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日本内科学会雑誌第105巻第4号

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Academic year: 2021

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はじめに

 免疫は,細菌やウイルスといった病原体など の異物(非自己)を排除する生体反応であり, ヒトの免疫システムは自然免疫と獲得免疫の 2 つのシステムから構成されている.自然免疫 は,病原体の貪食や炎症反応の惹起によって感 染に対する第一線での防御機構として機能する とともに,獲得免疫への橋渡しにも重要な役割 を果たしている.2011年のノーベル生理学・医 学賞が自然免疫で重要な樹状細胞(dendritic cell:DC)とToll様受容体(Toll-like receptor: TLR)の発見に与えられたことからも,自然免 疫の重要性が再認識されている.一方,これま で,主に獲得免疫の異常と考えられてきた自己 免疫疾患においても自然免疫システムが重要な 役割を果たしていることがわかってきた.

1.病原体センサーとしてのPRR

 自然免疫システムにおける病原体の認識は, 細菌やウイルスなどの間で保存された特徴的な 分子パターンをパターン認識受容体(pattern recognition receptor:PRR)と呼ばれる病原体セ ンサーにより認識することで行われる.この病 原体由来の共通分子パターンは,病原体関連分 子パターン(pathogen-associated molecular pat-tern:PAMP)と呼ばれている.また,このPRR

自然免疫と自己免疫疾患

高橋 将文 要 旨  免疫は,細菌やウイルスといった病原体などの異物(非自己)を排除する生体反応であり,ヒトの免疫システ ムは自然免疫と獲得免疫とに分けられる.免疫システムの異常は様々な疾患の病態に関与するが,自己免疫疾患 (autoimmune disease)は主に獲得免疫の異常によって引き起こされる.近年,この自己免疫疾患と対比される 疾患として,主に自然免疫の異常に起因する自己炎症疾患(autoinflammatory disease)が注目されている.ま た,単純な免疫システムと考えられてきた自然免疫が,獲得免疫の始動に必要不可欠であるとともに,自己免疫 疾患の発症機序においても重要な役割を果たしていることがわかってきた.中でも,病原体由来の核酸を認識す る自然免疫のパターン認識受容体(pattern recognition receptor:PRR)が,自己由来の核酸を認識することで 炎症・免疫反応を惹起し,代表的な自己免疫疾患である全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythemato-sus:SLE)の病態に関与することが明らかになってきている.

〔日内会誌 105:747~752,2016〕

Key words I型インターフェロン,自己炎症症候群,全身性エリテマトーデス(SLE), パターン認識受容体(PRR),Toll様受容体(TLR)

自治医科大学分子病態治療研究センター炎症・免疫研究部

The Cutting-edge of Medicine;Innate immunity and autoimmune disease.

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の一部が傷害された細胞や組織から放出される 傷害関連分子パターン(damage/danger-associ-ated molecular pattern:DAMP)と呼ばれる危険 シグナルも認識し,病原体の関与しない無菌性 の炎症反応(sterile inflammation)も惹起する ことが明らかになってきた.主なPRRには,TLR やNLR(NOD[nucleotide-binding oligomerization domain]-like receptor),RLR(RIG[retinoic acid inducible gene]-I-like receptor)などがある1)  TLRは,ショウジョウバエで同定されたTollの ホモログである.ヒトにおいては10種類のTLR が存在しており,細胞表面の膜に局在して脂質 やタンパク質を認識するTLR1/2/4/5/6 と細胞 内の小胞体やエンドソームの膜に局在して核酸 を認識するTLR3/7/8/9 に分けられる.中でも, グラム陰性菌の外膜にあるリポ多糖(lipopoly-saccharide:LPS,エンドトキシン)を認識して 炎症シグナルを伝えるTLR4 はよく知られてい る.一般に,細胞表面膜のTLRは,細胞外の病 原 体 由 来PAMPを 認 識 し て ア ダ プ タ ー 分 子 MyD88 から炎症シグナルの中心ともいえる転 写因子NF-κB(nuclear factor-kappa B)経路を活 性化することにより,炎症性サイトカイン産生 を誘導して病原体の排除を行う.一方,エンド ソームのTLRはPAMPとして取り込まれたウイ ルス由来核酸を認識し,炎症性サイトカインだ けでなく,転写因子IRF(interferon regulatory factor) フ ァ ミ リ ー の 活 性 化 を 介 し てI型IFN (interferon:IFNα/β)の産生を誘導する(図1). I型IFNは, ウイルス複製の抑制やNK(natural killer)細胞の活性化,さらにMHC(major his-tocompatibility complex)クラスIの発現の増強 によりCD8 陽性キラーT細胞によるウイルス感 染細胞の殺傷効率を高めて,ウイルス感染に対 する防御機構を誘導する.  NLRは細胞質内に存在しており,病原体由来 PAMPのみならず,様々なDAMPも認識すること がわかってきた.中でもNLRP3 は,尿酸やコレ ステロールの結晶,細胞外ATP(adenosine tri-phosphate)といった内因性,あるいはシリカや アスベストといった外来性のDAMPも認識し, 痛風や動脈硬化,珪肺症などの無菌性炎症の原 図1 核酸を認識するTLRとRLRのシグナル エンドソームに局在するTLRは核酸を認識した後,アダプター分子MyD88(TLR3 はTRIF)を介して活性化シグナルを伝達する.一方,細胞質に局在するRLRファ ミリーのRIG-IとMDA5はIPS-1を介して活性化シグナルを伝達する.このシグナル によって転写因子NF-κBおよびIRFが活性化され,それぞれ炎症性サイトカイン およびI型IFN産生が誘導される. TLR9 TLR7 TLR3 TLR8 MDA5 RIG-I アダプター分子

二本鎖RNA 一本鎖RNA CpG-DNA エンドソーム

細胞質 IPS-1

MyD88

TRIF MyD88 MyD88

IRF 炎症性サイトカイン シグナル伝達 一本鎖/二本鎖RNA NF-κB I型IFN

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因となることが明らかとされ,注目を集めてい る2).細胞外ATPは細胞膜にあるP2X7 受容体を 介して活性酸素種と細胞内カリウムの流出を引 き起こし,NLRP3インフラマソームの活性化を 誘導する.活性化されたNLRP3 は,アダプター 分子ASCおよびカスパーゼ―1 とともにインフラ マソーム(inflammasome)と呼ばれる細胞内分 子複合体を形成し,インターロイキン(interleu-kin:IL)-1βやIL-18 の前駆体を成熟型(活性型) へとプロセシングして細胞外へと分泌し,炎症 を惹起する.ちなみに,IL-1βやIL-18 の転写は TLRシグナルなどにより誘導されることから, これらサイトカインの産生は転写レベルでの IL-1β前駆体の合成とインフラマソームによる タンパクレベルでのプロセシングという 2 段階 で制御されている.  ウイルスが直接感染した際の細胞質に存在す るウイルス由来RNA(ribonucleic acid)を認識 するPRRとして,RLRファミリーのRIG-IやMDA5 (melanoma differentiation antigen 5),LGP2 (laboratory of genetics and physiology 2)があ る.RIG-IとMDA5 はミトコンドリア膜にあるア ダプター分子IPS-1(interferon-β promoter stim-ulator-1)を介してNF-κBおよびIRF経路を活性化 し,炎症性サイトカインやI型IFNの産生を誘導

する(図 1).一方,細胞質内のDNAを認識する

センサーとして,DAI(DNA-dependent activator of IRFs) やIFI16(interferon, gamma-inducible protein 16),DDX41(DEAD[Asp-Glu-Ala-Asp] bod polypeptide 41)が報告されており,その活 性化によりI型IFNの産生を誘導する.また,同 様なDNAセンサーであるAIM2(absent in mela-noma 2)は,インフラマソームを形成してIL-1β やIL-18 産生を誘導する.

2.自己免疫疾患と自己炎症疾患

 自己免疫疾患は,自己抗原に反応する抗体あ るいはリンパ球が自己の細胞や組織を異物とみ なして攻撃することで組織傷害が引き起こされ る疾患である.自己免疫疾患の特徴の 1 つに自 己抗体の存在があり,その病態は主に獲得免疫 の異常により引き起こされる.一方,自己免疫 疾患と対比される疾患として,主に自然免疫の 異常に起因する自己炎症疾患(自己炎症症候 群)が注目されている3).ちなみに,自己炎症 という用語は,1999 年にKastnerらによって, TNF(tumor necrosis factor)受容体関連周期熱 症 候 群(TNF receptor-associated periodic syn-drome:TRAPS)における原因遺伝子の報告で初 めて用いられた4).代表的な自己炎症疾患は, 自然免疫に関連する遺伝子異常の存在ととも に,くり返す全身性の炎症や発熱が特徴的であ り,感染症や膠原病に類似する症状を呈する が,原因となる病原体や自己抗体,抗原特異的 T細胞が検出されない疾患群とされる.自己炎 症疾患には,TRAPSやインフラマソーム構成分 子のNLRP3の機能獲得型変異によるクリオピリ ン関連周期熱症候群(cryopyrin-associated peri-odic syndrome:CAPS),インフラマソームを負 に制御するパイリン(pyrin)の異常による家族 性地中海熱(familial Mediterranean fever:FMF) などがある.さらに最近では,Behçet病や成人 発症Still病,Crohn病,痛風,2 型糖尿病なども 広義の自己炎症疾患に含まれてきている3,5).な お,自己炎症疾患の詳細に関しては,自己炎症 性疾患サイト(http://aid.kazusa.or.jp/2013/)を ご参照いただきたい.  自己免疫疾患に話を戻すと,その発症機序の 多くはいまだ不明な点が多いが,自己抗原に対 する免疫寛容が破綻することにより発症する. 免疫寛容破綻の機序には,胸腺における自己反 応性T細胞不活性化(負の選択)の異常や免疫 反応を抑制している制御性T細胞の異常,自己 抗原と類似している外来抗原への反応(分子相 同性)などがある.近年,自然免疫システムの 理解が進むとともに,ウイルスなどの病原体の 核酸を認識するPRRが,自己由来の核酸を誤っ

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て認識することで免疫反応を惹起し,SLE(sys-temic lupus erythematosus)などの自己免疫疾患

の病態に関与することが明らかになってきた6)

3.パターン認識受容体と自己免疫疾患

1)核酸を認識するPRR  核酸認識PRRは,その細胞での局在から膜貫 通型と細胞質型とに大別される(表).膜貫通型 PRRは 小 胞 体 や エ ン ド ソ ー ム に 局 在 す るTLR が,細胞質型PRRにはRLRファミリーのRIG-Iや MDA-5,さらにDAI,IFI16,DDX41,AIM2など がある.さらに,これらのPRRはRNA認識PRRと DNA認識PRRとに分けられる.これらの核酸認 識PRRのうち,自己免疫疾患,特にSLEとの関連 において重要とされるのがTLR7/9 である6,7) 2) TLR7/9による自己由来と病原体由来核酸の識別  TLR9は,病原体由来の非メチル化CpG配列を 含む一本鎖DNAを認識する.CpG配列とは,シ トシン(C)とグアニン(G)が隣り合って存在 する塩基配列である.病原体由来のDNAと比較 して,ほ乳類(宿主/自己)由来のDNAではCpG 配列を含む頻度が低いことや,その大部分がメ チル化されていることにより自己由来と病原体 由来のDNAの識別がなされている.しかし,こ れに当てはまらない自己由来DNAも少ないなが ら存在している.一方,TLR7は,ウイルス由来 の一本鎖RNAを認識するが,宿主(自己)の一 本鎖RNA,例えばメッセンジャーRNA(mRNA) も認識できる.このことから,TLR7/9は自己由 来の核酸と病原体由来の核酸を厳密には識別で きず,自己核酸に応答して免疫反応を惹起して しまう可能性がある.この自己由来核酸への免 疫反応を回避するため,TLR7/9は細胞内のエン ドソームに局在している.つまり,ウイルスや その感染細胞はエンドソームに取り込まれ,そ れらの核酸はTLR7/9によって認識されるが,自 己由来の核酸は死細胞から細胞外へと放出され るため,核酸分解酵素によって速やかに分解さ れる.したがって,自己の核酸はエンドソームに 到達する可能性はほとんどなく,TLR7/9が誤っ て自己核酸を認識しないように制御されている. 3)SLEの病態におけるTLR7/9の役割  SLE患者においては,以前より血中I型IFN濃度 が上昇していることが知られていた.近年,SLE 患者の末梢血を用いた網羅的な遺伝子解析か ら,I型IFNによって誘導される遺伝子群発現が 上昇していることが明らかとなり,この遺伝子 発現パターンは“IFN signature”と呼ばれてい る8).このIFN signatureは,SLEの活動性や治療 効 果 と も 関 連 す る と と も に, 関 節 リ ウ マ チ (rheumatoid arthritis:RA)や全身性強皮症(sys-temic sclerosis:SSc)でも存在することがわかり, 自己免疫疾患のおけるI型IFNの重要性が示唆さ れている.I型IFNを大量に産生する形質細胞様 樹状細胞(plasmacytoid DC:pDC)にTLR7/9が優 位に発現していることから,pDCがTLR7/9を介 したI型IFN産生細胞であると考えられている7)  前述したように,死細胞から放出された自己 核酸はエンドソームに到達できず,TLR7/9 に よって認識されることはない.しかし,例えば, 核酸に対する抗体が存在すると核酸は抗体と結 合して免疫複合体を形成して安定化し,分解を 免れてエンドソームへと到達する可能性が高く なる(図 2).この免疫複合体は,抗体に対する 受容体(Fc受容体)を介してpDCに取り込まれ, 膜貫通型 細胞質型 RNAを認識 TLR3TLR7 TLR8 RIG-I MDA5 LGP2 DNAを認識 TLR9 DAI IFI16 DDX41 AIM2 表 自然免疫における核酸を認識するPRR

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TLR7/9 シグナルを活性化してI型IFN産生を誘 導する.また,核内の非ヒストンタンパク質で DAMPとしても知られるHMGB1(high-mobility group box 1)や抗菌ペプチドであるLL37 も自 己核酸と結合して同様に安定化し,TLR7/9シグ ナルを活性化することが示されている.  TLR7 とTLR9 は非活性化状態では小胞体に局 在しており,活性化に伴ってエンドソームに移 行する.TLRの移行を司る小胞体シャペロンタ ンパク質としてUnc93B1やgp96,PRAT4A(pro-tein assiated with TLR4A)が報告されている. Unc93B1 はTLR7 よりもTLR9 を優先してエンド ソームへと輸送する.興味深いことにTLR7を優 位に輸送するUnc93B1変異体をマウスに導入す ると,TLR7とTLR9のバランスが崩れてTLR7優 位になって肝炎などの全身性の強い炎症反応が 誘導されることから,TLR7 とTLR9 のバランス 制御も炎症・免疫反応に重要であると考えられ ている9) 4)他の核酸認識PRRと自己免疫疾患  他の膜貫通型PRRであるTLR3 とTLR8 は,そ れぞれ二本鎖RNAと一本鎖RNAを認識するが, TLR8 についてはマウスでは機能していないと される.一方,細胞質型PRRであるRIG-IとMDA-5 は二本鎖RNAを認識し,特にRIG-Iは 5’末端に 3 リン酸を持つ一本鎖RNAも認識することでウイ ルス特異的な一本鎖RNA構造を識別している. また,DAIやIFI16,DDX41はDNAを認識してI型 IFN産生を誘導し,AIM2 はインフラマソームを 形成してIL-1βやIL-18 産生を誘導する.これら の核酸認識PRRについても,自己免疫疾患の病 態への関与が考えられるが,その役割について はほとんどわかっていない. 図2 pDCにおけるTLR7/9を介した自己由来核酸の認識と免疫応答 自己の死細胞から放出された核酸は,通常速やかに分解されてTLR7/9の発現するエ ンドソームへと到達する可能性がほとんどない.しかし,抗核抗体や核タンパク 質,抗菌ペプチドと結合することで自己核酸が安定化すると,pDCに取り込まれて TLR7/9シグナルを活性化してI型IFN産生が誘導される. I型IFN産生 TLR7/9 形質細胞様樹状細胞(pDC) エンドソーム 核 死細胞 抗菌ペプチド (LL37など) 核タンパク質 (HMGB1など) 抗核抗体 Fc受容体 IFN signature

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5)核酸分解機構の障害と自己免疫疾患  核酸分解酵素であるDNase(deoxyribonuclease) の欠損によって過剰な核酸が供給された場合に も,自己免疫疾患に似た病態を呈することが動 物実験により示されている.  DNase Iをマウスで欠損させるとSLEに似た病 態を呈する10).また,リソソームに存在する DNase IIの欠損マウスは貧血を呈して胎生致死 となるが,成体マウスでの欠損は関節炎を発症 する11).さらに,DNase IIIの 1 つであるTREX1 (3’ repair exonuclease 1)の欠損マウスでも心筋 炎による拡張型心筋症が認められる12).ヒトの TREX1 は,SLE様の病態を示すAicardi-Goutières 症候群の原因遺伝子の 1 つとされていることか ら,過剰な自己核酸によって,その認識回避機 構が破綻することも自己免疫疾患の発症機序の 1 つと考えられる.

おわりに

 1990 年代後半のTLRの同定により自然免疫 システムの理解が飛躍的に進み,その重要性が 益々注目されている.特に,NLRP3 などのPRR がいろいろな内因性DAMPを認識して無菌性炎 症を惹起し,様々な病態形成に関わっていると いう知見は,この分野におけるトピックスに なっている.また,本稿で解説した核酸認識PRR によるSLE発症への関与以外にも,自己免疫疾 患の動物モデルにおいて,脂質やタンパク質を 認識するPRRの欠損により病態が改善されるこ とが報告されている.しかし,これらは発症機 序に直接寄与しているというよりも炎症反応の 抑制により改善効果を認めたものと推測され る.実際,関節リウマチ患者では,代表的な炎 症性サイトカインであるTNF-α(tumor necrosis factor-α)やIL-6に対する阻害により,著明な治 療効果を認めている.今後,さらに自然免疫シス テムの解明が進むことで,感染症や自己免疫疾 患のみならず,炎症の関与する様々な疾患の予 防や治療法の開発に繋がることが期待される. 著者のCOI(conflicts of interest)開示:本論文発表内容 に関連して特に申告なし 文 献 1) 三宅健介:自然炎症:Homeostatic inflammation. 感染 炎症 免疫 42-2 : 133―143, 2012.

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参照

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