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家計相談支援事業運営ガイドライン 宮崎県:宮崎県生活困窮者家計相談支援事業業務委託企画提案競技の実施について

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全文

(1)

生活困窮者自立支援法 基 家計相談支援事業 実施ヷ運営 あ 方 関 調査ヷ研究事業

家計相談支援事業

運営

手引

成 26

度 厚生労働省 社会福祉推進事業 報告書

成 2

(2)
(3)

目 次

部 ---

章 家計相談支援事業

必要性 ...

章 家計相談支援事業

効果 ... 8

章 家計相談支援事業

連携体制

整備 ... 15

章 家計相談支援事業

具体的

実施方法

留意点 ... 17

章 人材育成

... 41

章 個人情報

保護ヷリスクマネ

メント ... 42

章 運営計画

評価 ... 43

部 様式

記入要領 --- 45

Ⅰ. 参考様式 ... 48

Ⅱ. 参考様式 記入要領 ... 64

様式

. 相談受付ヷ申込票

A 票ヷB 票

... 64

様式

. インテヸクヷアセスメントシヸト ... 66

様式

. 相談時家計表... 71

様式

. 家計計画表 ... 80

様式

. キャッシュフロヸ表 ... 83

様式

. 家計再生プラン

家計支援計画

... 88

様式

. 支援経過記録シヸト ... 90

様式

. 評価シヸト ... 91

様式

. 貸付あ

書 ... 92

Ⅲ. 活用事例

記入例 ... 94

参考資料 --- 145

参考資料

家計

現状

課題 関連統計 ... 147

(4)

○ この 手引 家計相談支援事業を実施し うとする福祉事務所設置自治体 びそこ 委

を受けて事業を実施し うとする事業者の職員を み手として想定し 家計相談支援事業の

意義 基本的 考え方 事業の立ち上 ・実施段 における具体的 留意点を示し 適正に事

業を実施 る うにすることを目的としている

○ 本編 も 上 ているとお 直近 景気 上向 効求人倍率の上昇といった状況も

み る 生活者の家計 用形態の変化に る収入の減少等の一方 家計支出 ほ

横 い あ 結果として家計収支の悪化と家計貯蓄の減少 進 いる

○ その結果 病気やけ 事故 慶 や教育に係る費用 の一時的に発生する費用を支払え

った 税や保険料 公共料金 家賃 の定常的に支払い 発生する費用を滞納せ るを

得 った といった問題に直面することに る

○ こうした問題を本質的に解決するために 借入 に 当 の資金不足を う け 不

十分 あ 将来の見通しを持ち 家計をや く する 家計管理 の力を高めるととも

に 家計に関する問題の背景にある根源的 課題の解決に 組 こと 求め る

○ 家計相談支援事業 相談を通 て相談者 家計の状況を具体的に理解し 自 家計を管理

し う という意欲を高め 家計管理 の力を高めていくための支援を中心に 家計に関す

る問題の背景にある根源的 課題を捉えて 生活の再生の見通しを立てた 減免制度等の利

用や貸付けのあっせ 等の支援につ た といった 組みを一体的・総合的に提供するも

の ある

○ 生活困窮者の多く 家計に関する問題を抱えている一方 家計に関する問題を 寧に捉える

ことを通 て 家庭内の育児・看護・介護の問題 家族・知人等とのトラブル うつ症状 依

存症等の病気 障 いの疑い Vや虐待等の課題 把握さ ることも多い

○ つま 家計相談支援事業 相談者 自分の家計を理解し 自 家計を管理し う という意

欲を高めるという 生活するうえ 極めて基本的 支援を提供するのみ 生活困窮者

直面している課題を把握・整理する点 も重要 役割を果たすもの ある そ ゆえ 自立相

(5)

1

章 家計相談支援事業

必要性

.生活困窮者自立支援制度

家計相談支援事業

(

) 生活困窮者自立支援制度

背景

○ 成 25 年 12 月 生活困窮者自立支援法 成 25 年法 第 105 以 法 という 成

立した 本制度 近年の社会経済の変化に対応し 生活保護受給者以外の生活困窮者への支

援を抜本的に強化するもの ある

○ 法に基 く事業を適 に運営するために 生活困窮者自立支援制度の必要性や理念 全体像

対象者の考え方等について 十分 理解 必要 ある

○ こ の詳細について 自立相談支援事業の手引 の第1章を参照いた 理解をい

た くこととし 本章 その概略と家計相談支援事業の必要性について述 る

生活困窮者自立支援制度

概要

○ 生活困窮者自立支援制度 生活困窮者に対し 生活保護に至る前の段 自立相談支援事

業を中心に様々 支援を行うことに その自立の促進を図ることを目的とし 用を通 た

安全網 第1のセーフテ ネット と生活保護 第 のセーフテ ネット との間に 第2のセ

ーフテ ネットを構築するもの ある

図表 1 第 2 のセーフテ ネットの拡充のイメー

○ 法 生活保護に至る前の段 の自立支援策の強化を図るため 必須事業として自立相談支援

事業 住居確保給付金の支給を 任意事業として就労準備支援事業 一時生活支援事業 家計相

(6)

福祉事務所設置自治体 あ そ の事業を直接又 委 に 実施する

○ また 法において 就労訓練事業 いわゆる 中間的就労 の適 実施を確保するため

都道府 知事等に る認定制度 設け た

○ 生活困窮者の多く 複合的 課題を抱えてお また 各人の状況 多様 ある こうした

生活困窮者に適 支援を行うために 各自治体において その実情に応 て包括的 支援体

制を構築すること 必要 ある 生活困窮者に対する包括的 支援 中 と る自立相談支援

事業を中心に 就労準備支援事業や家計相談支援事業等の任意事業や地域に存在する他制度・他

事業に る支援を総合的に実施すること めて実現さ るもの あること 各自治体に

おいて 任意事業の積極的 実施 もと 福祉分 に限 様々 関連制度・事業との密

接 連携 求め る

○ お 生活困窮家庭の子 もへの学習支援事業を除 生活保護受給者 法に規定する各種

事業の対象に 含ま 生活保護受給者について 生活保護法に基 福祉事務所 支援を行

うことと る い にせ 法に基 く事業と生活保護法に基 く事業と 密接に連携して

目の い支援を提供すること 重要 ある

(7)
(8)

(

) 家計相談支援事業

必要性

○ 家計相談支援事業に加え 就労準備支援事業 一時生活支援事業 生活困窮過程の子 も

への学習等支援事業等 福祉事務所設置自治体 地域の実情に合わせて支援を提供

る う任意事業とさ ている し し 生活困窮者の多く 家計に関わる問題を抱

えていることを踏まえ 家計相談支援事業 生活困窮者に対する包括的 支援を具

体化するうえ 自立相談支援事業や住居確保給付金 様々 就労支援とともに不可

要素 ある

○ また 生活困窮者の家計に 相談者 抱える様々 課題 経済的 問題と って現 る

このため ま 家計相談支援事業において 家計の視点 相談支援を実施することに

経済的 問題の背景にある根源的 課題を相談者とともに理解し 相談者自身 家

計を管理し う という意欲を高める効果 期待さ る また 再び生活困窮状態に る

ことを防 観点 も 自 家計管理 る うに ることを支援する家計相談支援事

業の必要性 極めて大 いもの ある

○ 借金の返済の見通し つ い と感 ている 実 に う の お金 足

い と感 ている 具体的にいく い足 いの 収入 足 い と感 てい

る 具体的にいく いの収入 生活 再生 るの といった漠然とした悩みを

(9)

5

(

) 家計相談支援事業

対象者

生活困窮者自立支援制度 対象者 考え方

○ 法第 2 条第 1 項において 法の対象者と る 生活困窮者 と 現に経済的に困窮し

最 限度の生活を維持すること く るおそ のある者 とさ ている

○ 生活困窮者の多く 複合的 課題を抱えていること 支援の入口 もある自立相談支

援事業の運営にあたって る限 対象を広く捉え 排除の い対応を行うこと 必

要 ある

○ 生活困窮者自立支援制度における事業のうち 住居確保給付金 就労準備支援事業 一時

生活支援事業について 具体的 所得・資産要件 定め ている 自立相談支援事

業 相談事業の性格上 所得・資産に関する具体的 要件を設け 幅広く対応すること

としている

家計相談支援事業 対象者 考え方

○ 家計相談支援事業の対象 法の対象者と る 生活困窮者 あって 家計収支の均衡

てい い 家計に問題を抱えている人 ある た し上述のとお 生活困窮者

の多く 複合的 課題を抱えていること 自立相談支援事業と同様に 対象を広く捉

え 排除の い対応を行うこと 必要と る 家計相談支援事業も自立相談支援事業と同

様に 相談事業の性格上 所得・資産に関する具体的 要件を設けてい い

○ 特に家計に関わる問題に関して 経済的 側面 け く 家計以外の生活全般にわた

る課題 問題の背景にある場合もあること 現在の家計状況をみる け く 総合

的・包括的にアセスメントすること 重要 ある

○ 家計以外の課題 明 に った場合 す に自立相談支援機関の相談支援員につ

ほ の支援者とのネットワークを形成したうえ チームアプローチに 相談者の支援

(10)

6

具体的 対象者像

○ 家計相談支援事業 相談者 自 の家計の状況に気 そ を理解したうえ そこ

見える課題を把握すること 家計の再生に向けた具体的 方針を立てて 自 家計管

理 る うに ることを支援するもの ある

○ した って 例え 家計の状況 わ ってい った 収支の変化 大 った

債務や滞納等を抱えていた する生活困窮者について 特に家計相談支援事業 効果的

(11)

7

家計相談支援 効果的 役割を果たすと思わ る生活困窮者の例

以 の う 状況にある生活困窮者について 家計相談支援事業 効果的 役割を果たすと考

え る

○ 多重債務もしく 過剰債務を抱え 返済 困難に っている人

○ 債務整理を法 専門家に依頼した直後や債務整理途上の人

法 専門家に債務整理を委任すると借金の返済や利息の計上 まる そのため

安心してす て 解決した う 気持ちに る 緊急に対処す お金の問題 残ってい

る の収入 得 るま の生活費の不足や 家賃や学校納付金 税金 の滞納金の問

題について 解決に向けた支援を行う必要 ある

○ 収入 も生活費 多くお金 不足し ち 借金に頼った 支払いを滞 せ るを得 い

相談者の中に 1ヵ月の生活費 分 い人も多い このため 家計表に

収支の状況の見える化を図 本人の気 を促す

○ 収入 少 った 波 あった する 生活保護の対象と 家計 厳しい状態の人

年収 みると生活保護に該当し い 例え 夏場の収入と冬場の収入に大

波 あるために 収支を管理しにくく 生活困窮状態に る人たち いる この う 場合

年間を通した収支管理をアドバイスすること 安定した生活を維持すること 可能と る

○ 家族 家計について話したこと く そ 勝手にお金を使っている人

家族そ に一定の収入 あっても お互いの収入 把握 てお 預

貯金も く 緊急時の出費に対応 に生活困窮状態に ること ある この う 場合

家計の収支管理を支援すること 解決に導くこと る

○ カードに頼って生活や買い物をして いく 借金 あるの 把握してい い人

○ 収入 ある 家賃を め 水道光熱費 学校納付金 給食費 保育料 の滞納を抱えて

いた 税金 を延滞している人

○ 就労 決まった 収入 得 るま 時間 生活資金の貸付けを予定している人

の収入 得 るま の生活資金の手当や生活費の管理 家計に無理の い返

済計画について 家計相談支援事業 効 ある

○ 児童扶養手当や年金の支給 月単位の収入 く2~4ヵ月単位の収入 あ 支出も月

単位 変化 あ 家計管理 難しい人

ひと 親家庭に支給さ る児童扶養手当 年 3 回 4 ヵ月分をまとめて支給さ る 児童手当 児童扶養手当と別の月に年 3 回 4 ヵ月分をまとめて支給さ る

(12)

8

章 家計相談支援事業

効果

家計相談支援事業

業務

家計相談支援事業 家計収支の均衡 てい い 家計に問題を抱える生活困窮者

の相談に応 相談者とともに家計計画表等を用いて家計の 見える化 を図 家計再生プ

ラン を作成し支援を提案する 相談者 置 ている状況を明 にして 本人の生活の再生に

向けた意欲を引 出したうえ 家計の視点 必要 情報提供や専門的 助言・指導等を行うこ

とに 相談者自身の家計を管理する力を高め 期に生活 再生さ ることを支援する お

事業資金に関する相談 含ま いものとする

家計相談支援事業において 家計再生プラン に基 行わ る支援 以 のとお ある

○ 家計管理に関する支援

○ 滞納 家賃 税金 公共料金 の解消や各種給付制度等の利用に向けた支援

○ 債務整理に関する支援。多重債務者相談窓口との連携等) ○ 貸付けのあっせ

家計管理に関する支援業務の具体的内容 家計管理能力を高めるため 家計表やキャッシュフ

ロー表等の活用や出納管理の支援を行い 家計収支の均衡を図るもの ある

家計相談支援事業 家計相談支援員 専門的 知識・技術を活 して上述の う 支援を一体

(13)

9

図表4 家計相談支援業務の概観

用語の定義

家計管理 家計の現状を理解し 将来の生活の見通しを踏まえて家計の方針を立てたうえ

毎月 あるい 毎週 毎日 の収支を管理していくこと

出納管理 家計の方針に基 いた毎月の支出の管理を行いやすい う 例え 1週間分の生活

費をあ め 筒に小分けにしておく 日常の生活費を管理すること

また 必要に応 て シートの内容を点検する 相談者とともに 支出の内容

を把握する

相談者自身、課題が見え

た の支援

家計の状況の 見え 化 根本的 課題の把握

アセスメントの実施 家計表を用いた家計の実態把握

も 目標を設定し、家計の再生 向け 歩き出すた の支援

家計再生プランの作成 各種制度利用 向けた支援

具体的 目標 家計計画表やキ ッシュフロ 表を活用し、具体的 支援内容を提案

相談者が自ら家計管理を続け いくこ の支援

家計の状況の ニタリング 出納管理の支援

目標通 家計管理が き い を確認し、必要 支援を実施

(14)

1

家計相談支援事業

ポイント

相談者 家計 状況 理解 、 家計 管理 う いう意欲 引 出

○ 家計相談支援事業において最も重要 こと 相談者とともに家計の現状をしっ と見

つめ 相談者に自 家計を管理し う という意欲を引 出すこと ある 本人の思い

に寄 添ってこそ 効果的 支援 進め る 支援 終結した後も相談者自身 家計を

管理し 生活を続けていくために 相談者 主体的に家計管理に 組める うエ

ンパワメントしていくこと 重要 ある

○ 具体的に 初期の面談 家計表 を活用して相談者とともに家計の状況を 見える化

し 家計 の う 状況にあ 何 問題と っている を相談者と家計相談支援員 と

もに整理していく この うに相談者とともに状況を明 にしていくことに 相談

者自 課題に気 相談者自身の理解を深め 生活の再生に向けた意欲を高めること

を目指す

相談者自身 家計 管理 う支援

○ 家計収支をしっ 管理すること 生活の基礎といえる 例え 就労に結びついても

家計管理 てい け 公共料金 の滞納や多重・過剰債務を抱え再び生活困窮

に いるおそ もある

○ 生活困窮者の中に 家計に関する課題を抱えている者も多いため 自立相談支援機関の

支援や就労支援 け 生活の再生に必 しも十分 く 家計に関する専門的 相談支

援 必要 方も多く含ま る

○ この う 相談者 直面している当面の家計に関わる課題の解決に向けて 家計管理につ

いて助言した 様々 支援につ こと 相談者自身 家計を管理 る うに る

ことを支援する

家計 関 課題 解決 向 様々 支援へ

○ 家計に関する課題 家計相談支援事業を実施する機関 家計相談支援機関 け 解決

するの く 消費生活相談窓口 多重債務者相談窓口 公的給付や減免等を担当する

行政の担当部局 弁護士や司法書士 貸付機関 様々 機関と連携し 適 に各種制度

につ 支援を展開する

○ 家計に関する課題を抱える様々 人 例え 収入 極めて不安定 家計の見通し 立た

い人や 多重・過剰債務等に 一般金融機関 の貸付けを受け 生活に困窮して

いる人 に対する支援の拡充 期待さ る

○ さ に 給付や減免等の制度について その制度に関する知識 いために利用 る

可能性 あるにも関わ 利用 てい い場合もある こうした場合に 専門的 知

識・技術を持つ家計相談支援員 制度の利用に向けた支援等を行うことに 家計収支

改善するといったことも考え る

○ 就労支援 必要 場合や )別 や依存症 ネ クト の課題 把握さ た場合 自立

(15)

貸付

○ 家

○ こ と い も 計 ○ 貸 を 債 そ 付 層

図表

活用 通

家計の課題に

場合 貸付

このため 家

もある

いこと 多い

もの ある

計を再生する 貸付けを実施

を高め 債務

債務の返済

その結果 貸

付制度の機能

層的 金融セ

表5 家計相

通 た重層的

に 当面の

付け 一つの

家計相談支援

一時的 資

いのも事実 貸付けに

る方法 あ

施する に

務の返済計画 滞る可能性 貸付機関にも

能強化や 消

セーフテ ネ

相談支援機関に

的 セヸフテ

の生活費 不

の解決の手段 援事業におい 資金需要に対

あ 貸付

相談者に

ま そ

併せて家 画を含めた家

性を くする

もメ ット

消費生活協同 ネットの構築

11 に関わる支援

テ ネット

不足すること

段と 得る

いて 相談

対して単に貸

付け あくま

に新た 債務

そ を優 し

家計相談支援 家計計画表や ること

生 社会

同組合等の民 築も期待さ

援のネットワ

構築

と 問題と

談者の状況に 貸付けを行

ま も必要最

務 発生する

して考えるこ 援事業を実施 やキャッシ

ると考え 会福祉協議会 民間の貸付機

ークのイメー

っている場

に応 て貸付

う け 本

最 限の額の

ること ことも必要 施し 相談者

ュ・フロー る

会 実施して

機関の参入促 ー

場合もある

付けをあっ

本質的 解

の範 行

貸付けに ある 者の家計を ー表を作成す

ている生活 促進 図

この う

せ するこ

決に

わ る

頼 に家

管理する力 すること

福祉資金貸 重

(16)

1

家計相談支援事業

効果

家計

状況

課題

把握

○ 家計に関して相談者 家計相談支援機関に訴える問題 主訴 の背景に 図の うに

家計に関わる課題 け く家計以外の生活全般にわたる課題 影響している場合も多

くある 家計の 見える化 を行うこと )別 や依存症 ネ クト の様々 課題

発見さ ることもある

○ 生活困窮者の生活の再生と自立を支援するために 主訴 けに捉わ るの く こ

の う 主訴の背景にある根源的 課題を捉え 支援の出口を見出し課題の解決を支援す

ること 重要 ある

図表 6 家計に関する問題の背景にある多様 課題の広 模式図

家計以外の生活全般 関わ 課題 家計 関わ 課題

生活・消費 関す 課題

・収入 見合 た生活 ベル き い ・管理すべき費目が理解 き い ・養育・教育費の負担が大きい 等

顕在化し い 問題

○当 の生活費が足 い

○必要 支払いが き い ○生活の見通しが立た

大き 不安があ

収入 関す 課題 ・収入が無い ・収入が不安定 等

家計管理能力 関す 課題 ・家計管理の必要性がわ ら い ・家計表を作成 き い

・収支の見通しが い 等

健康 関す 課題 ・治療・介護が必要

・病気・けがのリスクが大きい ・保険・共済 未加入 等 家族関係 関す 課題

・家族間のコミュニ ションや 信頼関係 問題があ DV、ネグ クト 等 精神面 関す 課題

・抑う 、パニックがあ ・依存傾向があ

・認知 問題があ 等

緊急 対応すべき課題

・収入を得ら ま 生活費が い ・住居を追い出さ そう あ 等

(17)

1

相談者

家計管理

○ 家計相談支援事業 相談者自身の当面の家計の問題 収入の不足や一時的 支出 多重・

過剰 債務の整理や税等の滞納の解消等 を解決しつつ 再びその う 状態に い

う 相談者自身 家計を把握し 見通しを持って備え る うに ることを目指すも

の ある

○ さ に こうした支援 提供さ ること 相談者自 家計を管理 る うに

家計 安定するという直接的 効果 け く 就職活動の円滑化 効果的 貸付けの実

施 滞納の解消 の波 的 効果も期待 る こ を通 て 再び困窮状態に る

ことを予防することにつ る この うに 家計相談支援事業 生活困窮者 いま直

面している問題の解決を支援する け く その後の生活の再生や自立に向けた 組

みの支えと る重要 もの ある

包括的

支援

自立

達成

○ 家計相談支援事業 生活困窮者自立支援制度 提供する包括的 支援メニューの一つ

あ その他の様々 支援と相まって 相談者本人の自立 可能と る

○ 家計を管理する力を高めるとともに 家計に関する課題を抱えたと に 相談 る機関

あることを知ること 生活困窮状態に ることへの予防にもつ ること 期待さ

○ 相談者とともに 家計収支や債務 び滞納等の状況を明 にすることに 収入目標

を立てること 例え 求職活動においても 具体的に の程度の給 水準の求人を

探せ 生活の再生につ るの を 断しやすく ることや 就職 の選択肢 広 るこ

とも期待さ る

○ この う 支援を推進することに 結果的に 自治体にとって 税等の滞納の削減

(18)

1

図表7 家計相談支援の効果

自分の家計の状況

対す 気 き 理解

家計を再生し う す 意欲の高ま

具体的 家計の再生の方針や 支援の見通しの作成

相談者が自ら家計を管理 き

家計が安定す

再び困窮状態 こ の予防

・将来発生す 費用の見通しや備えを作 ・困窮状態 そう き、早期 相談 き

税等の滞納の解消

・収支を整え こ 滞納を解消

・減免申請等 負担を軽減

効果的 貸付の実施

・過剰貸付の防止 ・家計を整え、返済可能 環境を整備

就職活動の 滑化

(19)

15

章 家計相談支援事業

連携体制

整備

連携体制

整備

庁内体制

整備

○ 生活困窮者自立支援制度 相談者の複合的課題に対し包括的 支援を行うこと

る うにするため 部局横断的 体制構築を図ること 必要 ある

○ 中 も家計相談支援事業について 連携 必要 既存の事業や制度として 消費生活相

談窓口や多重債務者相談窓口といった相談支援の窓口 滞納状況の把握や減免等の申請受

付の窓口と る税 び年金・ 用・ 療・介護等の社会保険の各窓口 ある

○ 連携体制を構築する 自治体における庁内体制の整備 もと 例え 多重債務

者対策の連絡会議 税や保険料等の滞納者対応に関する連絡会議等 既に庁内に設置さ

ている連絡会議等の場を活用し 家計相談支援事業における 個別支援における連携 と

円滑 連携のための仕組みや体制の振 返 と検討 を行うこと 必要 ある

○ 特に 家計相談支援事業を受 して実施する場合 家計相談支援機関 庁内の関係部局

との連携体制を構築し 関連制度に関する個別の相談を共 ・連携していくこと 必要

ある そのため上述の う 既存の連絡会議等の場を活用し 家計相談支援事業の支援内

容等についての説明を 寧に行っておくことも必要 ある

○ この う 庁内連携体制を構築することを通 て 例え 税の滞納者に対する 産の差

えや公営住宅の家賃滞納者に対する 去の求め等について 分納にする の調整を図っ

た 各種減免制度を把握し 担当部局との調整を図る 連携した支援 可能と る

○ また 庁内関係部局にとっても 家計相談支援事業の利用に 結果として税や保険料

等の回収につ っていくといった好循環を作 出していくこと 期待さ る

関係機関

連携体制

整備

留意点

○ 庁内体制の整備に加え 家計相談支援機関に 庁外の関係機関との連携体制の整備も求め

る 特に 家計相談支援事業について関連 強い関係機関 関係者 として 法テラ

ス 貸付機関 弁護士・司法書士等 ある お 家計相談支援機関 自 こうした関係

機関 関係者 との連携体制を構築すること もち ある 実施主体 ある自治体

に こ の連携体制の構築を促進するため 適宜 協議会やネットワーク会議等を設

置する等の 組み 期待さ る

○ また 実 に相談を担当する相談員にとっても効果の大 い連携の場 く を推進するこ

(20)

16

連携

視点

方法

具体的

連携

体制

○ 関係機関の連携強化の観点 みると 家計相談支援事業と自立相談支援事業の窓口 併

設・隣接していた 自立相談支援機関の事務室内に家計相談支援員 配置さ ている

相談の受付段 家計相談支援員 連携 る仕組みと ってい 相談者の負

担 軽減さ るとともに効果的・効率的 アセスメントの実施 期待さ る

○ また 両事業の併設・隣接 難しい場合 あっても 相談者 の同意を得たうえ アセ

スメント情報を共 した 両事業の相談員 合同 面談を実施した 家計相談支援員

自立相談支援機関等へ定期的に出張相談すること の工夫を行うこと 必要 ある

○ お 具体的 支援の流における連携について 第4章を参照さ たい

運営

留意点

ポイント

自立相談支援機関 同一 母体 受 場合

○ 同一の団体 家計相談支援事業と自立相談支援事業を受 する場合 相談の受付・アセス

メントの段 連携して 一体的に支援 実施 るというメ ット ある

○ こ に 両機関における情報共 円滑に るとともに 相談者にとっても面談等に

関する負担 軽減さ ることにもつ る

○ た し この場合 両事業の役割分担をあ め明確にし 業務に偏 生 い

う 事業の運営方法を工夫すること 必要 ある

貸付機関 同一 団体 受 場合

○ 貸付機関 家計相談支援事業を受 する場合 貸付けを希望すること インセンテ ブと

って 家計相談支援事業を受け入 やすく るとともに 貸付けへのあっせ 手続等の

迅速化 期待さ る

○ こ に 貸付金の償還率の向上 貸付けそのもの 効果的に機能していくこ

とにもつ る

○ た し この場合 貸付けにあたって 返済の可能性を客観的に 断する必要 あるこ

と 家計相談支援員の立場と貸付けの可否を 断する立場と 利益相 を起こさ い

ための事業運営上の工夫 必要 ある

家計相談支援事業 広域的 実施 場合

○ 複数の自治体 一つの家計相談支援機関 まとめて委 を受け 広域的に対応すること

も考え る こうすることに 事業の効率を高めるとともに 家計相談支援員 多く

の相談に対応して実践経験を積み 知識・技術を高めやすく るという人材育成上の効果

も期待 る

○ 一つの家計相談支援機関 広域 対応すること 相談者の 期把握にもつ る 特に地

方部に行くほ 相談者と相談員との関係性 近いため 家計に関わる問題 身近 窓口

に相談しにくいもの ある 広域 相談窓口を設置してい 相談者 相談しやすい環

(21)

家計相

基本

○ 家 の

。1 。2 。3 。4 。5 。6 。7 。8

○ 相 等 も 寧

家計相

相談支援事

本的

家計相談支援

のとお あ

1) 把握・ア 2) 相談受付 3) アセスメ 4) 家計再生 5) 支援調整 6) 支援の提 7) モニタ 8) プラン評

相談受付 2

等 相談を受

も相談者との

寧に聞 る

相談支援

事業

支援

援事業 実施

ある

アウト ーチ

付。インテー メント 生プラン。家 整会議の開催 提供

ン 評価

図表

2 相

受け付ける の信頼関係の

ること 必要

援事業

施さ る支援

チ ク)

計支援計画 催と支援決定

家計相

相談者自身の 相談者と話 の構築に力点 要 ある

支援の提供

17

具体的

援の基本的

画)の策定 定

相談支援事業

の来訪や電話

話す機会 電

点を置くこと 供

実施方

的 流 と各

業の基本的

話に る相談

電話や対面

と 重要 あ

留意

各段 の支

談 関係機関

様々 あ

あ そのた

意点

支援内容の概

関 の紹

ある い

ために相談

概要 以

介やつ にして 者の声を

(22)

18

○ アセスメント 生活の状況に関する情報を把握・整理し 家計の状況の 見え

る化 を図 相談者 直面している問題や 背景にある解決す 課題を 出する

○ 家計再生プランの策定 4 において アセスメントの結果を踏まえて 相談者の意向

と真に解決す 課題を明確にし 生活を 期に再生させるための目標や支援内容を策定

し提案する この 家計再生プラン 家計の再生の具体的 道筋を共 し 家計収

支を改善し家計管理能力を高めるために 家計計画表 や キャッシュフロー表 を作成

する また 家計再生のために必要 税金等の分納や減免といった制度の利用 家族等

の支援の調整 貸付けのあっせ 債務整理等の具体的 支援を 相談者の意向を踏

まえ 行う

○ お 相談者の状況に って 家計再生プランの策定前 あっても 税や社会保険料の

減免・分納制度の利用に向けた支援 家計相談支援機関として必要 支援を実施する

○ 家計相談支援事業において重要 こと 相談者自身の家計を管理する力を高める視点

支援をすること ある そこ 支援の提供 6 にあたって 続的 家計表の作成

支援や 出納管理の支援 例 1 ヵ月分の生活費を使途別に 筒に分けて管理 る う

にする等 を定期的に実施する

○ また支援の提供と併せ モニタ ン 7 を行い 家計再生プランの評価 を行う

自立相談支援事業

相談支援プロセス

関係

○ 生活困窮者自立支援制度 自立相談支援機関 中心と って 生活困窮者の相談に応

適 アセスメントを行い 相談者一人ひと の状況に応 た必要 支援の提供を行う

○ 自立相談支援機関に る具体的 相談支援プロセス 図表 10 のとお ある お

(23)

19

図表 自立相談支援機関における支援プロセスの概要

自治体

手続 自立相談支援機関 支援 流

地域 先ヷ

協働先

社会資源

法 基 事業

等 係 手続

支援決定

(法 基 事業

等 係 手続)

エ法 基 事

業等 い場合

確認 み

終結 自立ヷ他制度へ 等

そ 後 確認ヷフ ロヸアップ

支援調整会議 他機関へ

モニタリン

把握ヷアウトリヸチ

支援 提供 アセスメント

(信頼関係 構築 必要 支援 随時提供)

プラン 策定

プラン 案 策定

本人 相談支援員 協働

緊急的 支援

電話ヷ来所

利用申込 本人同意

包括的相談 振 分

プラン評価

報告ヷ評価 終結ヷ再プラン等

再プラン策定

他機関 紹介

図の中央 自立相談支援機関 行う相談支援業務の流 自治体 行う手続等

(24)

図表 10 自立相談支援機関に る相談支援プロセス

1 把握・アウト ーチ

生活困窮者 複合的 課題を抱えているため 自 支援を求めること 困難 場合も

多く 期の支援につ にくい そのため 自立相談支援機関 待ちの姿勢

く積極的にアウト ーチを行い 生活困窮者の把握に努める必要 ある

2 包括的相談 振 分け

相談受付時に 相談者 抱える課題を的確に把握し 包括的に相談を受け付ける

その上 支援員 自立相談支援機関に る支援を 続する 他制度の相談窓口等へ

つ る を 断し 振 分ける

利用申込

自立相談支援機関に る相談支援を 続的に行うこと 適当と 断さ る場合 自立

相談支援機関使用標準様式 の 相談申込・受付票 に 本人 自立相談支援事

業の利用申込を受け付ける お 家計相談支援事業を実施する場合 アセスメント

の段 当該事業を実施する機関との連携を図ること 相談者への適 支援や負

担軽減につ ること 相談受付・申込票 家計相談支援事業への相談申込も

兼 た表記にするとともに本人にもその の説明を行う

相談受付・申込票 に 利用申込み欄 あ 自立相談支援機関と関係機関と

本人に関する個人情報を共 することに同意することを含め 署 をしても うことに

っている

4 緊急的 支援・法に基 く事業等の利用手続

相談受付時に 本人の訴えや状況 生活上の緊急的 支援 必要 ある 否

を 断し 必要 ある場合に 適 支援につ ること 必要 ある 例え 法

に基 く 住居確保給付金 と 一時生活支援事業 を提供する場合や 生活保護の適

用 必要と 断さ る場合 迅速に手続 を行うこと 必要 場合 ある この他に

社会福祉協議会 実施している緊急小口資金貸付や 過重・多重債務 ある場合に

債務整理につ ること も考え る

5 アセスメント ⑤

アセスメントと 生活困窮に っている状況を包括的に把握 情報収集 し その

中 対応す 課題をと え そ の背景・要因等を分析し 解決の方向を見定める

こと ある アセスメントを通して 本人や世帯 置 ている状況や 巻く環境に

ついて理解を深め 信頼関係を築いていく重要 過程 ある お アセスメント

本人の課題や問題点に 目を向けるの く 本人の強み スト ン ス に着

目し 行うこと 大 ある

6 プラン。案)策定

アセスメントの結果を踏まえ 本人と相談支援員の協働に プランを策定し 自立

相談支援機関 主催し関係者 参加する支援調整会議において 目標や支援内容を検討

(25)

1 7 支援調整会議

支援調整会議 プラン。案) 本人の状況や設定した目標に対して適 ある

課題解決に向けた内容と っている プラン 本人の意欲やモチベ―ションの喚

起に繋 っている といったことについて共 し プランの適 性を担保するために開

催さ る

また プランを検討する中 本人のニー に対応する社会資源 不足してい い

開発す 社会資源 い 等についても検討する

支援決定

支援調整会議において検討したプラン。案)にそって法に基 く事業等の実施を自治体

決定する 支援 支給を含 を行う 否 の う 支援を行う の最終的

断 自治体 担う このため 自治体の担当者 原則として支援調整会議に出席し

本人の意向や支援内容を確認する

支援の提供

支援調整会議 の検討を経たプランや支援決定に基 本人に必要 支援を提供す

る 支援にあたって 本人を主体にして 支援者 本人と向 合い 支援を行う

本人 自己 用感や自尊感情を抱 にくい状態 あることも多いこと 本人の尊

厳の確保を念頭に置いた支援を実施する

また 多様 支援者や支援機関 社会資源等 ネットワークを構築するとともに 社

会資源 不足している場合に 新たに社会資源を開発し 一人ひと の状況に応

た包括的 支援を行う

10 モニタ ン

モニタ ン と 支援過程においてプランに基 く各種支援の提供状況を確認し

本人 目標達成に向 っている 支援 適 に提供さ ている 等を確認 把握 す

るもの ある プラン策定の に モニタ ン の時期や目標達成の目安 指標 を

決めておく

11 プラン評価

プランの評価 プラン策定時に定め た期間 終了した場合 もしく そ 以前

に本人の状況に大 変化 あった場合に 設定した目標の達成度や 支援の実施状況

支援の成果等をみるもの ある こ に 支援を終結させる また 再プランを

策定して支援を 続す を 断する

12 再プラン策定

プラン策定時に定めた期間 経過し 改めて包括的 アセスメントを行うこととした

場合や 本人の状況 大 く変化したためにプランの修正 足 い場合に 再プ

ランを策定する

1 終結

自立相談支援機関において 終結 を 断する場合に 生活困窮の状態 改善し

設定した目標を達成する目途 立った場合 生活困窮の状態 脱 てい いも

のの 大 課題 ある程度解決さ 自立相談支援機関に る支援 一 終了して

(26)

○ 家計相談支援事業の実施にあたって 基本的に 自立相談支援機関のアセスメント結果

に基 その必要性を 断し 必要 あ 家計相談支援事業の利用を盛 込 プラ

ン。案)を策定し 支援調整会議 検討を行う

○ 一方 家計相談支援事業においても 家計の視点 のアセスメントを行い その結果に基

家計再生プランを策定し 支援を提供するという流 相談支援 行わ る

○ 相談者の負担を軽減し 効率的にアセスメントを行い 適 プランを策定するために

アセスメント段 自立相談支援機関と家計相談支援機関 連携し 協働してプランを

策定すること 望ま る

○ そのため 自立相談支援機関と家計相談支援機関 アセスメント結果を共 した そ

の事業の利用を円滑に行える う 体制を整えておくこと 必要 ある

両機関

支援

○ 自立相談支援機関 相談を受け付け 家計の視点 のアセスメントや支援 必要と 断さ

た場合に 家計相談支援機関につ る この場合 前述のとお アセスメント段

連携・協働して両事業のプランを策定すること 望ま る

○ また 自立相談支援機関と家計相談支援機関 別に設置さ ている場合に 自立相談支

援機関を介さ に家計相談支援機関 直接相談を受け付ける

○ 家計相談支援機関 相談を受け付け 家計管理に関する 続的 支援 必要と考え る

場合に 自立相談支援機関 家計相談支援事業の利用を盛 込 プラン。案)を策定す

る必要 ある この場合 自立相談支援機関 家計相談支援機関 行ったアセスメントの

状況等を確認し 家計相談支援事業以外の支援の必要性を確認する必要 ある

策定さ たプラン。案) 支援調整会議 検討した上 行政に る 支援決定 を行う

必要 ある

○ 家計相談支援事業 家計の状況を把握し 計画を策定し 家計管理の支援ま を一体的に

行うもの ある 相談者の状況に 給付・減免等の利用や多重債務相談へのつ

の支援 足 る場合 自立相談支援機関のプラン。案)に盛 込 必要 い した

(27)
(28)

事業

実施ヷ運営

考え方

方法

基本的

考え方

○ 家計相談支援事業の実施・運営にあたって 家計という機微 情報に接すること も

相談者との信頼関係を構築すること 非常に重要 ある そのうえ 本人の自己選択

自己決定を基本に 相談者自 の意欲を引 出し 相談者自 課題の解決に向けた

組みを進めていくことを支援するという基本的 考え方を十分に理解し 実践する必要

ある

○ 家計相談支援事業の基本的 流 に した具体的 実施方法等について 項のとお

ある 緊急に支援 必要 場合 個々の状況に応 て柔軟に対応すること 大

(29)

5

参考 家計相談支援の実践的 進め方と実務 <前提と る考え方>

家計相談支援 前提 考え方

○ 人間 自 成長する力を持っている

人間 自分の力 成長した 悩みを解決した する能力を持ち 自分の可能性を自

的に実現していこうとする志向性を持っている

○ 問題を解決するの 相談者本人 ある

本来自分のことを最も く知っているの 相談者自身 あ 問題を解決 るのも

相談者自身 ある と わけ家計という生活そのものに関わる極めてセンシテ ブ

課題 相談者の理解を促し 解決に向けた意欲につ い いくこと 重要 ある

家計相談支援 基本姿勢

○ 生活のす ての結果 家計に集約さ る そのため 家計相談支援 極めてセンシテ

ブ 家庭の事情を聴 家計という側面 相談に来た人。相談者)の問題に接近してい

くことに る

○ した って 家計相談支援 相談者の家計管理を側面 支援する け 不十分

多重・過剰債務 苦し 相談者や生活困窮状態 の脱皮を願う相談者のトータル 生

活再生への 組みを支援する姿勢を持って臨 必要 ある

○ 家計の問題を解決する主体 相談者 ある 相談者主体 を明確にして 家計相談支

援員 相談者を否定し い態度 相談を受け め 傾聴する

○ 家計 相談者一人ひと の家計再生へ向けた 続した意思と努力に って再生してい

くの 相談者の 自己決定と自立支援 を相談の基本に据える 相談支援員 相談者

自身 家計状況を理解 る うに相談を進め 相談者自身に る生活の見直しを援助

し 相談者の自己決定に る家計再生を支援していく

○ 相談支援員 相談者一人ひと の生活に 応した解決 る うに 事前相談や予備

調査にも力を入 家計再生のための選択肢を広 ておく 債務整理のための解決策

自己破産 個人再生 特定調停 任意整理 の法的救済を最優 活用し 法テラス

を めとする弁護士・司法書士事務所 にも同行相談を行う

○ 同行相談や貸付けのあっせ さ に他団体への相談をつ い あとも 家計再生 軌

道に乗るま 必要に応 て相談者に寄 添い サポートする

○ 家計相談支援員 家計や借金をめ って相談者 孤立し い うに 社会資源をネッ

トワーク化して活用するとともに 相談者 家族や友人関係の改善に 組 場合

そ を支援する

○ 生活に関する多様 問題について 家計相談支援員 け 対応するの く 相談

者への 寧 カウンセ ン を中心に 他の支援機関と連携して 解決の方向を探る

具体的に Vや児童虐待 依存症 婚問題 の課題 ある場合に 自立相談支

援機関につ 連携して解決策を探す

(30)

6

具体的

実施方法

留意点

○ 家計相談支援事業の具体的 実施方法と留意点 以 に示すとお ある 併せて別添

の様式や記入要領についても理解さ たい

把握ヷアウトリヸチ

基本的 考え方

○ 生活困窮者自立支援制度 期に生活困窮者を把握し 抱えている課題 深刻に

る前に課題解決を図ることをその理念の一つとしている

○ 基本的に 生活困窮者の把握 自立相談支援機関の役割 あ 自立相談支援機関との

連携体制を確保すること 重要 ある また 家計相談支援機関においても 多重・過重

債務の相談 や税の保険料等の支払窓口 貸付を行っている機関とのネットワークを構築

し そ に 支援を必要とする人を把握すること 考え る この う 場合 自立

相談支援機関とも連携し 積極的 アウト ーチを行うこと 大 ある

把握ヷアウトリヸチ 方法

○ 自立相談支援機関とも連携し 支援を必要とする人への周知 行政の広報やチラシ ポス

ター を図ること 重要 ある 特に こ 周知を通 て電話 の相談を受けた

に 面談や必要 支援につ る う 寧 対応を心 けること 重要 ある

○ 家計に関する問題 相談すること自体に大 ため いを感 る場合 想定さ る そ

のため 家計相談支援事業の周知や理解を広める観点 も 家計管理に関する ループ

単位 の講習会の実施や 出張相談 も 支援を必要とする人を把握するうえ 大い

(31)

7

相談受付

インテヸク

基本的 考え方

○ 本人との最初の面談・電話 今後の信頼関係を構築するうえ 大 機会 あ 家計

再生に向けた支援を進めていくうえ 重要 時機と る

○ 相談者自身の力 家計の再生 そして生活の再生に向 って進 いける うにするため

に 相談の受付時の対応 極めて重要 ある 相談者との信頼関係を構築し その意欲

を引 出し 相談者の気持ちの変化を把握し 相談支援を展開する必要 ある

○ 相談受付の に 家計相談支援事業に関わる相談 他の機関につ る相談 もし

く 情報等を提供することに 自分 解決 る相談 を 断する

相談受付 基本姿勢

○ 家計に関する問題を抱える相談者の多く 生活の困窮状態を めのうち 自分一人

解決し うとあ ゆる手段を使い試行錯誤するものの 最終的に 生活 立ち行 く

自分 け 解決 く ってしまうこと 想定さ る した って 相談に訪 る

こと 非常に勇気のいること あ 来所者 不本意 思いや惨め 気持ちを抱いてい

ることも予想さ る また 相談機関や家計相談支援員への不安や恐 を少 持っ

ていることも考え る この う 本人の心情を察し 寧に対応すること 求め

る 特に借金に関する問題を相談することにため いを感 る場合 多く 生活している

地域の相談窓口に行くこと 避けたいと感 ている相談者もいることを理解する必要

ある

○ 相談受付 ま 相談者の話を く聞いて受け めること 傾聴 と 不安を解消し

信頼関係の構築を目指すこと ラポールの形成 何 も大 ある 相談受付 適

に進 う 家計相談支援機関において 特に初回の相談の対応方法への配慮 重要

ある 例え 電話や来所時の応対 相談室の環境への配慮等 考え る

○ 寧 聞 的確 アセスメントにもつ るもの ある 生活困窮者 相談に来

ると 最初の訴え お金 借 い といった単純 もの あることも考え

る し し自立に向けた包括的 支援につ るため 寧 状況確認に って 真の

(32)

8 相談受付時の具体的 留意点

○ 相談者 言おうとしていることの意味を聴く

話す事柄の背後にある気持ちを受け め 寄 添って相談を進める

○ 家計相談支援員の価値 断 聴 い

家計相談支援員の思い込みや価値観 相談者の話を受け め い

相談者 大事にしたいと思っていることを聞 出す うに進める

結論を急 い

家計相談支援員 る け く解決してあ たいあま 決めつけた

指導的 態度に ること ある ま い聴 手と る う配慮する

○ 無知の姿勢 聴く

聴 せても う姿勢 っく と聴こうとすること 必要

正しく理解している う を確認する

相談者の困 とや願っていることの 心 明 に った 家計相談支援員

正しく理解 ているの 言葉 言い表し 相談者に確認する

○ 相談者の全体の様子に気を配る

相談者の話 言葉 け く 全体の様子に心を配 理解する 目や手の動 や

声の調子 表情 息遣い 姿勢 相談の中 相談者 今 の うに感 ている を知

る手 に る

○ 自分に気 く

家計相談支援員 相談の中 の自分の心の状態を意識しておく

相談者の話を聞いて動揺した 発した 同調した 防衛的に ってい い 等 自

分自身の気持ちに気 くこと 重要 こ 以上相談者の話を聴くこと 難しいと感 た

ほ の家計相談支援員に助けを求めた 面談を一時中断する の心のゆと を持つ

(33)

9

相談受付ヷ申込票 記入

○ 利用申込の 相談者に 相談受付・申込票 に記入しても う 相談者 相談支

援機関に来所する に 不安 気持ちを抱えていること 予想さ る このため 本人

を相談室に案内した後 す に面談を始めるの く 本人 気持ちを落ち着 せるた

めの時間を意図的に作ること 大 ある 例え 相談受付・申込票を活用し 本人に

相談受付・申込票の中 書ける部分 けゆっく 書いてく さい と伝え 相談支援

員 部屋 出し 本人 一人 落ち着いた気持ち 記入する時間を作ることも効果的

ある 記入している間に 少し つ本人の気持ち 落ち着 相談室の雰 気にも慣

てくること ると考え る

もし 本人 相談受付・申込票に記入 い場合や 本人 進 記入し うとし い

項目 無理強いせ に 相談支援員 記入を手伝った 代行した することも考え

○ 家計相談支援機関 相談を受け付けた場合 相談申込 自立相談支援機関への相談申

し込みを兼 るもの ある

○ 同意欄の署 の に 個人情報の利用目的や 扱い等や生活困窮者自立支援制度や家

計相談支援事業の概要を説明し 今後の一般的 支援の流 や進め方について理解しても

ったうえ 本人に署 をしても う

○ 同意欄について 本人の様子に応 た対応方法をとる必要 ある 例え 本人 同意

欄への署 に消極的 ある場合に その要因や背景を理解することを心 け 対応

し 不安 状況の中 来所した本人の気持ちに配慮すること 大 ある

緊急的 支援 提供

○ 家計相談支援事業において 来所者の多く 自 現状を打開し うと努力した結果 課

題 さ に深刻化してしまい相談に至る場合 多い このため 当 の生活費の確保に緊

急を要することもある 本人の緊急度に応 た 迅速 つ柔軟 対応 必要 ある

○ 具体的に 当 の生活費 った 滞納等 原因 急に住まいを出 け

い場合に 状況に応 て生活保護の担当窓口につ い 自立相談支援機関につ

い 一時生活支援事業 や 住居確保給付金 の利用を検討した 貸付け 利用

る場合に 貸付機関につ い 緊急的 資金の活用を検討するといった対応 必要 あ

(34)

アセスメント

基本的 考え方

○ アセスメントと 本人の家計 現在置 ている家計の状況や環境 生活困窮に った

背景・要因を分析し その中 対応す 課題を適 に捉えていくことをいう

○ お 相談者の課題 基本的に複合的 あること 原則として自立相談支援機関につ

ことと る もち 家計相談支援事業においても 家計に関わる課題 け く

生活全体の課題も把握する視点を持つ うにし け い

○ アセスメント 相談支援を進めるうえ 極めて重要 段 あ 本人と相談支援員 信

頼関係を構築し 本人 設定した目標に向けて意欲を喚起していく時機と る

相談時家計表 作成

○ 相談時家計表 本人の世帯の家計収支の状況を1ヵ月単位 具体的に把握し 生活の状

況とお金の動 を目に見える形 示すもの ある 家計表を活用し 収支や滞納 債務等

を見える形 示してい 家計の見直しの方向性を検討していく

○ 家計相談支援員 家計表の作成という共同作業を通して 相談者の生活を理解していく

もの ある そして ひと月の収入と支出のバランスや 家計を圧迫している原因 生活

費の実態等の家計の状態を客観的に理解する この う 過程を通して 相談者 家計改

善の必要性を認識していくことと る

○ アセスメント段 本人 の聴 け く 必要に応 て明細書や通帳等も

確認し 家計表を作成していく

○ 家計表の作成 家計相談支援員 本人に生活の様子を聞 記入していく 本人

自 の家計を把握 ている場合に 自分 記入しても うことも考え る

インテヸクヷアセスメントシヸト 役割 活用

○ アセスメントにおいて 把握す 情報 収入支出の詳細 就労状況 家族の課題等

について抜け漏 い うにすること 支援にあた 複数の人 関わる中 情報の共

円滑に行わ る うにすること を目的として所定のインテーク・アセスメントシー

トを活用する

○ インテーク・アセスメントシートの内容をす て確認して シートの項目を網羅的に埋め

ることを目的化して い 家計再生プランを策定するにあた 相談支援員 必要

と考える内容を確認していくこと 大 ある このシート 情報収集を行うために

相談支援員 主体的に用いるもの あ こ に縛 てしまうこと い う留意し

(35)

1

関連機関 連携

○ 本人の家計を 期に立て直すために 必要に応 具体的 つ効果的 支援へと的確に

つ こと 重要 ある した って 実 に 情報収集と並行して関係機関と支援の

利用可能性を調整した 例 貸付けの利用可能性の事前検討 減免制度等の利用可能性

の事前検討等 家計相談支援員と自立相談支援員と そ の支援計画の内容等につ

いて検討すること 必要と る

○ 特に貸付けをあっせ する場合 相談者の家計の状況を詳細に把握する必要 ある

こと 相談者の自宅を訪問した 職場の所在地を確認した といった事実関係の確認

も必要 ある

○ この う 場合 相談者の相談内容や個人情報を適 に 扱わ け い 事前

に本人 同意を得たうえ 支援に必要 範 において 関連機関と情報を共 するこ

と 大 こと ある 情報の共 業務遂行を円滑にした 適 支援を提供する

ことに資するといえる した って 家計相談支援員に この う 調整を実施 る

う ネットワーク 地域の関係機関のキーパーソンとの人間関係等 を構築しておくこ

(36)

家計再生プラン

家計支援計画

策定

基本的 考え方

○ 家計再生プランと アセスメントの結果に基 家計再生の観点 解決す 課題

や 本人の目指す姿 目標 や 支援の内容についてまとめたもの ある プラン 本

人の主体性を基本として 本人と相談支援員 協働 作成するものと る

○ 相談者の中に 家計に関して緊急的 支援を必要としてお アセスメントに長い時間

を けている余裕 い人もいると考え る

○ した って ま 相談者の家計の状況を概括的に把握し 必要と考え る支援内容を

盛 込 策定し 支援を開始して さ に詳細に家計の実態を把握したうえ 計画

の妥当性を評価し必要に応 て家計再生プランを見直していく必要 ある

家計再生プラン(家計支援計画) 策定

○ アセスメントの結果を踏まえて相談者の意向と真に解決す 課題を整理し 生活を 期

に再生させるための家計再生プランを策定し提案する 家計再生プラン 税や年金の

分納 び減免といった制度の利用 家族等 の支援の調整 貸付けのあっせ 債務整

理等の具体的 支援内容の提案 を行うの もち のこと 家計再生の具体的 道筋

を共 するために 家計計画表 と キャッシュフロー表 の作成も必要と る

○ 家計再生プランの期間 相談者の状況に って様々 あると想定さ る 原則 支援期

間を1年間としたうえ 相談者の家計にとって影響 大 いライフイベント 例 転居

就職・ 職 子 もの進学等 を目標に据えて 支援計画を組み立てていく 生活困窮状

態にある相談者にとって ライフイベントを乗 ること 生活の再生にとって非常に

重要 ある

○ 生活困窮者自立支援制度に基 く支援 相談者と支援機関との合意に基 いて実施さ

るもの ある こ 生活困窮者自立支援制度の基本理念 ある 参加と自立 自己決

定 を担保するためのもの あ 支援者本位の支援 く 相談者自身の意思に寄

添った支援を実施し うとするもの ある こ 家計相談支援事業も同様 あ 本人

とともに 解決したい課題を整理して 何を目標に の う 家計再生を目指していく

を話し合い 目標に向けた支援の内容と本人 実施することについて盛 込

○ した って 家計相談支援員 単に支援内容を列記した家計再生プランを策定するの

く 面談等を通して把握さ た相談者の意向やその人の個性・強み スト ン ス

等を踏まえて 生活の再生に向けた意欲を引 出しつつ 真に解決す 課題の解決に向

う う 家計再生プランを策定すること 肝要 ある また 家計管理能力を高めるた

め 相談者自 続的に収支を管理した 家計計画表等を作成した する う促すことも

(37)

家計計画表、キャッシュフロヸ表 作成

○ 家計相談支援事業の特徴 家計表やキャッシュフロー表等を活用することに 相談

者の家計を 見える化 し 家計に関する問題をわ やすくした 生活の再生の目標

を具体的に捉えやすくした すること ある

○ 漠然と 借金の返済の見通し つ い と感 ている 実 に う の お金

足 い と感 ている 具体的にいく い足 いの 収入 足 い と感

ている 具体的にいく いの収入 あ 生活 再生 るの といった悩みに

応えていくこと 家計相談支援事業の特徴 ある

○ こうした点を踏まえて具体的 家計計画表 や キャッシュフロー表 を含 家計

再生プラン を策定し その内容を説明・提案して 家計の現状や見通しを具体的に示し

相談者自身の家計に対する理解を深め 本人 自 家計管理をしていく能力を身

に付けさせること 重要と る

○ 家計に関する問題の背景に 極めて多様 課題 存在する 特に 滞納や債務の状況

相談者もあま 話した いこと 最初 相談者の家計の状況を完璧に把握

(38)

支援調整会議

開催

支援決定

支援調整会議 役割

○ 支援調整会議の役割 自立相談支援機関お び家計相談支援機関の策定したプラン。案)

本人の課題解決と目標の実現に向けて適 ある 否 を 合議体形式 検討し 断す

るもの ある このほ に プランに関する支援方針 支援内容 役割分担について共通

認識を醸成した 個々のプランを通して社会資源の不足や課題を把握し 社会資源の開

発に向けた 組みを検討することも役割として位置 け る

○ 支援調整会議という形式をと に 所内 開催さ るケース会議や関係機関との連絡・

相談等 必要に応 て行わ るもの あるため そ と 別して行う必要 ある

○ 支援調整会議において 限 た時間の中 具体的 方策や 組み方法を示していく

こと 困難 あると思わ る した って 新たに協議会を設けた 既存の協議の場を

活用する して 地域課題の解決と社会資源の創出に向けて積極的に 組 いくこ

と 望ま る

自治体 支援決定

○ 家計相談支援機関において家計管理に関する 続的 支援 必要 場合に 自立相談支

援機関につ 支援調整会議 検討さ 行政 支援決定 を行う

○ 一方 現状の把握や 他機関へのつ 情報提供のみ 支援 終了する場合に 支

援調整会議 の検討や 支援決定 を行う必要 い

○ また 相談者の状況に 緊急の支援 必要 場合に こ の支援プロセスに捉わ

(39)

5

支援

提供

基本的 考え方

○ 生活困窮者自立支援制度 自立相談支援機関 調整役・司 塔と 本人の状況に

応 た支援をチームに 提供する

○ 家計相談支援機関において 家計再生プランに基 支援を実施するとともに 支援の

実施状況 本人の状況等を定期的に自立相談支援機関に報告し 他の支援の実施状況

の情報も共 すること 必要 ある

○ 一方 支援を提供するうえ 家計相談支援機関 け 対応 難しい状況に直面した場

合に その状況をチーム 共 し 家計相談支援員 一人 抱え込 こと く 自立相

談支援機関を中心に必要 調整を図 、適 支援につ ること 必要 ある

家計相談支援機関 支援

○ 家計相談支援機関 行わ る支援 以 のとお ある

ア 家計管理に関する支援

イ 滞納 家賃 税金 公共料金 の解消や各種給付制度等の利用に向けた支援

ウ 債務整理に関する支援 多重債務者相談窓口との連携等

エ 貸付けのあっせ

○ お 家計管理に関する支援以外 相談受付やアセスメントを実施する段 す に

支援に着手すること 必要 場合も考え る 生活困窮者自立支援制度の理念 もある

期支援 の観点 も こうした支援の実施 必要といえる

ア 家計管理 関 支援

○ 家計相談支援事業の支援 最も重要 こと 相談者とともに家計の現状を見つめ 相談

者自 家計を管理し う という意欲を持つこと ある そのうえ 家計再生プラ

ンや家計計画表 キャッシュフロー表に基 家計を相談者自 管理 る う支援

していく

○ 具体的に 家計再生プラン等の策定後においても 計画 お 家計収支 改善している

相談者とともに家計表を定期的に確認し 改善の状況 を振 返る この時に重要

こと 計画 お に行 い場合 あっても本人 その原因に気 諦め い 家計

を管理する意欲を持続 る うに支援をしていくこと ある

○ 定期面談 毎月 あるい 2~ ヵ月 と 相談者の状況等に応 て個別に設定す

ることと る 相談者に って 支出費目の支払 別に出納管理の支援をした 買

い物の同行支援 必要 ケース 状況に応 た 寧 支援 必要 場合も想定さ

○ 家計相談支援機関に る支援 1年間を基本として実施していく 相談者のライフイ

図表 生活困窮者 自立支援制度 度に る包括 括的 支援
図表 11  自 自立相談支援 援事業と家計 計相談支援事業の連携 携

参照

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実施を発表し,2015年度より本格実施となった(厚生 労働省,2017).この事業は, 「母子保健相談支援事業」

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