4 データベース接続の設定
5.4 アプリケーションの配置
5.4.7 データウィンドウ データ キャッシュ
Web サーバで繰り返し使用されるデータウィンドウ データをキャッシュするために、
データウィンドウデータキャッシュツールを提供しています。
Webサーバ上のデータウィンドウデータキャッシュはデータをメモリに格納 しています。サーバのメモリがクリアされない限り(たとえば、Webサーバ が再起動されること)、キャッシュされたデータが利用可能です。
クライアント側のデータウィンドウデータキャッシュは、データを暗号化し
てInternet Explorer の一時ファイルのフォルダに格納しています。一時ファイ
ルのフォルダが空にしない限り、キャッシュされたデータが利用可能です。
このツールによって、サーバ負荷とネットワークトラフィックを軽減し、パフォー マンスとスケーラビリティを向上できます。
重要事項:
1) データウィンドウデータキャッシュツールは Appeon Xcelerator 配布のみに適用 しています。
2) 実行モードページで[テストモード]を設定した場合、データウィンドウデー タキャッシュを無効にしてください。
3) 動的作成のデータウィンドウは Web サーバ上のデータ キャッシュが行えません。
AEMでキャッシュツールは動的データウィンドウに対して有効になりますが、
でもデータがデータベースから検索されることになっています。
4) Informix データベースに対しては、データウィンドウデータキャッシュがサポ
ートされていません。
5) データウィンドウデータキャッシュは、次に示す設定(以降のセクションで説 明)を行わない限り、有効に動作できません。
データベースサーバに必要な設定
Web サーバに必要な設定(Webサーバキャッシュのみ)
AEM におけるデータウィンドウデータキャッシュの設定
6) データウィンドウデータキャッシュツールは、Windows上のWebサーバ(た とえば、Windows上のApache Webサーバ)に利用できますが、Sun Solaris上の Webサーバ(たとえば、Solaris上のApache Webサーバ)に利用できません。
7) データウィンドウデータキャッシュを使用するには、テーブル名の最初の 20文 字が他のテーブル名前の最初の 20 文字と異なる必要があります。これらが同じ 場合、キャッシュツールはデータウィンドウに使われるテーブルを正しく認識 できません。
5.4.7.a データベース サーバに必要な設定
Appeonはサポートしている 6種類のデータベースサーバに対して、6つの SQL フ
ァイルを提供しています。サーバでデータウィンドウデータキャッシュ機能を有効 にするためには、データバースサーバに対応する SQL ファイルを実行する必要が あります。
テーブル 5-3 には各データベースサーバの SQL ファイルをリストしています。
テーブル 5-3:データベース サーバに対応する SQL ファイル
データベース型 SQL ファイル
Oracle Oracle データベースに対してこの機能を使用可能にするには、下記の
ファイルを実行します:
%JAGUAR%\appeon\sql\cache\install_appeon_cache_ORACLE.sql Oracle データベースに対してこの機能を使用不可能にするには、下記 のファイルを実行します:
%JAGUAR%\appeon\sql\cache\uninstall_appeon_cache_ORACLE.sql Microsoft SQL
Server
Microsoft SQL Server データベースに対してこの機能を使用可能にす るには、下記のファイルを実行します:
%JAGUAR%\appeon\sql\cache\install_appeon_cache_MSSQL.sql Microsoft SQL Server データベースに対してこの機能を使用不可能に するには、下記のファイルを実行します:
%JAGUAR%\appeon\sql\cache\uninstall_appeon_cache_MSSQL.sql
ASE ASE データベースに対してこの機能を使用可能にするには、下記の
ファイルを実行します:
%JAGUAR%\appeon\sql\cache\install_appeon_cache_ASE.sql
ASE データベースに対してこの機能を使用不可能にするには、下記 のファイルを実行します:
%JAGUAR%\appeon\sql\cache\uninstall_appeon_cache_ASE.sql
ASA ASA データベースに対してこの機能を使用可能にするには、下記の
ファイルを実行します:
%JAGUAR%\appeon\sql\cache\install_appeon_cache_ASA.sql
ASA データベースに対してこの機能を使用可能にするには、下記の ファイルを実行します:
%JAGUAR%\appeon\sql\cache\uninstall_appeon_cache_ASA.sql
Sybase IQ Sybase IQ データベースに対してこの機能を使用可能にするには、下
記のファイルを実行します:
%JAGUAR%\appeon\sql\cache\install_appeon_cache_IQ.sql.
Sybase IQデータベースに対してこの機能を使用可能にするには、下
記のファイルを実行します:
%JAGUAR%\appeon\sql\cache\uninstall_appeon_cache_IQ.sql.
DB2 DB2 データベースに対してこの機能を使用可能にするには、下記の
ファイルを実行しま
す: %JAGUAR%\appeon\sql\cache\install_appeon_cache_DB2.sql.
DB2 データベースに対してこの機能を使用可能にするには、下記の ファイルを実行しま
す: %JAGUAR%\appeon\sql\cache\uninstall_appeon_cache_DB2.sql.
重要な注意事項
Appeon の提供する SQL ファイルの実行は、普通の SQL ファイルと同じです。しか
し、以下のポイントに注意してください。
複数のユーザがデータベースサーバを利用している場合、あるユーザでログイ
ンした SQL ファイルの実行はこのユーザのみに作用できます。すべてのユーザ
もデータウィンドウデータキャッシュを使用できるように、すべてのユーザで ログインして SQL ファイルを実行する必要があります。
データベースサーバで SQL ファイルを実行するとき、サーバにログインするユ ーザはストアドプロシージャの実行と関数の作成を行う権限を持っている必要 があります。
データベースサーバで SQL ファイルを実行するには、データベースサーバの コンソールでの実行とコマンドラインでの実行の2 種類の方法があります。時
には一方の方法は失敗し他方の方法では成功するといった異なる結果になる場 合があります。たとえば、Microsoft SQL Server と Sybase ASE serve の両方がイ ンストールされている場合、Microsoft SQL Server に対してコマンドラインで SQL ファイルを実行したときに「parameter –D」というエラーが発生し、サーバ コンソールから実行すると成功します。
5.4.7.b Web サーバに必要な設定
Webサーバの設定はWebサーバキャッシュのみ必要です。
EAServer Web サーバを Web サーバとして使用する場合、特別な設定を行わなくて
もデータウィンドウデータキャッシュ機能が自動的に使用可能になります。
サードパーティの Web サーバを Web サーバとして使用する場合、『Webサーバコ ンフィグレーションガイド』に従って、データウィンドウデータキャッシュ機能 を使用可能にして、Web サーバのキャッシュサイズを設定してください。
5.4.7.c AEM におけるデータウィンドウ データ キャッシュの設定
このセクションでは、sales_application_demo_ax アプリケーションを例として、AEM でデータウィンドウデータキャッシュを設定する方法を説明します。
ステップ 1 - AEM コンソールで[アプリケーションの配置|データウィンドウデ
ータキャッシュ]を選択します。データウィンドウデータキャッシュページが表 示されます。図 5-31 を参照してください。
図 5-31:データウィンドウ データ キャッシュ
ステップ 2 - テーブル内の「アプリケーション名」カラムにリストされている
“sales_application_demo_ax”をクリックします。sales_application_demo_ax ページが 表示されます。図 5-32 を参照してください。
図 5-32:sales_application_demo_ax のデータウィンドウ データ キャッシュ
d
ステップ 3 -[アプリケーションのキャッシュ設定]ボックス内で[サーバサイ ド]チェックボックスを選択して、アプリケーションのデータウィンドウのWeb サ ーバキャッシュを使用可能にします。
ステップ 4 -[データウィンドウオブジェクトのキャッシュ設定]ボックスでは、
データキャッシュ機能を有効にするデータウィンドウオブジェクトをチェックしま す。
サーバキャッシュとクライアントキャッシュに異なったデータウィンドウオブジ ェクトを設定できません。たとえば、データウィンドウオブジェクトAをサーバ キャッシュに、データウィンドウBをクライアントキャッシュに設定することがで きません。その代わりに、サーバキャッシュとクライアントキャッシュの両方にオ ブジェクトAまたはオブジェクトBを選択する必要があります。
ノート:
1) データウィンドウオブジェクトがチャイルドデータウィンドウオブジェク トを持つ場合、そのチャイルドデータウィンドウオブジェクトもテーブルに リストされます。データウィンドウオブジェクトまたはそのチャイルドデー タウィンドウオブジェクトをチェックすると、データキャッシュ機能が両方 のデータウィンドウオブジェクトに対して有効になります。
2) 頻繁にデータ更新を行わないデータウィンドウオブジェクトはチェックし、
頻繁にデータ更新を行うデータウィンドウオブジェクトはチェックを外すこ とを推奨します。
ステップ 5 -[保存]ボタンをクリックして変更を保存します。