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W Re

Pt

Rh

Pd

Au

Pb

0 1 2 3 4 5 6 7 8

0 2 4 6 8 10

Ve r.2 .0

SR

【本検討会方式3】経済重要性EI(単位:10兆円)

【クリティカリティ】 供給リスク評価と脆弱性(経済重要性)評価の 2 軸評価

昨年度評価結果(有賀(

2015

)) 今年度評価結果

鉱種別の市場規模や用途別シェア(重量ベース)を考慮した方式(有賀(

2015

))と、このたびそれらを考慮せず、使用量の多寡にかかわ らず用途別付加価値(国内総生産)のみを合計したものとを比較した場合(供給リスクは同じ値を使用)、このたび試行した方式のほうが 主要産業に使われ、また様々な用途に使われている鉱種ほど、比較的高く(右側に位置)評価される傾向にある。特に市場規模で重み づけを行った場合、その量の多寡や単価の高低に引きずられてしまう傾向がある(特に金等)。

(注)供給リスク(SR)と経済重要性(EI)の両方そろっている鉱種のみを表示している。共に2017年時 点データをもとに評価を行っている。

(注)供給リスク(SR)と経済重要性(EI)の両方そろっている鉱種のみを表示している。共に2017年時 点データをもとに評価を行っている

Li C

Mg

Al P Ti

V Cr

Fe Co Ni

Cu Zn

Ga Zr

Nb

Mo

Ag In Sb

REE Ta

W

PGMs

Pb

Au Sr

0 1 2 3 4 5 6 7 8

0 2 4 6 8 10

Ve r. 2. 0

】供給リスク

SR

【有賀(2015)】経済重要性EI

【クリティカリティ】 我が国における各鉱種クリティカリティ強度(原点からの距離)

2軸評価について、原点からの距離(供給リスク評価と経済重要性の二乗和から平方根を得たもの)をとると、

Nb

Al

Mg

F

(蛍石)、

Ti

といった鉱種がクリティカルと評価される。特定国からの供給に依存しているもの(

Nb

F

等)や用途が広範かつ

GDP

への寄与度も大き いもの(

Al

Mg

等)がある。

各鉱種のクリティカリティ強度(特定国スクリーニングなし)

10.4

9.8 9.7 9.7 9.7 9.6 9.6 9.5 9.4 9.3 9.3 9.2 9.2 8.9

8.5 8.3 8.1

7.9 7.8 7.8 7.6 7.6

7.4 7.2 7.1 7.0

6.8 6.8 6.6 6.5 6.5 6.4 6.2 5.9

4.8 4.0

6.0 8.0 10.0 12.0

ティカリティ強度(原点からの距離)

クリティカリティ強度 の高い鉱種

脅威国からの輸入が

25%以上

脅威国からの輸入が

25%未満

安全国からの輸入が

25

%未満

安全国からの輸入が

25%以上

安全国からの輸入が

25

%未満

安全国からの輸入が

25%以上

【脅威国スクリーニング】 脅威国スクリーニングの基準

×

中国からの輸入に依存しているものが多い

レアアース、タングステン、蛍石、アンチモン等

一部、ロシアに関係するものもある(パラジウム)

クリティカリティは高いが、対策の優先順位は高く何 か?

ニオブ等

脅威国に依存しているが、一方で安全国からの輸入 割合も高く、今後はこれら安全国からの輸入増を実 現できるような対応(政策対話、貿易障壁の排除等)

が必要か?

ゲルマニウム、ジルコニウム等

三極会合や各種政策対話等で今後も安定的に供給 確保ができるように目指す

クリティカリティ評価では評価のできなかったリスクのうち、脅威国への依存度をみるため、対象鉱種について、輸入量(金属、フェロアロ イ、化合物等の純分和)の相手国比をとり、安全国(キャッチオール規制対象外)や脅威国(平成

30

年度防衛白書で脅威と言及)への依 存度を以下のように評価した。

【脅威国スクリーニング】 特定国からの供給依存が大きい鉱種

対象鉱種について、輸入量(金属、フェロアロイ、化合物等の純分和)の相手国比をとり、安全国(キャッチオール規制対象外)や脅威国

(平成

30

年度防衛白書で脅威と言及)への依存度をみると、中国からの輸入に依存する鉱種のうち、大半は国家間対立で供給が途絶し た場合、輸入の切り替えが困難であり、極めてリスクが大きい鉱種と言える。

Nd・Pr Ce La Y 他 Pt Pd Rh

北米 カナダ

0.6 0.0 0.0 0.0 0.4 0.2 0.3 0.0 0.0 0.1

米国

0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.1 0.5 0.0 0.1 0.1 0.0 0.0 0.2 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 0.1 0.0

メキシコ 0.0 0.4 0.0 0.1

南米 ブラジル 0.1 0.1 0.3 1.0 0.0 0.1 0.0

ボリビア 0.2 0.1

チリ 0.0 0.7 0.5 0.4

ペルー 0.0 0.1 0.2 0.1 0.1

アジア 中国

×

0.0 0.4 0.6 1.0 0.9 1.0 0.1 0.2 0.1 0.0 0.7 0.1 0.1 0.0 0.1 0.4 0.6 0.1 0.4 0.3 0.7 0.0 0.0 0.0 0.2 0.5 0.5 1.0 1.0 0.6 0.0 0.0 0.0

台湾 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 0.2 0.0 0.0 0.0

韓国 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.2 0.4 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0

ベトナム 0.3 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.2 0.4 0.0

マレーシア 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0

タイ 0.0 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.1 0.1 0.0

インドネシア 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0 0.3 0.5 0.1

インド 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 0.1 0.0 0.0 0.1 0.0

フィリピン 0.0 0.4 0.0

欧州 ドイツ

0.1 0.0 0.0 0.0 0.5 0.0 0.0 0.0 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1

フランス

0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.4 0.2

フィンランド

0.0 0.5 0.0

チェコ

0.2

スイス

0.3 0.0 0.0

脅威国 K P Si Mg Fe 白金族

安全国 希土類

F C Sr Ti Al Sb Re Mo Ta Nb Zr Ge Ga Mn V In W Cr Co Ni Li Au Sn Zn Pb Cu

【脅威国スクリーニング】 我が国における各鉱種クリティカリティ強度

クリティカリティが高い鉱種であっても、

Nb

Al

のように非脅威国への依存度が大きいものがある(安全国や脅威国を除く一般国家)。

パラジウム(露)、ゲルマニウム(中)、バナジウム(中)、レアアース(中)、リン(中)は、クリティカリティが相対的に高いことに加え、脅威国 への依存度が高く、かつ非脅威国への輸入切り替えも容易ではないため、調達上の大きなリスクを抱えていると言える。これに準じたリ スクを抱えているものには、マグネシウム(

Mg

)、フッ素(

F

)、アンチモン(

Sb

)、タングステン(

W

)、ガリウム(

Ga

)等があり、いずれも中国 に依存する鉱種である。

各鉱種のクリティカリティ強度(特定国スクリーニングあり)

(注)対象鉱種は、元素記号を赤い枠で囲っている。

10.4

9.8 9.7 9.7 9.7 9.6 9.6 9.5 9.4 9.3 9.3 9.2 9.2 8.9

8.5 8.3 8.1

7.9 7.8 7.8 7.6 7.6

7.4 7.2 7.1 7.0

6.8 6.8 6.6 6.5 6.5 6.4 6.2 5.9 4.8

0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0

Al Pt Ti Nb Mg W F Sn V Pd Ge Sb Cr Zr Li Sr Cu Fe REE Zn Ga Y Re Pb Co Mn Ni Mo Ta In P Ag C Rh Au

クリティカリティ強度(原点からの距離)

◎:脅威国から25%未満+安全国から

25%以上

〇:脅威国から25%未満

△:脅威国から25%以上+安全国から

25%以上

×:脅威国から25%以上

【対応策抽出】 鉱種分類の視点(抱えるリスクとそれの対応策)

各鉱種が抱えるリスクの種類から必要な対策を抽出することができる(以下表で「〇」がついているもの)。

脆弱性

① 品 位 低 下 ② 生 産 寡 占 度 ( 国 別 H H I) ③ 生 産 寡 占 度 ( 鉱 山 別 H H I) ④ 埋 蔵 寡 占 度 ( 国 別 H H I) ⑤ 埋 蔵 寡 占 度 ( 鉱 山 別 H H I) ⑥ 輸 入 寡 占 度 ( 国 別 H H I) ⑦ ヒ ス ト リ カ ル ボ ラ テ ィ リ テ ィ ⑧ 可 採 年 数 変 化 率 ⑨ 海 外 自 山 鉱 調 達 ⑩ ス ク ラ ッ プ 等 再 生 ⑪ 輸 入 相 手 国 ガ バ ナ ン ス 経 済 的 重 要 性 資 本 主 義 に よ ら な い 市 場 へ の 影 響 行 使 安 全 保 障 上 の 脅 威 顕 在 化 異 常 気 象 の 増 加 倫 理 的 生 産 の 強 化 社 会 的 受 容 性 の 重 視 需 要 競 合 国 に お け る 需 要 増 新 規 用 途 の 需 要 増 世 界 的 な 利 用 制 限 規 制

(寡占国・企業以外における)新規鉱 床の開発促進、値上げ・輸出規制の抑 止、ストック放出による緩和 (寡占国・企業以外における)新規鉱 床の開発促進、値上げ・輸出規制の抑 止、ストック放出による緩和 調 調 (脅威国以外における)鉱山や製造工程に おける採算性向上のための支援(技術開発 支援、出資、トレーサビリティの確立と多 国間連携による購買拡大等) (脅威国以外における)新規鉱床の開 発促進、権益確保、設備投資、多国間 協力による抑止圧力、ストック放出に よる緩和 rの

a1.鉱山権益の確保

a2.製錬所・中間製品製造工程への出

f1.探鉱・開発・選鉱技術の高度化や

対策の方向性

供給リスク 供給リスク 脆弱性

未評価要素 クリティカリティ評価の対象

a.上流権益確保

(探査・開発、買 収を含む)

b.省資源・代替材開発

c.リサイクル推進(集荷促進・技術開発)

d.備蓄

e.脅威国を経由しない鉱山・製造工程(サプライチェー ン)の確保

f.資源開発・資源

【対応策抽出】 フッ素

海外自山鉱調達、スクラップ等再生、経済重要性にクリティカリティが高くなる要因がある。また、中国による寡占が進んでおり、安全保障 上の脅威が顕在する可能性もある。

(評価基準:供給リスク=C:7.5以上、B:5.0以上、A:5.0未満 脆弱性=C:合計粗付加価値額が上位10位以内、B:上位11~20位、A:21位以下 未考慮リスク:C:ある、B:わからない、A:(明らかに)ない)

脆弱性

① 品 位 低 下 ② 生 産 寡 占 度 ( 国 別 H H I) ③ 生 産 寡 占 度 ( 鉱 山 別 H H I) ④ 埋 蔵 寡 占 度 ( 国 別 H H I) ⑤ 埋 蔵 寡 占 度 ( 鉱 山 別 H H I) ⑥ 輸 入 寡 占 度 ( 国 別 H H I) ⑦ ヒ ス ト リ カ ル ボ ラ テ ィ リ テ ィ ⑧ 可 採 年 数 変 化 率 ⑨ 海 外 自 山 鉱 調 達 ⑩ ス ク ラ ッ プ 等 再 生 ⑪ 輸 入 相 手 国 ガ バ ナ ン ス 経 済 的 重 要 性 資 本 主 義 に よ ら な い 市 場 へ の 影 響 行 使 安 全 保 障 上 の 脅 威 顕 在 化 異 常 気 象 の 増 加 倫 理 的 生 産 の 強 化 社 会 的 受 容 性 の 重 視 需 要 競 合 国 に お け る 需 要 増 新 規 用 途 の 需 要 増 世 界 的 な 利 用 制 限 規 制

B A A A A B C C C B C A A A B B A

0.553 0.000 0.251 0.000 0.000 0.691 1.000 1.000 7.585

a1.鉱山権益の確保

a2.製錬所・中間製品製造工程への出資

f1.探鉱・開発・選鉱技術の高度化や投

資支援

f2.新規用途開発(忌避物質や余剰産物

の利活用等を含む)

評価

クリティカリティ評価の対象 未評価要素

供給リスク 供給リスク 脆弱性

A(リスク高)~C(リスク低)

クリティカリティ評価結果

(供給リスク:1~0で規格化、脆弱性(経済重要性):10兆円)

国際動向を にらんだ新 たな対策

e.脅威国を経由しない鉱山・製造工程・技術者(サプライチェーン)の 確保

既往対策

a.上流権益確保

(探査・開発、買収を含む)

b.省資源・代替材開発

c.リサイクル推進(集荷促進・技術開発)

d.備蓄

f.資源開発・資源効率の向上 に関わる技術開発・投資支援

g.資源国政府との2国間交渉等(キャパシティビルディング、公共財政 研究、政府間対話等)

i. 技術伝承・技術者養成

h. 国際協調(マルチ交渉・多国間協力等)

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