ユーザーが定義できるワークスペースのプリファレンスは、Preferencesダイア ログボックス(Tools-Preferencesメニューアイテム)で設定されます。Preferences ダイアログボックスは4つのタブに分けられます。
Options Tab
Editing
Snap to Center
このオプションがチェックされている場合、オブジェクトを移動する際の カーソルの位置は、フリーパッドやビアは中心位置へ、コンポーネントは リファレンスポイント(コンポーネント原点)へ、トラックセグメントは頂 点に移動します。このオプションがオフの場合、カーソル位置はマウスで クリックされた位置のままになります。
Extend Selection
このオプションがチェックされている場合、前のセレクションに追加でき ます。チェックがオフの場合、現在セレクションされているオブジェクト は別のオブジェクトがセレクションされると無効になります。
Remove Duplicate
このオプションがチェックされている場合、出力データの準備中に特別な パスを含みます。このパスは、出力データをチェックし、二重のプリミテ ィブを削除します。ペンプロッタやベクタフォトグラファーのようなベク ターデバイスへの出力時に、このオプションのチェックをオンにしてくだ さい。詳しい説明は、Plot Generation Processの項を参照してください。
Confirm Global Edit
グローバルチェンジで変更されるオブジェクトの数が表示され、グローバ ルチェンジを中止する場合、ここでキャンセルすることができます。
Confirm Global Edit
コンポーネントに接触するトラックをドラッグするかどうかを確認するダ イアログを表示します。
Rotation Step
回転できるオブジェクトを移動する場合など、スペースバーを押すと反時 計方向に設定値だけオブジェクトを回転させることができます。シフトキ ーを押しながらスペースを押すと時計方向に回転できます。
Cursor Type
カーソルを小さな90度、45度のクロスや小さな45度のクロスに変更しま す。
Component Drag
このオプションにより、コンポーネントを移動するときにトラックをどの ように扱うかの設定をします。Enclosed Trackオプションはコンポーネント や接続されたトラックの下を通るトラックを移動します。Connected Tracks オプションは、コンポーネントに接続されたトラックを移動します。
Autopan Style
このオプションがDisable以外に設定されている場合、カーソルがクロスカ ーソルの状態でのオートパン(表示画面の自動切替え)が可能になります。
オートパンには4つのオートパンモードがあります。
Re-Center - ウィンドウの端がカーソルの触れた場所を中心に表示が切り
替わります。また、基板上のカーソル位置が中心になるように表示を切り 替えます。
Fixed Size Jump - Step Sizeで定義されるステップでパンを行います。SHIFT
キーを押しながらパンを実行すると、Shift Step Sizeで定義されるステップ でパンが実行されます。
Shift Accelerate - Step Sizeで定義されるステップでパンを行います。SHIFT
キーを押しながらパニングアップすると、Shift Step Sizeで定義される最大 のステップサイズで実行されます。
Shift Decelerate - Shift Step Sizeで定義されるステップでパンを行います。
SHIFTキーを押しながらパニングダウンすると、Step Sizeで定義される最
小のステップサイズで実行されます。
Step Size
ウィンドウの端にカーソルが接触するたびに、表示がシフトする値を指定 します。数値を現在の単位で入力します。
Shift Step Size
シフトオートパンオプションを使用しているときに、ウィンドウの端にカ ーソルが接触するたびに表示がシフトする値を指定します。数値を現在の 単位で入力します。
PCB
Online DRC
このオプションがチェックされている場合、デザインルールに違反するこ となくオブジェクトがワークスペースに配置されているかどうかを、常時 確認します。デザインルールは Design Rule
ダイアログボックス(Design-Rulesメニューアイテムを選択)で定義されます。
Loop Removal
このオプションがチェックされていると、マニュアル配線中に配線がルー プした場合、自動的にトラックを削除します。(後から配線されたトラック が残ります)
Interactive Routing Mode
Ignore Obstacle - このオプションが選択されている場合、プリミティブをワ
ークスペースの任意の場所に配置できます。ただしOn line DRCがチェッ クされていると、クリアランス違反が警告されます。
Avoid Obstacle - このオプションが選択されている場合、クリアランスのデ
ザインルールに違反しない場所にしかプリミティブを配置することができ ません。この機能を利用すると、すでにオブジェクトが配置されてしまっ ている場合(すでに途中まで設計が進んでいるような場合)にクリアランス 違反を心配しないで配線できます。この機能の使用についての詳細は、デ ザインの配線の項を参照してください。
Display
Convert Special String
.LAYER_NAMEや.PRINT_DATEのようなSpecial Strings(スペシャルストリ ングス)は、出力が生成される場合にもスクリーン上と同様に解釈されます。
スペシャルストリングの使用についての詳細は文字列の項を参照してくだ さい。
Highlight In Full
このオプションがチェックされている場合、セレクションされたオブジェ クトは現在設定されているセレクションカラーで塗り潰し表示されます。
チェックされていない場合、セレクションされたオブジェクトは輪郭のみ を現在設定されているセレクションカラーで表示します。
Use Net Color For Highlight
このオプションがチェックされている場合、セレクションされたオブジェ
クトはそれらに割りつけられたネットのネットカラー(Change Netダイア ログボックスで割りつけられた)でハイライト表示します。Highlight in Full オプションとあわせて使用するのも良い方法です。
Redraw Layers
このオプションがチェックされている場合、レイヤーを切り替えたときに、
切り替えられたカレントレイヤーが最も手前(重ねられて表示されたレイ ヤーの一番上)の状態で画面が表示されます。
⇒ redraw Layerは、ALT+ENDショートカットキーで実行できます。
Single Layer Mode
このオプションがチェックされている場合、カレントレイヤーのみが表示 されます。各レイヤーの出力(プリントアウトやデータ作成)をチェックする 際に使用できます。カレントレイヤーがシグナルレイヤーならば、マルチ レイヤーオブジェクトも表示されます。これらを画面上で確認する場合は
"+"や"-"キーでレイヤーを切り替え、END キーで画面の再描画をしてくだ さい。
Transparent Layers
このオプションがチェックされている場合、設定されたレイヤーカラーは トランスペアレント(透過)表示され、他のレイヤー上のオブジェクトと重な ったオブジェクトについては合成色(例 赤+青=紫)で表示されます。カレン トレイヤーのオブジェクトによって、隠れて見えない他のレイヤーのオブ ジェクトを確認することができます。
Undo/Redo
スタックの大きさを設定して、どのくらい前の操作までアンドゥできるか を指定します。スタックの大きさを0にすると、アンドゥスタックは0に なります。
Draw Order
アドバンスト PCB によりレイヤーが再描画される順番をコントロールで きます。Draw Orderボタンを押して、Layer Drawing Orderダイアログボッ クスをポップアップ表示してください。レイヤーが一覧にあらわれる順番 に再描画されます。一覧の最初のレイヤーは、スクリーン上で一番上にあ らわれるレイヤーです。
Show/Hide Tab
Diplay Mode
ディスプレイモードを使用して、デザインオブジェクトがどのようにスク リーン上に表示されるかを設定します。モードには、それぞれのオブジェ クトが塗りつぶし表示されるFinalと、オブジェクトの輪郭のみが表示され
るDraft、オブジェクトを表示させない Hiddenがあります。設定方法とし
ては、各オブジェクトに対してそれぞれ表示モードを選択するか、All Final、
All Draft、All Hiddenボタンを使用すればすべてを同時に切り替えることが
できます。
Draft Thresholds
ここで設定された値より幅の狭いトラックは一本の細い線で表示されます。
また、幅の広いトラックについては、輪郭が表示されます。(Draftモード で表示される場合)
現在のズームレベルで文字が設定された値よりも多くのピクセルで表示さ れる場合、文字列として表示されます。また、少ないピクセルで表示され る場合、アウトラインボックスに置き換えられます。これらのスレショル ドは必要に応じて変更できます。
Other
パッド番号やネット名、原点マーカーを表示します。パッド番号とネット 名はズームレベルが下がる(ズームアウトしていく)と表示されなくなりま す。
Default Primitives
各デザインオブジェクトの属性や設定についての詳細は、Design Objectsの項 を参照してください。
Colors
すべてのワークスペースカラーは、プリファレンスダイアログボックスのカラ ータブで設定することができます。
レイヤーカラーを設定するには:
1. カラーセレクタダイアログをオープンするために、レイヤーネーム付近の カラーボックスをクリックします。
現在レイヤーにアサインされ ている色が、RGBバリューカ ラーパネルに表示されます。
ソリッドカラーの部分(左 の 箱)には、最も目的の色に近い ソリッドカラーが表示されま す(目的の色は、2色のソリッ ドカラーによって合成ざれま す)。使用中のグラフィックカ ードと表示タイプに合わせ、
224 種のソリッドカラー及び
その合成によって、目的の色に設定可能です。
色は、カラーリスト又はカスタムカラーから選択することができます。
2. 一回のクリックで、カラーリストから色を選択することができます。カス タムカラーの中から選択するには、選択したい色をクリックしてから、Get
Colorボタンを押してください。
⇒ Red、Green、Blueを調整することによって、新しい色をクリエイトするこ
とができます。クリエイトされた色(又は、カラーリストから選択した色) をカスタムカラーパレットに追加するには、パレットの指定した枠をクリ ックしてから、Set Colorボタンを押します。
3. OKをクリックして、設定を確定します。