ぼチ +M一
Z)C・
H
(P′+7・ P′一Z) C・
H
1,35PチーZ+1.3F′ 。P′・
H
C・
H .
1.35x3,000,000‑‑0+1。
3xl.2x240x l,500
0。105 x l,500
=29,280
Юtt ha当 た りの機械利 用経費
町ri固 定費
(FCFA) Kα
:変動費(FCFA) P′
:機械購入価格(FCFA)M:修
理費(FCFA) Z:耐
用 時間経過後 の残存価格(FCFA)C:作
業能率 (作業負 担 面積 の計 算 式 よ り0,105ha/h) Hi耐
用 時間(h) F′ :燃料費(FCFA) Or:潤
滑油費(FCFA)
′:総修理費係数 (%)F′ :燃料 消費量
(1/h) P′
:燃料価格(FCFA)注 1)作業負担面積 が過 大 (10ha以 上)とな るこ とが予想 され るこ とか ら
,耐
用年数 を適 用す るこ とは避 け,耐
用 時間Hを
19500時 間 と仮 定 して計算 を行 つた。注 2)総 修理費係数/は350/0と 仮 定 した。
注3)潤滑油費 は燃料費 の30%と した。
注4)固定費 にお ける車庫費・ 資本利子・租税公課・保 険料 は計上 していない。
2.部
分 機 械 化 作 業 体 系 及 び 販 売 形 態 の 検 討今 日にお ける稲 作機械化 作業体系 を考察す る場合
,耕
起 か ら収穫・調製 までの一連 の機 械装備 を前提 とし,新
たな機械 の導入 に よる作業 内容・作業時間 。経費・ 労働分配等 の変 化 を把握 し,調
整す るこ とが求 め られ る。 しか し,一
部 の 回場 で しか耕絃機 の利 用 がみ ら れ ない コー トジボ ワール の灌漑稲作 は,機
械化 の普及水準 とい う点 において 日本 に例 える な らば,1950年
代後 半 で あ る と考 え られ,
したが つて,機
械 化 一貫作業 体 系 を論 じる段 階 にない こ とは明 らかで あろ う。西 欧諸 国 においては,畜
力用作業機 の技術革新 によ り,作付 面積 や作業体系等 を含 めた生産構 造 の変革 が もた らされ
,そ
れ が 「農業革命 」 ともい え る農 業 の近代化 に繋 がつた とい う歴史 に対 し,加
用(1962)は,「 日本農 業 の機械化 は,Fチ
+Or
十
c
F′ 。P′+0。3F′ 。P′
これ までの ところ労働過程 をほ とん ど改変す ることな く
,従
来 の作業体系 にお け る部分 作 業 のい くつ かに機械 が導入 ・利 用 され てい る形 で,そ
の意 味ではま さにその作業面での機 械力 に よる人力 また は畜力 の代替 で あ る とい えるが,機
械化 に よる新 しい作業体系 を確 立 す る もので はない」 と述べ てい るよ うに,機
械 の導入期 において は,個
別機械 に よる作業 性 の 向上,す
なわ ち,「重 労働 か らの開放 」が機械導入 の主た る誘 因力 とな るこ とを肯定 してい る。また,武
井 (1984)は,ア
メ リカの稲作形態 が ヨー ロッパ畑作の原型 を踏襲 し,その輪 作体系 の一環 に水稲 が取 り込 まれ る とい う形 で成立 した畜力利用の農法であったた めに
,一
作業 のみ の変車 が不 可能 で あった こ とを指摘 した うえで,「 日本農業 にお ける機 械化 は,戦
後急 速 な展 開 をみせ たが,そ
れ は機械化 の先進 国の歩 んだ途 とはまつた く異質 であ り,こ
れ は 日本稲 作農法 の人力作業体系にお ける個 々の部分作業 の機械 に よる置 き換 え ともい うべ きものであった」としてい る。これ はす なわ ち,日 本型水稲栽培 においては,耕起耕絃 作業 のみ を耕絃機 とい う専用作業機 に代替 させ るこ とが可能
,ま
た容易であつた た めに,耕
絃機 の急速 な普及 が もた らされ た と解釈す るものであ り,機
械 導入初期 にお け る跛行J性を許容す るもの と捉 えるこ とがで きる。輪 作体系 を とらず
,ア
ジア米 の高収量品種 を用いた水稲 による単作体系 を基本 とす るコ ー トジボ ワール の灌漑稲作環境 において,そ
の機械化 の過程 は,
日本,そ
してアジア諸 国 が歩んだ道 を踏襲す るこ とが,よ
り自然 な方 向性 である と考 えることは可能であろ う。 し か し,収
穫調製 作業 において も,既
に高性能 な機械 が開発 されてい る現在,コ
ー トジボ ワ ール において,こ
れ らの作業 を含 めた機似化一貫作業体系 を構築す る可能性がないのか,過 去 に導入 が試 み られ た刈 取 り機
,脱
穀機,精
米機 について,こ
こで若干 の検討 を加 えた ヤヽ。可
)刈
取 り機日本政府 は
1986年
か らコー トジボ ワール に対 し2KRを
開始 し,そ
の 当初 か ら導入 さ れ た農業機械 のなか に,「パ ワー リーパー」 と呼ばれ る歩行型刈取 り機 があった。小型エ ンジ ンに よ り駆動 され る幅約lmの
カ ッター によつて刈敗 つた稲 を,キ
ャ リングチ ェー ン に よ り片側 に搬送す るが,結
束機能 はな く,そ
のまま回場 に並べてい くものであ り,
日本 ではバイ ンダーの普及 と共 に姿 を消 した収穫専用機 である。コー トジボ ワール政府 が この機種 を要望 した背景 としては
,以
下の2点
が指摘 され る。第
1に ,初
めて導入す る稲作用収穫機械 で もあ り,最
も安価 で,構
造 が単純 な ものを選 定 した とい うこ とである。第2に ,籾
の乾燥作業 は,回
場 または路 上 に ビニール シー トを敷 き,そ
の上 で天 日乾燥 をす るのが一般 的であることか ら,バ
イ ンダー の結束機能 は必要 な かつた ことがあげ られ る。概ね妥 当な判断 と思われ るが,し
か し,こ
の機種 の導入 は1991 年度 を最後 に中止 され てお り,PNRの 2KR担
当者 の コメン トとして は「購入 した農 民 (または組織
)か
らの ロー ンの支払 いが悪いため,申
請 を取 りや めた」 との こ とで あ り,ま
た調査 時 において も
,売
れ残 つた機材 がPNR倉
庫 内で確認 され てい る。なぜ このパ ワー リーパー が定着 しなかったかであるが
,以
下,い
くつ かの理 由を指摘す‑82‑
る。 まず
,前
節 の『4)操
作及 び維 持管理 上 の問題 点』 において既 に述べ た よ うに,回
場環境 に適応 しなか った こ とに よる故 障の続発 のため
,機
械 寿命 を著 しく縮 めた こ とが,主
要 な原 因で あつた と思 われ る。 また
,本
来 こ うした稲作用収穫機械 は,正
条植 え され た稲の刈取 りを前提 としてお り
,直
播・乱雑植 えの回場 での作業 において,作
業性及 び作業精度 の面で本来 の性能 を発揮 で きなか った こ とは明 白である。更 に
,こ
の機械 は刈 り取 った 稲 を圃場 に順次寝 かせ てい くこ とか ら,脱
粒性 の高 いイ ンデ ィカ 品種 において収穫 時の損 失 が大 きい と共 に,特
に収穫 圃場 の落水 が不十分 な場合,稲
の品質低下・ 異物混入 の原 因 とな りやすい。 また,人
力 に よる収穫作業 は耕起耕絃作業 に較べ,労
力 の負担 は過か に小 さい ものであ り,更
には この刈取 り機 を使用 して も,そ
の後 の稲 の収集運搬作業 は同 じよ うに残 るこ とか ら,機
械化 にお ける省力化 とい う面 において も,大
きな効果 は期待 で きな かった とい えよ う。この よ うに
,コ
ー トジボ ワール の灌漑稲 作圃場 にお ける刈取 り機 の導入 に関 しては,作
業体系 の相違や 圃場条件等 か らくる物理 的な不適応性 を指摘す ることがで き
,経
済性 の評 価 をす るまで もな く,妥
当性 はない と判断できる。 同様 に,バ
イ ンダー及 び コンバイ ンの 導入 について も,そ
の導入 には否 定的にな らざるを得 ない。2)脱
穀 機刈取 り機 同様
,以
前, 2KRに
よ り日本製 の動力脱穀機 が導入 され ていたが,こ
れ もまた
,現
在 ではそ の導入 が 中止 され てい る。4馬
力程度 の動力 を備 える小型 の定置式であっ たが,こ
れ も比較的低価格 で販売で きるとい う理 由か らで あった。 しか し,搬
送式 ではなく
,定
置式 で あった こ とが,こ
の機減 の定着 を阻んだ最大の原 因であつた ことを指摘す る ことがで きる。一般 的に コー トジボワール の脱穀作業 は
,回
場 内 も しくは回場近辺 で行 われ てい る。刈 り取 つた稲 の運搬手段 (動力 運搬 車等)を
持 たない農 民 に とつては,そ
の場で脱穀す るこ とで,そ
の後 の運搬作業 の負担 が少 しで も軽減 され る とい う利 点がある。 その結果,
自走 式で ない脱穀機 は回場近辺 に配備 され ることになる。 しか し,小
型 とはい え,エ
ンジ ンを合 わせ た重 量 は
200kgに
も及 ぶ た め,一
旦,回
場や そ の近辺 に搬入 され た機械 は,そ
のまま長期 間屋外 に放置 され るこ ととな り
,錆
の進行 に よ り耐用年数 を著 しく縮 めてい るも のが多い。農業機械 の導入 には,そ
れ に合 わせ た各作業体系の見直 しが必要になることも 多いが,販
売機 関や普及機 関が適切 な指導 を実施 で きなか った ことも,脱
穀機 の定着 を妨 げる原 因であつた とい えよ う。次 に
,脱
穀 作業 にお け る機械 化 の妥 当性 について考 えてみたい。 コー トジボ ワール で最 も多 く栽培 され てい る品種(Bouakё‑189)は,イ
ンデ ィカ米 の 中で も脱粒性 が良好 な部類 に 属 し,人
力 に よる脱穀 作業 の負担 はそれ ほ ど大 きい もの とは思 えない。 この作業 は通 常10〜 20人
の農 民が協力す るこ とに よ り行 われ てお り (写真 Ⅱ‑3参
照),稲
の運搬 も含 めて女性 の参加 が多い ことか らも,比
較 的軽 作業 とい うこ とがで きる。 また,動
力脱穀 作 業 において は,作
業者 が多数参加 した として も,機
械 その もののキャパ シテ ィー を超 える83‐
作業量 を こなす こ とはで きないた め
,大
人数 での脱穀 作業 に対 し作業能力面での大 きなア ドバ ンテー ジ を見いだす こ とは難 しい。実際,脱
穀機 が導入 され てい るに もかかわ らず,その使用 を中止 して しまったペ リメ ッ トル も確認 されてい る。脱穀現場までの搬送 が困難 で あることと
,作
業能率 の悪 さ,つ
ま り,人
力 の作業速度 の方 が優れ てい るこ とが,理
由として指摘 され てい る。
また
,脱
穀 作業 は,そ
の直前 に行 われ る稲 の刈取 り及び運搬等の収穫作業 に続 くもので あ り,単
一作業 のために改 めて労働力 を確保 してい るものではない。 したがって,労
働力が効率的に利用 され てい る とい う意 味において も
,機
械化 が優先 され るべ き作業 とは言 い 難 い。 この こ とは,仮
に,機
械化 に よる脱穀作業の省力化 が図 られた としても,収
穫期 にお け る労働力 の集 中が分散 され ない ことを示す ものであ り
,こ
の点 において も,脱
穀 作業 の機械化 の必要度 は低い と判 断 され る。この よ うに
,コ
ー トジボ ワール の稲作生産現場 においては,現
段 階での脱穀機 の導入 は 時期 尚早 と考 え られ る。将来 的な可能性 を否定す るものではないが19),投資限界 が著 しく 低 い現状 において
,機
械耕絃 と組 み合 わせ た動力脱穀機 の導入利用 は、優先的課題 とはなり得 ない と判 断 され る。
3)コ
メ 市 場 へ の 農 民 的 対 応コー トジボ ワール の コメ販売及び流通ルー トについては
,伝
統 的形態 を含 め未 だ不 明確 な部分 も多 く,農
民 自らが市場 に介入 しに くい構造 で もあ り,適
正価格での販売 を望む農 民の声 は非 常に多い。精米機 を保有す る農 民組織 は
,現
状 では組織化 支援事業 が実施 され てい る一部 の大規模 組織 に限 られ るが,そ
の利用が軌道 に乗 つてい る とい う事例 は今 の ところ確認 されてい な い。 しか しなが ら,大
規模組織 のみ な らず,小
規模組織 において も精米機 を保有す ること の優位性 を指摘す る声が聞かれ ることも事実である。 自家精米 が可能 となることによる精 米費用 の削減 の他,市
場価格 を見極 めた上での出荷 時期 の調整,市
場 での 白米販 売等,農
民組織 に よる流通販売部 門への参入 が可能 とな り
,現
状 で の流通販売業者優位 の体制 か ら の脱却 が,コ メ生産者 を取 り巻 く環境 を一変 させ る可能性 を指摘す るものである。しか し,コー トジボワール で販売 されている精米機 は精米業者 向けの比較的大型の機種であ り
,一
灌漑稲 作地 区において
,機
械 の処理能力 に見合 つた生産量 を常に確保す ることは現実性 に 乏 しく,耕
絃機 の約3倍
とい う多額 の投資 を してまでの流通販売面へ の参入 に,現
状 で妥 当性 を見いだす こ とが困難 であるのはい うまで もない。 したがって ここでは,小
規模農 民組織 に
,よ
り合 致す る販売形態 を提案す ることを 目的に,従
来 の販売形態 の収益性 に着 目 して検証 を行 う。A.庭
先販 売・ 籾持 ち込 み販売方式大多数 の農民及び農 民組織 は