Oracle HTTPサーバー・リスナーを設定することにした場合でも、Apacheリスナーによっ
て同時に処理できる要求のおおよその数を設定して、パフォーマンスを最適化することがで きます。
特にUNIXでは、Apacheはプロセス・ベースであるため、プロセスごとに、それを要求し
た各DADに対してデータベース接続を開く必要があります。その結果、要求の数がかなり 多くなる可能性があり、処理できるセッション数を超えた場合に、クライアントがロックア ウトされることがあります。ただし、値を必要以上に大きく設定すると、リソースが消費さ れます。
次に、その使用例を説明します。
1. Oracle Portal DADからのどのサービス要求でも、ネットワーク接続が1つとセッショ
ンが2つ必要です(2つのセッションは同じ物理接続を使用します)。
最初のセッションはportal30用であり、2番目のセッションはportal30_public用です。
2. Oracle Portalにログインする場合は、Login Server DAD(SSO DAD)の接続を開く必
要があります。これには、ネットワーク接続が1つとセッションが2つ必要です。
この場合、最初のセッションはportal30_sso用となり、2番目のセッションはportal30_
sso_public用となります。
3. 同時に処理される要求の最大数を決めるApache構成の設定は、MaxClientsです。デ フォルトは150です。
各ユーザーがOracle Portalにログインし、作業している場合は、前述の使用例(1)と
(2)により、プロセスごとにセッションが4つ必要になります。このような使用例で は、セッションの合計数が次のように計算されます。
150 * 4 = 600
600のセッションと約300のデータベース接続(1つの接続につき2つのセッション)
が必要となります。
Oracle HTTPサーバーの調整
5.6.1 MaxClient 値の設定 値の設定 値の設定 値の設定
ログインの頻度は一般にOracle Portalのアクセス頻度よりも低いため、別々のOracle HTTPサーバー・リスナーでLogin Serverを設定するのが理にかなっています。目標は、
MaxClientsの設定をポータル・システムのニーズに影響しない程度に合理的な値に調整す
ることです。
Oracle Portalでは、データベース接続のプールを管理するApache mod_plsqlを幅広く利用
します。MaxClientパラメータは、mod_plsqlによってプールされるデータベース接続の 数に直接関連するApacheプロセスの数を調整します。
1. Login Serverのリスナーでは、MaxClientsパラメータに設定する近似値を一度決めた
後は、次の場所にあるApache構成ファイルhttpd.confでこれを適切な値に編集し てください。
<ORACLE_HOME>/Apache/Apache/conf/
MaxClientsの設定を調整して、ApacheリスナーでApacheによって処理される要求 の数を制御します。これによって、確立されるセッションの最大数が最終的に制御され ます。
2. Oracle Portalリスナーでは、Login ServerのニーズとOracle Portalのニーズに従って、
それらが相互に影響し合わないようにMaxClientsパラメータを個別に調整できます。
このパラメータは、確立されるセッションの数に直接対応しており、Apacheリスナー
がPortalリスナーで処理できる最大負荷に相当します。
httpd.confファイルのMaxClientsセクションは、次のようになります。
# Limit on total number of servers running, i.e., limit on the number
# of clients who can simultaneously connect --- if this limit is ever
# reached, clients will be LOCKED OUT, so it should NOT BE SET TOO LOW.
# It is intended mainly as a brake to keep a runaway server from taking
# the system with it as it spirals down...
#
MaxClients 150 注意注意注意
注意: 詳細は、Oracle9i Application Serverのドキュメント・セットの一
部として提供される『PL/SQLゲートウェイの使用』を参照してくださ い。
Oracle HTTPサーバーの調整
注意 注意注意 注意:
■ 個別に調整する場合は、Oracle PortalとLogin Server用の別々のリス ナーがあります。前者はポータル・データベースのリソース(セッ ション)を制御し、後者はLogin Serverデータベースのリソースを制 御します。
■ データベースによって許可されるセッションと接続の数は、Oracle8i データベースのinit.oraで設定された値によって制限されます。詳
細は、Oracle8iデータベースのドキュメント・ライブラリを参照して
ください。
Oracle HTTPサーバーの調整
6
Oracle Portal コンテンツ領域の検索機能の設定 コンテンツ領域の検索機能の設定 コンテンツ領域の検索機能の設定 コンテンツ領域の検索機能の設定
この章では、Oracle Portalコンテンツ領域に組込みのinterMedia Text検索機能の設定方法 について説明します。
この章の内容:
■ 新しい検索機能
■ 前提条件
■ Oracle Portalでの検索
■ interMedia Textのパフォーマンス
■ interMedia Text検索の設定
■ interMediaテキスト索引の設定
■ interMedia Text索引の削除
■ interMedia Textの環境設定
■ 多言語機能(マルチレクサー)
■ Oracle Portalで作成されるinterMedia Text関連のプロシージャ
関連項目関連項目関連項目 関連項目:
■ interMedia Textのマニュアルについては、Oracle8iデータベースのド
キュメント・ライブラリを参照してください。
■ interMedia Textの技術論文、研修用の教材、サンプル・コードなどに
ついては、次のサイトを参照してください。(英文)
新しい検索機能