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(9)複数のモードおよびステータス

ドキュメント内 IM 21B04C50-01 (ページ 39-43)

AOブロックをカスケードのPIDブロックに接続する場合,AOブロックをCASモードに投 入する必要があります。AOブロックからトランスデュ−サブロックへの設定値信号を止 めるには,AOブロックをOOSモードに投入する必要があります。

表5.2に,おこなう操作の種類によるモード変更操作の例を紹介します。

表5.2モード変更操作例

操作  (AI) PID AO TB

 OOS

 Man

 Manual  Auto  Auto

 Auto

CAS Cas Cas

Auto Auto  OOS

OOS     Auto

Auto   

T5.2.EPS

トランスデューサ ブロックの操作 

オートチューニング,

移動量(トラベル) 

校正,診断等  開 度 制 御 パ ラ メ ー タ 変更等 

手動開度調整 

ValveNaviまたはその 他 の ヒ ュ ー マ ン イ ン タフェースから  

プライマリ側: Auto  セカンダリ側: Cas PIDコントローラのヒュー

マンインタフェースから  PID単ループ制御 

PIDカスケードループ制御   

ブロックがOOSモードの時,その出力ステータスがbadになるため,他のブロックは,OOS モードであることを認識でき,対応したモードに変わることが可能です。例えば,あるPID ブロックが,自分のBKCAL INにbadステータスを発見すると,下流のブロックを初期化 させるため,BKCAL INのステータスがgood cascadeに戻るまでの間,自モードをIManと します。

5.4 IVI (Integrated Valve Interface=統合バルブインタ フェース) 運転状態表示例

ブロックモードの組み合わせで決まる運転状態の例を以下の図で紹介します。

図5.8立ち上げ時のアウトオブサービス(OOS)状態

新規の機器または新規に定義された機器は,図5.8に見られるようにOOSステータスで立 ち上がります。

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図5.10 通常運転状態,内部制御ブロック待ち

図5.11 IVI(Integrated Valve Interface=統合バルブインタフェース)での通常のカスケード状態表示

ポジショナが通常状態の時,現状のバルブ開度を維持し,自動(Auto)モードでPIDブロッ クからポジショナへの設定値(setpoint)の送信開始を待っています。この場合,PIDブロッ クは通常モードにしておく必要があります。プロセスを制御するPIDブロックがポジショ ナ内に存在し,かつ,そのPIDがあるFoundationフィールドバス機能ブロックから設定値

(setpoint)を受信している場合の通常状態とは,図5.11に示す様な状態です。PIDとAOブロッ ク双方がCasモードになっています。

の通常状態とは,図5.12に示す様な状態です。ここで,レベル制御弁LV201はDCSから信 号を受けています。図中,AOブロックのモードはRcasになっています。

図5.12 通常のリモートカスケード状態

内部PIDがカスケードで使われ,そのカスケード設定値は外部コンピュータシステムから 設定されている場合の通常状態とは,PIDがRCas,AOがCasモードの状態です(図示なし)。

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5.5 運転状態を変更する

Foundationフィールドバス・アプリケーションプロセスは,相互運用可能な機能ブロック を取り扱うモードを規定しています。また同プロセスは,ブロックがどのモードであると き,各々の自パラメータの外部からの書き込みを許可するかも規定しています。ValveNavi は,構築・校正・変更のための高機能で最適化されたプロセスを提供します。パラメータ が要求しない限り,ブロックをアウトオブサービス(OOS)モードにすることは無く,効率 的な操作が可能です。また,変更要求を分析し,各々の影響を受けるブロックを正しいモー ドに設定します。ブロックのactual mode(現在のモード)はIVI内に表示されます。

FOUNDATIONフィールドバスは機能ブロックのモード遷移メカニズムを規定しています。

ユーザは,ブロックの遷移目標モード(target mode)を宣言します。しかし,実際のモード

(actual mode)はブロック自身により規則に従って設定されます。入力データの品質とプロ セス結合の品質によって,FOUNDATIONフィールドバスの規則で許されるモードが決定 します。YVPの機能ブロックはFOUNDATIONフィールドバスの規則に準拠しています。

ValveNaviは設定・校正・診断およびその他の処理の要求に従い,個々のブロックの(target modes)を設定します。つまり,ValveNaviは機能ブロック群のモード(target modes)を一括 設定することにより,ポジショナのステータスをOOS(Out of Service),手動(Manual),通 常(Normal)のいずれかに設定します。

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