11/18平成27年10月30日
平成 27 年度成果報告会 予稿集 No.F-17
事業概要
1. 期間
開始:平成25年12月 終了:平成27年2月 2. 最終目標
東日本大震災以降、再生可能エネルギー導入の気運が高まり、中長期的に風力発電を大量に導入 すること等が期待されている。陸上適 地は減少傾向で、長い海岸線の特徴を活かした洋上風力発電 の導入が求められるが、同じ海域を利用する利害関係者との合意形成が不可欠である。本事業では、
洋上風力発電の導入に向けた基盤を整備するために、特に漁業等の既存産業への環境評価や共存 に関する調査を行い、洋上風力発電の発展に資することを目的とする。
3. 成果・進捗概要
適合海域の抽出として、洋上風力発電システム別の適合海域の抽出を行い、漁業関係の既往資料 より、洋上風力発電システム別・漁業利用形態別の適合海域の調査を実施し、取りまとめた。次に、国 内における事例調査を実施し、地域共存のための洋上風力発電施設のあり方に関する現状と課題を 調査するため、 5 つの漁業団体と自治体、並びに 3 つの港湾関係部署と既存洋上風力発電事業者にヒ アリング調査を行い、取りまとめた。
また、海外における事例調査を実施し、欧州における洋上風力発電と雇用規模、洋上風力発電と漁 業の共生事例及び漁業者との合意形成について、欧州のコンサルタント会社に調査を依頼した。
これらの結果に基づき、合意形成メニューの策定を行った。メニューを「洋上風力発電事業を進める 1. 期間
開始:平成25年12月 終了:平成27年2月 2. 最終目標
東日本大震災以降、再生可能エネルギー導入の気運が高まり、中長期的に風力発電を大量に導入 すること等が期待されている。陸上適 地は減少傾向で、長い海岸線の特徴を活かした洋上風力発電 の導入が求められるが、同じ海域を利用する利害関係者との合意形成が不可欠である。本事業では、
洋上風力発電の導入に向けた基盤を整備するために、特に漁業等の既存産業への環境評価や共存 に関する調査を行い、洋上風力発電の発展に資することを目的とする。
3. 成果・進捗概要
適合海域の抽出として、洋上風力発電システム別の適合海域の抽出を行い、漁業関係の既往資料 より、洋上風力発電システム別・漁業利用形態別の適合海域の調査を実施し、取りまとめた。次に、国 内における事例調査を実施し、地域共存のための洋上風力発電施設のあり方に関する現状と課題を 調査するため、 5 つの漁業団体と自治体、並びに 3 つの港湾関係部署と既存洋上風力発電事業者にヒ アリング調査を行い、取りまとめた。
また、海外における事例調査を実施し、欧州における洋上風力発電と雇用規模、洋上風力発電と漁 業の共生事例及び漁業者との合意形成について、欧州のコンサルタント会社に調査を依頼した。
これらの結果に基づき、合意形成メニューの策定を行った。メニューを「洋上風力発電事業を進める
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背景
• 再生可能エネルギー導入機運の高まり。
• 中長期的には風力発電の拡大が期待。
• 陸上風力発電の建設適地は減少傾向、
• 洋上風力発電の導入が重要。
• 海域利用者である漁業等の産業や地元 住民等の合意が不可欠。
• 我が国特有の気象・海象条件や洋上風況特性を把握し、こ れらの自然条件に適合した環境影響評価の手法を確立する ことも重要である。
• 洋上風力発電の実現にあたっては、これらの条件を満たし つつ、大規模ウィンドファーム化を図ること等により発電コス トを引き下げ、事業採算性を確保することも重要である。
• 再生可能エネルギー導入機運の高まり。
• 中長期的には風力発電の拡大が期待。
• 陸上風力発電の建設適地は減少傾向、
• 洋上風力発電の導入が重要。
• 海域利用者である漁業等の産業や地元 住民等の合意が不可欠。
• 我が国特有の気象・海象条件や洋上風況特性を把握し、こ れらの自然条件に適合した環境影響評価の手法を確立する ことも重要である。
• 洋上風力発電の実現にあたっては、これらの条件を満たし つつ、大規模ウィンドファーム化を図ること等により発電コス トを引き下げ、事業採算性を確保することも重要である。
目的
• 洋上風力発電導入の基盤整備のために
• 漁業等の既存産業や地域住民等との「共存に関する調 査」を行い、
• 洋上風力発電の発展に資することを目的。
目標
• 洋上風力発電(着床・浮体)に適した海域抽出。
• 漁業、地域住民等の合意形成を図る方法等に関する調 査・研究。
• 地域共存型洋上ウィンドファームの導入手法(合意形成 メニュー)を示す。
• 洋上風力発電導入の基盤整備のために
• 漁業等の既存産業や地域住民等との「共存に関する調 査」を行い、
• 洋上風力発電の発展に資することを目的。
目標
• 洋上風力発電(着床・浮体)に適した海域抽出。
• 漁業、地域住民等の合意形成を図る方法等に関する調 査・研究。
• 地域共存型洋上ウィンドファームの導入手法(合意形成
メニュー)を示す。
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全体のフロー
研究体制
名古屋大学 三井物産 戦略研究所
日本気象協会 洋上風力発電システム別の適
合海域の抽出
- - ●
洋上風力発電システム別漁業 利用形態調査
- - ●
( 外注 )
国内における事例調査 ● - ●
海外の事例調査 ● ●
海外
(一部外注)
●
合意形成メニューの策定 ● - ●
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検討委員会
氏 名 所属・役職
荒川忠一 東京大学大学院工学系研究科 教授 加藤雅信 名古屋学院大学法学部 教授
永田哲朗 名古屋大学地球水循環研究センター 洋上風 力利用マネージメント寄附研究部門 客員教授 松浦正浩 東京大学公共政策大学院 特任准教授
松田裕之 横浜国立大学大学院環境情報学府 教授 松山優治 * 東京海洋大学 名誉教授・特任教授
宮原正典 独立行政法人水産総合研究センター 理事長
五十音順 *: 座長
最終成果
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[ 目的~方法 ]
• まず、風速条件の良好な海域抽出。
• 次に、水深から、着床式、浮体式、技 術的困難な海域に3区分。
• 最後に、自然条件(藻場・干潟等 ) と
社会条件(航路、漁業権区域等)から、
洋上風力発電の適合海域を抽出。
[ 目的~方法 ]
• まず、風速条件の良好な海域抽出。
• 次に、水深から、着床式、浮体式、技 術的困難な海域に3区分。
• 最後に、自然条件(藻場・干潟等 ) と
社会条件(航路、漁業権区域等)から、
洋上風力発電の適合海域を抽出。
3.1.1 洋上風力発電システム別の
適合海域の抽出
3.1.1 洋上風力発電システム別の
適合海域の抽出
水深
● 0 ~ 50m
● 51 ~ 100m
● 101 ~ 200m
-漁業権設定区域
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[ 目的 ]
選定した海域について
→ 漁業利用状況を整理し、海面利用の容易さを評価 [ 方法:海域別の統計データを整理 ]
①水産物の安定供給 → 漁業種類数、総漁獲量等
②水産資源の持続的利用等の確保 → 主要魚種別漁獲量、海面 漁業生産額等
③水産資源に依存する生態系等の保全 → 資源回復計画、藻場 保全等
④伝統的な文化と恵み豊かな水産資源の伝承 → 漁業体験、漁村 文化・食文化等の伝承機会の場等
[ 目的 ]
選定した海域について
→ 漁業利用状況を整理し、海面利用の容易さを評価 [ 方法:海域別の統計データを整理 ]
①水産物の安定供給 → 漁業種類数、総漁獲量等
②水産資源の持続的利用等の確保 → 主要魚種別漁獲量、海面 漁業生産額等
③水産資源に依存する生態系等の保全 → 資源回復計画、藻場 保全等
④伝統的な文化と恵み豊かな水産資源の伝承 → 漁業体験、漁村 文化・食文化等の伝承機会の場等
3.1.2 洋上風力発電システム別
漁業利用形態調査
調査対象海域
No
選定理由 調査対象海域 関係市町村1
系統連系条件が整備されている事業の計画が現在進行中 石狩湾海域 石狩市ほか
2
先行事例調査を実施済み 青森県日本海側海域 つがる市ほか3
先行事例調査を実施済みであり、ハタハタの資源管理が行われている 事業の計画が現在進行中
秋田県周辺海域 八峰町ほか
4
事業の計画が現在進行中 山形県周辺海域 遊佐町ほか5
事業の計画が現在進行中 新潟県周辺海域 村上市ほか6
洋上風車が稼働中であり、建設前後の利害関係者の意識変化や魚礁効果を調査できる 銚子市周辺海域 銚子市
7
ズワイガニ保護海域への建設可能性を検討する 京都府周辺海域 舞鶴市ほか
8.
- 熊野灘海域 南伊勢町9.
洋上風車が稼働中であり、建設前後の利害関係者の意識変化や魚礁効果を調査できる 響灘海域 山口県:下関市ほか 福岡県:北九州市ほか
10
現市長が洋上風力発電に前向きである 壱岐及び対馬周辺海域 対馬市ほか11
洋上風車が稼働中であり、建設前後の利害関係者の意識変化や魚礁効果を調査できる 五島列島周辺海域 新上五島町ほか
12
全国で数少ない沖合業者があり、沖合養殖の電源確保として洋上風力に注目している 日向灘海域 串間市
13
表層浮き魚礁(パヤオ)による漁が盛んであり、 北部:国頭村ほか
ドキュメント内
F-01 平成27年度_予稿集原稿_NEDO風力分野事業紹介
(ページ 183-189)