3.4 MacOS X Server
3.4.3 Server Admin(管理ツール)
MacOS X Server に付属する管理ツールの内、「ワークグループマネージャ」、
「サーバ設定」、「サーバステータス」の 3 つについて簡単に説明します。
なお管理ツールに関しての詳細は、MacOS X Server に付属する「AdminTools」
CD 内の各ドキュメントや冒頭に述べた『MacOS X Server 管理者マニュアル』を ご参照ください。
また、各管理ツールを用いて MacOS X Server をリモートから管理することも可 能です。管理用クライアントは、MacOS Xv10.2 以降もしくは MacOS X Serverv10.2 以降でなければなりません。
(1)「ワークグループマネージャ」
「ワークグループマネージャ」は、ユーザ、グループ、コンピュータ、ワーク グループ、共有リソースなどの管理に使用します。「ワークグループマネージ ャ」を起動するとサーバへの接続ダイアログが表示されるので、適切な値を入 力して接続します。
「ワークグループマネージャ」が起動します。
「アカウント」ボタンを押し、ユーザ、グループ、コンピュータなどのアカウ ント管理を行います。
「ワークグループマネージャ」でのアカウント管理については、『3.4.4 ワーク
グループマネージャによるアカウント管理』をご覧ください。
「共有」ボタンを押し、共有ファイルサービスで利用するリソース(「共有ポイ ント」)の管理を行います。
「環境設定」ボタンを押し、各ユーザ、グループ、コンピュータなどの環境設 定を行います。
「ワークグループマネージャ」での「環境設定」については、『4.4.3「ワーク グループマネージャ」によるその他のアクセス制限』をご覧ください。
また、「状況」ボタンを押すと「サーバステータス」が起動し、サーバのモニ タリングを行えます。
(2)「ワークグループマネージャ」の環境設定
「ワークグループマネージャ」を起動し、「ワークグループマネージャ」メニ ューから「環境設定」を選択することで、「ワークグループマネージャ」自体 の環境設定を行うことができます。
「安全なトランザクション(SSL)を使用する」にチェックマークが付いているこ とを確認してください。
また、「システムのユーザとグループを表示」にチェックマークを付けると、
MacOS X Server にあらかじめ用意されている各ユーザ、グループが表示される ようになります。
(3)「サーバ設定」
「サーバ設定」は、「ファイルとプリント」、「一般」、「インターネット」、
「ネットワーク」のタブに分類された MacOS X Server で稼働できる各サービス の設定や管理に使用します。「サーバ設定」を起動するとサーバへの接続ダイ アログが表示されるので、適切な値を入力して接続します。
「サーバ設定」が起動します。
「ファイルとプリント」タブには、「Apple ファイルサービス」、「FTP サービ ス」、「Windows ファイルサービス」、「NFS」、「プリントサービス」が登録 されており、それぞれのアイコンをクリックすると表示されるメニューを利用 して各サービスの設定を行います。
「Apple ファイルサービス」と「FTP サービス」については、『3.4.5 基本サー ビスの設定』で説明していますのでそちらをご覧ください。
•
「一般」タブには、「サーバ情報」と「Macintosh マネージャ」が登録されています。
•
「サーバ情報」では
MacOS X Serverのシリアル番号を確認変更できます。
•
「Macintosh マネージャ」は、MacOS8.x〜9.x のマシンをクライアントとして管理す る場合に使用します。
•
「インターネット」タブには、「メールサービス」と「Web サービス」が登録されていま
説明していますのでそちらをご覧ください。
•
「ネットワーク」タブには、「ファイアウォール」、「DHCP/NetBoot」、「DNS」、「SLP サー ビス」が登録されています。
•
「DHCP/NetBoot」は、MacOS X Server を
DHCPサーバや
NetBootサーバとして使う 場合に利用します。
•
「DNS」に関しては、『3.4.5 基本サービスの設定』で説明していますのでそちらをご 覧ください。
•
「SLP サービス」は、SLPDA(ServiceLocationProtocolDirectoryAgent)を利用し て
MacOS X Serverで提供するサービスやリソースを体系化し、クライアントからの サービスやリソースの検索を容易にします。
(4)「サーバ設定」の環境設定
「サーバ設定」を起動し、「サーバ設定」メニューから「環境設定」を選択す ることで、「サーバ設定」自体の環境設定を行うことができます。
(5)「サーバステータス」
「サーバステータス」は、MacOS X Server での各サービスの稼働状況などを閲 覧するのに用います。「サーバステータス」を起動するとサーバへの接続ダイ アログが表示されるので、適切な値を入力して接続します。一度接続したサー バはリストに登録されるので、ツールバーの「接続」や「再接続」ボタンを利 用しての接続も可能です。
「サーバステータス」が起動します。
•
「装置&サービス」で、サーバ名を選択している場合には、「概要」、「ログ」、「ハー ドウェア」、「グラフ」といったタブを利用して、サーバの状況を確認できます。
•
「概要」タブでは、サーバのバージョンや名前などの一般的な情報を確認できま す。
•
「ログ」タブでは、「システムログ」などのログを閲覧できます。
•
「ハードウェア」タブでは、「CPU 使用率」、「ネットワークトラフィック」、「ボリューム情 報」などが確認できます。
•
「グラフ」タブでは、「CPU 使用率」と「ネットワークトラフィック」をグラフで視覚化して 閲覧可能です。
「装置&サービス」で、サーバ名の横にある三角形のボタンを押すと MacOS X Server の各サービスがリストアップされます。各サービスを選択することで、
それぞれのサービスに応じた概要情報やログや接続状況などを確認できます。
(6)「サーバステータス」の環境設定
「サーバステータス」を起動し、「サーバステータス」メニューから「環境設 定」を選択することで、「サーバステータス」自体の環境設定を行うことがで きます。
•
「リスト表示」では「詳細」を選択して、できるだけ多くの状況を確認できるようにし ます。
•
「安全な接続(SSL)を使用する」にチェックマークが付いていることを確認してくださ い。
•
「軽度のエラーも含む」にチェックマークを付け、できるだけ多くのエラーを確認で
きるようにします。