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各検討項目ごとの目標

11/18平成27年10月30日

3. 各検討項目ごとの目標

(1)本事業での実施事項

プロジェクトマネジメント

タスクフォースⅠ 風況

タスクフォースⅡ インフラストラクチャ①SEP船 タスクフォースⅢ インフラストラクチャ②基地港 タスクフォースⅣ 建設①基礎

タスクフォースⅤ 建設②プラント

タスクフォースⅥ 建設③ケーブル・変電設備 タスクフォースⅦ O&M

タスクフォースⅧ 撤去 タスクフォースⅨ 保険 タスクフォースⅩ ファイナンス

引用:SMFGグループ株式会社日本総合研究所作成

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3. 各検討項目ごとの目標

(1)本事業での実施事項

【プロジェクトマネジメント】

主要な実施事項は事業計画策定である。主に、①あるべきプラント(洋上ウィンドファーム)の全体像の計画策定、

②上記プラントの建設・

O&M

を実施するための適切なプロセスの計画策定、③上記プロセスを実行するための最 適な建設・

O&M

スキームの計画策定、④これらによって創出されるパフォーマンス・

CF

CAPEX

OPEX

含む)の計画 策定、から構成される。また、先述した通り、各タスクフォースの情報を吸い上げ、事業計画に反映するために、タス クフォースのマネジメントについても主要な実施事項となる。

これらの業務は、当社にて主体的に実施するものの、専門的な計画策定力が必要となるため、プロジェクトファイ ナンスに精通し洋上風力業界において事業開発支援を複数行っているコンサルティングファームが必要となる。

【タスクフォースⅠ 風況】

当該項目は、風況実測と、風況解析・評価が実施事項となる。前者はこれまで協業してきた八戸工業大学と引き 続き協業を続け、後者については風況解析会社との協業(外注)を検討している。

【タスクフォースⅡ インフラストラクチャ①

SEP

船】

当該項目では、

SEP

船調達・施工利用に関して、概念設計・

FS

、詳細化を実施する。こちらは有力なスポンサー候 補であるオリックス株式会社と検討を進める。

オリックス株式会社は、複数の洋上ウィンドファームへ出資及び出資検討しており、工事インフラストラクチャであ

SEP

船の稼働率を最大限高める検討のできる最適なポジションに位置している。

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3. 各検討項目ごとの目標

(1)本事業での実施事項

【タスクフォースⅢ インフラストラクチャ②基地港】

当該項目では、むつ小川原港における現況調査・評価、基地港に関する概念設計・

FS

、詳細化を実施する。概念 設計・

FS

、詳細化については、海洋工事に精通している着床式海洋構築物における有力

EPC

コントラクター(オフショ アコントラクターやスーパーゼネコン等)と共に検討を予定している。

【タスクフォースⅣ 建設①基礎】

当該項目では、地質及び海象の調査・評価、基礎建設に関する概念設計・

FS

及び基本設計を実施する。こちらに ついては、着床式海洋構築物における有力

EPC

コントラクター(オフショアコントラクターやスーパーゼネコン等)と協 業の調整中である。

【タスクフォースⅤ 建設②プラント】

当該項目では、タービンレイアウトの検討、プラント建設に関する概念設計・

FS

及び基本設計を実施する。タービン レイアウトの検討に関しては、

MHI-VESTAS

Siemens

、日立製作所等の有力タービンメーカーとの協議を進めて行く。

また、プラント建設の概念設計・

FS

・基本設計については、陸上風力における有力

EPC

コントラクター(スーパーゼネコ ン等)との協業(外注)調整中である。

【タスクフォースⅥ 建設③ケーブル・変電設備】

当該項目では、ケーブル・変電設備に関する概念設計・

FS

及び基本設計を実施する。当該検討は、海底ケーブル におけるシェアが高い、住友電気工業株式会社や古河電気工業株式会社等が考えられる。

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3. 各検討項目ごとの目標

(1)本事業での実施事項

【タスクフォースⅦ

O&M

当該項目では、タービンメーカーに関する

O&M

サービス動向調査、

O&M

に関する概念設計・

FS

及び詳細化を実 施する。後者については、国内において洋上

O&M

のノウハウを保有しているプレーヤーが少ないため、やはり海 外にて洋上

O&M

受託サービスやアベイラビリティ保証サービスを展開しているタービンメーカー(

MHI-VESTAS

Siemens

等)等との協業(一部外注想定)が必要となり、調整中である。

【タスクフォースⅧ 撤去】

当該項目では、基礎・プラント撤去に関する概念設計・

FS

を実施する。当項目は、

EPC

コントラクターを含め、建設 会社との協業によりカバーされる。

【タスクフォースⅨ 保険】

当該項目では、保険の基本設計(建中~運開後)に加え、保険会社が付保する前提となる

Warranty Surveyor

活用した建設開始前の洋上リスク評価を実施する。なお、建設開始後における実際の工程評価は実行段階の評 価であり、当該助成事業においては対象外とする。

基本設計については、風力及び海洋の保険に関して実績のある、三井住友海上火災保険株式会社・損害保険 ジャパン日本興亜株式会社の

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社にアドバイスを求めながら検討を実施する。一方、洋上リスク評価については、

Warranty Surveyor

への外注を予定している。

【タスクフォースⅩ ファイナンス】

当該項目では、資金調達条件の簡易検討(金融機関が求める、開発に対する条件・ファイナンスの条件)を実施 する。利率等の融資の条件だけでなく、バンカブルな事業計画を追求する際に非常に有益なタスクと捉えている。

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4. 研究体制

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プロジェクトマネジメント

タスクフォースⅠ 風況

タスクフォースⅡ インフラストラクチャ①SEP船 タスクフォースⅢ インフラストラクチャ②基地港 タスクフォースⅣ 建設①基礎

タスクフォースⅤ 建設②プラント

タスクフォースⅥ 建設③ケーブル・変電設備 タスクフォースⅦ O&M

タスクフォースⅧ 撤去 タスクフォースⅨ 保険 タスクフォースⅩ ファイナンス

①むつ小川原港洋上風力開発㈱

③オリックス株式会社(予定)

②株式会社日本総合研究所(予定)

④風況コンサル

⑤EPCコントラクター

⑥ケーブルメーカー

⑦タービンメーカー

⑧保険関連企業

⑨金融機関

4. まとめ

(1)現段階においては、ヨーロッパの事例でもって、国内の洋上、特にニアショアをケー ススタディするには不十分である。

(2)本事業は、むつ小川原港で洋上特にニアショアにおけるウインドファーム建設にお いて、実現可能性が高い開発計画を策定するものである。

(3)また、その計数計画に関して根拠を持って示せる状態にするものである。

(4)この場合の「実現性が高い」と言うのは以下である。

①実効性が高い:実際にサイトやその運営を形成できる力があること。

②十分なコストパフォーマンスを創出できること。

③高いバンカビリティを備えていること。

※実効性:実際にサイトやその運営を形成できる力があること。

※コストパフォーマンス: IRR

に代表される投資リターンや、

ROS

に代表される収益性等

※バンカビリティ( Bankability

):融資の適格性

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4. まとめ

添付資料)EUと日本における開発環境の違い

異なるポ イント

ビジネス要素への影響

EU(北海など) 日本

汀線から サイトへの 距離

数十km等のオプション案件も多く、風況は陸地の影響は受けに くい。建設・

O&M

もオフショアならではの工夫が多数存在する。

(ジャッキアップ船に作業員が泊まり込むための設備充実、ヘリを

利用したO&M、孤立環境に耐え得るハードなサバイバルトレーニン グ)

数百m~とニアショアであり、風況は陸地の影響を受けやすい。

また、欧州の建設・

O

M

のプロセスをそのまま適用することは、

投資過多につながり、事業パフォーマンスを低下する可能性が 考えられる。

⇒近海ならではの、CAPEX、OPEXの妥当な構造が不明確な

状況にある。

サイトの深

遠浅の海洋であり、モノパイルが大半を占める。 深浅の変化が強く(加えて地盤の固さのバリエーションも豊富と 考えられ)、モノパイルだけでは対応し切れない可能性が高い。

⇒EUにおけるモノパイルのケーススタディだけでは、CAPEXを捉えき

れない。

ジャッキアップ 船(SEP

)

・施工ノ ウハウの有

既に市場が立ち上がっており、ジャッキアップ船も豊富に存在し ている(もともとオイル・ガス開発のマーケットにおいても存在)。施工 ノウハウも充足されている。

そのため、工事単価等は既知のナレッジとなって来ている。

オイル・ガス開発のマーケットが存在せずジャッキアップ船がほぼ不在 かつ施工ノウハウが欠落している。

⇒現実的な工事単価が不明である

タービンメー カーの体制

SiemensたMHI-Vestasに代表される洋上に強いタービンメーカー

がO&Mに関する強力な体制を敷いており、O&M受託・アベイラ ビリティ保証サービスを提供可能となっている。過去の実績に基 づくO&M単価等は既知のナレッジとなって来ている。

SiemensやMHI-Vestasであっても、現在日本国内における洋

上O&Mリソース・ノウハウは存在していない(それぞれシーメンスジャパ ンや三菱重工等にて検討はしている。)。

⇒現実的なO&M単価が不明確である。

引用:SMFGグループ株式会社日本総合研究所作成

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