電子情報通信学会論文誌 D Vol. J103︲D No. 10 pp. 700︲701 ©一般社団法人電子情報通信学会 2020
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特集
画像符号化・映像メディア処理論文特集の発行にあたって
本特集は,本会画像工学研究専門委員会が毎年主催 する画像符号化シンポジウム(PCSJ),及び映像メデ ィア処理シンポジウム(IMPS)と連動して企画され ている.PCSJ/IMPSは,画像符号化・映像メディア 処理分野の国内の専門家が一堂に会し,3日間泊まり 込みで研究発表と意見交換を行う場として定着してお り,毎回200名を超える参加者により熱い議論が行わ れている.「画像符号化・映像メディア処理」と題し た特集号は,そのPCSJ/IMPSで発表された研究成果 を発展させたもの,並びに当該分野に関連した研究の 特集号として,2007年度の7月号にレター特集として 発足し,2014年の8回目からはフルペーパーも含めた 特集号として定着してきた.2017年より英文誌(IEICE Trans. Inf. & Syst., D)との連動企画となり,和文・
英文を問わず当該分野の優れた研究を発表できる場と して評価頂いている.
今回はレター 3件,フルペーパー 5件の投稿があり,
厳正な査読の結果,レター 2件,フルペーパー 4件を 採録とした.画像符号化の分野では,スプライト符号 化方式をVVC(Versatile Video Coding)互換で実現 した報告のほか,240Pの高フレームレート動画像に おける主観画質(MOS)の推定法の提案がある.他 方の映像メディア処理の分野においては,ニューラル ネットワークを用いた研究として,教師なしでスーパ
ーピクセルを生成する研究や,顔画像の融合において 潜在変数空間内の演算を用いる研究が報告されてい る.その他,準同型暗号を用いた人物対応付けシステ ムにおける通信量を削減する研究や,背景変動や未知 のγ値で撮像された画像に対しても適用可能な明るさ 可変背景モデルの提案など,いずれも興味深い研究が 採録されているので,ぜひご一読頂きたい.
最後に,本特集を編集するにあたり,厳しいスケジ ュールの中で丁寧な査読をして下さった査読委員の 方々,及び編集作業に携わって下さった編集委員の 方々に厚くお礼申し上げる.特に,英文誌連動企画に おいて大変複雑な編集作業こなして頂いた編集幹事の 方々,そして本企画をサポート頂いた和文論文誌D編 集委員会の関係者の方々に感謝の意を表したい.
藤ふじ
井い 俊とし彰あき(正員:フェロー) 名古屋大学大学院工学研究科 教授.1990東京大学工学部電子工学科卒.1995同大大学院博士 課程了.博士(工学).同年,名古屋大学大学院工学研究科電子 情報学専攻助手.2003,同助教授.2008〜2010東京工業大学大 学院理工学研究科准教授.2012より現職.2011〜2013映像メデ ィア処理シンポジウム実行委員長.2013〜2014電子情報通信学 会画像工学研究専門委員会委員長.主に3次元映像通信,3次元 映像システム・映像処理に関する研究に従事.映像情報メディ ア学会,情報処理学会,IEEE各会員.
画像符号化・映像メディア処理論文特集編集委員会 委員長
藤 井 俊 彰
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電子情報通信学会論文誌2020/10 Vol. J103-D No. 10画像符号化・映像メディア処理論文特集編集委員会 委 員 長 藤 井 俊 彰
幹 事 河 村 圭 ・ 久保田 彰 ・ 高 橋 桂 太 ・ 松 尾 康 孝 委 員 稲 積 泰 宏 ・ 岩 村 俊 輔 ・ 金 井 謙 治 ・ 亀 田 裕 介 黒 木 祥 光 ・ 篠 田 一 馬 ・ 杉 本 憲治郎 ・ 中 條 健 坂 東 幸 浩 ・ 福 嶋 慶 繁 ・ 松 岡 諒 ・ 峯 澤 彰 村 崎 和 彦