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優秀レポート(英語教育コース) 基礎演習|国際文化学部|龍谷大学(りゅうこくだいがく)

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Academic year: 2018

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2009 年度「基礎演習B」レポート課題

(所定様式)

名 匿名

課題を選択したコース 英語教育コ ース

※ コース内で課題が複数ある場合は、選択した課題の小番号(または図書名)を右に明記しなさい。→( 日本の英語教育

私が、将来英語を教える立場になったとき、2つの点において考えていきたい。まず一つ目は「小学校英語教育は 必要なのか」と言う点。もう一つは「中学・高校教師が目指す英語教育とは受験に通用する英語なのか、世の中に出 て通用する英語なのか。それともまた別の英語なのか。」と言う点である。この2つの点を自分の考えと本書を比較 して論じていきたい。

まず一つ目の点であるが、小学校英語教育の目的について本書ではp135、2・3行目、「①一定の実践的能力を身に つけるため。②異なる言語学習を通して、豊かな世界観を育てていく事。」と述べているが、私はこの意見に賛成であるが、 中学校からでも充分だと思う。しかし、やはり早い内から「英語」に慣れるとゆうことは、非常に大切なことだと思う。な ぜなら、日本語もそのように覚えたからである。赤子のころを思い出してほしい。ほかの言語はもちろん日本語さえ知らな かったのではないだろうか。身近に日本語をしゃべっている人たちがいて、身近に日本語で表記されているポスターなどが ある。そうやって始めは何も知らない日本語だったものが、次第に慣れていき、覚えていったのではないだろうか。そうし て英語も覚えればいい。と私は考える。さらにその英語の学習を通して世界各国の文化や思想など、理解出来たら素晴らし いと私も思う。本書によると、文部科学省は三年生から英語教育を導入しようとしているらしく、これらの理由から私も賛 成であるし、早く導入されて、これからの子どもに英語の基礎を学んで欲しく思う。

そして二つ目の点であるが、私が中・高校生だったとき、私の学校だけかもしれないが、「どうゆう目的」で英語 を教えているのかわからなかった。それはつまり、世間にでてから必要な英語を教えるのか、また受験のための教え る英語なのか。私は、正直なところ世間に出てからの英語など、中・高校生の間に学ぶべきでないと考えている。そ れはなぜなら、世間にでてから必要な英語は、大学でしっかり勉強できるし、英会話教室でもできるからである。本 書のp8、12行目の「入学試験や目的のはっきりしない英会話は、日本と日本人のための仮の出口に過ぎない。」 と書かれていたが、確かに目的のない英会話は、お金の無駄だと思うが、入学試験は果たして無駄だろうか。私はそ うは思わない。入学試験のために、文法などの勉強をすることによって、ここで言う世間に出てから必要な英語の基 礎になると思う。しかし、実際私が中・高校生だったとき、学校の授業だけでは、「受験」には到底通用しなかった し、正直学校の授業はつまらなかったからあまり聞いていない。「そんなのあなただけでしょう。」と言われるとそう でもない。わたしの周りにもそう言った生徒はたくさんいたし、本当に学生の立場からそのことは痛感していた。し かし、つまらない授業をする教師にも問題があるのではないのか。生徒に聞いてもらおうと考えて考えて授業した結 果がそれなのか。と私は生徒の時に思った。さらに、学校だけで充分だと言うのならば、そもそもなぜ学習塾と言う ものが存在するのか。と私は思う。だから学校では、より受験に受かることだけ考えた授業をすべきだと私は考える。 むしろ受験のことだけ考えた生徒が聞き入るような工夫した授業をこれからの中・高校生教師はすべきだと思う。

これらを踏まえて私は将来英語を教える立場になったとき、おそらく私が教師になるころには、もしかしたら小学 校英語教育が始まっているかもしれないので、そこで培った基礎能力を生かして、ひたすら受験勉強のための英語を 教えようと思う。p192、2行目「受験英語の時代はとっくに過ぎている。英語は、世界に広がり、それを便利な 道具として使いこなす人々は増えつつある。英語の未来がどのようであるにしろ、場当たり的な方策はもう通用しな い。」と書いてあったのだが、私はそうは思わない。受験英語はその後の英語人生に、とても有益を得る事ができる だろうと思う。中・高校のときに一生懸命受験勉強したことは、これから大学・またその後の社会人生での「英語の 基礎」になるであろうと思う。受験のために英語を勉強すべきだと強く言ってきたが、結局私が教えたい英語とは、 中・高校を卒業してからのことを見据えた英語、というのを教えていきたい。

参照

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