(2)OOSからAutoへのステータス変更
6. ValveNavi概要
本章では,ValveNaviの提供する機能を簡潔に紹介します。詳しい使用方法は,7章以降で 述べます。
6.1 はじめに
ValveNaviは,IVIと略して称される統合バルブインタフェース(Integrated Valve Interface)
を用いてバルブとポジショナの全データを表示し,ユーザはIVIから設定・校正ツール操 作等を利用することが可能です。これら処理のための情報と操作用バー類は,複数の枠に 分類されて表示されます。ユーザは,IVIからシングルクリックでPIDコントローラのイン タフェースを呼び出すことができます。IVIは,弁開度,開度設定値,アクチュエータ圧 力等を数値およびグラフでリアルタイムに表示・更新します。
データオブジェクトはIVIウィンドウ中の枠内に,以下に述べるようにグループ化されて います。
図6.1IVI(Integrated Valve Interface=統合バルブインタフェース)
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6.2 フィールドバス機器のツリー表示
バスセグメントのライブリスト(活デバイスのリスト)に含まれる全ての機器が,Device Selection(機器選択)ボックス内でアイコンとして表示されます。
図6.2Device Selection(機器選択)ボックス内での機器ツリー表示
YVPのアイコンをクリックして,ポジショナとの通信セッションを開始します。セグメン トのライブリストは連続的にスキャンされ,セグメント上に存在する機器のアイコンが表 示されます。通信エラーのあった機器のアイコンには,赤い×が表示されます。選択され た機器のアイコンには,赤いチェックマークが付きます。
機器が新たに選択されると,新規に機器を接続しようとする試みが為されたことを警告す るダイアログボックスが開きます。その後,Read Configurationダイアログボックスが開き,
機器データ読み込みの進捗状況を表示します。
6.3 メニューバーとツールバー
IVIは,Windows標準のインタフェースを持つツールやウィザードを提供し,各ユーザの好 みに応じた呼び出し方法で,各種機能が利用可能です。カーソルをボタン上に移動すると,
該当ツール/コマンドの簡易説明が表示され,そのボタンの目的を知ることができます。
6.3.1 メニュー
IVIのメニューバーとツールバーを図6.3に示します。
図6.3メニューバーとツールバー
メニューバーにはFile,Setup,View,Tools,Helpの5つのメニュー名があります。IVIの Helpはウェブ・ブラウザ技術を使って,あらゆるValveNaviのウィンドウに関するヘルプ への柔軟なアクセスを提供します。何かあったら[Help]をクリックして,ヘルプを利用す ることをお勧めします。
6.3.2 ツールバー上のボタン
ツールバー上の機能ボタンの一覧を,実際の表示上の左から順に,表6.1に示します。グ レー表示になっているボタンは使用不可です。
表6.1ツールバー上のボタン
Diagnostics(診断)
Open Configuration File
( 構 成 定 義ファイルを開く)
Save Configuration File
(構成定義ファイルを保存)
Change Device Operation State(機器運転ステータ ス変更)
Download Configuration
( 構 成 定 義をダウンロード)
Query Device(機器照会)
Generate a Report File
(レポートファイル作成)
View Trend
(トレンド機能)
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6.4 バルブフェースプレート
図6.4IVI内のバルブポジショナのSelected Device(フェースプレート)枠
Selected Device(フェースプレート)枠には,バルブの操作に必要な情報表示と操作用バー 類が含まれています。図6.4にIVI内でのバルブフェースプレートの例を示します。
PD-Tag: YVPのPDタグ名を表示します。
Operation: 現在の運転ステータスを表示します。図では"NORMAL STATE"と表示されています。(この表示上で右クリックす ることにより,運転ステータスを変更することができま す。)
Block Actual Mode: ポジショナ内部の各機能ブロックのモードを表示します。
Positionの下のSet Point: 弁開度設定値を,スライダを使ったグラフィカル表示と小 数点2桁までの数値で表示します。
Target Pos.: 目標弁開度をポインターと小数点2桁までの数値で表示します。
Actual Position: 弁開度現在値をバーグラフと小数点2桁までの数値で表示し ます。
目標弁開度(Target Pos.)は,以下のファクタに従い,設定値信号(Set Point)から導かれま すが,その他の設定される制限により修正されることがあります。
校正によって定義された校正パラメータ バルブの特性
作動方向設定がair-to-open(正作動)かair-to-close(逆作動)か
6.5 Companion Device(関連機器)表示枠
Companion Device表示枠は,Companion Deviceとして選択された機器のトランスデューサ ブロックのモード(TB Mode),目標弁開度(Target Pos.),弁開度(Actual Pos.)のリアルタ イム値を表示・更新します。同じセグメント上で現在選択されているポジショナの関連機 器として選択されたポジショナの情報を集約して監視するために使います。
図6.5Companion Device表示枠
6.6 その他のステータス表示枠
開度(Actual Position)表示バーの下の枠は,AOブロックとPIDブロックの実行スケジュー ル状態を表示します。また,トランスデューサブロック内のエラー(XD ERROR)及び通信 エラーを表示します。エラーメッセージはテキストボックスに蓄積され,テキストファイ ルにコピーしてエラー解析することが可能です。
図6.6ステータス表示枠
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6.7 ValveNaviのコマンドを使う
ValveNaviの持つ多種のコマンドを呼び出すには,Windowsシステムでの標準のテクニッ クを使った3つの方法があります。
1. 機器を選択して開いた後,[Tools]メニューを使う。
2. 機器を選択して開いた後,ツールバーのボタンを使う。
3. 機器のツリー表示部で任意の機器のアイコンを右クリックし,表示されたショートカッ トメニューを使う。
6.8 Setup Wizard(セットアップウィザード)
セットアップウィザードは,ユーザがバルブポジショナの基本設定をおこなうための入り 口を提供します。ユーザは,ウィザードに従い,基本設定と基本チューニングを,段階を 踏んで実行することができます。初めてポジショナをセットアップするのに最も便利なツー ルです。表示される手順に従って速やかに基本設定を終了し,バルブを稼動し始めてくだ さい。
図6.7セットアップウィザード
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