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11.3 シミュレーション機能
権限レベル8(training level) のユーザとしてValveNaviにログオンしている場合にのみSimu-lation機能が使用可能です。Simulationは,ValveNaviが提供する試験・トレーニング用の 特殊な機能です。Simulation機能は,弁開度をPIDの入力に5秒の遅れ時間で接続し,閉ルー プ制御をシミュレートすることができます。
警 告
バルブが制御ループに接続されている,あるいはバルブがプロセス流体を制御している状 態では,絶対にSimulationステータスを使用しないでください。Simulationステータスは,
YVPバルブポジショナから,重要な制御ループ構成定義を恒久的に削除してしまいます。
PIDブロックと入力ブロックとの間のソフト結合情報は,Simulation実施後に,必ず復元 してください。また,ファンクションブロック間のリンクは,Simulation実施後に再設定 してください。
11.3.1 Simulationステータス
該当のバルブがプロセスを制御していない場合のトレーニング用に限定された,特殊ステー タスです。Simulationステータスでは,弁開度のリードバック値が遅れ時間5秒のフィルタ を経由してPIDブロックの入力にフィードバックされます。この閉ループ結合により,プ ロセスループをシミュレートします。Simulationステータス中は,PIDブロックはAutoモー ドです。(パラメータSIMULATE中の値は異なります。)
Simulationステータスに投入するには,権限レベル8(training level)のユーザとしてValveNavi にログオンしている必要があります。 PIDブロックのパラメータIN(プロセス入力)へのリ ンクが定義されていると,Simulationステータス投入時にその定義は恒久的に削除されて しまいます。安全のため,Simulationステータス使用後には,ファンクションブロック構 築/設定ツールを使って入力リンクを復元してください。
Simulation機能を実際に使用するためには,あらかじめYVPのファンクションブロックの アプリケーションが定義されている必要があります。フィールドバスのコンフィギュレー ションツールを使用して,AOブロックとPIDブロックの接続を定義してください。
PID Process Controllerダイアログボックスの[Select]枠で[SIM]ボタンをクリックすると,
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12. トレンド機能
トレンド機能は,コントロールバルブと関連プロセス変数の動特性を観察するために使用 しますが,PIDパラメータをチューニングする際に特に便利な機能であり,オートチュー ニング実施後にポジショナ制御アルゴリズムの応答を変更するのに使用できます。
図12.1 圧力調節ループのトレンド表示
個々の機器についてのトレンド表示が可能です。ValveNaviは,最大30のTrendウィンドウ を同時に表示可能です。
図12.2 IVIの[Device Selection]枠からトレンド表示を起動
Trendウィンドウは以下のいずれかの操作で開けることができます。
1. IVIの[Device Selection]枠でのツリー表示された機器を右クリックし,[View Trend]
を選択する。
2. IVIまたはPID Process Controllerダイアログボックス内で,[View]メニューから
[Trend]を選択する。
各Trendウィンドウは,選択されたパラメータのヒストリカルデータを12時間分表示可能 です。パラメータとしては,実開度,目標開度,PID変数,PID設定値(setpoint)が選択可 能です。[Start]をクリックするとトレンドを開始し,[Stop]をクリックすると停止します。
トレンド停止中も,時間軸は進みます。トレンドグラフの縦軸は,拡大表示したい部分を 四角くドラッグして指定することにより,ズーム表示することが可能です。右クリックす ると,ズーム表示が解除されます。Viewメニューを使ってトレンド表示をカスタマイズ することもできます。
[Trend Selection]コマンドを選択して,トレンド表示するパラメータを指定してください。
[View]メニューからも,トレンドのタイムベースをコントロールする[Scope Settings]を 呼び出すことができます。
トレンド時間のスパン(最大12時間)と表示時間スケール(45,90,または180)を指定できま す。
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12.1 トレンド選択
Trend Data Selectionダイアログボックスでは,どのパラメータの値をトレンドするか指定 します。指定可能なパラメータは,実開度(Actual Pos.),目標開度(Target Pos.),出力圧
(Out Pressure),I/Pモジュールへの出力電流(Servo Output),PID変数(Process P.V.),PID 設定値(Process S.P.)です。
図12.4 Trend Data Selectionダイアログボックス
警 告
トレンドを稼動しているセグメントのリンクやスケジュールを変更しないでください。