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L- J Characteristics of OLEDs

V- 278 3.Siluria Technologies社

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4.Stanford 大学 US-Asia Technology Management Center

 訪問日時:2012年8月14日(火)

 概要:US-Asia Technology Management Center は 1992 年 US-Japan Technology Management Center として設立され、実学的な考え方を重視する国際的な視点に たった技術経営提供することを目的としている。当初は日本の半導体を中心に、

自動車、電機産業を中心にベンチマーク、その後台湾、韓国、中国、シンガポー ル等の台頭により US-Asia と改名。CIS(Center for Integrated Systems)と密接 な関係を持つ。

 結果:一部プレゼンを聞きながらディスカッション

 スタートアップの一般論

 スタートアップの成功には Distinctive Performance/Price が必要。

売りとなる特長は何か、はっきりさせる

 米国、特に Silicon Valley でのもう一つの視点として、Green Tech が ある。これは提供するモノやサービスを対象とするだけでなく、製造 プロセスについても求められる、あるいは PR できる。

1. 大きな成長が見込めないとベンチャーとして成立することは難しい

 大手企業との連携についてのコメント

 スタートアップが大手企業のサプライチェーンに組み込まれるビジネ スモデルは、VC からみると企業として活動の自由度・自主性が失われ ることと捉えられる

 大手企業は一般的に対応が遅い。Yes/No をいわずに時間だけを引き延 ばされるケースが多く、機会損失につながるリスクがある

 スタートアップの形態について

 材料開発、製造、販売を行うのか、IP のライセンシングを狙うのかど ちらかで進め方が大きく異なる

 IP ライセンシングであれば、全ての IP をコントロールできること(全 ての IP をスタートアップに権利移転・集中させることが必要)

 米国で起業する際に重要なのは、メインの顧客が米国内にいるかどう かが重要

 例えば、Apple の QCD(Quality, Cost, Delivery)に関する要求は厳し い。スタートアップが対応する困難が伴う。

 スタートアップに求められるもの

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 スタートアップには速いペースが求められる。そのために技術を早く 市場に送るためのビジネス開発(Business Development)が重要。ビ ジネス開発はその難しさと重要性をちゃんと理解し、推進できる人材 の確保がキー。良い人材は、技術のポイントをわかりやすく、ポイン トをつかんで PR し、市場を提案し、顧客を開拓できる

 日本の企業は新規市場をつくれていない。いい技術だけではダメ、い い技術をうまく説明できる能力=Business Development に欠ける。

 Steve Jobs は我々に常に新しい価値を提案した。最近話題の Xfinity も(VOD の)新しい世界を提案している。

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(1B)-3-2 2012年秋季第73回応用物理学会における研究動向調査

愛媛大学、松山大学で行われた第 73 回応用物理学会に参加し、BEANS の研究 成果として有機薄膜太陽電池に関するポスター講演を行い、研究動向調査を行っ た。

(1B)-3-2-1 調査内容の概要

[出張期間]

2012年9月11日(火)~9月13日(金)

[2012年第73回秋季応用物理学会]

・会期:2012年9月11日(火)~9月14日(金)

・会場:愛媛大学、松山大学.

(1B)-3-2-2 ポスター発表内容

・発表日:2012年9月12日(水)

概要

Highly efficient bulk heterojunction photovoltaic cells based on C70/donor molecule 近年、有機小分子やポリマーを使用した有機薄膜太陽電池の開発が活発に行わ れており、実用化に向けて、その光電変換効率は単セルでは 10%程度が指標であ ると言われている。ポリマー系の有機薄膜太陽電池では、光電変換効率 7%が報 告されているものの、有機小分子を用いた有機薄膜太陽電池では、光電変換効率 が5%程度のものにとどまっている。有機薄膜太陽電池の効率とVocを向上させる ことを目的として、バルクヘテロ型構造でドナー性分子の混合比率を 5%と極端 に低くしたものを作製し、アクセプター性分子として C70 を使用して評価を行っ た。

(1B)-3-2-3 学会の様子及び所感

高効率化を目指す太陽電池の講演は、先の震災の影響もあってか、エネルギー ソースとしての注目と、日本では色素増感太陽電池が浸透していたため、太陽電 池に対する興味の下地があるため、興味を持って聞いてもらうことができた。タ ンデムセルを使用した太陽電池で、より高効率なものが既に発表されているので、

効率について効いてくる人が多かったが、単セルであるということを説明するこ とで、効率向上のインパクトを説明した。

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