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ワークグループマネージャによ るアカウント管理

ドキュメント内 14情経第676号 (ページ 118-130)

3.4  MacOS X Server

3.4.4  ワークグループマネージャによ るアカウント管理

   

3.4.4 ワークグループマネージャによ

「基本」タブ 

「基本」タブ内では、「名前」、「ユーザ

ID」、「パスワード」、「アクセス権」を変更でき

ます。特に重要な設定は、管理者アカウントに設定可能な「アクセス権」です。 

 

「アクセス権...」ボタンを押すことで、管理者のアクセス権を定義することが できます。複数の管理者で MacOS X Server を運用する際には、各管理者のアク セス権を細かく設定することで、権限委譲範囲を限定することが可能です。 

 

「ユーザ」タブ内では、全ユーザの環境設定やアカウントを編集するか、限定 したユーザのみを編集するか、といった設定が可能です。 

 

 

 

「グループ」タブ内では、「ユーザ」タブとほぼ同様に、グループの環境設定 やアカウント編集権限を定義することが可能です。 

 

 

 

「コンピュータ」タブ内では、ディレクトリサービスや MacintoshManager など を利用して複数のコンピュータを連動させているネットワークでのコンピュー タごとの環境設定やアカウント編集権限を定義できます。 

 

 

 

「詳細」タブ 

「詳細」タブ内では、「ログインシェル」や「パスワードのタイプ」などの設 定が可能です。 

管理者アカウントの設定では、「同時ログインを許可する」にチェックマーク を付けないようにします。 

 

 

 

「グループ」タブ 

「グループ」タブ内では、属するグループの変更や追加などが可能です。 

 

 

 

「ホーム」タブ 

「ホーム」タブ内では、各ユーザのホームディレクトリに関する設定が可能で す。 

 

 

 

ホームディレクトリの必要ないユーザに対しては、「ホームはありません」を 選択します。 

ホームディレクトリをネットワーク上の自動マウント可能な共有領域に設定し たり、ローカルマシン内での詳細な設定を施すことなども可能です。 

また、「ディスク割り当て」を使用することで、各ユーザのホームディレクト リに容量制限(Quota)をかけることができます。 

 

「メール」タブ 

「メール」タブでは、各ユーザのメールに関する設定を行います。 

 

   

「有効」を選択し諸設定を行うことで、ローカルの MacOS X Server 上で POP や IMAP を利用するアカウントとして設定できます。運用に応じて POP と IMAP の利 用、メール領域の制限などが可能です。 

また、「なし」を選択すれば一切メールを利用しないアカウントになり、「転 送」を選択すれば転送メールしか利用しないアカウントとして設定されます。 

 

「プリント」タブ 

「プリント」タブでは、MacOS X Server でプリントサーバを稼働している際に、

プリントの制限などを施します。 

 

 

 

(3)新規ユーザの作成 

新規ユーザを作成するには、ワークグループマネージャの左側の「ユーザ」タ ブを選択した状態でツールバーの「新規レコード」ボタンを押します。 

作成後は、上記の各タブを利用してアカウント設定を行います。 

 

(4)新規グループの作成 

新規ユーザを作成するには、ワークグループマネージャの左側の「グループ」

タブを選択した状態でツールバーの「新規レコード」ボタンを押します。 

 

 

 

「メンバー」タブ内で、「名前」、「ユーザ名」、「グループ ID」などを決定 した後、「追加...」ボタンを押してユーザ一覧を表示させ、各ユーザをドラッ グ&ドロップしてグループに追加します。 

「ボリューム」タブ内では、グループのディレクトリを設定します。 

 

(5)新規コンピュータの作成 

コンピュータをアカウントとして作成し、管理することができます。 

 

 

 

コンピュータアカウントは、複数台のコンピュータに対し、まとめて同じ環境 やアクセス権を設定する場合に使われます。 

 

(6)非常時のために管理者ユーザを追加する 

インストール時に作成した管理者ユーザ一人だけで MacOS X Server を運用して いると、オペレーションミスなどの何かしらのトラブルによりシステムに損傷 を与えてしまった場合に対処ができなくなります。 

そこで、非常時のために管理者ユーザをもう一人追加しておきます。 

 

「ワークグループマネージャ」のツールバーで、「アカウント」ボタンを押します。 

「ユーザ」タブ(人一人のアイコンのタブ)を選択します。 

ツールバーの「新規レコード」ボタンを押して、新しいユーザを作成します。 

「基本」タブ内で、「名前」、「ユーザ名」、「ユーザ

ID」、「パスワード」などを適切に

設定します。 

「サーバを管理する」にチェックマークを付けます。 

「詳細」タブ内で、「同時ログインを許可する」のチェックマークを外します。 

「グループ」、「ホーム」、「メール」、「プリント」タブ内の設定を運用ポリシーに従っ て施します。 

 

「システム環境設定」の「アカウント」の「ユーザ」タブで、「自動ログイン の設定...」ボタンを押して「 ユーザ名 で自動的にログインする」のチェッ クマークを外しておきます。 

 

(7)MacOS X Server におけるパスワードの有効文字数 

MacOS X Server においてはパスワードは 8 文字までしか有効ではありません。

パスワードとして 9 文字以上を登録していても 9 文字目以降の文字列は無視さ れてしまいます。例えば、あるパスワードが「1234567890」だったとして

「12345678」まで入力すればログインできてしまいますし、各サービスに対し ても 8 文字まで入力すれば外部から接続できてしまいます。 

パスワードを解析される場合を考慮すると 8 文字でも足りませんが、パスワー ドは必ず 8 文字とし、できるだけ複雑にします。もちろん無視はされますが 9 文字以降にして利用も可能です。 

 

また、アップルのサイトにある 

• MacOS X:安全性の高いパスワードを選択する方法 

• http://til.infole.co.jp/cgi‑bin/artnum?id=106521  も参考になります。 

 

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