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インストール時の設定

ドキュメント内 14情経第676号 (ページ 68-74)

3.3  FreeBSD

3.3.1  インストール時の設定

• 3.3.2 セキュリティパッチの適用 

• 3.3.3 アカウントのセキュリティ設定 

• 3.3.4 パスワードの設定 

• 3.3.5 リモートからのアクセスの制限 

• 3.3.6 ローカルリソースへのアクセス制限 

• 3.3.7 ログの確認 

 

3.3.1 インストール時の設定 

 

インストールを開始すると、Welcome メニューが表示されます。ここでは、その 中の Custom を選択した場合のインストール方法を紹介します。 

 

Custom のメニューには、Options、Partition、Label、Distributions、Media、

Commit の各項目があり、これを順に選択して実行することになります。インス トール方法の詳細は該当する文書を参照してください。 

 

CustomInstallationOptions 選択メニュー  Options View/Setvariousinstallationoptions  Partition AllocatediskspaceforFreeBSD 

Label Labelallocateddiskpartitions  Distributions Selectdistribution(s)toextract 

Media Choosetheinstallationmediatype 

Commit PerformanypendingPartition/Label/Extractactions   

Partition および Label メニューでパーティショニングやスライス、マウントポ イント等を選択した後、Distributions メニューでインストールする内容を選択 します。 

 

(1)Distributions の選択 

Distributions メニューから選択できるものは次のとおりです。用途に合わせて 選択します。 

 

Distributions 選択メニュー 

All Allsystemsources,binariesandXWindowSystem  Reset Resetselecteddistributionlisttonoting 

Developer Fullsources,binariesanddocbutnogames  X‑Developer Sameasabove+XWindowSystem 

Kern‑Developer Fullbinariesanddoc,kernelsourcesonly  X‑Kern‑Developer Sameasabove+XWindowSystem 

User  Averageuser‑binariesanddoconly  X‑User Sameasabove+XWindowSystem  Minimal  Thesmallestconfigurationpossible  Custom  Specifyyourowndistributionset   

サーバを構築するときは、必要最小限の Distributions をインストールします。

何でもできるように全ての Distributions を選択することは避けてください。 

サーバへ必要のない Distributions をインストールすることは、資源を無駄に 使用するだけでなく、安全性や安定性を損なう危険を孕みます。 

 

通常は、Minimal を選択します。もし、他にインストールしたい Distributions があれば、Minimal を選択した後に、Custom から必要な Distributions を追加 選択してください。 

 

例えば、カーネルソースを追加したいときは、Custom から src の中の sys を追 加選択します。 

また、オンラインマニュアルを追加したいときは、Custom から man を、ポート コレクションを追加したいときは Custom から ports を追加選択してください。 

 

 

(2)Configure 設定 

Distributions を選択した後、Media、Commit を順に実行します。そして、Exit を選択し Configure のメニューへ移ってください。 

ここで設定する項目は、RootPassword、Console、TimeZone、Networking です。 

 

Configuration メニュー 

Distributions Installadditionaldistributionsets 

Packages Installpre‑packagedsoftwareforFreeBSD  RootPassword  Setthesystemmanager'spassword 

Fdisk ThediskSlice(PC‑stylepartition)Editor  Label ThediskLabeleditor 

UserManagement Adduserandgroupinformation  Console  Customizesystemconsolebehavior  TimeZone  Setwhichtimezoneyou'rein 

Media Changetheinstallationmediatype  Mouse Configureyourmouse 

Networking  Configureadditionalnetworkservices  Security  Selectdefaultsystemsecurityprofile  Startup Configuresystemstartupoptions  TTYs Configuresystemttys. 

Options View/Setvariousinstallationoptions  XFree86 ConfigureXFree86Server 

Desktop ConfigureXFree86Desktop 

HTMLDocs GototheHTMLdocumentationmenu(post‑install)  LoadKLD LoadaKLDfromafloppy 

 

 

• RootPassword

の設定 

 root のパスワードを設定します。ここで設定したパスワードは決して忘れない ようにしてください。 

インストール作業が終了しシステムを再起動させた後から、このパスワードを 使用することになります。 

 

• Console

の選択 

日本語 106Keymap のキーボードを使用するときは、Console メニューの Keymap から Japanese106 を選択してください。 

 

• TimeZone

の選択 

時刻を JST 表記にするときは、TimeZone メニューの Asia から Japan を選択して ください。 

 

• Networking

の選択 

サーバが提供するサービスを選択します。 

この時点で、AMDFlags、inetd、Sshd、TCPExtensions が選択されています。 

 

NetworkServices 選択メニュー 

Interfaces Configureadditionalnetworkinterfaces 

AMD Thismachinewantstoruntheauto‑mounterservice  AMDFlags  SetflagstoAMDservice(ifenabled) 

AnonFTP ThismachinewishestoallowanonymousFTP. 

Gateway Thismachinewillroutepacketsbetweeninterfaces  inetd  Thismachinewantstoruntheinetdaemon 

NFSclient ThismachinewillbeanNFSclient  NFSserver ThismachinewillbeanNFSserver  Ntpdate  Selectaclock‑synchronizationserver 

PCNFSD RunauthenticationserverforclientswithPC‑NFS. 

portmap Thismachinewantstoruntheportmapperdaemon  Routed  Selectroutingdaemon(default:routed) 

Rwhod Thismachinewantstoruntherwhodaemon  Sendmail  Thismachinewantstorunthesendmaildaemon  Sshd  Thismachinewantstorunthesshdaemon  TCPExtensions  AllowRFC1323andRFC1644TCPextensions? 

 

sendmail にはチェックマークが付いていませんが、デフォルトでは sendmail が 起動されるように選択されていることに注意してください。 

sendmail は SendmailInvocation メニューから Yes、No、None を選択できます。

デフォルトでは Yes が選択されています。もし、sendmail は起動するがネット ワークからアクセスさせないのであれば No を選択し、sendmail を起動しないの であれば None を選択します。 

 

SendmailInvocation 選択メニュー  Yes  Startsendmail 

No Startsendmail,butdon'tlistenfromnetwork  None Don'tstartanysendmailprocesses 

 

ここで選択するサービスは運用形態によって異なります。必要の無いサービス にチェックマークが付いているときは、そのチェックマークを外してください。

また、起動するサービスを追加するときは、そのサービスにチェックマークを 付けてください。 

ただし、ここで選択したサービスにセキュリティホールなどの不具合が報告さ れているバージョンが使用されていたならば、インストール後に不具合が修正 されたバージョンのものへ入れ替える必要があります。 

 

各種設定が完了し、sysinstallMain メニューから ExitInstall を選択して抜け ると、システムが再起動します。 

 

(3)/etc/rc.conf 

これまでに設定した内容は、/etc/rc.conf に反映されています。 

/etc/rc.conf には、システム起動時に設定するカーネルのセキュリティレベル や起動するサービスなどについて記されています。 

 

システム起動時において/etc/rc.conf は、/etc/defaults/rc.conf の後に読み 込まれます。そのため、/etc/defaults/rc.conf に記述されている内容と異なる 場合、/etc/rc.conf に記述されている内容が優先されます。 

ここまで設定した内容は、例えば次のようになっています。IP アドレスやネッ トワークインターフェースなど朱字で記した箇所はシステムによって異なりま すので注意してください。 

 

/etc/rc.conf の例  defaultrouter="192.168.0.254" 

hostname="bsd.ipa‑sec.com" 

ifconfig̲fxp0="inet192.168.0.1netmask255.255.255.0" 

kern̲securelevel̲enable="NO" 

keymap="jp.106" 

nfs̲reserved̲port̲only="YES" 

sendmail̲enable="YES" 

sshd̲enable="YES" 

usbd̲enable="YES" 

 

先の NetworkServices 選択メニューから選択した inetd についての記述が /etc/rc.conf に 見 当 た ら な い の は 、 /etc/defaults/rc.conf に inetd̲enable="YES"の記述があるためです。 

もし、先ほど選択した inetd を稼動させないのであれば、inetd̲enable="NO"を /etc/rc.conf ファイルへ追加してください。 

 

USB 機器を取り扱わないのであれば、usbd̲enable=YES"を usbd̲enable="NO"へ 修正してください。 

 

/etc/defaults/rc.conf において"NO"になっているサービスを稼動させたいと きは、/etc/rc.conf へその記述をします。 

例えば、/etc/defaults/rc.conf において named は"NO"になっていますが、この サービスを稼動させたいときは、/etc/rc.conf へ named̲enable="YES"を追加し てください。ただし、このとき、DNS について設定されている必要があります。 

 

ま た 、 カ ー ネ ル の セ キ ュ リ テ ィ レ ベ ル を "2" ま で 高 め た い と き は 、 kern̲securelevel̲enable="NO"を kern̲securelevel̲enable="YES"へ修正し、

kern̲securelevel="2"を追加してください。セキュリティレベル"2"では、安全 性が高まりカーネルの再構築などもできません。もし、カーネルを再構築する ならば、その際にセキュリティレベルを落とす必要があることを覚えておいて ください。 

 

修正した/etc/rc.conf の内容を有効にするためにシステムを再起動します。 

   

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