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プロジェクトリーダー 石原 孟 東京大学教授

委託

株式会社大林組

・ライダー風況観測データ取得、解析

・防波堤上・陸上の風況観測データ取得、解析

・風況解析手法構築

(ライダー観測の検証・欠測補完)

・風況解析手法の検証

・他海域への適用性調査

大森建設株式会社

・風況観測浮体の開発

・風況観測浮体の施工・設置

・波浪データ、浮体動揺データの取得、解析

・風況観測浮体の維持管理・撤去

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出典 国土交通省 秋田港湾事務所HP

浮体設置

海域:能代港北防波堤内

実験海域

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風況観測浮体 防波堤

17.82m

18m 10.1m 22m 5.35m 22m 30m

約80m

1 .3 4m 45 m

支 柱

(φ140~360)

浮 体 ドップラーライダー

架 台 アンカー

アンカー 係留索

内港 外港

+6.00m +1.50m

テトラポッド 50t型

防波堤上の風観測タワー

観測高度:海上40、45、50m ライダー観測

観測高度:40~250m以上 高度間隔5m程度

●浮体ライダー観測:動揺補正機能付きドップラーライダーを搭載

●タワー風況観測:ドップラーライダーの検証および欠測を補完

●ライダー観測検証および欠測補完のための風況解析手法の構築 洋上風況を安価かつ精度良く観測可能な風況観測システムを開発

開発フロー

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浮体と観測機器の配置

ドップラーライダー 外部ユニット

搭載機器

・ドップラーライダー(動揺補正機能付き)

・動揺計

・電源(燃料電池×4基)

・GPS(浮体位置モニタリング)

消費電力: 最大255W ライダー(80~180W), ライダー以外(75W)

燃料電池: 330W (110*3) +冬季対応用110W

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観測および浮体の状況

観測期間中の浮体の移動範囲は 全観測期間通じ、ほぼ直径20m の円内に収まる

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観測時系列 2014年8月11日

8度を超える動揺に対し、ライダー観測はタワー観測をよく追随

ライダー タワー

10

分間平均値

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観測時系列の例 2014年10月3日

ライダー タワー 10分間平均値

風の急激な変化がある場合も、ライダー観測はタワー観測をよく追随 9/26

ライダー観測とタワー観測の比較

タワー ライダー

10分間平均風速(上段)・風向(下段)

相関係数0.99を越えるような 高い相関性が得られた。

風速に関するライダー・タワーの相関性

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風向別のライダー・タワー風速比較

タワー ライダー

風向はタワー 観測の風向

風向別にも浮体ライダーとタワー観測はよい相関を示している。

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風況解析システムの開発

風 速

●観測点の年間風況を予測する解析手法を構築

季節

冬季 夏季

・ライダー観測精度の検証(相互比較によるクロスチェック)

・ドップラーライダーの欠測の補完

・気象モデル解析(WRF)のパラメータ設定の最適化

パラメータ最適化には、風況観測タワー(防波堤・既設陸上)のデータを使用

風速の季節変化

ドップラーライダー観測 防波堤・既設タワー風況観測 気象解析(WRFデフォルト設定)

気象解析(WRFカスタマイズ後)

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気象モデルの最適化の検討

WRFを構成する様々な物理オプションのうち、洋上風況に対する影響が強いと考えられる 要素(大気境界層,雲微物理,データ同化,海面水温)に着目し、気象モデルを最適化

物理素過程・

入力データ 物理モデル

大気境界層過程

YSU/MYNN/MYJ

等 接地層過程

Monin-Obukhov(MM5/Janjic)

雲微物理過程

WSM 5 scheme (Grid1, 2) New Thompson et al. scheme

(Grid3-4)

放射過程

RRTM (

長波

)/Goddard shortwave (

短波

)

地表面過程

Noah MP LSM

積雲過程

Kain-Fritsch (Grid1, 2

のみ

)

データ同化 ナッジング

ON/OFF(

適用

Grid1,

界層高さ以高)

海面水温

NCEP/JAMSTEC

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注記

【大気境界層過程】

YSU:Yonsei University model: 非ロー カルクロージャモデル、 渦粘性係数、

拡散係数を境界層高さにわたるプロ ファイル関数で与える。

MYNN:Mellor-Yamada-Niino-Nakanishi およびMYJ:Mellor-Yamada-Jangic:と もにローカルクロージャモデル、渦粘性 係数を局所的な風速勾配、大気安定度 の関数として与える。MYNNはMellor-Yamada レベル2.5のモデル定数をさら に最適化したもの。

【放射過程、地表面過程、積雲過程】

大気中の太陽放射、赤外放射の伝達、

地表面温度の予測(表層付近の浅い地 中も含む)、積雲による小規模熱対流に よる熱輸送等の物理過程のモデル化。

気象予測の分野ではここに示したモデ ル化は標準的なものとして扱われてい る。

※その他の注記はスライド22参照

風況解析計算領域①

領域2 領域3

領域4 領域1

水平解析領域概要

気象モデル

WRF (Version 3.5.1)

解析領域

2400kmx2400km

4段ネスティング 客観解析値

NCEP FNL再解析

解析対象期間

1ケース2日間

最小時間刻み

0.74

標高値

USGS GTOPO30(Grid1,2) +

国土地理院数値地図

(Grid3,4)

土地利用情報

USGS 25 Category(Grid1,2) +

国土数値情報

(Grid3,4)

解析条件

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風況解析の計算領域② 各領域の地形

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感度解析① 境界層のモデル化の比較 :鉛直分布

・YSU,MYJの風況観測値への追随性が高い。

・境界層モデルの選択が示す感度が最も高いた め、年間の風況予測を通じて評価することとした。

日平均風速鉛直分布

2014/08/29

時間(h)

YSU:

ノンローカルスキーム

MYJ:

ローカルスキーム

MYNN:

ローカルスキーム

TOWER:鉄塔観測値

LIDAR:

ライダー観測値

水平風速の日平均値の鉛直分布 WRF解析条件:ナッジング無

(m)

解析初期時刻(8/28)からの3時間ごとの鉛直プロファイルの変化

(m)

ME(%) RMSE(m/s)

YSU 2.43 2.33

MYJ 0.08 2.34