《もうすぐ第24回沖縄学習旅行》
そんなことで死にたくない
鉄の弾が1人当たり23発もくらっているなんて、 す
ごくひどい。でも爆弾が落ちて、弾が飛んできた中でも
生き残った人がいるんだと思いました。 最初 「鉄の暴風」
って、 爆弾の破片が爆風で人にささって死んでいくのか
なと思いました。戦争時代の目標は、生きるか死ぬかだ
と思いました。地図で見て、一家全滅している家庭が多
くあることを知りました。 戦争は心に残る話だなと思い
ました。ぼくが体験したら、すごくドキドキする(ドキ
ドキじゃなくて、いつ死ぬか、生き残るのか、生きてて
いいのか?) と思う。 死ぬのはいやだし、 死にたくない。
でも、いつかは人間は死ぬ。でも、死ぬならやりたいこ
とをやってから死にたい。天皇の命令で死ぬなんて、戦
争で死ぬなんて、最悪だから、絶対にそんなのいやだ。
生き残りたいと思いました。 空が見えないくらい弾が飛
んで、人がゴミのように死んでいくなんていやだ。そん
なことで死にたくない。でも、当時は死んでいってしま
う。そんなのいやだ。絶対にいやだ。生きて生きて生き
残り、最後の最後まで、時には苦しく、時には楽しく生
きていきたかった人を、戦争で失う。そんなのいやだ。
この世にそんなことがあっていいのか、 いやあってはい
けないと、本当に本当に心から思いました。
(沖縄戦を学んで 6年2組 元)
◎ いちょう祭りの余韻覚めやらぬ中、6年生沖縄学習旅行の 準備が本格的に進んでいます。子どもたちは学習旅行委員を 中心に「平和宣言作り」「千羽鶴折り」「集会準備」「赤道小学 校交流会で踊るみかぐらとアイヌの踊りの練習」などと平行 して、沖縄戦の「鉄の暴風」「集団自決」「学徒看護隊」など 詳しい内容の学習も進んでいます。日程は23日∼26日ま での3泊4日。「中部の基地を巡る1日目」「沖縄戦をたどる 2日目」「集団自決の島で、平和と自然を考える3日目」「地 元の小学校との交流の4日目」と今回も充実した内容です。 引率は、行田・鎌倉・藤田・中村・杉見の5名です。旅行中、 授業の体制に変更があります。
稲刈りをしました(5年生)
10.23さくらまつり
∼5年生が踊りで参加します∼
5年生が総合学習で交流している区立桜上水福祉園のバザ ーがあります。5年生有志が「みかぐら」を踊ります。ぜひ ご参加ください。 10時15分∼14時15分
和光小学校
学校通信
2010年度
2 0 1 0 年1 0 月2 0 日 NO.2 4
ロ シアの先生方が来日、 来校し ま し た。
http://www.wako.ed.jp/
銀杏
ぎ ん な ん
のなる木を見上げて
第30話
語り部となる子どもたち
∼第24回沖縄学習旅行を前に∼
ここに一枚の写真があります。9月に行われた和光小、和 光鶴小沖縄学習旅行の下見で、今年お世話になる証言者とガ イドのみなさんです。
向かって前列右から紹介しましょう。島袋淑子さん(ひめ ゆり学徒隊)、崎山麗子さん(白梅学徒隊)、稲福マサさん(で いご学徒隊)、宮良ルリさん(ひめゆり学徒隊)以上、和光小 でお世話になる人。宮城巳知子さん(ずいせん学徒隊)、宮城 喜久子さん(ひめゆり学徒隊)、金城重明さん(渡嘉敷島集団 自決)、以上鶴小でお世話になる人。後列は、沖縄戦戦跡や基 地をガイドしてくれる地元の先生方です。
この写真は、今全員がそろった写真を撮らないと、もうこ ういう機会はないかもしれないという危機感の中で写したも のです。私たちが沖縄学習旅行を始めたとき、この方たちは まだ50台でした。力強く戦争の悲惨さを語る人。重い口を やっと開いて話をしてくれた人。様々でしたが、みなさんは 若く、元気に子どもたちと一緒に戦跡を回り、話をしてくれ ました。この方たちもすでに80歳を越えました。いくら長 寿の島沖縄でも、残念ながら最初から関わっていただいた証 言者の中には、お亡くなりになった方もいます。いまも証言 を続けてくださっている方の多くは、もう子どもたちと一緒 に戦跡を回ることができなくなっています。
「戦争は人間を人間でなくしてしまう」「愛するがゆえに殺 す集団自決」「ガマの中は天国、外は地獄」「命どぅ宝」・・・ 毎年行われる「沖縄を伝える会」で、歴代の6年生から5年 生に受け継がれるいくつかのキーワードがあります。これら はすべて、証言者の言葉の中にある子どもたちの心に残った センテンスです。毎年変わらずに子どもたちに証言してくだ さる方たち。6年生は、5年生のときに6年生に聞いたこう した言葉を、証言者に出会って直接聞くことによって、その 言葉の重さと深さを認識することになります。ただ「知って いること」を越えて、「感じること」「考えること」へ、子ど もたちの学びが深化していきます。
今の子どもたちが、戦争体験を直接聞くことのできる最後 の世代と言われています。第一回目から子どもたちに悲惨な 沖縄戦の実相を語り続けてくれている宮良ルリさん(ひめゆ り学徒隊)は、話の最後に必ず「平和を守ってください。あ なたたちに託しましたよ」と語ってくれます。今聞かないと、 二度と聞くことはできないかもしれない戦争体験。23日か らはじまる第24回沖縄学習旅行では、一人一人がしっかり 自分の目、耳、心などを総動員して、自分が次代の語り部に なるように、学んできてほしいと思います。
かがやく目「七輪体験」の日程に誤りがありました 5/8→11/6
5/22→11/13 6/12→2/9 6/26→3/19
※ 10月15日付のプリントの「申し込み」部分です。