第 2 章 固定具の固定精度検証用ファントムの開発
2.3 結果
2.3.2 Target Locating System によるファントム変位の検出精度
TLS検出値とノギス測定値の関係を図2-6に示す.Inferior-Superior方向は 23ポイン ト,Posterior-Anterior方向は20ポイント,Right-Left方向は22ポイントについて照合を 行った.Inferior-Superior 方向,Posterior-Anterior 方向,Right-Left 方向において,TLS 検出値とノギス測定値は強い正の相関が見られた(それぞれの相関係数は0.9995以上,
p値<0.01).図2-7はTLS検出値とノギス測定値との差(位置差分量)を示す.位置差 分量の最小値と最大値は,Inferior-Superior方向,Posterior-Anterior方向,Right-Left方向 でそれぞれ,-0.15 mmと+0.18 mm,-0.09 mmと+0.21 mm,-0.28 mmと+0.34 mmであっ た . 位 置 差 分 量 は ,Inferior-Superior 方 向 で 0.00±0.08 mm( 平 均 ± 標 準 偏 差),
ABSパイプ
紙粘土
内部はポリエステル樹脂で 満たされている
紙
表面はポリエステル樹脂で覆 われている
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Posterior-Anterior 方向で 0.07±0.09 mm(平均±標準偏差),Right-Left 方向で-0.04±
0.15mm(平均±標準偏差)であった.位置差分量とノギス測定値の相関係数と p 値は
Inferior-Superior方向,Posterior-Anterior方向,Right-Left方向でそれぞれ 0.566と0.01, 0.560と0.02,0.787と0.01であった.図2-8は位置差分量の度数分布である.全測定ポ イントにおいて±0.2 mm以下の割合は,Inferior-Superior方向,Posterior-Anterior方向,
Right-Left方向でそれぞれ,100%,95%,90%であった.
図2-6 Target Locating System(TLS)検出値とノギス測定値の関係.Inferior-Superior方 向は23ポイント,Posterior-Anterior方向は20ポイント,Right-Left方向は22ポイント について照合を行った.Inferior-Superior方向,Posterior-Anterior方向,Right-Left方向に おいて,TLS検出値とノギス測定値は強い正の相関が見られた(それぞれの相関係数は 0.9995以上,p 値<0.01).I-S は Inferior-Superior方向,P-A は Posterior-Anterior方向,
R-LはRight-Left方向を表す.
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図2-7 Target Locating System(TLS)検出値とノギス測定値の差(位置差分量)の関係.
位置差分量の最小値と最大値は,Inferior-Superior方向,Posterior-Anterior方向,Right-Left 方向でそれぞれ,-0.15 mmと+0.18 mm,-0.09 mmと+0.21 mm,-0.28 mmと+0.34 mmで あった.位置差分量は,Inferior-Superior 方向で 0.00±0.08 mm(平均±標準偏差),
Posterior-Anterior 方向で 0.07±0.09 mm(平均±標準偏差),Right-Left 方向で-0.04±
0.15mm(平均±標準偏差)であった.位置差分量とノギス測定値の相関係数と p 値は
Inferior-Superior方向,Posterior-Anterior方向,Right-Left方向でそれぞれ 0.566と0.01,
0.560と0.02,0.787と0.01であった.I-SはInferior-Superior方向,P-AはPosterior-Anterior 方向,R-LはRight-Left方向を表す.
A P
L R
S I
I-S A-P
R-L 1 2 3 4 5 6 -1
-2 -3 -4 -5 -6
0.1 0.2 0.3 0.4
-0.4 -0.3 -0.2
-0.1 -6 -5 -4 -3 -2 -1 1 2 3 4 5 6
0.1 0.2 0.3 0.4
-0.4 -0.3 -0.2 -0.1
1 2 3 4 5 6 -1
-2 -3 -4 -5 -6
0.1 0.2 0.3 0.4
-0.4 -0.3 -0.2 -0.1
位置差分量(mm)
位置差分量(mm)位置差分量(mm)
ノギス測定値 (mm) ノギス測定値 (mm)
ノギス測定値 (mm)
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図2-8 TLS検出値とノギス測定値との差(位置差分量)の度数分布.全測定ポイント
において±0.2 mm以下の割合は,Inferior-Superior方向,Posterior-Anterior方向,Right-Left 方向でそれぞれ,100%,95%,90%であった.I-S は Inferior-Superior 方向, P-A は Posterior-Anterior方向,R-LはRight-Left方向を表す.
0 2 4 6 8 10 12 14
-0.4 -0.3 -0.2 -0.1 0 0.1 0.2 0.3 0.4
0 2 4 6 8 10 12 14
-0.4 -0.3 -0.2 -0.1 0 0.1 0.2 0.3 0.4
0 2 4 6 8 10 12 14
-0.4 -0.3 -0.2 -0.1 0 0.1 0.2 0.3 0.4
I-S P-A
R-L
頻度
位置差分量(mm)
頻度
位置差分量(mm) 位置差分量(mm)
頻度
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