注: 「System Test (システム・テスト)」を実行する場合、ライブラリーにはそのライブラリー内にあるド
ライブと少なくとも同じ数のデータ・カートリッジがなければなりません。 例えば、ライブラリーにドラ イブ 4 個が取り付けられている場合、テスト開始前に、ライブラリー内に 4 個以上のデータ・カートリッ ジがなければなりません。 ライブラリー内のデータ・カートリッジの数がドライブよりも少ない場合は、
エラー・メッセージ「Slot Empty (空のスロット)」が表示され、テストは正常に完了しません。 メディ ア・タイプは、ドライブ・タイプと互換性がなければなりません。 互換性がない場合、「Incompatible
Media (互換性のないメディア)」というエラー・メッセージが表示され、テストは失敗します。
このページでは、システム管理者がライブラリーの使用可能度と信頼性を検証するための一般的なテストを 行うことができます。 「システム・テスト」は、常駐データ・カートリッジを使用してドライブのロード およびアンロード機能をテストし、ライブラリー機構が十分に機能していることを確認します。 データが カートリッジに書き込まれることはなく、カートリッジは通常のスロット位置に戻されます。 「スロット 間」テストは、要求されたテスト・サイクルごとに、それぞれの常駐データ・カートリッジをスロット間で 移動します。「スロット間」テストはカートリッジのスロット位置の順序を変えるため、このテストが完了 したら、ライブラリーをオンラインに戻す前にインベントリーする必要があります。
ユーザーは、「EXECUTE (実行)」ボタンからテストを開始する前にテスト・サイクルの数を選択します。
サイクルの完了前にテストを取り消すには、「STOP (停止)」ボタンを選択します。
注: Web ユーザー・インターフェースのシステム状況画面には、アクティビティーの進行と完了が示され ます。
1 つ目のフィールドを変更して、サイクルの数を設定することができます。 2 つ目のフィールドには、完 了したサイクルが表示されます。
Service Library: Key Path Diagnostics (ライブラリーのサービス: キー・パス診断)
www.Dell.com/support を参照して、この機能が使用可能かどうかを確認してください。
図 119. Service: Save Drive Dump (サービス: ドライブ・ダンプの保管)
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図 120. 「Service Library: Perform Diagnostics (ライブラリーのサービス: 診断の実行)」ページ
重要: キー・パス診断を実行する前に、ライブラリー・ファームウェアおよびドライブ・ファームウェアが 最新のものであることを確認してください。ライブラリー・ファームウェア・レベルは、6.xx より上のも のでなければなりません。 64 ページの『ファームウェアの検査/更新』を参照してください。
キー・パス診断テストにより、暗号化キー・パスで診断を実行することができます。 ライブラリー管理の 暗号化用にセットアップされているドライブのみがテストされます。 ライブラリー管理の暗号化用に構成 されている論理ライブラリーの暗号化対応ドライブのみがテストされます。 ライブラリーを暗号化用に構 成するには、 143 ページの『Configure Library: Encryption (ライブラリーの構成: 暗号化)』を参照して ください。
テストは、次の 4 つの部分で構成されています。
v Drive Test (ドライブのテスト): ライブラリーは、ドライブの通信テストを実行して、ドライブとの通
信を確認します。
v Ethernet Test (イーサネット・テスト): 各鍵管理 IP アドレスについて、ライブラリーは ping テスト を実行し、その結果を記録します。
v EKM Path Test (EKM パス・テスト): ping テストに合格した各鍵管理 IP アドレスについて、ライブ ラリーは通信テストを実行します。
v EKM Config Test (EKM 構成テスト): このテストは、ドライブが鍵マネージャー内でサービス・キー
要求に対して正しく構成されていることを確認するためのものです。
キー・パス診断を実行するには、以下の手順を完了します。
1. Web ユーザー・インターフェースにログオンします。 23 ページの『ログイン』を参照してくださ
い。
2. すべてのドライブを静止してから、すべてのドライブをアンロードします。
3. 「Service Library (ライブラリーのサービス)」をクリックしてから、「Key Path Diagnostics (キ ー・パス診断)」をクリックします。
4. 「Start Tests (テストの開始)」をクリックします。
注: ライブラリーの暗号化を使用可能にしてすぐの場合は、すべての LME ドライブが表に表示され
て、「Start Tests (テストの開始)」ボタンがアクティブになるのを待ってください。
各テストは、「Passed (合格)」または「Failed (失敗)」という結果を示します。 1 つのテストが失敗する と残りのテストは実行されず、テストの結果として「N/A」と表示されます。 IP アドレスで「N/A」と 表示される場合は、以下の理由が考えられます。
1. ドライブが暗号化対応ではない。
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図 121. 「Service Library: Perform Key Path Diagnostics (ライブラリーのサービス: キー・パス診断の実行)」ページ
操作
161
2. 「Configure Library (ライブラリーの構成)」 > 「Encryption (暗号化)」ページの「EKM Server Settings (EKM サーバー設定)」が正しく構成されていない。
テスト結果により、次のことが明らかになります。
v テストの再実行日時
v ライブラリーのリブート日時
最後のテストの日時は、「Key Path Diagnostics (キー・パス診断)」画面の下に表示されます。 いずれか のテストが失敗した場合は、 181 ページの『トラブルシューティング』で詳細を確認してください。
Service Library: Upgrade Firmware (ライブラリーのサービス: ファームウェアのアッ プグレード )
最高のパフォーマンスと信頼性を確保するために、以下の推奨事項を考慮してください。
1. Dell テープ・ライブラリーおよびデバイスには、最新バージョンのマイクロコードをインストールす
る必要があります。
2. 特別な指示がない限り、必ずライブラリー・コードを最初に更新してください。この処置により、その ドライブのライブラリー・コードに導入された変更、またはそのリリースでドライブに行われた変更が すべて、サポートされるようになります。
3. これらのファームウェア更新の目的は、全体的な信頼性の向上、テープ処理の改善、データ・エラーの 可能性の削減、および診断機能の向上です。
注: ライブラリーおよび磁気テープ・ドライブのファームウェアは、検証とリリースを合わせて行います。
最新のファームウェアに更新する時は、磁気テープ・ドライブ、およびライブラリーなど、インストールし たすべてのコンポーネントが、サポート Web サイトに記載された最新レベルであることを確認してくだ さい。異なるレベルのライブラリーおよび磁気テープ・ドライブのファームウェアの混在はサポートされて おらず、予期せぬ結果を招くおそれがあります。
このページには、現行ライブラリーとドライブのファームウェア・バージョンが表示されます。ファームウ ェアはホストにダウンロードされた後、ドライブまたはライブラリーにアップロードされます。
「Browse... (参照)」をクリックして、更新したいライブラリーまたはドライブ用に、Web サイトからダウ
ンロードしたファームウェア・ファイルを選択します。 (一度に更新できるデバイスは、1 つのみです。) 必ず、ライブラリーまたはドライブのタイプに合った正しいファームウェアを選択してください。
「Update (更新)」ボタンをクリックして、ファイル転送とファームウェア更新を開始します。
注: 更新中、ホスト・ドライブ・アクションは行えません。 ドライブの更新には約 5 分かかります。 (ブ ラウザー・ウィンドウの右にある) システム状況表示パネルが「update (更新)」から「ready (作動可能)」 に変わります。
互換性のないファームウェアがライブラリーまたはドライブに転送されると、更新機能は終了し、ファーム ウェアに互換性がないことを示すメッセージが表示されます。 9.00 以上のファームウェアを必要とする
BCR (バーコード・リーダー) がライブラリーに付属している場合、更新機能は終了し、ライブラリーには
ファームウェア 9.00 以上が必要であることを示すメッセージが表示されます。
ドライブが正確なファームウェアで更新されたことを確認するために、「Upgrade Library Firmware (ラ イブラリー・ファームウェアのアップグレード)」バナーに示されるドライブ識別情報を参照してくださ い。 ドライブ・ファームウェアが正しいドライブ・タイプ (フルハイト、ハーフハイト)、正しいプロトコ ル (SCSI、SAS、ファイバー・チャネル)、および正しいバージョン (V2) に合ったものであることを確認し ます。 V2 ドライブのドライブ・コードは、V2 以外のドライブとは互換性がありません。
V2 ドライブ・ファームウェアの互換性 v ULT3580-HH3 ドライブ
– LTO3 HH ドライブ用のファームウェアは、LTO3 HH V2 ドライブとは互換性がありません
– LTO3 HH V2 ドライブ用のファームウェアは、LTO3 HH ドライブとは互換性がありません
v ULT3580-HH4 ドライブ
– LTO4 HH ドライブ用のファームウェアは、LTO4 HH V2 ドライブとは互換性がありません
– LTO4 HH V2 ドライブ用のファームウェアは、LTO4 HH ドライブとは互換性がありません
v ULT3580-HH5 ドライブ
– LTO5 HH ドライブ用の最新ファームウェアは、すべての LTO5 HH ドライブと互換性がありま
す。 ドライブの更新機能が終了して非互換ファームウェアを示すメッセージが表示された場合、ド ライブを最新のファームウェアでアップグレードしてください。