4 データベース接続の設定
5.3 サーバの配置
5.3.4 Web
Webの設定では、Appeon により Web 化されたアプリケーションに必要な次の6 つ の重要な機能の設定を行います。図 5-7 を参照してください。
データファイルの格納場所(一時ファイルのパス)
PDFプリント機能に使用するプリンタ名(PDFプリント)
セッションのタイムアウト(セッションタイムアウト)
トランザクションのタイムアウト(トランザクションタイムアウト)
ファイルダウンロードのタイムアウト(ダウンロードタイムアウト)
メッセージ受け取りのタイムアウト(受信タイムアウト)
これらの設定の変更後は、[保存]ボタンをクリックしてください。
図 5-7:Web ツール
5.3.4.a 一時ファイルのパス
一時データ ファイルと一時ファイルのパス
Web アプリケーションで SaveAs または PDF プリントを実行するとAppeon Server 内 で一時データファイルが生成されます。
一時データファイルを格納するために Appeon Server は dwfile、imagefile および
reportfile の 3 つの一時フォルダを作成します。これらのフォルダ
は %JAGUAR%\html ディレクトリ内またはそのディレクトリのフォルダ内に配置す
ることができます。そのディレクトリのフォルダ内にデータファイルを置くには、
[一時ファイルのパス]フィールドにフォルダの名前を指定してください。
フォルダ名には既存フォルダまたは新たなフォルダを指定できます。一時ファイル のパスの先頭にはスラッシュ“/”を指定しなければなりません。新たなフォルダを 指定した場合、Appeon Server は %JAGUAR%\html ディレクトリ内に新たなフォル ダを作成し、異なる型のファイルを格納するために dwfile、imagefile および
reportfile という 3 つの一時フォルダを作成します。たとえば、一時ファイルのパス
を“/tempfiles”と設定すると、一時データファイル
は %JAGUAR%\html\tempfiles\dwfile、%JAGUAR%\html\tempfiles\imagefile と %JAGUAR%\html\tempfiles\reportfile ディレクトリ内に保存されます。
複数のAppeon Serverでデータの検索
Appeon を EAServer クラスタにインストールする場合、各EAServerのインストレー ションパスは、すべての EAServer が同じ一時データファイルパスを使用できるよ うに、同じである必要があります。
Appeon Server が EAServer クラスタの場合、Web サーバはアプリケーションからの リクエストをクラスタにある EAServer へリダイレクトする責任があります。1 つの セッション内では、Web サーバは1つの EAServer とのみ通信を行います。セッシ ョン内で生成されたすべてのデータファイルはそのEAServer のデータファイルパ スへ格納されます。
5.3.4.b PDF プリント
デフォルトでは、AEM で指定されたプリンタ名は“Appeon PDFPrinter”です。
AEM で指定されたプリンタ名は、Appeon PDFPrinter インストレーションプログラ ムにより、Appeon Server のプリンタリストに追加された PDFPrinter の名前と同じで ある必要があります。この二つの名前が一致しない時には、PDFPrinter は動作しま
せん。そのため、Appeon Server で PDFPrinter の名前を変更した時には、この[PDF プリント]グループボックスのプリンタ名も変更してください。
5.3.4.c セッション タイムアウト
セッションは、サーバからWeb アプリケーションをロードするためにリクエストを サーバへ送るときに開始され、アプリケーションを終了するか、またはセッション タイムアウトになるまでリクエストをサーバへ送らなかったときに終了します。
デフォルトでは、セッションタイムアウトは 3600 秒です。
セッションタイムアウト値の変更によって、タイムアウト間隔を変更するこ とができます。セッションタイムアウト値を“0”に設定すると、セッショ ンタイムアウトを無効にすることができます。しかし、AEM のアクティブ セッション機能を使用して手動で古いセッションを削除しないと、システム リソースを徐々に消耗してしまう危険性がありますので推奨できません。
クライアント側では、セッションタイムアウトになると、次のページが表示されま す。
図 5-8:セッションタイムアウト時に表示されるページ
[Close]をクリックすると、現行のアプリケーションを終了します。[Restart]を クリックすると、アプリケーションに再度ログインします。
5.3.4.d トランザクション タイムアウト
Appeon は COMMIT と ROLLBACK のトランザクション管理ステートメントをサポ ートしており、データベースのリソースの解放とトランザクションのロールバック を行うために AEM で“トランザクション タイムアウト”設定を提供しています。
トランザクション タイムアウト値を“0”に設定すると、トランザクション タイム アウトを無効にすることができます。しかし、タイムアウト間隔を短く設定するこ とを推奨します。次のような状況を処理する時、トランザクション タイムアウト値 を短くすると効果的です。
データベースのロック。Webアプリケーションが異常中断された時に、アク ティブなトランザクションのコミットやロールバックができなくなります。
アプリケーションのロック。一つのアプリケーションにデッドロックが発生 した場合、他のアプリケーションの処理が停止してしまいます。
5.3.4.e ダウンロード タイムアウト
クライアント側によってダウンロードされるファイルはJSファイル、データウィン ドウメタファイルおよびイメージファイルを含めています。これらのファイルは かなりのサイズになりますので、ダウンロード時に長い時間がかかります。“ダウ ンロードタイムアウト”間隔内にデータが受信されない場合、AEMはダウンロー ドを停止し、エラーメッセージを表示することができます。
デフォルトでは、ファイルダウンロードのタイムアウトは 3600 秒です。
タイムアウト間隔を変更することができますが、60 ~ 7200までの整数を入 力する必要があります。
この設定はAppeon Xcelerator配布のみに適用してます。
5.3.4.f 受信タイムアウト
Appeon Serverが実行中に、クライアントはバックエンドから動的データを受け取り
ます。たとえば、Retrieve() 関数を呼び出してデータウィンドウからデータを検索し ます。クライアントはリクエストを送信してから、“受信タイムアウト”間隔内に バックエンドからデータを受信していない場合、応答まで待つかどうかというメッ セージがポップアップされます。
デフォルトでは、データの受信タイムアウトは 3600 秒です。
タイムアウト間隔を変更することができますが、60 ~ 7200までの整数を入 力する必要があります。
この設定はAppeon Xcelerator配布のみに適用してます。