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提案理由の要旨 上越市議会提案議案及び資料 上越市ホームページ

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提 案 理 由 の 要 旨

本日ここに、平成 26 年第 4 回市議会定例会を招集し、提案いたしました案件につきまして、 その概要をご説明申し上げます。

〇 議案第 119 号及び議案第 120 号から議案第 135 号までは、平成 25 年度一般会計並びに特 別会計にかかる歳入歳出決算の認定についてであります。まず始めに、平成 25 年度におけ る行政運営の背景となりました財政環境についてご説明いたします。

我が国の経済情勢について、国は、いわゆるアベノミクスによる「大胆な金融政策」、「機 動的な財政政策」、「民間投資を喚起する成長戦略」の一体的な取組により、消費等の内需 の拡大と、企業収益の増加に伴う雇用・所得環境の改善による景気の回復が期待されると して、平成 25 年度における国内総生産の実質成長率を 2. 5%、また、名目成長率は 2. 7% と見込みました。

こうした見通しの下、国の平成 25 年度当初予算も、日本経済再生に向けた平成 24 年度 補正予算と一体的なものとして編成されるとともに、財政健全化目標を見据える中で、「復 興・防災対策」、「成長による富の創出」、「暮らしの安心・地域活性化」を重点化するもの となりました。

その結果、平成 25 年度の国内経済情勢は、実質国内総生産が 4 四半期連続でプラス成長 となるなど、着実な持ち直しの動きがみられ、年度後半には景気は緩やかに回復するまで となりました。

しかしながら、景気回復の実感は中小企業を中心に地域経済全体に浸透しているとは言 い難く、電気料金の値上げや原材料費の高騰に加え、消費税率の 8%への引上げが決定さ れるなど、懸念材料も多く、先行きの見通しを立てにくい状況が続きました。

こうした地方の実態を考慮し、国は、消費税率引上げに伴う影響の緩和と景気の下振れ リスクに対応する「好循環実現のための経済対策」を閣議決定した上で、その実現を図る 補正予算を本年 2 月に成立させたところであります。

一方、地方財政計画につきましては、東日本大震災分を除く歳出規模は前年度に比べて 0. 1%増とされました。また、地方交付税は、地方税の増や職員給与費の削減などにより 2. 2%減少したものの、地域活性化等の緊急の課題に対処する「地域の元気づくり推進費」 が設けられたこともあり、地方税を加えた一般財源総額は、前年度に比べて 0. 2%増加し、 地方自治体の安定的な財政運営に一定の配慮がなされたところであります。

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当市の平成 25 年度予算につきましては、地域経済の活性化に向け、国の緊急経済対策に 呼応した平成 24 年度補正予算との総体的運用による切れ目のない経済対策を実施しつつ、 教育、子育て、福祉など市民生活を支える基礎的な行政サービスの提供を確保するととも に、「すこやかなまち」の実現に向け、3 つの重点テーマを強化・充実する取組や、第 5 次 総合計画と公約の目標達成を目指した重点施策に基づく事業へ重点的に予算を配分いたし ました。

さらに、本年 2 月には、市内経済の好循環を促進するため、国の経済対策に呼応した補 正予算を編成し、消費税率引上げによる影響を緩和するための独自の取組を盛り込んだ平 成 26 年度当初予算と一体となった経済対策を推進いたしました。

また、財政運営においては、平成 27 年度に迫った普通交付税の段階的縮小を見据え、持 続可能な行財政基盤の確立に向け、市の関与度合いが高い第三セクターの経営健全化、施 設除却の推進や譲渡、統廃合を主とした公の施設の再配置、市債の繰上償還、公債費に準 ずる債務負担行為の繰上返済など、将来負担の軽減に資する取組を引き続き実施したとこ ろであります。

次に、第 5 次総合計画の取組状況についてであります。

市政運営の指針となる第 5 次総合計画の推進につきましては、引き続き、喫緊の課題で ある「北陸新幹線開業に向けたまちづくり」、「災害に強いまちづくり」、「中山間地域の振 興」の 3 つの重点テーマと、「『すこやかなまち』づくりへの取組」のための「信頼のおけ るセーフティネットの構築」、「新しい産業・雇用の創出」、「生活・都市基盤ネットワーク の最適化」、「暮らしを通じた『生きる力』の習得」の 4 つを市政運営の戦略的視点とし、 分野や組織の垣根を越え、必要な施策や事業の展開を図りました。

こうした中、本年 1 月に実施した市民の声アンケートでは、「暮らしやすい」、「当市に住 み続けたい」と回答した市民の割合が、平成 22 年度及び平成 17 年度の調査結果を上回り、 各公共分野における満足度の評価も総じて上昇傾向にあることから、第 5 次総合計画に基 づく市政運営に対する一定の評価が得られているものと認識しております。

一方で、地域別の評価には開きがあり、また、自治基本条例や地域自治区制度に対する 認知度が低下するなどの課題もあることから、第 5 次総合計画の成果検証を踏まえ、現在、 第 6 次総合計画の策定を進めているところであります。

次に、第 4 次行政改革大綱の取組状況についてであります。

行財政改革の取組は、平成 23 年度に策定した第 4 次行政改革大綱と、これを具現化する

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ための 40 の具体的な取組項目をまとめた同推進計画に基づき推進しており、それぞれに目 標年次を定めた上でPDCAサイクルによる的確な進捗管理に努めたところであります。

その結果、平成 25 年度においては、行政改革大綱に掲げた「行財政改革による行財政運 営の適正化」及び「市民社会へのアプローチによる新しい公共の創造」の 2 つの大項目に ついて、一部で十分ではなかった取組があったものの、前年度に続き、総じていずれもお おむね順調に進捗したものと評価しております。

第一の大項目である「行財政改革による行財政運営の適正化」につきましては、政策協 議や事業評価を実施するなど、真に必要なサービスの安定的な提供と、将来への価値ある 投資の実現に向けた取組を推進いたしました。

また、学校給食調理業務の民間委託の前倒し実施や公の施設の再配置及び計画的な除却 などにより、将来負担の軽減を図ったほか、宿泊・温浴施設等を管理運営する第三セクタ ー7 社による持株会社を設立し、抜本的な経営改善や公的関与の軽減に向けた取組を進め ているところであります。

次に、産業建設グループ業務の集約につきましては、平成 25 年度を試行期間として位置 付け、広く市民の意見や評価等をお聞きしながら、実施方法や集約効果などを検証すると ともに、課題等の改善を行ってまいりました。その結果、円滑な事務執行の体制を確保す る中で、集約化で得られた機動力が災害時に十分機能するとともに、広域的な地域振興策 につながる具体的な事業が展開するなどの成果が得られたことから、本年 4 月以降、本実 施としたところであります。

一方、受益者負担の適正化や不用な資産の売却・貸付けなど、一部で目標達成に至らな かった取組がありました。今後、受益者負担の適正化につきましては、手数料及び使用料 の料金改定に向けた取組を進めるとともに、不用な資産の売却・貸付けにつきましては、 より一層の販売策を講じてまいります。

第二の大項目である「市民社会へのアプローチによる新しい公共の創造」につきまして は、引き続き、市民の発意による事業を支援する地域活動支援事業を実施するとともに、 ボランティア活動及び市民活動団体に関する情報発信や市民向けのボランティア体験ツア ーを実施するなど、市民活動に対する理解の促進や、市民活動団体による活動の拡大と安 定的な活動の維持に向けた取組を推進いたしました。

また、様々な団体が得意な分野を生かしながら協力し、公益活動を展開している協働の 取組をまとめた「新しい公共」の事例集を発行・紹介することにより、地域や公共の課題 解決に向けた市民の自主的な取組が広がるよう啓発に努めたところであります。

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平成 25 年度一般会計予算としましては、予算規模が土地開発公社の抜本的な債務整理を 実施した前年度当初予算を 189 億円下回る 1, 052 億円余りとなりましたが、当初予算の提 案直後における国の大型補正予算成立に伴う経済対策の実施に加え、融雪や台風などの災 害対応、さらには本年 2 月に消費税率引上げの影響緩和等を目的とする国の経済対策に呼 応した補正予算を編成したことから、最終的な予算総額は 120 億円増加し、1, 172 億円余 りとなりました。

それでは、決算の概要及び特徴等について、一般会計を中心に前年度決算額と対比して ご説明いたします。

一般会計の主な歳入のうち、その根幹をなす市税は、当初予算額を 3 億 970 万円下回る 280 億 3, 615 万円(以下、万円未満省略)の決算となり、前年度と比べて 1. 3%、3 億 5, 399 万円の増となりました。

税目別の現年課税分においては、市民税のうち個人市民税は、総所得金額の減少により 所得割が 1. 0%減の 84 億 3, 655 万円、法人市民税は、法人税減税及び大手企業の申告税額 減少の影響により、法人税割が 32. 8%減の 19 億 4, 818 万円となりました。

固定資産税のうち土地は、地価の下落により 1. 5%減の 39 億 4, 114 万円となり、家屋は、 新・増築家屋が増加したことから、2. 2%増の 50 億 9, 441 万円となりました。また、償却 資産は、上越火力発電所の一部稼働等に伴い 39. 5%増の 44 億 4, 385 万円となりました。 国有資産等所在市町村交付金は、国・県所有の対象資産が減少したため、7. 6%減の 4, 709 万円となりました。

軽自動車税は、軽四輪乗用車が増加したことから、1. 8%増の 4 億 9, 377 万円となりまし た。

市たばこ税は、消費本数は減少傾向にあるものの、法人税減税に伴う法人市民税の減少 分を補てんするため、県たばこ税から税源移譲がなされたことにより、7. 8%増の 14 億 2, 902 万円となりました。

入湯税は、年々減少傾向にあり、18. 8%減の 4, 861 万円となりました。

また、都市計画税は、固定資産税と同様の要因から、0. 2%増の 10 億 4, 418 万円となり ました。

地方譲与税は、直江津港へのLNG船入港数の増加に伴い特別とん譲与税が 40. 6%増の 2, 595 万円となったものの、自動車重量譲与税が減となったことなどから、全体では 3. 9% 減の 10 億 1, 698 万円となりました。

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利子割交付金は、利子所得が減となったことから、19. 5%減の 5, 432 万円となりました。 配当割交付金は、企業収益の回復に伴い約 2 倍の 8, 322 万円、株式等譲渡所得割交付金 は軽減税率廃止前の駆け込み売却のため約 13 倍の 1 億 2, 864 万円となりました。

地方消費税交付金は、前年度並みの 19 億 8, 081 万円、また、ゴルフ場利用税交付金は、 5. 2%増の 2, 762 万円となりました。自動車取得税交付金は、自動車取得税が減となったこ とから、5. 0%減の 2 億 7, 065 万円となりました。

地方特例交付金は、交付の原資となる個人住民税における住宅借入金等特別税額控除が 減となったことから、2. 7%減の 1 億 286 万円となりました。

地方交付税は、271 億 9, 623 万円で、19 億 8, 047 万円、6. 8%の減となりました。このう ち普通交付税は、地域の元気づくり推進費の創設や臨時財政対策債振替分の減額があった ものの、職員給与費の削減や税収の増加などに伴い、前年度に比べて 15 億 1, 750 万円、5. 9% 減の 241 億 6, 515 万円となりました。

なお、普通交付税と臨時財政対策債を合算した、いわゆる「実質的な普通交付税」は、 19 億 5, 700 万円、6. 5%減の 281 億 8, 905 万円となりました。

また、特別交付税は、前年度に比べて降雪量が少なかったことなどから、4 億 6, 297 万 円、13. 3%減の 30 億 3, 108 万円となりました。

交通安全対策特別交付金は、7. 0%減の 3, 361 万円、分担金及び負担金は、土地区画整理 事業費の減少に伴う都市開発事業分担金の減などにより、6. 6%減の 16 億 5, 714 万円とな りました。

使用料及び手数料は、土地開発公社から承継した駐車場の使用料の増などから、2. 5%増 の 19 億 4, 109 万円となりました。

国庫支出金は、社会資本整備総合交付金及び地域経済活性化・雇用創出臨時交付金の増 などにより、33 億 2, 042 万円、30. 0%増の 143 億 7, 263 万円となりました。

県支出金は、市町村合併特別交付金及び災害復旧費補助金・委託金の減などにより、1 億 2, 345 万円、2. 0%減の 61 億 3, 531 万円となりました。

財産収入は、不動産売払収入の増により、1 億 3, 899 万円、19. 6%増の 8 億 4, 915 万円 となりました。

寄附金は、篤志家などからのご厚意により、1 億 7, 362 万円増の 1 億 9, 912 万円の寄附 を頂きました。

繰入金は、減債基金から第三セクター等改革推進債の繰上償還費を繰り入れたことなど から、3 億 4, 575 万円、34. 6%増の 13 億 4, 603 万円となりました。

繰越金は、1 億 7, 278 万円、4. 0%増の 45 億 2, 931 万円となり、ここから繰越事業費に

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充当する財源等を除いた純繰越金は、38 億 1, 111 万円となりました。

諸収入は、経営改善支援資金貸付金など市制度融資貸付金の減額に伴う貸付金元利収入 の減などにより、13 億 1, 118 万円、9. 5%減の 124 億 9, 089 万円となりました。

市債は、第三セクター等改革推進債の皆減や借換債の減などから、191 億 9, 181 万円、 68. 3%減の 89 億 2, 745 万円となりました。

なお、一般会計の収入未済額につきましては、税等の負担の公平性を確保するため、き め細やかな納税指導や納税相談を実施するとともに、厳正な滞納処分に加え、新潟県地方 税徴収機構に参加し徴収体制を強化するなど、滞納整理を推し進めたことにより、2. 6%減 となる 15 億 8, 220 万円となりました。不納欠損につきましては、一般会計全体で 9, 857 万円を地方税法などに基づいて処分いたしました。

続きまして、一般会計歳出の概要について、性質別の区分にしたがってご説明いたしま す。

補助費等は、土地開発公社債務整理事業補償金が皆減したことから、174 億 5, 603 万円、 72. 1%減の 67 億 4, 636 万円となりました。

維持補修費は、市道及び施設等の除雪費が減少したことなどにより、17. 4%減の 32 億 8, 087 万円、公債費は、第三セクター等改革推進債の償還が始まったことにより、2. 1%増 の 140 億 5, 037 万円となりました。

この結果、経常経費全体では、20. 6%減の 670 億 4, 121 万円となりました。

次に、積立金は、財政調整基金及び地域経済活性化・雇用創出基金への積立金の増加に より、80. 9%増の 38 億 1, 282 万円となりました。

投資及び出資金、貸付金は、制度融資預託金の減少などにより、15. 3%減の 101 億 964 万円となりました。

繰出金は、新幹線新駅地区土地区画整理事業特別会計や下水道事業特別会計などへの繰 出金の減少により、6. 9%減の 114 億 8, 730 万円となりました。

普通建設事業費は、新幹線新駅周辺整備事業費や組合施行土地区画整理事業費などの増 加により、9. 2%増の 142 億 9, 137 万円となりました。

最後に、災害復旧費は、前年度に比べて大規模な災害が少なかったことなどにより、 77. 1%減の 2 億 3, 706 万円となりました。

この結果、一般会計の決算額は、歳入総額 1, 114 億 644 万円、歳出総額 1, 069 億 7, 943 万円となり、歳入歳出差引は 44 億 2, 701 万円で、繰越明許費として平成 26 年度へ繰り越

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した財源 8 億 3, 744 万円を差し引いた実質収支は、35 億 8, 957 万円となりました。

以上、歳入及び性質別の歳出の概要を申し上げましたが、続いて主な財政指標について ご説明いたします。

財政健全化判断比率は、平成 25 年度においても 4 種類全ての比率が警戒ラインとなる早 期健全化基準を下回りました。

実質赤字比率と連結実質赤字比率は、一般会計等決算及び公営企業会計等の特別会計と の連結決算がいずれも黒字であることから、該当比率は生じません。

実質公債費比率は、公債費や債務負担行為額などの標準財政規模等に対する負担割合を 示す指標であり、引き続き、元利償還金に普通交付税措置のない市債である退職手当債の 発行は行わないなど、後年度負担の軽減に努めているものの、第三セクター等改革推進債 の償還が始まり、元利償還額が増加したため、前年度の 14. 4%から 0. 3 ポイント上昇し、 14. 7%となりました。

将来負担比率は、一般会計及び公営事業会計の市債残高などの合計に一部事務組合、第 三セクターなどに対する将来負担額を加えた額の標準財政規模等に対する割合を示す指標 であります。平成 25 年度においては、市債残高の減少と公債費に準ずる債務負担行為の繰 上返済、財政調整基金残高の増加などにより、前年度の 134. 8%から 8. 3 ポイント改善し、 126. 5%となりました。

また、ガス、水道などの公営企業会計において資金不足がなかったことから、資金不足 比率は生じておりません。

以上のように、財政健全化判断比率は、早期健全化基準に達しない範囲で推移していま すが、いずれの比率も算出の際に「分母」の構成要素となる標準財政規模に含まれる実質 的な普通交付税の額を合併特例措置の数値で計上しているところであり、平成 27 年度以降 は、この合併特例措置が段階的に縮小され、「分母」の値が小さくなることから、各比率は 大きく悪化することが想定されます。

次に、地方自治体における財政構造の弾力性の判断基準となる経常収支比率は、平成 23 年度以降上昇が続いており、平成 25 年度も前年度の 91. 2%から 1. 9 ポイント上昇し、 93. 1%となりました。

これは、比率を算出する際に「分子」となる経常経費充当一般財源において、第三セク ター等改革推進債の償還が始まり、元利償還額が増加したこと、さらに、「分母」となる経 常一般財源等収入額においては、市税が 3 億 5, 399 万円増加したものの、普通交付税と臨 時財政対策債を合わせた実質的な普通交付税額が 19 億 5, 700 万円減少するなど、全体で

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14 億 8, 569 万円の減額となったことから、比率が上昇したものであります。

次に、第 5 次総合計画の着実な進捗を図るため、全庁を挙げて取り組むべき最優先の課 題として掲げた 3 つの重点テーマ、「北陸新幹線開業に向けたまちづくり」、「災害に強いま ちづくり」、「中山間地域の振興」に関する取組の実施内容と成果について概略をご説明い たします。

まず、第一のテーマは、「北陸新幹線開業に向けたまちづくり」であります。

平成 27 年春の北陸新幹線開業に向け、関連工事は順調に進捗しております。当市では、 引き続き上越妙高駅の駅舎建築など新幹線建設工事に係る経費の一部を負担したほか、広 域の玄関口となる駅周辺地区において、土地区画整理事業や都市計画道路をはじめとする アクセス道路の整備、本年秋の信越本線移設に向けた整備など、開業に不可欠な都市基盤 の整備を進めたところであります。また、「新幹線駅周辺地区まちなみ形成構想」を具現化 するため、上越市の新たな玄関口にふさわしい公共空間の整備を進めたほか、上越市新幹 線駅周辺地区商業地域土地利用促進協議会によるまちづくりの取組を支援するとともに、 駅周辺地区への企業立地を促進する奨励金制度を創設いたしました。

平成 25 年度は、新幹線開業効果を高める取組を本格的な「発信・PR」の段階へとステ ップアップするため、上越市・妙高市・柏崎市・十日町市・佐渡市の 5 市を含む官民 46 団体で構成する「新幹線まちづくり推進上越広域連携会議」において、「ようこそ。越五の 国へ。」のキャッチフレーズの下、本年 3 月に東京有楽町で上越妙高駅開業と地域の魅力を 発信するイベントを開催したほか、市民の気運を一層高めるため、昨年 12 月に試験走行列 車歓迎セレモニー、本年 4 月には「人文字イベント」を開催するなど、官民一体となった 取組を展開いたしました。

企業誘致においては、開業により移動時間が短縮される関西圏からの企業立地を推進す るため、新潟県大阪事務所及び上越商工会議所と連携を図りながら市内産業団地への誘致 活動を展開するとともに、上越妙高駅周辺地区のPRにも取り組んだところであります。

観光の分野では、上越市ならではの着地型観光の商品化に向けた取組や、長野県北信地 域と妙高市の 16 市町村で組織する「信越観光圏」など近隣自治体との広域観光連携を一層 強化するとともに、新潟県大阪事務所に職員を 1 人派遣するなど新たに関西圏へのPRを 強化し、誘客促進を図ったほか、市内経済への波及効果が期待できる各種コンベンション 誘致の取組を支援いたしました。

第二のテーマは、「災害に強いまちづくり」であります。

東日本大震災を教訓として全国的に地域防災計画の見直しが進められる中、当市では、

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本年 3 月に「津波災害対策編」を新たに策定し、平成 24 年度から進めてきた上越市地域防 災計画の大幅な見直しを完了するとともに、災害対策の着実な推進を図りました。

津波災害対策では、県の津波浸水想定の公表を受け、改めて沿岸地域の皆さんとワーク ショップを実施し、その成果を踏まえた暫定版の津波ハザードマップを作成し配布いたし ました。

原子力災害対策では、災害発生時における市民の皆さんの行動や正しい知識の普及を図 るため「原子力防災ガイドブック」を作成し、市内全世帯に配布したほか、職員の災害対 応能力の向上を図るため、災害時に現場で指揮命令を行う管理職等を対象に基礎知識に関 する研修を、また、実務担当職員を対象に放射線測定器・防護服等の資機材の操作方法等 に関する研修を実施いたしました。

また、橋梁長寿命化修繕計画に基づく橋梁の修繕及び主要幹線に架かる春日山橋の橋梁 耐震化工事を実施したほか、木造住宅の耐震性の強化に向けた補助や河川施設の機能の保 全など、災害に強い都市構造の構築に向けた取組を推進するとともに、災害対策本部機能 の強化を図るテレビ会議システムの導入、防災行政無線及び消防施設の整備、災害救助物 資の充実に努めたほか、自主防災組織の活動を支援するなど、災害対応力の強化を図った ところであります。

第三のテーマは、「中山間地域の振興」であります。

「人口減少と高齢化が進む中にあっても、このまま住み続けたい」と願う中山間地域の 皆さんの思いを受けとめ、安心していきいきと暮らすことができるよう、地域の支え合い を基本としながら、必要な施策を分野横断的に実施いたしました。

特に人口減少と高齢化が著しく進む 84 集落においては、集落づくり推進員を 8 人に増員 し、相談対応や集落の実情に応じた支援の充実を図ったほか、昨年 10 月から大島区菖蒲地 区及び吉川区川谷地区に地域おこし協力隊を配置し、外部人材の活用による集落や地域の 維持、活性化を推進いたしました。

また、冬期間の雪処理は中山間地域における日常生活の大きな不安要素であることから、 地域の支え合いにより解消することができるよう、除雪機の購入補助を通じて集落内の支 え合い体制づくりを支援するとともに、住民組織による除雪ボランティアの派遣支援など、 地域間の支え合い体制の構築にも取り組んだところであります。さらに、冬期集落保安要 員の配置に加え、過疎化・高齢化に伴い担い手確保が困難な地区において、保安要員業務 を地域で担う冬期集落支援業務委託を新たに 1 地区で実施し、生活道路の確保や高齢者世 帯、公共施設の雪処理対策などを実施いたしました。

日常生活における課題の解決と生活環境の向上を図るため、地域商業活性化事業補助金

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等による買物支援や、交通手段を持たない市民の通院や買物を支える路線バスなどの公共 交通の維持、住居の克雪住宅化への支援などにも取り組んだところであります。

農業分野では、元気な農業づくり推進員を配置し、集落を越えた連携により様々な課題 に取り組む地域マネジメント組織の機能強化を進めたほか、中山間地域等直接支払交付金 制度を活用した耕作放棄地の発生防止への取組や、降雪量が多い中山間地域の春作業の遅 れを回避するための消雪支援など、農業生産活動の維持と農地の保全を図り、地域農業を 持続的に担う体制づくりを進めました。

次に、市民の皆さんのすこやかな暮らしの実現を目指した第 5 次総合計画の戦略的アプ ローチである「『すこやかなまち』づくりへの取組」の柱となる 4 つの取組の視点から、そ れぞれの実施内容と成果の概要を体系的にご説明いたします。

第一の取組は、市民のすこやかな暮らしを実現するための「信頼のおけるセーフティネ ットの構築」であります。

市民の健康づくりでは、「上越市健康増進計画」に基づき、乳幼児期から高齢期まで生涯 を通じた健康づくりを推進するとともに、上越地域医療センター病院と連携し、新たに医 師等による健康相談や健康教育を実施することにより、健康づくりに対する知識の普及に 努めました。

子育て支援では、引き続き妊産婦や子どもに係る医療費の助成や各種手当の給付による 子育て世帯の経済的負担の軽減を図るとともに、複雑多様化する子どもへの虐待問題につ いて、関係機関と連携しながら迅速かつ適切な対応に努めました。

また、安心して子どもを生み育てることができる環境を整備するため、7 時型延長保育 の拡充と私立保育園における保育士等の処遇改善に向けた支援等を行ったほか、保育園の 再配置等に係る計画に基づき、谷浜・桑取地区の新保育園等の整備に着手いたしました。

福祉関係では、高齢者の皆さんが住み慣れた地域で安心して生活を送ることができるよ う、医療・介護・福祉など多様な職種が連携を図る地域ケア会議などを通じて課題を抽出 し、包括的な支援やサービスを提供する地域包括ケアシステムの構築に向けた土台づくり に取り組みました。このほか、障害のある人を自宅で介護する人が病気等の事情により介 護できない場合の緊急的な受入れと、障害者虐待における一時保護のため、新たに福祉型 の短期入所用の居室を確保いたしました。

中山間地域においては、集落づくり推進員を核として集落の維持・活力向上に向けた取 組を推進しながら、それぞれの特色をいかした集落づくりを進めました。また、中山間地 域の農業分野では、地域マネジメント組織が主体的に取り組む活動を支援する中山間地域

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元気な農業・農村づくり支援事業を創設し、組織の機能強化を推進するとともに、集落間 連携支援モデル事業や農産物等庭先集荷サービスモデル事業にそれぞれ 10 組織が取り組 み、農業用施設の維持管理等に必要な労働力の確保や生産者の新たな生きがいを生み出す など、中山間地域農業の維持と農村の活性化に努めました。

学校教育の質の向上と地域に開かれた学校教育を推進するため、「上越カリキュラム」を 基調に、市全体の統一性を保ちつつ、各学校の創意工夫と特色のある教育活動を進めると ともに、導入 2 年目となるコミュニティ・スクールでは、学校運営協議会における協議内 容を充実したほか、地域青少年育成会議等との連携や啓発活動の充実に努め、学校・家庭・ 地域の三者が一体となった学校づくりを進めたところであります。

第二の取組は、すこやかな暮らしを営むための「新しい産業・雇用の創出」であります。 ものづくり産業の活性化については、産学官連携の下、新分野への進出や新製品・新技 術の研究・開発などに取り組む中小企業等への支援を継続するとともに、地域資源や自社 技術を活用した優れた製品や商品を認証し、全国への販路拡大を支援する「メイド・イン 上越推進事業」を創設し、元気な中小企業等の育成に努めました。また、当市が持つ、海 陸の広域交通網の結節点としての地理的優位性を生かした企業誘致活動とポートセールス を展開したほか、企業の大規模設備投資に対する財政支援を行いました。

中心市街地の活性化では、高田地区において、あすとぴあ高田とイレブンプラザ、本町 商店街で構成する 2 核 1 モールの再生を機に、商店街や地域住民、関係機関と連携した各 種イベント等への支援を行い、賑わいの創出と交流人口の拡大に取り組みました。また、 直江津地区においては、「直江津まちづくり活性化協議会」の設立を支援し、今後の活性化 方策の実施主体となる組織体制の整備を進めたところであります。

観光の振興では、北陸新幹線開業を見据え、新潟デスティネーションキャンペーンに向 けた広域観光連携への取組を進めるとともに、高田開府 400 年祭実行委員会による各種イ ベントや総合博物館での企画展開催のほか、記念誌の作成や市内を巡るリレー講演会の開 催など、「高田開府 400 年祭」に向けた市民の機運の醸成と内外への情報発信を展開いたし ました。

新水族博物館については、水族館や建築分野などの専門家からなる検討委員会を設置し、 平成 18 年度に策定した基本計画(案)の内容を見直した上で、これまでの検討結果を踏ま えて「上越市新水族博物館基本計画」を策定し、まちを元気にする一大集客施設を目指し て整備を進めているところであります。

農業関係では、米や酒を中心とした当市の優れた農産物や農産加工品等の知名度向上と 有利販売を促進するため、引き続き都市生協との連携を進めたほか、上越市農産物等販売

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促進実行委員会を中心とした販路拡大の取組を支援いたしました。また、地産地消を推進 するため、学校給食用野菜の生産拡大に向けた支援制度を拡充するとともに、「上越野菜」 振興協議会が行う新たな加工品の開発や産地見学会などの活動を支援し、上越野菜の利用 拡大と普及を図ったところであります。

第三の取組は、すこやかな暮らしを支えるための「生活・都市基盤ネットワークの最適 化」であります。

北陸新幹線の関連事業については、上越妙高駅の出入口となる東西の昇降施設や土地区 画整理事業、アクセス道路の整備を進めるとともに、新幹線まちづくり推進上越広域連携 会議に参加し、上越妙高駅の開業と連携する 5 市の魅力を一体的に発信するなど、開業効 果を最大限に発揮させるための取組を展開いたしました。

また、JRから経営分離される並行在来線については、新潟県、糸魚川市及び妙高市並 びにえちごトキめき鉄道株式会社と連携し、地域の皆さんが主体的に取り組む鉄道を活用 したイベントや駅周辺の美化活動などに対する補助を行うとともに、並行在来線開業をP Rする広報紙を発行するなど、マイレール意識の醸成に努めました。えちごトキめき鉄道 株式会社においては、昨年 4 月に経営基本計画を策定するとともに、昨年 10 月に県と沿線 3 市の支援スキームに基づき、開業後 5 年間は運賃をJR並みに据え置くことを決定し、 本年 2 月には国土交通省から鉄道事業を認可されるなど、来年春の開業に向けた準備が着 実に進んでいるところであります。

都市基盤インフラについては、今後、老朽化が進み、更新時期が重なることにより維持 管理コストの増大が懸念されることから、予防保全型管理の実施に向け、都市公園施設長 寿命化計画を新たに策定するとともに、橋梁長寿命化修繕計画に基づく橋梁の修繕を行い、 計画的な維持管理と更新に努めました。道路関係では、道路整備計画に基づき身近な生活 関連道路を着実に整備するとともに、震災発生時における緊急輸送路を確保するため、主 要幹線の橋梁耐震化工事に着手いたしました。

下水道整備については、汚水及び雨水管渠の着実な整備を進めるとともに、戸別訪問や 説明会などによる接続促進に努めたほか、施設の長寿命化対策を実施するなど、生活環境 の改善、公衆衛生の向上及び公共用水域の水質保全に努めたところであります。

最後となる第四の取組は、市民自らがすこやかな暮らしを育む上でその基礎となる「暮 らしを通じた『生きる力』の習得」であります。

地域ぐるみの学びの場づくりでは、市内の全中学校区に組織された地域青少年育成会議 と全小中学校に設置された学校運営協議会が両輪となり、学校・家庭・地域の連携と協働 を進めることにより、様々な活動に多くの市民が関わる機会を創出するなど、「地域の子ど

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もは地域が育てる」の考えに基づく取組を進めました。また、公民館講座を通じて、地域 の様々な課題の解決に結びつけるための学習機会の提供に取り組んだところであります。

地域防災力の向上では、自主防災活動の推進を図るため、自主防災組織に対してリーダ ー研修や防災アドバイザーによる指導・助言を行うとともに、「上越市自主防災組織訓練マ ニュアル」を配布したほか、資機材等の整備の支援や、安塚区など 4 区において災害時の 情報伝達手段となる防災行政無線戸別受信機の整備に着手いたしました。

新卒者、若年者への就労支援では、上越地域若者サポートステーションに就労支援員を 新たに配置し、関係機関と連携しながら、働くことや自立に悩みを抱える若年者に対する 支援を行ったほか、高校生の資格の取得を引き続き支援するなど、若者の働く意識や職業 能力の向上に努めたところであります。

環境面では、市民・事業者・行政それぞれの具体的な取組内容などを示した上越市再生 可能エネルギー導入計画を策定したところであり、今後は、上越市に適した 6 つのエネル ギーに係る導入施策を重点的に進めるとともに、導入効果を市民・事業者に積極的にPR し、再生可能エネルギーの普及推進を図ってまいります。

自然・歴史・文化など固有の資源活用においては、市民団体等と連携し、雁木や町家な どの活用を図るとともに、高田開府 400 年及び新幹線開業に合わせ、春日山城三の丸跡の 杉を伐採し、城跡の魅力向上を図ったほか、本年度末の供用開始に向け、史跡公園として の釜蓋遺跡の整備を進めました。

(仮称)厚生産業会館の建設については、基本設計業務の委託先を選定するとともに、

「市民の意見を反映し、共に施設を創り上げていく」という方針の下、関係団体等が参加 する市民ワークショップを開催し、施設レイアウト等の検討を行うなど、平成 29 年度の供 用開始に向け、着実に準備を進めたところであります。

以上、「すこやかなまち」づくりに向けた取組ごとに実施内容や成果を申し上げましたが、 主な事業の成果等の詳細につきましては、決算書と併せてお配りした「決算の概況」に記 載してありますので、ご覧ください。

続きまして、特別会計の決算状況について、前年度決算と比較して、その概要をご説明 いたします。

まず、国民健康保険特別会計であります。

歳入総額 214 億 4, 873 万円に対し、歳出総額 205 億 6, 028 万円で、歳入歳出差引 8 億 8, 845

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万円となり、繰越金等を除いた実質単年度収支は、2 億 3, 294 万円の黒字となりました。 国民健康保険税については、現年度調定額において、前年度に比べて 1 億 176 万円少な い 41 億 466 万円、一人当たり 181 円少ない 9 万 1, 440 円となりました。

また、収納率は、現年課税分が前年度と同じ 93. 3%、滞納繰越分が 1. 4 ポイント改善し、 18. 6%となりました。

一方、歳出の大部分を占める保険給付費は、前年度に比べて 1. 1%増の 140 億 7, 743 万 円となり、依然として増加傾向にはあるものの、50 歳代及び 60 歳代前半の医療費が減少 したことにより、伸び率は平成 24 年度からの鈍化傾向が続いております。

保健事業では、生活習慣病の予防に取り組んできたことにより、長期化すると高額とな る糖尿病の医療費が減少傾向にあるものの、高額な医療費を要する心疾患や脳血管疾患の ケースでは、健診未受診者や基礎疾患に高血圧の人が多いことから、引き続き重症高血圧 対策を中心に重症化予防の取組を強化するとともに、特定健康診査及び特定保健指導を通 じて、加入者の皆さんの疾病予防や健康の維持・増進と医療費の抑制に努めてまいります。

次に、診療所特別会計であります。

歳入総額、歳出総額ともに 4 億 8, 553 万円となりました。

各診療所がそれぞれの地域に密着し、安心して受診できる医療機関としての役割を担い、 地域医療の確保と充実に努めたところであります。

診療所全体の年間延べ患者数は、前年度に比べて 2, 627 人、5. 9%減の 4 万 1, 884 人とな りました。

次に、索道事業特別会計であります。

歳入総額、歳出総額ともに 4, 169 万円となりました。

金谷山スーパーボブスレーの利用者数は 3 万 2, 060 人で、前年度に比べて 2, 962 人、8. 4% の減、金谷山スキー場の利用者数は 6, 903 人で、4, 287 人、38. 3%の減となりました。主 な要因は、スーパーボブスレーについては雨天による影響が、また、スキー場の利用につ いては少雪による営業日数の減少による影響があったものと分析しております。

施設の維持管理面では、計画的な定期整備を実施するとともに、シーズン前及び始業時 の点検や必要に応じた修繕を行い、利用者の安全を確保いたしました。

次に、下水道事業特別会計であります。

歳入総額 124 億 2, 713 万円に対し、歳出総額 124 億 1, 917 万円で、歳入歳出差引 795 万

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円の決算となりましたが、繰越明許費に充当する財源として平成 26 年度へ 787 万円を繰り 越したため、実質収支は 8 万円となりました。

公共下水道は、市民生活に密着した生活関連基盤施設であることから、引き続き汚水管 渠の着実な整備を進め、接続率の向上を図るとともに、整備の進捗状況に併せて上越処理 区の事業計画を変更いたしました。また、浸水被害対策として、御殿山雨水幹線の整備や 春日山町及び春日新田地区の雨水工事に向けた実施設計を行いました。新幹線新駅地区で は、汚水及び雨水管渠の整備を進めたほか、地区外排水路工事を完了いたしました。

さらに、増加する汚水量への対応として、下水道センター及び大潟浄化センターの増設 工事を行ったほか、長寿命化対策として、管路施設の長寿命化方針の策定や下水道センタ ーの水処理施設の実施設計を行いました。

平成 25 年度末の整備済面積は 3, 455ha、整備区域内における接続率は 92. 1%、全体計画 に対する人口ベースの進捗率は 75. 0%となりました。今後も、公共下水道の着実な整備、 接続率の向上及び適正な維持管理を行い、生活環境の改善、公衆衛生の向上及び公共用水 域の水質保全に努めてまいります。

次に、農業集落排水事業特別会計であります。

歳入総額、歳出総額ともに 24 億 2, 309 万円となりました。

排水処理施設 48 か所の適正な維持管理と水質保全に努めたほか、排水処理施設機能強化 対策事業では、安塚区須川地区において機器の更新及び改修工事を、三和区三和平成団地 地区においては機能強化対策のための実施設計を、それぞれ行いました。

農業集落排水処理施設は、平成 19 年度に全ての整備が完了しており、整備区域内におけ る接続率は、平成 25 年度末で 91. 7%と前年度と比べて 0. 2 ポイント向上いたしました。 今後も、施設の適正な維持管理を行うとともに、接続率の向上を図り、農村地域の生活 環境の改善及び公衆衛生の向上に努めてまいります。

次に、介護保険特別会計であります。

歳入総額 217 億 5, 722 万円に対し、歳出総額 215 億 4, 846 万円で、歳入歳出差引 2 億 875 万円となりました。

要介護認定者数は、前年度に比べて 2. 1%、262 人増の 1 万 2, 932 人となり、このうち 65 歳以上の第 1 号被保険者が 1 万 2, 620 人となりました。なお、保険給付費については、 前年度に比べて 2. 8%増の 203 億 1, 544 万円となり、年々増加していますが、その伸び幅 は減少傾向にあります。

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住み慣れた地域で引き続き安心した生活を送るための地域包括ケアシステムの構築に向 け、地域課題の解決に向けた取組として、地域包括支援センターにおいて、医療・介護・ 福祉の関係者など多様な職種による地域ケア会議を新たに設置いたしました。

また、介護保険制度において保険給付の対象となっていない認知症グループホームの居 住費等に対する助成制度を新たに創設し、低所得者がサービスを利用しやすい環境を整え ました。

さらに、生活習慣病を起因とした要介護状態への移行や重症化を予防するため、対象を 明確にした高齢者健康支援訪問事業を継続するなど、重症化の予防に取り組んだところで あります。

次に、地球環境特別会計であります。

歳入総額、歳出総額ともに 7, 439 万円となりました。

平成 25 年度の売電収入は、固定価格買取制度が適用となり売電単価が上がったことに加 え、大きな故障による長期運転停止がなかったことから、落雷による長期運転停止があっ た前年度に比べて 154%増の 4, 635 万円となりました。

なお、4 基の風力発電施設の年間発電量により、一般家庭の年間電気使用量 597 世帯分 に相当する二酸化炭素排出量を削減したほか、1 号機と 3 号機を雷対策の実機試験に供し、 風力発電技術の向上に寄与するなど、地球温暖化対策と再生可能エネルギーの普及啓発に 努めたところであります。

次に、新幹線新駅地区土地区画整理事業特別会計であります。 歳入総額、歳出総額ともに 12 億 2, 961 万円となりました。

平成 25 年度は、上越妙高駅西側区域の道路築造や宅地整地工事などを進めるとともに、 東側区域の駅前広場や道路築造工事に着手し、新幹線開業に向けて予定どおり事業の進捗 を図ったところであります。

次に、浄化槽整備推進事業特別会計であります。

歳入総額 2, 081 万円に対し、歳出総額 1, 325 万円で、歳入歳出差引 756 万円となりまし た。

西部中山間地区における生活環境の改善と公衆衛生の向上を図るため、浄化槽整備推進 事業により 4 基の合併処理浄化槽を設置し、生活排水対策の促進に努めたところでありま す。

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次に、住宅団地事業特別会計であります。

歳入総額、歳出総額ともに 6, 706 万円となりました。

浦川原顕聖寺団地が完売したことから、市債を繰上償還し、住宅団地事業特別会計を廃 止いたしました。

次に、後期高齢者医療特別会計であります。

歳入総額 17 億 5, 766 万円に対し、歳出総額 17 億 5, 279 万円で、歳入歳出差引 487 万円 となりました。

保険料の徴収と保険者である新潟県後期高齢者医療広域連合への保険料納付のほか、人 間ドックや肺炎球菌ワクチン予防接種費用の助成による加入者の疾病予防や健康増進事業 の充実に取り組んだところであります。

平成 25 年度の被保険者数は、年間平均 3 万 642 人で、前年度に比べて 0. 8%増加し、ま た、現年賦課分の保険料の一人当たり調定額は、前年度に比べて 235 円減の 4 万 3, 318 円、 収納率は 0. 17 ポイント低下し、99. 80%となりました。

次に、病院事業会計であります。

収益的収支では、総収益が 21 億 5, 140 万円、総費用が 21 億 4, 093 万円となり、純利益 1, 046 万円の黒字となりました。

上越地域医療センター病院は、慢性期病院に厳しい診療報酬制度など病院事業を取り巻 く環境が厳しい状況にある中、地域に必要な慢性期医療の中核を担う病院機能の充実を図 りながら、良質な医療サービスを提供すべく、指定管理者である一般社団法人上越医師会 と連携して病院運営に努めてきたところであります。

入院と外来の延べ患者数は、前年度と比べて 255 人減の 9 万 2, 841 人となりましたが、 訪問看護事業については、前年度と比べて 1, 209 人増の 2, 461 人となりました。また、地 域における医療型短期入所施設が不足している実態を踏まえ、昨年 4 月から開始した医療 行為を伴う短期入所事業については、115 人の重症心身障害児や障害者の皆さんが利用さ れました。

純利益を計上できた主な要因として、医業収益の面では、入院患者の平均在院日数の長 期化により入院基本料の算定区分が下がったこと及び回復期リハビリテーション病棟の利 用患者が減少したことにより、入院収益が前年度に比べて 1, 800 万円減少した一方、外来 収益では、新規事業として総合診療科を開設したこと及び午後の診療を実施したこと等に

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よる患者数の増加により 2, 599 万円の増収となり、全体として黒字を計上することができ ました。

なお、病院経営の根幹を成す人員確保については、医師招へい活動に精力的に取り組ん だ結果、昨年 4 月に 2 人の常勤医師を招へいでき、年度当初から 12 人の常勤医師による診 療体制を確保するとともに、不在となっている整形外科医については、東京慈恵医科大学 からの派遣により非常勤医師 1 人体制を確保することができました。

病院事業を取り巻く環境は依然として厳しいものがありますが、これからの超高齢社会 に求められる医療を見据え、訪問看護ステーションの機能の充実を図るとともに、医師に よる訪問診療や訪問リハビリテーションを併せた在宅医療支援センターを強化するなど、 より一層地域医療に貢献できる病院運営に努めてまいります。

最後に、ガス事業会計、水道事業会計、簡易水道事業会計及び工業用水道事業会計であ ります。

ガス販売量は、前年度に比べて 0. 7%増加した一方、給水人口の減少などにより、水道 事業の販売量が 1. 8%、簡易水道事業の販売量が 4. 5%、それぞれ前年度に比べて減少する など、各事業を取り巻く経営環境は、一段と厳しさを増しておりますが、市民生活に欠く ことのできないライフラインの確保に向け、上越地域水道用水供給企業団との統合により 必要経費を圧縮するなど、不断の経営努力とともに、経年管や石綿セメント管の更新など を実施することにより、安全で安心な供給を継続するよう事業を推進いたしました。

まず、ガス事業会計では、液化天然ガスの価格が上昇したことにより、原料ガス購入費 用が増加したことなどから、収益的収入 58 億 8, 810 万円に対し、収益的支出 56 億 6, 658 万円で、純利益は前年度に比べて 20. 4%減の 2 億 2, 152 万円を計上いたしました。

資本的支出は、経年管更新などを行った結果、総額 16 億 7, 828 万円となり、資本的収入 は、総額 5 億 8, 881 万円で、不足する 10 億 8, 946 万円は内部留保資金で補てんいたしまし た。

次に、水道事業会計では、平成 25 年度から上越地域水道用水供給企業団と統合したこと により、受水費等の経費が減少したことなどから、収益的収入 49 億 7, 315 万円に対し、収 益的支出 44 億 4, 865 万円となり、純利益は、前年度に比べて 73. 1%増の 5 億 2, 450 万円 を計上いたしました。

資本的支出は、施設整備や石綿セメント管をはじめとする経年管の更新などを行った結 果、総額 39 億 1, 803 万円となり、資本的収入は、総額 15 億 4, 532 万円で、不足する 23 億 7, 271 万円は内部留保資金で補てんいたしました。

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続いて、簡易水道事業会計では、予定外の修繕費用が減少したことなどから、収益的収 入 6 億 4, 471 万円に対し、収益的支出が 6 億 2, 428 万円となり、純利益は、前年度に比べ て大幅に増加し、2, 042 万円を計上いたしました。

資本的支出は、経年管更新などを行った結果、総額 7 億 2, 351 万円となり、資本的収入 は、総額 4 億 514 万円で、不足する 3 億 1, 837 万円は内部留保資金で補てんいたしました。

また、工業用水道事業会計では、収益的収入 1, 568 万円に対し、収益的支出 1, 401 万円 となり、純利益は、前年度に比べて 27. 8%減の 167 万円を計上いたしました。

資本的支出は、道路改良に併せて配水管の更新を行った結果、総額 1, 413 万円となり、 内部留保資金で補てんいたしました。

なお、各会計の純利益については、工業用水道事業会計は少額のため未処分利益剰余金 とし、他の会計については、それぞれ減債積立金及び建設改良積立金に利益処分する予定 であります。

平成 25 年度の財政状況及び各会計の事業概要等は以上であります。

最近の経済情勢等に目を向けますと、国の経済は緩やかな回復傾向が続いているとされ ているものの、市内経済については、いまだ予断を許すことはできない一進一退の状況が 続いております。さらに、人口の減少や少子高齢化などによる社会経済情勢の変化と市民 ニーズの多様化などへの的確な対応が迫られる中、平成 27 年度以降、普通交付税の合併特 例措置の段階的な縮小により、当市の行財政運営を取り巻く環境はかつてないほど厳しい 見通しにあるものと認識しております。こうしたことから、現在、新たな行政改革大綱及 び財政計画の策定とともに、「すこやかなまち∼人と地域が輝く上越∼」を将来都市像に掲 げる第 6 次総合計画の策定を、市民の皆さんの声をお聞きしながら全庁をあげて進めてい るところであります。必要な行政サービスの安定的な提供と将来に向けた価値ある投資を 実現する持続可能な行財政基盤を確立し、人と地域が輝くすこやかなまちづくりに向けた 取組を、引き続き力強く進めてまいります。

続きまして、補正予算の主な内容についてご説明いたします。

〇 議案第 136 号は、平成 26 年度上越市一般会計補正予算であります。

歳入歳出予算総額に 17 億 581 万円を追加し、予算規模を 1, 084 億 3, 271 万円とするもの であります。

その主な内容は、吉川区に新たな保育園を建設するための調査・設計経費のほか、農業

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者等の活動組織が行う農業用施設等の維持管理を支援するための多面的機能支払補助金並 びに、本年 7 月の豪雨に伴う災害復旧費などの補正であります。

なお、前年度決算剰余金につきましては、その一部を財政調整基金の取崩しの減額に振 り向けた上で、残額を財政調整基金に積み立てることとし、今後の財政運営の備えとする ものであります。

それでは、歳出予算から款を追って主な事業をご説明いたします。

〇 総務費は、13 億 8, 500 万円の補正であります。

事務管理事業では、公の施設の使用料及び減免基準の見直しを進めるに当たり、施設利 用者や市民等で構成する懇談会を設置するため、必要な経費を補正するものであります。

財政調整基金積立金は、前年度決算剰余金を整理し、積立てを行うものであり、本補正 予算成立後の年度末における財政調整基金の残高見込みは 101 億 6, 717 万円となります。

中山間地域振興事業では、NPO法人かみえちご山里ファン倶楽部が集落機能の維持・ 活性化のために実施する事業に対して、国の過疎地域等自立活性化推進交付金が交付され る見込みとなったことから、補正するものであります。

上越市農業委員会委員一般選挙費では、執行経費が確定したことから、関係予算を整理 するものであります。

〇 民生費は、7, 294 万円の補正であります。

公立保育所運営費では、地域経済活性化・雇用創出基金を充当する対象経費が入札によ って減額となることから、今年度限りとなる同基金を有効に活用するため、平成 27 年度以 降に予定していた通園バスの購入を前倒しして実施することとし、所要の経費を補正する ものであります。

公立保育所施設整備事業では、保護者や地域の皆さんとともに検討を進めております吉 川区内の市立保育園 2 園と私立保育園 1 園を統合し設置する新たな保育園について、建設 予定地が決定したことから、平成 29 年 4 月開園に向け、地質調査及び建築設計などの経費 を補正するものであります。

〇 衛生費は、6, 970 万円の補正であります。

予防接種事業及び高齢者予防接種事業では、予防接種法施行令の改正により、本年 10 月 1 日から水痘ワクチン及び高齢者の肺炎球菌ワクチンがそれぞれ定期接種に追加される こととなったため、所要の経費を補正するものであります。

〇 労働費は、648 万円の補正であります。

技能労働者育成事業では、国の補助金を活用し、上越人材ハイスクール研修棟の外壁の

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シーリング工事を実施するため、所要の経費を補正するものであります。

〇 農林水産業費は、7, 036 万円の補正であります。

農業委員会事務局運営費では、農地法の改正及び農地中間管理機構の設置により必要と なる農地台帳システムの改修に係る経費を補正するものであります。

担い手育成確保支援事業では、農業経営の法人化及び法人経営に必要となる労務・財務 管理の知識習得等の取組が新たに県の支援対象となったことから、所要の経費を補正する ものであります。

農業用施設等維持管理費では、多面的機能支払補助金において、補助対象となる農地面 積が当初見込みを大幅に上回ったことなどから、所要の経費を補正するものであります。

農業集落排水事業では、農業集落排水事業特別会計において、県の農業集落排水整備事 業起債償還補助金が増額されたことから、繰出金を減額補正するものであります。

〇 商工費は、599 万円の補正であります。

雪国文化村リゾート推進事業では、キューピットバレイスキー場第 2 クワッドリフトの 握索装置の取替えが必要であることが判明したことから、冬期営業前の工事完了に向け、 所要の経費を補正するものであります。

〇 土木費は、1, 412 万円の補正であります。

消融雪施設管理費では、地域経済活性化・雇用創出基金を有効に活用するため、平成 27 年度に予定していた消融雪施設の整備を前倒しして実施することとし、所要の経費を補正 するものであります。

新幹線新駅周辺施設維持管理費では、信越本線移設開業日から上越妙高駅西口駐車場を、 新幹線開業日から東口駐車場等を供用開始することとしたため、所要の経費を補正するも のであります。

〇 教育費は、3, 119 万円の補正であります。

私立幼稚園教育振興事業では、私立幼稚園就園奨励費補助金の交付対象者が当初見込み を上回ったことから、所要の経費を補正するものであります。

生涯学習センター施設整備事業では、安塚区の須川地域生涯学習センター校舎棟解体工 事に当たり、アスベストの含有が確認されたことから、その除去に係る経費を補正するも のであります。

〇 災害復旧費は、5, 000 万円の補正であります。

林業用施設災害復旧費及び道路橋梁災害復旧費では、本年 7 月の豪雨により被災した清 里区岡野町地内の林道札山

ふだやま

線及び大島区大島地内の市道道田

ど う

線などの災害復旧費を補正す るものであります。

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次に、歳入について、主な内容をご説明いたします。

〇 地方特例交付金は、交付額決定に伴い補正するものであります。

〇 地方交付税は、普通交付税の交付額決定に伴い補正するものであります。基準財政需要 額の地域の元気創造事業費が当初見込みを上回ったことなどにより、当初予算額を 1. 0%、 2 億 3, 057 万円上回ったものであります。

〇 使用料及び手数料は、251 万円の補正であります。

上越妙高駅西口駐車場及び東口駐車場等の使用料を補正するものであります。

〇 国庫支出金は、3, 376 万円の補正であります。

公共土木施設災害復旧費負担金、過疎地域等自立活性化推進交付金及び職業能力開発校 設備整備費等補助金などを補正するものであります。

〇 県支出金は、2, 590 万円の補正であります。

林道施設災害復旧事業補助金を追加するほか、農地面的集積促進事業費補助金及び多面 的機能支払推進事業補助金などを補正するものであります。

〇 繰入金は、財政調整基金繰入金を 1 億 3, 868 万円減額補正するものであります。

〇 繰越金は、平成 25 年度決算の実質収支額に併せて補正するものであります。

〇 市債は、臨時財政対策債の発行可能額が当初予算額を下回ったため減額するほか、歳出 事業費の補正に併せて補正するものであります。

〇 第 2 表は、債務負担行為の補正であります。

吉川区新保育園建築設計業務委託料について、新たに債務負担行為を設定するものであ ります。

〇 第 3 表は、地方債の補正であります。

歳入予算に計上した市債と同額の限度額補正を行うものであります。

〇 議案第 137 号から議案第 141 号までは、平成 26 年度上越市国民健康保険特別会計を始め とする各特別会計の補正予算で、主に前年度決算に伴う補正を行うものでありますが、そ れ以外の主な補正内容について特別会計ごとにご説明いたします。

国民健康保険特別会計では、歳出において、療養給付費等負担金及び高齢者医療制度円 滑運営事業費補助金の確定に伴う返還金を補正するとともに、歳入において、国からの退 職者医療療養給付費等交付金の確定による追加交付額などを補正するものであります。

(23)

農業集落排水事業特別会計では、県の農業集落排水整備事業起債償還補助金が増額され たことから、財源を組み替えるものであります。

介護保険特別会計では、介護給付費負担金及び地域支援事業交付金等の確定に伴う返還 金等を補正するものであります。

後期高齢者医療特別会計では、前年度の精算が確定したことに伴い、新潟県後期高齢者 医療広域連合への負担金を補正するものであります。

〇 議案第 142 号は、平成 26 年度上越市水道事業会計補正予算であります。

本年 3 月に発生した清里区梨窪地内における地すべりにより被災した水道管の復旧に係 る費用及び県からの補助金などを補正するものであります。

〇 議案第 143 号 上越市駐車場条例の一部改正は、北陸新幹線上越妙高駅前に整備する上越 妙高駅西口駐車場、東口駐車場及び東口ロータリー駐車場の供用を開始するため、その設 置及び管理に関し必要な事項を定めるものであります。

〇 議案第 144 号 上越市市税条例の一部改正及び議案第 145 号 上越市営住宅条例の一部改 正は、中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の名 称が改められることに伴い、引用条項を整備するものであります。

〇 議案第 146 号 上越市社会福祉事務所設置条例の一部改正は、母子及び寡婦福祉法の名称 が改められることに伴い、引用条項を整備するものであります。

〇 議案第 147 号 上越市立教育センター条例等の一部改正は、関川東部下門前土地区画整理 事業の換地処分等による字及び地番の変更に伴い、公の施設の位置の表記等を改めるもの であります。

〇 議案第 148 号から議案第 150 号までは、第 4 次上越市行政改革大綱及び同推進計画に定 める上越市公の施設の再配置計画に基づき、清里歴史民俗資料館など 3 施設の供用を廃止 し、それぞれ関係する条例について一部改正又は廃止するものであります。

〇 議案第 151 号 上越市食料・農業・農村基本条例の一部改正は、農業経営基盤強化促進法 の一部改正を受け、引用条項を整備するものであります。

(24)

〇 議案第 152 号及び議案第 153 号の市道路線の廃止及び認定は、地元からの廃止要望路線 及び県への移管路線など 9 路線を廃止するほか、土地区画整理事業による新設道路や民間 開発に伴い整備された道路など 14 路線を認定するものであります。

〇 議案第 154 号は、飯小学校北校舎改築工事について、制限付き一般競争入札の方法によ り久保田・田中共同企業体と 4 億 8, 924 万円で工事請負契約を締結するものであります。

〇 議案第 155 号は、上越市新幹線新駅地区土地区画整理事業及び信越線脇野田駅付近移設 事業に係る工事の施行協定書に基づき、東日本旅客鉄道株式会社に区画整理事業区域外の 土地を無償譲渡するものであります。

〇 議案第 156 号は、第 4 次上越市行政改革大綱及び同推進計画に定める上越市公の施設の 再配置計画に基づき、上中山農産物等加工センターを有限会社 鰍 蛙

かじかがえる

食品に無償譲渡するも のであります。

〇 議案第 157 号 上越地区広域視聴覚教育協議会規約の変更は、関川東部下門前土地区画整 理事業の換地処分による字及び地番の変更に伴い、協議会事務所の位置の表記を改めるも のであります。

以上、提案理由を申し上げましたが、慎重ご審議の上、速やかにご賛同くださるようお 願い申し上げます。

参照

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