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第15回会議概要(平成19年10月31日実施) 市原市都市交流拠点整備推進協議会 市原市

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(1)

第15回

市原市都市交流拠点整備推進協議会

会議概要

1 開会、閉会に関する事項及びその年月日

・平成19年10月31日(水) 10時00分から11時30分まで ・市原市役所議会棟1階 第2委員会室 において

2 出席者

・出席の委員

遠山一郎会長、芦沢哲蔵、村木美貴、勝地光、永野幸雄、

高橋吉一、三宅邦弘、千脇秀樹、簾吉晴、橋本泉、國吉成昭、近藤國夫 株式会社イトーヨーカ堂(望月裕之)

株式会社カインズ(石塚隆、桜井弘光、初瀬豊) ・欠席の委員

宍倉健一郎、斉藤文宏、安達道雄 ・事務局

市原市企画部まちづくり課… 稲垣重光、小出和茂、加藤明信、神村賢一 都市整備部都市整備課… 木藤啓、池田朋生

〃 公園緑地課… 佐久間健、三橋昌史 3 案件 1)各種作業進捗状況について

2)今後の取り組みについて 3)その他

4 会議の概要

1)各種作業進捗状況について ○ 都市計画手続きについて

◇ 進捗状況について國吉委員より報告。

五井駅前東地区については、本年 3 月に市街化区域への編入を行うとともに、土地区画 整理組合が設立されるまでの間、用途地域としては暫定的に第一種低層住居専用地域を指 定したところである。本年 6 月に土地区画整理組合の設立が認可され、事業計画に沿った 土地利用計画が確定したことにあわせ、都市交流拠点及び当該地区におけるまちづくりの 目標の実現に向け、現在、用途地域等を変更する都市計画変更の手続きに着手している。 具体的には、イトーヨーカ堂及びカインズが立地する区域については近隣商業地域を、そ の他の区域については第一種住居地域または第二種住居地域を指定する予定である。また、 用途地域の変更に併せ、高度地区、準防火地域及び地区計画を指定する予定である。現在 までの状況としては、この 10 月 12 日に地元地権者や住民を対象に、市の素案に関する説 明会を開催したところである。今後は、都市計画法に基づき、素案等の縦覧や国、地権者 との協議、都市計画審議会等の手続きを経て、変更の決定を行っていく予定である。現時 点のスケジュールでは、来年 8 月頃の都市計画決定を目標としている。

○ 土地区画整理事業について

◇ 五井駅前東土地区画整理組合設立が設立されたことを受け、理事長に就任した勝地委員 よりあいさつ。

(2)

す。今年 6 月 26 日に県から組合設立の認可をいただき、7 月に設立総会を行い、事業をス タートした。おかげで、この 10月に造成工事に着手できた。多くの方々の支援、協力の 賜物である。厚く御礼申し上げる。今後ともよろしくお願いしたい。

◇ 五井駅前東土地区画整理事業の工事等の予定について、三宅委員より説明。

五井駅前東土地区画整理組合は、本年 6 月 26 日に県より認可をいただき、7 月 14 日に 市長臨席のもと、第 1 回総会を開催し、理事、監事、評価員を選出した。その後、7 月 24 日の第 1 回理事会において正副理事長を互選した。そして 9 月に総代会が発足した。また、 10 月からの工事着工に向け、9 月 20 日付で西松建設に工事を発注している。この工期は 平成 22 年3 月までの2 年半である。その関係で、工事に関する地元住民への説明等を何 度か行い、10月 10日に工事に着手している。また、地元の市議会議員の方々が 11 月 7 日に現場を視察する予定になっている。

通 常、工事に 先立って仮 換地の指定 を行うが、 この事業は 時間的に緊 迫している た め 、 地権者の皆さんから事前に起工承諾をいただき、仮換地指定前に工事に着手する形をとっ ている。この起工承諾については、地権者の 97 パーセントの賛同を得ている。残りの 3 パーセントについても、相続関係で地元に残っている住人だけでは判断できないなどによ るものであり、事実上、基本的に反対という方はいない状況である。

起工承諾を得て仮換地前に工事に着手した関係で、仮換地指定について、個々の地権者 への説明を、本日 10 時から五井の福岡土地区画整理株式会社の事務所で行っているとこ ろである。

配付した資料について説明する。オレンジ色に塗っている部分が埋土を行う区域である。 この区域の中で、総合公園の区域が白抜きになっているが、その他はオレンジ色になって いる。総合公園については、敷地内に調整池を設けるほか起伏等を設ける関係で、道路沿 い 20mまでの埋め立てとなる。埋め土については、第 1 期工事ですべて対応する。プロム ナードを含む主要幹線道路については、道路築造を含めて行う。プロムナード南側の街区 道路の築造は、第 2 期以降に行う。ただし、プロムナード南側でも西端の区画については、 現状区域内に点在している原住家屋の大部分を移転させる予定であり、家屋移転を優先さ せるため、この部分の街区道路は第1 期工事で行う。このため、平成21 年4 月頃から家 屋移転を始めていく予定である。

第 1 期工事部分は、総工事量の約 85 パーセントにあたる。埋土の土量は、40 数万㎥に も及ぶ。この量の土を来年 3 月まで現地に入れる予定で、ダンプが 1 日あたり延べ 200 台 くらい、現地に入ることになる。工事の内容については以上である。

仮換地については、10 月 31 日から 11 月 6 日まで、地権者 245 名のうち家屋移転対象者 11 名を除く 234 名に対して個別に説明を行う。これは、土地区画整理法で規定されるとこ ろではないが、組合施行でなおかつ、換地について申し出で行うこととしていることから、 地権者との組合との信頼関係をしっかりしたも のにしておくためにこのようにしている。 この後、この説明をうけて、修正すべきところは修正し、地権者に理解いただくところは 理解いただいて、11 月以降に理事会、評価委員会、総代会を経て、12 月中には仮換地を 指定したい。仮換地について了解した方々とは、用地の確保について本契約手続きに入っ ていく。起工承諾について了解していない方についても、仮換地指定により、従前地の使 用収益権を停止し、これに対する農地立毛補償を行い、工事に支障のないようにしていく。

年内の予定は以上である。 ○ 総合公園の整備について

(3)

総合公園の基本計画については、整備構想区域にかかる4者合同会議や市役所庁内の会 議に加え、アンケート調査やパブリックコメン トを行い、市民の意見を採り入れながら、 策定作業を進め、8 月 24 日付で策定を完了したところである。

◇ 総合公園基本計画の概要

・ 平成18 年度策定の「総合公園基本構想」で示した総合公園の位置づけや基本方針を 受け、「シティガーデン 市原ふれあいパーク 」を計画テーマに掲げ、市民が訪れ、 出会い、関わる場として、人々を受け入れる快適で魅力ある空間としての整備をコン セプトとしている。

・ 4つの整備方針

(1) 交流の三本柱による公園計画を行う。

(2) 交流を生み出す空間の仕組みをかたちづくる。

(3) 交流を支える水と緑の豊かで快適な環境基盤を整備する。

(4) 公園の立地と空間を活かした災害時の防災機能を有する公園整備を行う。 ◇ 今後の手続きについて

基本計画のとりまとめを受けて、9 月 28 日付で公園としての都市計画を決定している。 現在、基本計画に基づき、基本設計の作業を進めている。基本設計については、11 月いっ ぱいを目途に作業を進めていく。その後、基本設計のとりまとめを受けて、実施設計を来 年 10 月頃を目途にとりまとめていく。

工事については、平成 20 年度に造成工事に着手し、具体の施設整備は平成 21 年度から 平成 24 年度まで行っていく。

用地については、市として債務負担の設定をして、平成 20 年度から平成 22 年度までの 3 カ年で、公共施設管理者負担金として、用地補償費に相当する額を区画整理組合に支払 うことで手だてをしていく。

○ トータルコーディネーターの作業報告について

◇ 平成 18 年度トータルコーディネーター業務報告書について、事務局より説明。 トータルコーディネーターについては、この都市交流拠点整備推進協議会でも議論して きたとおり、都市交流拠点整備基本計画の中で、まちのイメージやルールをつくっていく 上で、整備構想区域については、区画整理組合(当時は準備委員会)とパートナー企業で あるイトーヨーカ堂、カインズ、市で話をしていく上で、コーディネートする方が必要だ ろうということで、基本的にトータルコーディネーターを導入するということは、都市交 流拠点整備基本計画の中でも謳われていた。それに基づいて、4者で均等に費用負担をし て、まちづくりのルールなどを検討していこうということで、平成 18 年度にトータルコー ディネーターとして、株式会社アール・アイ・エーに入ってもらい、まちづくりのイメー ジやガイドラインのたたき台を検討してきた。それをとりまとめたものが、報告書「五井 駅前東地区・都市交流拠点のまちづくり」である。

ト ータルコー ディネータ ーを入れた 検討では、 まず 、「五井 駅前東地区 ・都市交 流 拠 点 の整備イメージ」を確認していこうということで、まちづくりや空間整備の考え方や、ま ち全体、プロムナード、水と緑の環境づくり等のイメージについて、共通の認識を持とう ということでまとめている。

次 に 、「まちづ くりの具体 化に向けた 仕掛けづく り」という ことで、ま ちづくり の ル ー ルが必要だろうということと、用途地域を踏まえた地区計画案も協議してきた。また、整 備基本計画でも掲げたエリアマネジメントについても、手法などを勉強し情報共有を図っ てきた。併せて循環バスの具現化に向けた考え方も議論してきた。

(4)

体的にどう進めていくかということで、取り組みの方針やスケジュールをまとめた。平成 22 年春のまちびらきを一つの区切りとして、そこまでにやらなければならないことと、ま ちびらき以降も継続して取り組んでいかなけれ ばいけないこと、というものがあるので、 そのような形で提案してもらった。

◇ トータルコーディネーター報告書の概要 ・まちづくり・空間整備の考え方

A)パブリック空間を魅力化する。

B)「街全体」の雰囲気を高める施設と敷地のデザイン C)街づくりのキーワードとして「水と緑」を演出する D)テーマ性や協調性を持つ街区群をつくる

・まちのイメージについて

*プロムナードを中心に街全体を回遊できるような街 ☞ プロムナード沿いにできるだけ商業施設を誘導

☞ 広域立地型商業施設は、プロムナードに開かれた街並み ☞ 複合型商業施設エリアは、プロムナードを主軸とした街並み ☞ プロムナードからの駐車場への直接の出入りはできるだけ避ける *水と緑にあふれる街、

・まちづくりの具体化に向けた仕掛けについて

* 具 体的 な整 備 を適 切に 誘 導し てい く ため に3 つ のま ちづ く りの ルー ル を定 める 。 ☞ 必ず守るべきルールを「地区計画」として定める

☞ やわらかなルールを「ガイドライン」として定める

☞ 街の維 持・ 管理や イベ ント、 広場 、PR 等の 方法や 体制 を「エ リア マネ ジ メントの仕組み」として定める。

・トータルコーディネーター報告書の位置づけについて

トータルコーディネーター報告書には、区画整理組合、パートナー企業(2社)、 市の 4 者の間で、基本的に合意に達している事項と、今後の検討の提案にあたる 部 分 が ある。 こ の 内容が す べ て確定 し て いると い う わけで は な い。ガ イ ド ライ ン の内容等については、今後、詰めていく作業となる。

この報告書の冒頭で、「はじめに」ということで、4者連名で次のことを記して いる。この決意に従って、引き続き検討をしていく。

【「はじめに」の一部抜粋】

今後は、「水と緑にあふれ、人・モノ・情報・文化が交流する、賑わいのある拠 点づくり」の推進に向け、本報告書で掲げられた事項を事業に反映させ、4 者合同 会 議 に おける 課 題 の継続 的 な 検討や 具 体 的な取 組 み の内容 を 明 確化す る な ど、 将 来 に わ たりそ れ ぞ れの主 体 が 自覚と 責 任 のもと 、 協 働によ り 「 交流と 賑 わ いの あ るまちづくり」の実現や運営に取りくんでいく決意であることをここに記します。

○ 中心市街地活性化に向けた取り組みについて

◇ いちはらTMOを中心とした取り組みの状況について、事務局から説明。

五井駅周辺の中心市街地の活性化に向けて、いちはらTMOが先導的に働いているとこ ろである。

(5)

提供してもらうことで、同郷の人たちとのコミュニケーションや新たな交流を生み、まち の活性化につなげていこうというイベントである。臨海部の企業やイトーヨーカ堂、住友 不動産の協力をいただきながらの、新たな取り組みである。

このように、五井駅周辺の活性化についても、地元から新たな動きがでてきたところで ある。

○ 質疑応答

・ トータルコーディネーター報告書は、タイトルが「五井駅前東地区・都市交流拠点のま ちづくり」となっている。都市交流拠点というのは、五井駅周辺の中心市街地と整備構想 区域が一体となったエリア全体であるが、この報告書では、エリア全体のまちの姿につい ては、循環バスを除くと触れられていない。このタイトルの報告書としてこのような内容 でよいのか。都市交流拠点は、都市交流拠点全体として魅力づけをしていくことが非常に 大事である。整備構想区域だけ描いても、大きな理念は実現できないだろう。関連するも のを総合的にみていかなければいけないだろう。たとえば、総合公園と都市交流拠点全体 での公園とのつながりと役割分担などをきちんと考えていく必要がある。また、都市交流 拠 点 全 体 に お け る ネ ッ ト ワ ー ク を 考 え る 必 要 が あ る 。 こ の 事 業 地 を い か に 活 性 化 す る と いったことを考えた時に、周辺の道路がしっかりしていて、それにより多くの人に集まっ てもらえるということもあるが、五井駅とこの整備構想区域との間にできるだけ商業を育 てていき、連続的なリニア的なつながりも大事だ。これができることで、整備構想区域の 整備の意味もより生きてくるのではないか。この報告書が整備構想区域で完結し、都市交 流拠点全体の視点が抜けているのが、今一つもったいないと思う。(委員)

・ 指摘のとおりだと思う。トータルコーディネーター業務については、基本的には、整備 構 想 区 域 に お け る ま ち な み の イ メ ー ジ や ま ち づ く り の ル ー ル を つ く っ て い く こ と を 中 心 に作業をすすめてきた。当然、五井駅東口から整備構想区域にかけての商業誘導によるに ぎわいのネットワークづくりも、これからやっていかなければいけない。それについても 都市計画部とも協議しながら、用途地域や容積率のあり方も含め、検討していきたい。ま た、周辺道路のネットワークについては、五井駅東口地区のまちづくり交付金の本要望に 向けて動いている中で、都市再生整備計画案に周辺道路の整備を位置づけているところで ある。また、現在すでに、五井駅西口地区ではまちづくり交付金が導入されているところ でもあるので、五井駅西口地区と五井駅東口地区とをトータルで考えていくようにしたい。 (事務局)

・ トータルコーディネーターの仕事として、土地利用だけでなく、道路のデザインだとか、 広い範囲における統一的なまちの考え方やガイドラインといったこともあって、魅力的な まちができると思う。(委員)

・ 今、市では景観法に基づく景観計画の策定作業を進めているが、その中でも都市交流拠 点のあり方を検討していきたい。今回のトータルコーディネーター業務での検討事項は 、 整備構想区域の整備を起点としながら、その賑わいなどを周辺に波及させていくという考 え方で進めている。(事務局)

・ このトータルコーディネーター報告書は、タイトルに「五井駅前東地区」と入れている ように、区画整理組合、イトーヨーカ堂、カインズ、市の整備構想区域の整備に係る 4 者 での検討をまとめている。都市交流拠点の本来の狙いからすれば、都市交流拠点全体から 検討すべきこともあるが、今回は、トータルコーディネーターを導入する費用を 4 者で均 等に負担していることもあり、整備構想区域に完結する部分に焦点をあてて検討している。 (委員)

(6)

員)

・ 今、ご指摘があったように、全体性に欠けることのないように、今後、中心市街地活性 化基本計画の中には、その精神を入れながら、全体性を確保していくということで、現在 も取り組んでいる方向を報告したいと思う。(会長)

・ 委員から指摘のあった事項は、重要であって難しい事項だと思う。これまでの協議の中 では、整備構想区域は、五井駅西口との調整の中で検討されてきたところがある。だから、 現段階で 4 者で完結してしまってよいかという問題がある。4 者による検討も、整備構想 区域に完結していると言い切ってしまうと、これまでの検討の経緯からずれてきているの ではないかという懸念もでてくる。大きな都市交流拠点の一部としての整備構想区域とい うことについて、誤解が生じないように、表現には慎重を期してほしい。(委員) ・ 私は、トータルコーディネーター報告書については、これでよいと思っている。地区が

広すぎると地区管理は絶対にできない。五井駅周辺に 50ヘクタールの中心市街地があっ て、もう一方に 50 ヘクタールの整備構想区域があるときに、何人の人がそのエリアの管 理をできるかと考えると、五井駅周辺にはTMOがあって、整備構想区域には新しい組織 という二つの頭があって、それらを束ねるアンブレラ(傘)の両方をどう発展させていく という別のものがあって、そのうちの片側はなかったのだから、だからここで新しいもの をつくるのだということを書いておけば、今までのTMOも意味があるということになる し、新しいところについても、向こうからいろいろ言われることはなくなると思う。しか し、そこをうやむやに書いてしまうと、新しくできたところは、新しい企業がきて新しい 建物が建つわけだから、もちろん消費者は新しいほうに行くのは当たり前だ。そちらが儲 かるということになると、衰退していくほうは、なんで自分たちのほうにはやってくれな いんだということになる。それに対して、きっちり役割が違うということを明確に提示し ないといけない。既成市街地でのマネジメントのあり方は、新市街地のマネジメントとは 違うので、違う方法でやるということをきちんと明記しておかなければいけない。それと、 この報告書では、整備構想区域についてバラ色の将来像が描かれているけれども、何かリ スクが起きた時の管理について、レビューのようなものをつくっておかないと、他の競合 施設がでてきたときに、せっかく投資した効果を長く持続させることが難しくなってしま う。(委員)

・ 報告書のタイトルに「都市交流拠点のまちづくり」という広い範囲を表す言葉があって 誤解を生むため、表現を注意したほうがよい。また、新市街地と既成市街地のマネジメン トの考え方が違うというのは確かにそのとおりであるが、あまり整備構想区域に完結させ すぎてしまうと、周囲から浮いてしまうことにもなる。ここでは、整備構想区域から五井 駅に向けてのいい人の流れを作りたいのだから、周辺まで視野に入れた形での検討、例え ば駅からの道路のデザインの統一等を進めるべきである。(委員)

・ 五井駅東口の駅周辺については、現在、商店会が休眠状態である。そこを少し刺激して、 整備構想区域だけでなく、その間をどうするかということを、地元の方々を入れて検討し ていきたい。(事務局)

・ 報告書については、製本しているのでタイトルの表現等の修正は難しいが、何らかの対 処は考えたい。(会長)

(7)

ので報告する。(委員)

2)今後の取り組みについて

○ トータルコーディネーター報告書に基づく今後の取り組みについて ◇ 事務局から説明。

ト ー タ ル コ ー デ ィ ネ ー タ ー 報 告 書 で は 、 整 備 構 想 区 域 の 街 び ら き ま で に 向 け た 今 後の 取り組みについて、ある程度想定して書いている。

ルールの具体化については、まず地区計画であるが、去る 10月 12日に地元の説明会 をさせていただき、今後は用途地域の変更と併せて、県との協議を進めながら、地域の皆 様や区画整理組合の皆様の意見を伺いながら、法定手続きの作業を進めていきたい。

ガ イ ド ラ イ ン に つ い て は 、 こ の ト ー タ ル コ ー デ ィ ネ ー タ ー 報 告 書 の 内 容 に 基 づ き 、ガ イドラインの確定作業を進めていきたい。また、現在、市では景観法に基づく景観計画策 定作業を進めているところでもあるので、景観計画との整合も図っていきたい。

その他の手続きについては、トータルコーディネーター報告書に示したものを基に、4 者協議の検討を踏まえながら進めていきたい。

◇ 委員から補足説明。

これまでの取り組みは、多岐にわたる。平成 20 年度になると、区画整理事業の盛土が 終わるということで、それぞれの主体の事業が本格的に大きく動き始める。当然、事業の それぞれの段階でルールの具体化なり、広報・宣伝活動なり、エリアマネジメントの方法 なり、具現化しなければいけない事項がたくさん出てくる。今後、まだまだ、この協議会 の中で検討しなければならないことが多くあることを確認しておきたい。

○ 経済産業省の支援を受けての中心市街地活性化の検討の取り組みについて

◇ 平成 19 年度経済産業省支援事業「中心市街地活性化に取り組む市町村に対する立ち上 がり支援・助言事業」を活用した既存中心市街地の活性化に向けた取り組みについて 、 事務局から説明。

先ほど、委員からご意見があったように、都市交流拠点のまちづくりは、整備構想区 域 だけではなく、五井駅周辺の既存中心市街地の活性化もある。整備構想区域の整備をきっ かけにしながら、中長期的な視点から、将来の環境変化も踏まえながら、五井駅周辺の既 存中心市街地も一体に都市交流拠点全体を考えていく必要がある。その中で、市原市にお ける五井駅周辺の位置づけや方向性を考えていく必要がある。

また、五井駅周辺の既存中心市街地は、街として歴史の積み重ねがあるので、既存資 源 を活かした事業の展開策も考えていくことが大事である。

さらに、そこを先導する人材の確保が重要である。地域をマネジメントできる人材の 確 保と体制の構築についてきちんと考えていく必要がある。

これらについて具体的に検討していくために、今年度、経済産業省の「中心市街地活 性 化 に取り組む 市町村に対 する立ち上 がり支援・ 助言事業」 の採択を受 けたところ であ る 。 この事業は、専門家の派遣を受け、専門家のアドバイスを受けながら、まちづくりの検討 を行うものであるが、必要となる費用はすべて国が負担する形の事業である。

(8)

る。

今後の検討の進め方としては、

・中心市街地活性化に対する課題認識の統一 ・中心市街地活性化の方向性の検討

・地域資源を活用した事業展開方法の検討と事業実施の担い手の発掘

を 検討 の 3 本 柱として、 市職員に商 工会議所や 地元商業者 等の関係者 を交えての ワ ー ク ショップを重ねることにより、中心市街地活性化の基礎をつくっていきたいと考えている。 ○ 質疑応答

・立ちあがり支援・助言事業の成果は最終的にいつくらいにまとめる予定か?(委員) ・今年度中の事業であるので、来年 3 月までにまとまることになる。(事務局) ・これは中心市街地活性化基本計画の認定を受けていくということか?(委員)

・立ちあがり支援・助言事業で行う検討は、中心市街地活性化基本計画の策定そのものでは ない。中心市街地活性化基本計画づくりの前段としての、活性化の方向性の検討や担い手 の検討である。中心市街地活性化基本計画の策定は、来年度以降取り組んでいく。(事務 局)

・中心市街地活性化基本計画については、内閣総理大臣の認定が必要だということだが、全 国で認定を受けている計画数がまだかなり少ないことからも、認定を受けるハードルは非 常に高い。計画は確かに市でつくるものではあるが、地元の取り組みを地道にやりながら、 き ち ん と 計 画 を 実 現 で き る 地 元 の 体 制 が 整 っ た 中 で 計 画 を つ く っ て い か な い と 認 定 を 受 けるのもなかなか厳しい。したがって、積極的に地元のまちづくりの取り組みに入ってい きながら進めるのがよいかなと考えている。(委員)

3)その他

○ 「都市交流拠点VR作成業務委託」について、事務局より説明。

先ほどから、まちづくりのルールをつくっていくという話をしてきたが、市では「都市 交流拠点VR作成」を委託業務として発注した。これは、整備構想区域のまちのイメージ にかかるデザインやまちなみのルールをかためていく上で、コンピューター上でCG(コ ンピューターグラフィック)を用いて、バーチャルリアリティ(仮想現実)として、実際 にできるであろう街並みを視覚的に表示し、これを 4 者合同会議での調整や、地権者や市 民の皆様への街並みイメージの説明の道具として活用していこうとするものである。

○ 五井駅東口地区まちづくり交付金の要望について、事務局から説明。

五井駅東口整備構想の実現化のための特定財源を確保するということで、五井駅東口地 区を平成 20 年度から新たなまちづくり交付金地区として採択をうけるべく、11 月の国へ の本要望に向け、現在、準備を進めている。これについても、内容が固り次第、報告して いきたいと考えている。

○ 質疑応答

・この計画を進める上で重要となる「平成通り」についての整備の進捗についてはどうなの か?(委員)

(9)

接する平田地区から養老川を渡り島野まで至る区間である。先ほど、まちづくり交付金に ついての説明があったが、平田地区の中の区間の整備については、五井駅東口地区まちづ くり交付金に位置づけて進めていく予定である。ただし、まちづくり交付金は 5 年間とい うことになっているので、5 年間でできる範囲の事業を位置づけることになる。したがっ て、街びらきまでに平田地区内を(国道 297 号バイパスまで)貫通させることはできない。 平成通りの整備は、限られた予算の中で優先順位をつけて進めている。今、一番優先順位 が高いのが千葉市との境界部分、2番目が姉崎地区、3番目に平田地区としているところ である。(委員)

・それでは、本日は、以上をもって、第 15 回の都市交流拠点整備推進協議会を締めたい。 どうもありがとうございました。

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