比較演算子は、2つの値を比較し、その結果に応じてTRUEまたはFALSEを返します。
数式で使用できる比較演算子は以下のとおりです(以下の例では、セルA2の値が20、セルB2 の値が2と想定):
m 演算子「=」は、2つの値が等しいときTRUEを返します。
たとえば、「A2=B2」はFALSEになります。
m 演算子「<>」は、2つの値が等しくないときTRUEを返します。
たとえば、「A2<B2」または「A2>B2」はTRUEになります。
m 演算子「>」は、左辺が右辺よりも大きいときはTRUEになります。
たとえば「A2>B2 」はTRUEになります。
m 演算子「<」は、左辺が右辺よりも小さいときTRUEになります。
たとえば、「A2<B2」はFALSEになります。
m 演算子「>=」は、左辺が右辺よりも大きいか等しいときTRUEになります。
たとえば、「A2>=B2」はTRUEになります。
m 演算子「<=」は、左辺が右辺よりも小さいか等しいときTRUEになります。
たとえば、「A2<=B2」はFALSEになります。
文字列は数値よりも大きいものとして扱います。たとえば、「"こんにちは">5」はTRUEにな ります。
TRUE とFALSE は相互に比較できますが、数値や文字列とは比較できません。TRUE >FALSE、 FALSE<TRUEになります。TRUE は1、FALSEは0として比較するためです。「TRUE=1 」は FALSEになります。「TRUE="テキスト"」はFALSEになります。
第7章 表で数式や関数を使う 143
関数を使う
関数とは、SUM 、AVERAGEなどの名前がついた演算で、具体的な演算内容はあらかじめ定義さ れています。数式に指定して、セル値を計算するために使えます。
関数はいくつかの種類に分類できます。利率計算、利回り計算などの会計関数、平均、確率、標 準偏差などの統計関数などです。すべての関数と、これに与える引数の仕様については、Keynote
ヘルプを参照してください。
関数を数式エディタのテキストフィールドに直接入力しても構いませんが、関数ブラウザを使っ て数式中に関数を追加することも可能です。
関数ブラウザを使って関数を入力するには:
1 関数を設定するセルを選択します。
2「挿入」>「関数」と選択します。関数ブラウザが開きます。
3 関数を選択します。
関数は、右側に表示されるリストをスクロールして探しますが、左側に表示される関数のカテゴ リから選択して絞り込む方法もあります。関数名が分かっていれば、右上の検索フィールドに入 力して選択した関数のカテゴリから探すこともできます。
4「挿入」をクリックします。テキストフィールドに関数が挿入されます。
関数名の後に、かっこで囲まれた引数のプレースホルダが1つまたは複数続きます。
5 数式エディタを使って、プレースホルダをセル参照またはその他の値と置き換えます。必要であ ればさらに数式を編集します。
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8
グラフを使う
表のデータを見やすいグラフにすることができます。この章では、
グラフを作成し、そのフォーマットを設定する手順について説明し ます。
「Keynote」には、数値データをグラフで見やすく表現するためのツールが用意されています。ス
プレッドシートからデータをコピー&ペーストするか、「グラフ・データ・エディタ」に直接デー タを入力することで、スライドキャンバス上でグラフを作成および編集できます。デフォルトで は、グラフの外観は、使用するテーマに従って調整されます。
グラフについて
データをグラフ表示することにより、行と列で表示されているデータを見るだけでは分かりにく い、変化の傾向やデータ間の関係がひと目でわかるようにできます。グラフのタイプは、円グラ フ、折れ線グラフ、横棒グラフ、縦棒グラフ、面グラフ、散布図などさまざまな種類の中から選 択できます。ほとんどのグラフは、2次元と3次元の両方で表示できます。
データを入力してグラフで表示するには、「グラフ・データ・エディタ」を使います。149ペー ジの「グラフデータを編集する」を参照してください。「グラフ・データ・エディタ」でデータ を変更すると、グラフにも自動的に反映されます。
たとえば、「地域1」および「地域2」について従業員数を年度別にグラフ表示することを考えて みます。この表は、「地域1」、「地域2」の2つの行について、2007年から2010年の4つの列 から構成されています。
この正方形はそれぞれの データ系列を表す色を 示します。
第8章 グラフを使う 145
このデータをグラフ表示する方法は何通りかあります。同じ棒グラフでも次のようにいろいろと 変化を付けることができます:
Â「地域1」および「地域2」の2007年の従業員数を並べてプロットし、その後に2008年、2009
年、2010 年の分を続けることができます。このグラフは、2つのデータ系列、4つのデータ集 合から構成されます。
「地域1」、「地域2」をデータ系列といいます。各地域のデータの値(データポイント)が横に 並んだ一連の棒で表されます。「2007 」、「2008 」などの各グループをデータ集合といいます。
 年度別ではなく地域別にグループ化して表にすることもできます。この場合は、各年度がデー タ系列、各地域がデータ集合となります。この棒グラフには、それぞれ「地域1」、「地域2」 を表す、2つのグループがあります。
グラフの凡例には2つのデータ系列が 示されています。
データ集合には、各データ系列の データポイント(棒)が1つずつ 含まれます。
4本の棒が1つのデータ系列に 当たります。
この2本の棒が1つの データ系列に当たります。
データ集合には、4つのデータ系列の データポイント(棒)が1つずつ 含まれます。
146 第8章 グラフを使う
この2 種類のグラフは、「グラフ・データ・エディタ」の「グラフにする系列」ボタンで簡単に 切り替えることができます。
データ系列は、グラフのタイプに応じて異なる外観で表されます:
 縦棒グラフおよび横棒グラフは、データ系列を同じ色やテクスチャの棒で表します。
 折れ線グラフは、データ系列を1本の線で表します。
 面グラフは、データ系列を1つの面で表します。
 円グラフは、1 つのデータ集合(各データ系列の最初のデータポイント)のみを表します。つ まり、「グラフ・データ・エディタ」で最初にリストされているデータポイントです。
 散布図は、2つのデータ列を使用して、1つのデータ系列の値をプロットします。それぞれの値 のペアによって、1つのデータポイントの位置が決まります。
グラフを追加する
グラフを追加する方法には、スライドキャンバスに挿入するやり方と、描画するやり方があり ます。
グラフを追加するには、以下の操作を行います:
m ツールバーの「グラフ」をクリックし、ポップアップメニューからグラフのタイプを選択します。
m スライドキャンバスにグラフを描画するには、Option キーを押しながらツールバーの「グラフ」
をクリックし、グラフを選択します。Option キーを放し、マウスポインタをキャンバス上に持っ ていくと、ポインタ形状が十字型になります。そのままキャンバス上をドラッグすると、その動 きに応じたサイズのグラフができます。グラフの縦横比を維持したまま移動したい場合は、Shift
キーを押しながらドラッグしてください。
プレースホルダを含むグラフがスライドに表示され、「グラフ」インスペクタと「グラフ・デー タ・エディタ」が開きます。「グラフ」インスペクタは、最初のグラフのタイプを選び、フォー マットを設定するために使います。「グラフ・データ・エディタ」は、グラフデータの編集に使 います。手順については、147 ページの「最初のグラフのタイプを選択する」、150 ページの「一 般的なグラフに属性を設定する」、156ページの「特定タイプのグラフのフォーマットを設定す る」、および149ページの「グラフデータを編集する」を参照してください。
このボタンを押すと、「グラフ・
データ・ エディタ」のデータ行が データ系列になります。
このボタンを押すと、「グラフ・
データ・エディタ」のデータ列が データ系列になります。
第8章 グラフを使う 147
グラフのタイプを選択する
追加したグラフのタイプを設定または変更します。横棒グラフ、3D 横棒グラフ、折れ線グラフ、
3D折れ線グラフなど、さまざまな種類の中から選択できます。
最初のグラフのタイプを選択する
グラフを最初に追加した時点では、デフォルトのグラフが挿入されます。必要に応じてグラフの タイプを変更してください。
グラフのタイプを指定するには、以下の操作を行います:
m グラフを選択し、ツールバーの「インスペクタ」をクリックし、「グラフインスペクタ」ボタン をクリックして、左上の「グラフ」アイコンをクリックすると現れるポップアップメニューから グラフのタイプを選択します。
m「フォーマット」>「グラフ」>「グラフのタイプ」>「グラフのタイプ」と選択します。
「グラフインスペクタ」
ボタン
ポップアップメニューから グラフのタイプを選択します。
左側が2Dグラフ、 右側が 3Dグラフです。
148 第8章 グラフを使う
グラフのタイプを変更する
グラフのタイプは必要に応じていつでも変更できます。
グラフのタイプを変更するには:
1 グラフを選択します。
2 ツールバーの「インスペクタ」をクリックし、「グラフインスペクタ」ボタンをクリックして、左 上の「グラフ」アイコンをクリックすると現れるポップアップメニューから異なるグラフのタイ プを選択します。
円グラフに変更すると、各データ系列の最初のデータポイントが分割部分(扇形)として表され ます。156 ページの「円グラフ」を参照してください。
散布図に変更すると、グラフの各点に2つの値が必要です。行や列の数が奇数であれば、最後の 行や列のデータは散布図にプロットされません。161ページの「散布図」を参照してください。
縦棒グラフ、横棒グラフ、面グラフ、または折れ線グラフに変更すると、「グラフ・データ・エ ディタ」の行または列が、新しいグラフのデータ系列として使用されます。
3D バージョンのグラフに変更すると、「グラフ」インスペクタでオブジェクトの奥行き、ライト のスタイルなどを制御できるようになります。161 ページの「3D グラフ」を参照してください。
タイプを変更する前にグラフに設定したフォーマットが、変更後にもそのまま適用されるとは限 りません。たとえば、棒(棒グラフの場合)、分割部分(円グラフの場合)などのカラー塗りつ ぶし属性は、グラフのタイプごとにデフォルト値が異なります。縦棒の塗りつぶしの色を変えた 後、グラフのタイプを横棒グラフに変更すると、色の設定は解除されてしまいます。
 グラフのタイプを変更したときに設定が変わってしまう属性としては、値ラベルの表示の有 無、ラベルの位置、テキストスタイル、データ系列の線、影、塗りつぶし、データポイントの 記号や塗りつぶしなどがあります。
 横棒グラフ/縦棒グラフおよび積み重ね横棒グラフ/縦棒グラフでは、ラベルの位置を除き属 性は共有されます。横棒グラフ/縦棒グラフでは、異なる塗りつぶし色も指定できます。
Â
3Dグラフの影に関する属性は、グラフのタイプ全体で共有されます。
グラフのタイプを変更したとき、変更後のグラフにも同じ属性があればそのまま保持されます。
共有される属性には、軸、グリッド、目盛り、軸ラベル、最小値の表示の有無、数値のフォー マット、枠線、回転角、影、3Dのライトのスタイルなどがあります。
属性については、本章でこれ以降さらに詳しく説明します。