電子情報通信学会論文誌 D Vol. J96‑D No. 4 pp. 767‑768 © 一般社団法人電子情報通信学会 2013
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特集
医用画像論文特集の発行にあたって
医用画像論文特集編集委員会 委員長
藤 田 広 志
医用画像技術は,常に世の中の最先端を走り続けて いるといっても過言ではない.また,人の命にも大き く関わる技術であることも多く,一般市民からもその 開発への期待は常に大きい.このような医用画像に関 する本学会における研究活動は,1999年4月に医用画 像研究会(MI)が発足し,ますます急速に進展して いる.その活動の一環として,2000年1月の「次世代 医用画像技術」論文特集,2004年1月の「医用画像の 最先端」論文特集,2008年7月の「医用画像」論文特 集の発刊を実施しており,今回の特集はこれらに続く 第四弾である.前特集から今回の特集に至る間には,
学会論文誌は完全電子化が達成されており,また,英 文誌への論文投稿数が和文誌へのそれをはるかに超え る状況へと大きな変化が起きている.そこで今回の特 集では,英文誌(IEICE Trans. Inf. & Syst., D)と同 時発行の特集を企画することとなった.
今回の特集では,招待論文2編,論文17編,レター 4編の投稿があった.特集編集委員会で迅速かつ丁寧 に審議した結果,招待論文2編,論文11編,レター 3 編を採択することになった.したがって,採択率は 69.6%であり,前号の37.5%に比べて大きく上回る数 値で,良質な論文が投稿された証左でもあろう.また,
英文誌特集では,サーベイ論文2編(2編採択),論文 24編(7編採択),レター 4編(2編採択)で,36.7%の 採択率であった.なお,今回の特集号に残念ながら不 採択となった論文には,本誌の査読システムの制約条 件のために間に合わない論文も多く含まれており,是 非とも査読コメントを参考の上,通常号に早期の再投 稿をお勧めしたい.
2編の招待論文は,それぞれ統計形状モデルと定量 的病理診断の最新動向について執筆頂いた.一般投稿 論文は,イメージング,統計モデル解析,臓器・病変 抽出などのコンピュータ支援診断の基礎技術からシス テム開発までと,医用画像の分野らしく誠に広範であ った.なお,英文誌の2編のサーベイ論文は,それぞ れ胸部と大腸CAD(コンピュータ支援診断)におけ る機械学習,コンピュータ支援外科領域における統計 モデルと機械学習に関するものである.英文論文は今 回,全てオープンアクセスが試行されるので,会員/
非会員を問わず,この機会に是非ともアクセス頂き,
多くの方々に御一読頂きたい.
最後に,優れた研究成果を投稿して下さった著者の 方々,投稿論文を丁寧に閲読して頂いた査読委員の 方々,査読結果を踏まえて厳正な審査と著者への適切 なフィードバックをして頂いた編集委員の方々,編集 委員会実務の円滑な進行に尽力頂いた副編集委員長並 びに編集幹事の諸氏,本企画をサポート頂いた和文論 文誌D編集委員会の関係各位,そして煩雑な事務作業 に御協力頂いた学会事務局の皆様に心より御礼申し上 げます.
藤
ふじ
田
た
広
ひろ
志
し
( 正 員: フ ェ ロ ー) 1976岐 阜 大・ 工・ 電 気 卒.
1978同大大学院工学研究科電気工学専攻修士課程了.同年岐阜 高専助手,1986同助教授.この間,1983 〜 1986シカゴ大客員研 究員.1991岐阜大・工・助教授,1995同教授,2002同大学院医 学系研究科教授.工博(名大).医療分野における画像情報処理
(特に,コンピュータ支援診断システムの開発)などの研究に従 事.2007,2008年度本会医用画像研究会専門委員会専門委員長 を務める.医用画像情報学会(会長),IEEE,SPIE各会員.
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電子情報通信学会論文誌 2013/4 Vol. J96
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D No. 4768
医用画像論文特集編集委員会 委 員 長 藤 田 広 志
副 委 員 長 目加田 慶 人
幹 事 菅 幹 生 ・ 原 口 亮 ・ 諸 岡 健 一
委 員 有 村 秀 孝 ・ 小 尾 高 史 ・ 加 野 亜紀子 ・ 河 田 佳 樹 北 坂 孝 幸 ・ 木 村 裕 一 ・ 佐 藤 哲 大 ・ 清 水 昭 伸 庄 野 逸 ・ 濱 本 和 彦 ・ 原 武 史 ・ 本 谷 秀 堅 増 谷 佳 孝 ・ 森 健 策 ・ 山 口 雅 浩
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