ガイダンスの実施、資料作成、施設との日程調整や社会福祉施設実習懇談会開催、厚生 労働省指定科目の実習資料精査業務等により学外実習全般の反省・改善を図っており、今 年度よりガイダンスや学外実習について要件を見直し規定変更を行った。また、学修面に おいて、履修や卒業に至るまでの単位認定の内容について詳しく学生に指導・支援する係 も教務課内に配置している。具体的には、以下に挙げられる。

(1)初年次生に対して

・入学前教育

早期から学科・専攻の特色を掴み、基礎学力の強化を目的に入学前教育講座(e ラ ーニング)の成果を検証するとともに、入学後の一斉テストの継続的実施と検証等に ついて、所属の学科・専攻教育職員と交流する。

・新入生オリエンテーション

自己責任に関すること、単位の説明、時間割の組み方、ネットガイダンス、学生個 人のパスワード等「情報環境利用の手引き」を配布し説明の機会を設けている。

・学科・専攻別オリエンテーション

各学科の履修上の注意事項、進路や資格取得に合わせた履修の仕方、担任教育職員 との面談を中心に説明している。

・履修登録、履修訂正

IBU.netによる登録支援、登録エラー表示などの解消や履修指導を含む学生サ ービス支援。「教務アワー」として時間割の組み方、履修登録の仕方等のガイダンスと して更なる学生サービス支援を行い、事務職員として職務を充実させている。これは 在学生へも提供している。

・学外実習申込み登録ガイダンス

実習の意義や目的、手続き方法、手引書の配布、マナー等の指導を通して免許・資 格取得への注意を喚起している。

(2)卒業年次生に対して

・免許・資格申請登録ガイダンス

教育委員会への一括申請手続き方法などの指導を行う。

・「仏教Ⅰ・Ⅱ」出席状況把握

卒業必修科目であるため、受講生の欠席状況を把握し出席不足の学生に対してIB U.net および書面にて出席を促し、再履修者の数値を減少させることに繋げている。

(3)在学生全般に対して

・学習成果の認識

(14)

保育科は幼稚園教諭2種免許状・保育士資格取得、生活ナビゲーション学科ライフ ケア専攻では介護福祉士の国家資格取得という明確な教育目的・学習成果を持ってい ることを、事務職員は認識している。

・学習成果に貢献

各学期で修得した科目は、IBU.netを通じて確認できる。また、保護者にも通 知し、相談がある場合は、担当科目教育職員と連携をしながら随時応じている。成績 表にはGPA(履修登録科目の成績平均値)が記載されており、学生が自らの学習成 果を正確に把握して、慎重に履修計画を立てることが可能としている。

・教育目的、目標の達成状況

各学科・専攻の専門教育科目の履修に関しては「履修要覧」に“学位授与方針”“教 育研究上の目的”“教育課程編成・実施方針”を記載し、併せて質問に来た学生に対し ては、随時説明している。これら教育目的・目標を達成するため、事務職員は自らの スキルアップに努めている。本学では、学生へのサポートスキル向上を促すため、事 務職員を対象とした個人研修費制度がある。事務職員は当該制度を利用し、書籍購入 や企業主催のセミナー等に可能な限り参加している。また、学生へのサポートスキル 向上に関する情報は、人事課より常時発信している。従って、本学では実務に即した 資質の向上ができる環境が整備されている。

【課題】

大学運営や業務・人事の仕組みや改革を行っていく上で、ますます事務職員の役割が重 要になってくるため、より専門的な大学運営のエキスパートを育成することが求められる。

そのためには、スタッフ・ディベロップメント(SD)の取組みだけではなく、FDの取 り組みと連携し、教育職員と相互協力が重要である。本学ではFD・SDの取り組みが、

平成25年度に始まったばかりである。FSDの取り組みの充実に向けた検討を行うとと もに、広い視野から新しい短期大学の在り方を思考するため、事務職員の職位・職務別に 専門的な研修を検討していくことも必要である。

2-B-①-c 教職員は、学科・専攻課程の学習成果の獲得に向けて施設設備及び技術的 資源を有効に活用している。

①図書館・学習資源センター等の専門事務職員は、学生の学習向上のために支援を行っ ている。

【現状】

図書館では、専門事務職員が図書館利用ガイダンスを毎年4月の終わりから2週間程度 期間を定めて実施している。新入生が主な対象であるが、教育職員や卒業研究をひかえた 5セメ生以上に対してもデータベースの利用や文献検索も含めたガイダンスを要望があれ ば弾力的に対応している。

また、カウンター業務においても蔵書の検索・確認や配架場所の案内をはじめとして、

レファレンス等の対応が迅速にできるよう、関係事務職員が日々の業務で気づいたことや 有益な情報などを共有し、利用者にとっての利便性を高めるようにしている。

(15)

【課題】

特になし。

②教職員は、学生の図書館・学習資源センター等の利便性を向上させている。

【現状】

授業科目によっては、図書館において個々の学生がOPAC(Online Public Access Catalog)や書架からテーマに即した関連専門図書を見つけ出したり、コンピュータ室でデ ータベースを利用し、関連情報を検索しなければ達成できない課題を課すことによって「問 題解決型学習」に取り組ませている。その結果、ILL(InterlibraryLoan)など相互利用 に対する理解も増し、学生からの図書購入依頼も増えてきた。図書館利用の活性化に繋が っている。

【課題】

コンピュータ室は図書館内に設置されていることから、消耗品補充の際、利用者からパ ソコンに搭載されているソフトウエアの操作方法について、質問されることもある。すべ てについて適切な対応をすることは不可能で、利用者としても担当部署まで足を運んで質 問に行くことも躊躇しがちである。パソコン操作のアシスタント設置などの対策が必要と される。

③教職員は、学内のコンピュータを授業や学校運営に活用している。

④教職員は、学生による学内LAN及びコンピュータの利用を促進している。

⑤教職員は、教育課程及び学生支援を充実させるために、コンピュータ利用技術の向上 を図っている。

○ 情報系システムについて

【現状】

専任教育職員の全ての個人研究室にはパソコンとプリンタがセットで設置されており、

授業で使用する資料の作成や、課題の評価、学生や教育職員同士の連絡などに活用してい る。平成22年冬学期より学生ポータルシステムも導入され、シラバスの原稿登録をはじ め、授業における出欠管理、学生との連絡など授業を円滑に進めるためのツールとして活 用されている。

学生に対しては、入学の際にネットワークガイダンスを行い、本学のネットワーク環境 や電子メールの使用方法、自宅からの接続方法などの解説を行っている。その後、ワープ ロや表計算で授業中に説明していない機能や、扱っていないソフトの使用方法などを教材 とした講習会を開催している。また、学内のホームページにおいても、部分的に解説が必 要と思われる項目や、利用に関する注意点などを掲載し、学内ネットワークの利用拡大に 努めている。同様の講習会は教育職員を対象としても行われている。加えて利用に関する トラブルや、活用方法などに関する問合わせは教務課情報メディア係において個別に対応

(16)

している。平成25年度9月より、ICTアクティブ・ラーニング教室及びICT模擬教 室を設置した。これに合わせて、タブレット端末を導入し一般教室も含めて無線LANの 環境整備を進めている。

【課題】

学内LANやパソコン教室の整備、IBU.netやホームページなどインフラについて は着実に整備されてきている。一方で、講習会の内容を検討して頻度を増やしたり、ソフ トの使い方を始めとする技術情報の提供を幅広く行うなど、インフラの整備以外の活動を 進めていく必要がある。

○ 事務系システムについて

【現状】

③学校運営に関しては、事務局各部門の業務に適合した業務ソフトウェアを導入して、事 務系システムを構築し作業の効率化を図っている。また、利用しているパソコンのOS・

オフィスソフトは、セキュリティリスクや操作性・生産性を考慮し適宜バージョンンア ップを行なっており、現在 Windows7、Office2010 に更新して利用している。

④休講情報などの各種掲示、履修登録、授業内容の授業担当教育職員への質問、授業内で の小テスト、課題提出などは、IBU.netを導入して、学生のコンピュータ利用を促 進している。

⑤標準的なオフィスソフトの利用技術は、事務職員各自の技量に委ねられており、特段の 教育は実施していないが、OS・オフィスソフトのバージョンアップの際には、講習会 の開催やマニュアルを作成して、操作方法や機能の差異による混乱や生産性の低下が発 生しないよう努めている。また、各部署の業務ソフトの利用技術については、導入時や 更新時など必要に応じて講習をして習得している。

【課題】

③業務用パソコンのOS・オフィスソフトのバージョンアップは、各部署で利用している パソコンの機種の差異への対応や導入している業務ソフトの動作確認・改修等が必要な ため、相当量の作業および実施完了までの期間が必要である。

④学生ポータルシステムの利用技術が教育職員によりばらつきがあるため、コンピュータ を利用する学生にも偏りができる。そのため、教育職員へのきめ細かい指導や説明が必 要である。

⑤人事異動などで、業務ソフトウェアの利用担当者が変わる場合、引継ぎが充分に行われ ないことがあり、技術的資源が蓄積されないことがある。引継ぎに際しては、期間を十 分にとり、引継資料などでその内容を確認することを勧める。

2-B-② 学科・専攻課程の学習成果の獲得に向けて学習支援を組織的に行っている。

2-B-②-a 学科・専攻課程の学習成果の獲得に向けて、学習の動機付けに焦点を合わ せた学習の方法や科目の選択のためのガイダンス等を行っている。

2-B-②-b 学科・専攻課程の学習成果の獲得に向けて、学生便覧等、学習支援のため

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