Native Instruments の KOMPLETE KONTROL S-SERIES キーボードは MASCHINE のワークフローと 密に連携します。これにより、MASCHINE によるプロジェクトのメロディックパートの理想的な追加コント ローラーとしてこのキーボードを使用することができます。 MASCHINE 2.3 には以下の統合用機能を追加 しています。
5.3.1 モジュレーションストリップ
Preferences (環境設定)パネルで Modulation Strip 設定を表示しています。
KOMPLETE KONTROL S-SERIES キーボードの右タッチストリップは、多機能モジュレーションコントロ ールです。このタッチストリップには 5 つのモードがあり、MASCHINE ソフトウェアの Preferences パネ ルにある Hardware ページの Mode メニューで選択できます。
KOMPLETE KONTROL S-SERIES 統合用機能
• Standard: これは KOMPLETE KONTROL S-SERIES キーボードの右モジュレーションストリップの デフォルトモードで、モジュレーションコントロールの通常操作に対応します。このモードでタッチスト リップは指の位置を認識し、アサインしてあるインストゥルメントパラメーターに値を適用します。スト リップ上に指を置くと、値が瞬時にその値へと移動、その値が保たれます。Standard モードではモジュ レーションストリップ用に以下の追加設定項目があります。
◦ Display メニュー: ここでモジュレーションストリップの状態表示方法を選択します。 選択肢は Bar または Dot です。Bar でストリップのデフォルト位置から LED が表示を始め、現在の値を表 示 (レベルメーターに似ています)、Dot では現在の値のみを LED で表示します。
• Spring: このモードでピッチストリップの中心のデフォルト位置から離れた場合、ばねのような動きで 値が反応します。ばねの現在の位置(パラメーター値のことです)は青 LED で表示されます。ストリッ プ上に指を置くと、値が瞬時にその値へと移動し、指を置いている間はその値が保たれます。指を放すと 値がデフォルト値に戻ります。Spring モードではモジュレーションストリップ用に以下の追加設定項目 があります。
◦ Display メニュー: ここでモジュレーションストリップの状態表示方法を選択します。 選択肢は Bar または Dot です。Bar でストリップのデフォルト位置から LED が表示を始め、現在の値を表 示 (レベルメーターに似ています)、Dot では現在の値のみを LED で表示します。
◦ Strength スライダー: ばねがデフォルト位置まで戻るまでのレートを設定します。Strength 設定 を高くすると、値が元に戻る速さが早くなります。
• Ball: このモードでタッチストリップに触れている指に対してボールが吸い付くような動きで値が反応し ます。ボールの現在の位置(パラメーター値のことです)は青 LED で表示されます。ストリップの特定 の場所に指を置くと、現在値から指の方向に向かって値が移動し、指の位置で値が止まります。値がたど り着く前に指を放すと、値はモジュレーション上を一定の間移動し、その後速度が落ち停止します。更 に、現在値に指を置き、どちらかの方向にその値をドラッグして指を放すことで、値を滑らせることも可 能です。指の移動速度によって値の移動速度が速くなります。Ball モードではモジュレーションストリ ップ用に以下の追加設定項目があります。
◦ Display メニュー: ここでモジュレーションストリップの状態表示方法を選択します。 選択肢は Bar または Dot です。Bar でストリップのデフォルト位置から LED が表示を始め、現在の値を表 示 (レベルメーターに似ています)、Dot では現在の値のみを LED で表示します。
◦ Friction スライダー: 指を放したときの値の速度低下を調節します。Friction 値が高いほど、値が止 まるまでの速度が速くなります。一番左に設定すると、値は止まらなくなります。一番右に設定する と、値がすぐ止まるようになります。
◦ Gravity スライダー:指が値をひきつける度合いを調節します。Gravity 値が高いほど、値の移動速 度が速くなります。このパラメーターは値を滑らせる場合の度合いには影響しません(上記参照)。
◦ Walls ボタン: レンジ幅の限界に到達した場合の値の反応を設定します。Walls をオンにすると、値 が限界値で跳ね返るようになります。Walls をオフにすると、値が反対の限界値に移動し、同じ方向 に移動します。
• Tempo: Ball モードと同様に、Tempo モードはボールが指に吸い付くように値が反応します。ボール の現在の位置(パラメーター値のことです)は青 LED で表示されます。Ball ボールモードと同様に操作 することが可能ですが (上記)、この場合ボールはテンポにあわせて移動します。これにより、モジュレー ションストリップでテンポと同期するモジュレーション制御を行うことができます。MASCHINE と共 に KOMPLETE KONTROL を操作する場合、テンポは MASCHINE ソフトウェアのテンポを採用しま す。スタンドアローンの KOMPLETE KONTROL を使用している場合、ソフトウェアインターフェイス のヘッダーでテンポを設定します。Ball モードではモジュレーションストリップ用に以下の追加設定項 目があります。
◦ Display メニュー: ここでモジュレーションストリップの状態表示方法を選択します。 選択肢は Bar または Dot です。Bar でストリップのデフォルト位置から LED が表示を始め、現在の値を表 示 (レベルメーターに似ています)、Dot では現在の値のみを LED で表示します。
◦ Rate メニュー: 13 のタイムシグニチャーのうちの一つを選択し、テンポにあわせたボールの移動に ここでの値を採用します。選択肢は 1/8 から 4/1 で、三拍子や付点も使用できます。
◦ Friction スライダー: ボールの動きがテンポに同調するまでのレートを設定します。Friction 値を 高くすると、Rate メニューで設定したビートにボールが同期する速度が速くなります。右いっぱい にすると、ボールはすぐにテンポに同調するようになります。
◦ Gravity スライダー:指が値をひきつける度合いを調節します。Gravity 値が高いほど、値の移動速 度が速くなります。このパラメーターは値を滑らせる場合の度合いには影響しません(上記参照)。
◦ Walls ボタン: レンジ幅の限界に到達した場合の値の反応を設定します。Walls をオンにすると、値 が限界値で跳ね返るようになります。Walls をオフにすると、値が反対の限界値に移動し、同じ方向 に移動します。
• Stepped: このモードでモジュレーションストリップが 2 から 5 つのセクションに分割され、白 LED で表示されます。指で押すと、2 つから 5 つの場所に均等に割り当てられた各セクションの値が適用さ れます。現在有効なセクション (パラメーター値) は 3 つの青 LED で表示されます。Stepped モード ではモジュレーションストリップ用に以下の追加設定項目があります。
◦ Divisions メニュー: モジュレーションストリップのセクション分割数を設定します。
5.3.2 Arp Hold モード
アルペジエーター "Hold" 機能でアルペジエーターによるノートを発音維持することができます。
ハードウェアからこの機能を使用する方法は以下となります。
KOMPLETE KONTROL S-SERIES 統合用機能
MASCHINE STUDIO
1. SHIFT + PAD MODE を押してキーボードモードにします。
2. NOTE REPEAT を押したままにしてアルペジエーターにアクセスします。
3. ボタン 3 HOLD を押してアルペジエーターラッチ機能を起動します。
4. ボタン 2 LOCK を押すと他のモードにアクセスしてもアルペジエーターのラッチ機能を維持すること ができます。
→ アルペジオに使用しているノート発音が持続します。ボタン 3 を押してHOLD を起動解除
します。
SHIFT ボタン 3 を押して FOLLOW にアクセスします。
MASCHINE MK1 / MK2
1. SHIFT + PAD MODE を押してキーボードモードにします。
2. NOTE REPEAT を押したままにしてアルペジエーターにアクセスします。
3. ボタン 3 HOLD を押してアルペジエーターラッチ機能を起動します。
4. ボタン 2 LOCK を押すと他のモードにアクセスしてもアルペジエーターのラッチ機能を維持すること ができます。
→ アルペジオに使用しているノート発音が持続します。ボタン 3 を押してHOLD を起動解除
します。
MASCHINE MIKRO
1. SHIFT + PAD MODE を押してキーボードモードにします。
2. NOTE REPEAT を押したままにしてアルペジエーターにアクセスします。
3. ディスプレイの下の右矢印ボタンを押して HOLD パラメーターを選択します。
4. コントロールエンコーダーを回してアルペジエーターのラッチ機能を起動します。
5. F3 LOCK を押すと他のモードにアクセスしてもアルペジエーターのラッチ機能を維持することができ ます。
→ アルペジオに使用しているノート発音が持続します。コントロールエンコーダーを回して HOLD を起動解除します。