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淋巴肉芽腫患者より分離せるゲルトネル氏腸炎菌に就て

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Academic year: 2021

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146 束寡女監學會第四圓総會認事 型が多くなって來てるるのである,然し結核患者に於てもC型がある如く,健康入に 於てもt/もっと敬多く調査する時はA型がないとは云ぺないと思はれる。 (9.)赤沈商に就ては,Lutz並びにWah1の爾氏は, Katz氏の中等贋が病勢に平 行しないとして,赤沈商を求め,之’の慣が「1より大なるか,小なるがによって,肺結 核患者¢)病勢及び豫後の判定㌍行って居るが,余は,所謂健康人での赤沈簡を知多目 的で調査したのであるが,之によれば,最大4.1;最小0.雫均値M ・ O;737土0.020, 6 ・0.373 ± OLO14である。 胸部「レントゲン」所見別に之を調査するに,正常なものより,攣化¢〉あるもの程, その数は大となってみるが,何れも’:以下である。之を余が結核患者多06名.に就で行 った赤沈商と比較するに,肺結核患者に於ては,最:大49.0,最:小0,丁丁値M・= 2.410土: 0.066,σ;2.781土0.047に:して,肺結核悪者に於ては,飴程その値が大である。 結論,以上は昭和12年度豫科生徒1.55名の赤沈反慮検査の結果であつで,赤沈速度 の不均値より見ても,沈降型,赤沈商等より見ても,肺結核患者群の調査成績と比較 して其の間に制然たる差違が認められたのである。

46.淋巴肉芽腫患者より分離せる

ゲル遜2セ氏腸炎菌に就て

東京女子慶學門門學狡細菌學教実

(近く原著外表㊧豫寒) 良田 圭子

ゲルトネル氏腸炎菌は,初め1888年,G蕊rtnef氏によりて急性食品中毒患者の屍膿 の脾臓中より槍出せられたるものにして,其の後屡々流行性食物中毒の原因菌として 報告ぜられ,人類に感染する時は急性胃腸炎の症朕を呈するものなる事は入のよく知 る所なり。 然るに之れが急性胃腸炎の症状以外の特異なる症候を示す場合は比較的稀有なるも のたして,.その主要なるものは敗血症なり。本邦に於けるこの敗血症例の報告を摘録す れば,.櫻井氏(1926)は「チフス」檬症状を呈せる患者の血液尿尿よ「リゲルトネル氏腸炎 菌を分離し,正來,大里氏(1935)等は黄疸を主徴とせる二例の患者の血液尿尿謄三等よ り本菌を分離し,芳賀氏(1926)は黄疸を認め,早攻氏(1933)は麻痺性二型患者のr々ラ リヤ」療法に際し十七例に於て本菌の敗血症を認め1そめ中ご例は更に二三による踏膜 炎を併磯せりと報告せり。足立氏(1935)は狸紅熱経過中に鼠「チブズ」菌による敗血症を 報告し,本年に至りて飯野氏は急性骨髄性白血病に合併ぜるデルトネル氏腸炎菌の菌 一ny)ii 7 “R,. 470 一

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東京女署學會第罪悪糖會認事 147

血症の一例に就きて護表せられたり。

その他,Symmers a. W量lson(1908), Smith a. Aberd(’1921)l Stuart a. krikorian

(1926),Pesch(1926)及早坂・大城氏(1930);早坂氏(1932)等は本門による購膜炎:を Engel(1933)は肺炎を, Dean(1911)は謄嚢炎を報告せり。 余は本町附属病院小児科外來を訪れ臨床的並びに摘出淋巴腺の組織學的槍査より淋 巴肉芽腫と三二されたる丁丁瀧田某の流血中,淋巴腺内,及び脾内化膿竈より以下蓮 ぶるが如き諸性状を有するがルトネル氏腸炎:菌を分離せるを以て叢に報告せんと欲 す。 本患者血清のウキゲール氏二丁は腸「チフスJ菌及び自己菌に回しては各々五十倍に て微二二粒状に凝集し「パラチフス」.A及びB菌診噺液に封しては陰性なりき6 本菌の生物學的性状は,流血中より分離ぜる:B株,・淋巴腺内よりの:L.D鵜脾内化 膿竈より分離せるM株,何れもゲラム陰性,普通「アニリンJ色素に好染色の短桿菌に して4−9本の長き周立性鞭毛を有し活竣なる固有蓮動を螢む。 通性好氣性菌にして普通寒天雫板培地上には正圓丁丁潤滑澤憎憎なるも中央部野々 隆起し友白色牛透明の集落を形成す。 遠藤氏培地上にありては,24時聞培養後,中等:大の梢々淡紅色を幣びたる圓形集落 を形成し表面漁潤滑澤なり。F’ iJガルスキー培地上にても特別の攣化なく,淡青色の 集落を形域す。 塞天斜面に嚢覚せる菌苔は透過光線にて淡緑色牛透明にして凝水は申等度に漏濁す 中性紅塞天には瓦斯磯生著明にして還元作用を認む。酷酸鉛寒天にありては穿刺壁 に滑ぴて著明に黒攣す。 「ブイ.ヨンJ培養にては回れを雫等に1困濁し三下を作らす,「ペプトンJ水に於ては之 を雫等に掴濁し「イン.5“ e一ル」を産生せす。 牛乳を凝固せす7−9日に至れば黄色に攣じ透明化す。「ゲラチン」培地を液化せす。 f“’ 宴Nムスモルケ」を一日にて赤攣し4・一一5日にて再び二階す。」 含水炭素及高級「アルコ1一ル」類の分解作用を見るに「デキストロ画ゼ∫マンニ.FJ 「マルト嗣ゼ」「ガラ.クトー.ゼ∫ヅルチットL.1「キシローゼ∫アラビノ・一ゼ∫ラムノーゼ」 を分解して酸及び瓦斯を産生し「ラクトーゼ」「サ。カローゼ」「デキストリン」「イノジ ット」「ラフィ.・ノーゼJ「イヌリン」を分解せす;。 血清學的には先づ瀧田株各生菌を「パラチフス」A・B・C・「チフス」「ゲル.Fネル」仙豪 型及馳ン.ドンJ型の各二二並L清に凝集二二を行へるに自己菌二二血清は勿論その他は 一・第 7.巻471.一

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148 東京女警一国第四回総會記事 D・gruppeに最も高度に凝集せり。 叉「サルモネラ」菌属の各生菌を瀧田M株冤疫血清との凝集反鷹を行ふに瀧田株の他 には,腸「チフス」菌,参ルトネル菌及び仙豪型が高度に凝集を示せり。 百度加熱菌を用ひても同様に瀧田株はD−gruppeに高度に凝集し,叉「サルモネラJ 菌薦の各加熟菌株はD−gnlp∬eの腸「チフス」,ゲルトネル菌及び骨壷型のみ瀧田三三 疫血活に凝集せb。 之等D−gruppeとの間のカス.テラ’= 一吸牧試験を行へるに之等の間の0−Antigen は完杢に一致しH−Antigenに於ては分離株はゲルトネル氏腸炎菌に一致し之れを交 互に十分に吸回せしめ得たり。 毒力試験としては12−3ξめ「マウス」を使用し各分離菌株の普通塞天18時問培養菌を 生理的食臨水にて逓減稀繹し0.1mgより O.OOO.OO(獅01nig迄の含有液を0.50.o.宛腹腔内注 射を行ひて三階の生死を観察せるに何れもすべて十日.間以内に発死せしめ心血,肝臓, 脾臓内よ}」本門を純培養の歌学に培養せり。 「マウス」飼養試験にては二重10−12gの「マウス」を用ひて分離菌株の塞天斜面18時・ 間培養菌1mgをlc.e.の生理的弓下水に浮游し食パンの小片に浸して「マウス」に與へて 之れの生死を観察せるに何れも5−9日にして感染致死せしめ,その心血,肝臓,脾臓 及腸管内より:本丁を純培養の歌態に分離し得たり。 余は以上一般生物學的二二及び冤疫學的性朕より分離菌は「サルモネラ」菌属中の ゲルトネル氏腸炎菌なりと信ず。依ってKaufmann氏の方法に從ひ回れが菌型を究め たり。 血清學的にゲルトネル氏腸炎菌の0−Antigenは何れも作用籏IXを共有し:H−Antigen より見ればS.enteritidis, var・danysz, Chaco, Essen等はgomzlz2を有しduhlinは 9P・, rostockは9pu・, rrT・ osk onはgoqz3・, . hlegdam はgomqzl, ’を有する事によりて 五型に分類せらる。

余は之等の菌株間にて吸牧試験を行ひて9・o.m.P.u.q.z1・z2。z3なる各特異凝集素 を分離し之等に各菌型のゲルトネル氏腸炎菌を甥照として新分離株:B.L.D.M株の凝 集丁丁を行へるに何れもgomzlz2に凝集しpupz3には凝集を「示さすS.enteritidis, var. danysz, Chaco, Essen等に一致す。

更に之等の間の菌型を分類すべく「グルコーゼ」「アラビノーゼ∫ヅルチット」「ラム ノーゼ」を加へたる「ペプトン・ブイヨン」.及び亘ツタ・一氏液,「ステルングリセリンブ イヨン」,ジモン氏「グルコーゼ」寒天並びに二二酸,粘液酸,i及1.酒石酸を加へたる

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東京女警學會第四回糖會一事 149 「バクトペプトン」水の培養試験を見る時は分離菌は何れもゲルトネル氏腸炎菌Jena 型に一致するを認めたり。

質 問

磯田仙三郎

リ ヤ その菌に就て淋巴肉芽腫との原因的關係があるか否かに就いて.は御調べ下さらなか ったでせうか。 鷹 答 良 田 圭 子 う つ 肉眼的に「は淋巴肉芽腫は認められませんでしたが詳しい事は.しらべてみませんでし た。

「マウス」に封ずる色素の光力呼樋作用(第二報)

東京女子讐學專門學校細蔚學教室 佐 山 楓 余は色素の光力三下作用の腸fチフス」菌「レツェプト・一一ル」に及ぼす影響を凝集反窓「 に依り襯察せるを以て叢に第二報とし實験方法及放績を簡軍に報告せんとす。

實験及成績。實験に用ひし菌株は千葉w,佐藤vw,飯村Vi,飯村Lsy,岡崎v,

の五株にして何れも北里研究所より分與せられたるものなり。’

ア葉菌株はH,O,を佐

藤,飯村(Vi, Lsy),岡崎の旧株はH・0・Viの「レツェプトe・一・ル」を有する菌株なり。 凝集反鷹。實験動物は家兎。冤疫に用ひたる菌株は千葉W,飯村Vi,飯村Lsy,岡崎 Vの四株にして,色素の光力學的作用により死滅せる菌,封照として非加菌,百度加 熟菌にて冤疫せり。菌は何れも二+四時間培養の菌苔にして1c.a lmgの割合1ζ生理的 食盛水に浮游せしめたるもの,加熟菌液は前と同様の菌浮游液を重罎煎にて撮氏百度 に一時聞加熱したるものなり。色素の光力學的作用により死滅せる菌液は前と同様の 菌液に「メチvンj青を蒸鯉水で千倍に稀繹したるもの及「ブイオン」を菌液5.c砿封し 1滴の割合に加へ・之れを試験管に分注し反射鏡を有する集光「レンズ“の上に置き百 「ワット」の電燈を凡そ10cmの距離から二時聞三十分照射す。實験中は場風機を用ひ菌 液の加熱せられる事を防止せり。注射は家兎耳翻脹に聞隔は四日乃至五日,三同注射, 最後の注射より九日半は十日目に全州血なせり。菌浮游液は守株の菌を用ひ非蜘熱増 加熟菌の二種を用ひたり。凝集反鷹成績は各菌株の生菌冤疫血清と,色素の光力學的作 用により死滅せる菌により冤疫血清に封ずる各菌浮游液の凝集歌態は殆んど同様で爾 血清共千葉生菌を完全に凝集し,佐藤vw,飯村v’i,飯村Lsy,岡崎v生菌を不完全に凝 集せり。凝集二二は千葉生菌は三二に,佐藤vw,飯村Vi,二村1.sy,岡崎v生菌は雲 一第 7』巻473・一・

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