前のバージョンの「Keynote」を使用しているユーザがスライドショーを見ることができるよう に、スライドショーを「iWork’05/’06」のフォーマットで書き出すことができます。スマートビ ルド、スライドショーの記録など、「iWork ’08」の新機能は、旧バージョンでプレゼンテーショ ンを開いたとき、変換されないことがあります。オーディオやムービーファイルなどのほかの要 素は同じように機能します。
「iWork’05/’06」のフォーマットで表示できるようにプレゼンテーションを保存するには:
1 書き出すスライドショーを開きます。
2「ファイル」>「別名で保存」と選択します。
3 ファイルの名前を入力し、場所を選択します。
4「別名で保存」を選択し、「iWork’05」または「iWork’06」を選択します。
このオプションが表示されていない場合は、「別名で保存」フィールドの右側にある開閉用三角 ボタンをクリックします。
186 第9章 スライドショーを表示する/プリントする/書き出す
5 オーディオおよびムービーファイルを含めずに書き出すには、「詳細オプション」をクリックし て、「オーディオとムービーを書類にコピー」の選択を解除します(このオプションはデフォル トで選択されています)。
6「保存」をクリックします。
10
187
10
独自のマスタースライドとテーマを デザインする
この章では、イメージ、オブジェクトその他のデフォルト属性を変更 する方法、独自のマスタースライドやテーマを作成する方法について 説明します。
この章の内容は、前章までに紹介した「Keynote」の書類作成機能やフォーマット設定機能につ いて、ユーザがある程度使い慣れていることを前提にしています。
マスタースライドとテーマをデザインする
「Keynote」に用意されているテーマは、マスタースライドの集合で、各種のレイアウト、背景、
グラフ、表、およびテキスト属性があらかじめ定義されています。これらの属性を修正して、独 自のマスタースライドやテーマを作成できます。マスタースライドを修正すると、このマスター を基にした書類中のスライドすべてに反映されます。
新規にテーマを作成するには、次の2通りの方法があります:
 マスタースライドを修正し、新規テーマとして書類を保存する。
 空白のマスタースライドを残してすべてのマスタースライドを削除し、新たに最初から一連の マスタースライドを作成して、新規テーマとして書類を保存する。
マスタースライドの以下の属性をカスタマイズできます。
 タイトルおよび本文テキストのデフォルト位置
 背景のグラフィックス  デフォルトのフォント  デフォルトの箇条書きスタイル
 グラフ、表、図形などのデフォルト位置(オブジェクトのプレースホルダ)
 描画されたオブジェクトの塗りつぶしや線種  グラフのスタイル
 スライドのトランジションスタイル
 配置ガイドの位置
188 第10章 独自のマスタースライドとテーマをデザインする
マスタースライドの各種ツールを使う
「マスタースライド」ナビゲータ、「マスタースライド」インスペクタを使ってマスタースライド を操作します。
マスタースライドの各種ツールを使用するには:
1「マスタースライド」ナビゲータを、ツールバーの「表示」をクリックし、「マスタースライドを 表示」を選択して開きます。
2「マスタースライド」ナビゲータで、マスタースライドを選択します。
マスタースライドの選択方法について詳しくは、190 ページの「カスタマイズするマスタースラ イドを選択する」を参照してください。
3 ツールバーの「インスペクタ」をクリックして、「スライドインスペクタ」ボタンをクリックし ます。
4 レイアウトや背景属性を変更するには、「アピアランス」をクリックします。
詳細については、191 ページの「マスタースライドのレイアウトをカスタマイズする」を参照し てください。
5 マスタースライド間のトランジションを追加または修正するには、「トランジション」をクリッ クします。
表、グラフ、Web表示、
読み込んだグラフィックスを 表示する場所を作成します。
タイトルボックス、
本文テキストボックスを マスタースライドに
配置します。 選択すると、スライド上の
オブジェクトをマスター上の オブジェクトに差し込める ようになります。
オーディオファイル、
ビデオファイル、イメージ ファイルをほかのメディア プレースホルダにします。
テキストや図形を選択し、
プレースホルダを定義する こともできます。
背景色またはイメージを 選択します。
第10章 独自のマスタースライドとテーマをデザインする 189
詳細については、196 ページの「デフォルトのトランジションを定義する」を参照してください。
マスタースライドをプレビュー表示する
マスタースライドの設定中、通常のスライドに変更を加えてみて、新しいレイアウトがどのよう に見えるかを確認することができます。「テスト」スライドとマスタースライドを交互に切り替 えながら確認することにより、線を長くする/短くする、多重のインデントレベルを追加するな どの微調整ができます。テキストが入った状態でスライドを見てみると、タブの位置、行間隔な どの調整に役立ちます。
マスタースライドをテストするには:
1 スライドナビゲータでスライドを選択し、ツールバーの「新規」をクリックするか、Return キー を押します。
2 ツールバーの「マスター」をクリックし、テストしたいマスタースライドを選択して、そのレイ アウトを適用します。
3 テキストやオブジェクトを新しいスライドに追加し、必要に応じてマスタースライドに戻って調 整します。
4 スライド背景を変更するなど、マスタースライドの設定をスライド上で上書き変更した後、マス タースライドの設定に戻したい場合は、テストスライドを選択して「フォーマット」>「スライ ドにマスターを再適用」と選択します。
クリックすると、
トランジションの プレビューが表示されます。
トランジションが 完了するまでの 時間を設定します。
自動的にトランジションが 開始されたとき、再生を 始めるまでの時間を 設定します。
トランジションの 移動方向を設定します。
トランジションを どのように開始するかを 選択します。
トランジションを 選択します。
190 第10章 独自のマスタースライドとテーマをデザインする
カスタマイズするマスタースライドを選択する
新しいマスタースライドをデザインする場合、現在の書類、または読み込んだほかの書類内に組 み込まれている、使用したいデザインとよく似た既存のマスターを元にして開始するのが最も簡 単な方法です。空白のスライドから始めて、最初からマスタースライドを作成することもでき ます。
マスタースライドを複製する
マスタースライドを修正する前に、元の版を今後も書類で使用できるよう、複製を残しておいた 方がよいでしょう。
マスタースライドを複製するには:
1 ツールバーの「表示」をクリックして「マスタースライドを表示」を選択します。
2「マスタースライド」ナビゲータで、複製したいマスタースライドを選択します。
3 次のいずれかの操作を行います:
 ツールバーの「新規」をクリックします。
Â「スライド」>「新規マスタースライド」と選択します。
Â
Returnキーを押します。
Â「編集」>「複製」と選択します。
4 マスタースライドナビゲータで、新しいスライドの名前をダブルクリックし、新しい名前を入力 します。
マスタースライドに変更を施した後、テーマのデフォルト設定に戻すには、スライドを選択して
「フォーマット」>「選択内容にマスターを再適用」と選択します。
スライドやマスタースライドを読み込む
スライドやマスタースライドをほかのKeynote書類から読み込むことができます。
スライドやマスタースライドを読み込むには:
1 読み込みたいスライドが組み込まれているKeynote書類と、その読み込み先である現在の Keynote書類を開きます。
2 次のいずれかの操作を行います:
スライドを読み込むには、ソース書類のスライドナビゲータから、現在の書類のスライドナビ ゲータにドラッグします。スライドとそのマスターが、現在の書類に追加されます。(マスター は、「マスタースライド」ナビゲータの最後のスライドです。)
マスタースライドを読み込むには、ソース書類の「マスタースライド」ナビゲータから、現在の 書類の「マスタースライド」ナビゲータにドラッグします。
第10章 独自のマスタースライドとテーマをデザインする 191
マスタースライドを最初から作成する
必要なマスターによく似たマスタースライドが見つからない場合は、最初から新規に作成するこ とができます。
新しいマスタースライドを作成するには:
m「マスタースライド」ナビゲータで空白のスライドを選択します。
m 使用しているテーマに空白のスライドがない場合は、マスタースライドを選択し、「編集」>「す べてを選択」と選択し、Delete キーを押します。
マスタースライドのレイアウトをカスタマイズする
テキスト、メディア、オブジェクトのプレースホルダを定義する、マスタースライドの背景要素 を変更する、配置ガイドを追加するなど、マスタースライドにカスタマイズを施します。
テキストプレースホルダを定義する
テキストプレースホルダを追加し、そこに記述するテキストのデフォルト属性を定義することが できます。
テキストプレースホルダを定義するには:
1「マスタースライド」ナビゲータで、スライドを選択します(「マスタースライド」ナビゲータを 開くには、ツールバーの「表示」をクリックし、「マスタースライドを表示」を選択します)。
2「マスタースライド」インスペクタを開き、「アピアランス」をクリックします。
3 タイトルプレースホルダとして使うテキストボックスを追加するには「タイトル」を選択します。
4 本文のプレースホルダとして使うテキストボックスを追加するには「本文」を選択します。
テキストボックス内のテキストのデフォルト状態(箇条書き、番号付き、プレーンテキスト)を 設定するには、「テキスト」インスペクタの「箇条書き」パネルを使います。
5 フリーテキストボックスのプレースホルダを追加するには:
a ツールバーの「テキストボックス」をクリックします。
b「マスタースライド」インスペクタで、「テキストプレースホルダとして定義」を選択します
(または「フォーマット」>「詳細」>「テキストプレースホルダとして定義」と選択します)。 また、図形を追加し、それをテキストプレースホルダとして定義することもできます。
6 必要に応じてテキストボックスのサイズを変更し、配置を調整します。
7 プレースホルダのテキストを選択し、必要に応じてフォーマットを設定します。
テキストボックスでは、5レベルまでテキスト属性を定義できます。
メディアプレースホルダを定義する
イメージ、オーディオファイル、ムービーを置くためのプレースホルダを、マスタースライド上 に作ることができます。このマスターを基にしたスライドにイメージなどを追加すると、ファイ ルは自動的に、指定された位置およびサイズのプレースホルダ上に配置されます。