-154-研究代表者
(佐々木常務理事)
研究分担者 (安藤専務理事)
予算執行管理者
(管路技術部長) 予算執行管理者
会 議 録
作成 川上 会議の名称 厚生労働科学研究費補助金による「人口減少社会における情報技術を活用し
た水質確保を含む管路網管理向上策に関する研究」の企業ヒアリング調査
開催日時 平成
30年
9月
11日(火)10:00〜11:30
-155-〈回答〉
I
社では、水質監視装置としてアナログデータの転送ではなく、Web カメラを用いた監視 体制を推奨している。監視項目は毎日検査項目である、色度・濁度・残留塩素の
3項目で あり、点検は 3 ヶ月に一度としている。
(K
府:Kd 市、S 県等が導入済)
事業体のニーズとしては、機器の価格を安くして欲しい等の予算の問題についての相談を 受ける。
通常、メーカーが介在しないと行えないような機器の部品交換など、ユーザーでも取り替 えられるような汎用的な機器の形が望まれていると感じる。
また、職員数減少に伴い、異常時の初期対応を迅速に行なえる体制をとることが、事業体 のニーズとして挙がってきていると感じる。
汎用的な機器が増えていけば、メンテナンス業務等のメーカーの需要も減少してしまうの ではないか。
あくまで維持管理を主としているため、維持管理のサービスの一環として付加価値を与え ている意味合いである。また、双方のメリットとして事業体のコストダウンも意識してい る。
小規模事業体において、遠隔制御が必要だと感じているか。
現在、遠隔監視システムとしてインターネットを用いており、セキュリティの面から不安 があるため、遠隔制御まで絡めたくないと考えている。
災害時など、万が一制御不能に陥った場合を考えると、安全面が保障できないのではない か。
〈設問
2〉課題を抱える簡易水道事業等の小規模水道事業体が活用可能と思われる遠隔監視・制御装置(技術シーズ)はありますか。ある場合は、その内容をご教示ください。 (装置の機 能、導入実績、イニシャルコスト、ランニングコスト、維持管理の方法や頻度)
〈回答〉
有線ではなく、無線ルーターの形式が好まれる。ランニングコストは 4000 円/箇所である。
低コストの通信技術(LPWA 等)の活用は考えているか。
現状、セキュリティの面で安全の保証が取れてないと感じているため、活用は模索中であ る。ランニングコストについても、今後も上がっていかないのか等の不安もある。
〈設問
3〉他分野(工業用水等)で使用されている装置等で、水道分野に適用できそうなものはありますか。
〈回答〉
下水道分野でも同様に扱っている。 (下水道分野が主である)
〈設問
4〉例えば、測定項目を毎日検査項目(色度、濁度、残留塩素)に特化した場合、どの程度、コスト(イニシャルコスト、ランニングコスト)が見込めますか。また、どの程度、機
-156-器をコンパクトにできますか。また、維持管理方法や頻度はどのようになりますか。
〈回答〉
検査項目が増え、センサーが増えれば筐体も大きくなり、イニシャルコスト、ランニング コストも増えてしまう。
開発を進めていけば機器の小型化は可能であるが、機器が小さくなると、メンテナスの際 に支障になってしまう。
〈設問
5〉例えば、測定項目を残留塩素に特化した場合、どの程度、コスト(イニシャルコスト、ランニングコスト)が見込めますか。また、どの程度、機器をコンパクトにできますか。
また、維持管理方法や頻度はどのようになりますか。
〈回答〉
測定項目を 1 つに絞ったからといって、機器の大きさが 1/3 になるとは言えないが、ある 程度、費用の低減、大きさも小さくなる可能性はある。
事業体から、水質の連続監視について、常設の機器はいらないが、一定期間、管末での水 質状況を確認したいので持ち運びできる機器(ポータブル式)がほしいとの要望が過去に あった。
〈設問
6〉例えば、測定の頻度を減らした場合、どの程度、コスト(イニシャルコスト、ランニングコスト)が見込めますか。また、どの程度、機器をコンパクトにできますか。また、維 持管理方法や頻度はどのようになりますか。
〈回答〉
イニシャルコストは変わらないが、センサー等のメンテナンス頻度が減少するため、ラン ニングコストも減少する可能性もある。
〈設問
7〉課題を抱える簡易水道事業等の小規模水道事業体では、測定装置の維持管理を行う技術者の不足が障害となっていることから、例えば、現場にほぼ出向かず自動や遠隔での校正 を可能とする機能を実装化した場合、どの程度、コスト(イニシャルコスト、ランニングコス ト)が見込めますか。
〈回答〉
校正に関して言えば、色度は自動、濁度と残留塩素は手動で行っている。
自動化は難しいと考えている。
頻度は、校正を含む清掃が 3 ヶ月に 1 回、部品交換が半年に 1 度である。
〈設問
8〉企業が考える今後の遠隔監視・制御製品開発の方向性(新機能、測定項目、測定頻度、通信方式等)について、可能な範囲でご教示ください。
〈回答〉
可搬式、ポータブル式、通信環境はなるべく無線のインターネット等オープンなものを扱 いたいが、セキュリティには気をつけなければいけないと感じている。
可搬式というのは、信号を取り込み、外部からアクセスすると状況が目視できる製品であ
-157-ある。
以 上
-158-研究代表者
(佐々木常務理事)
研究分担者 (安藤専務理事)
予算執行管理者
(管路技術部長) 予算執行管理者
会 議 録
作成 武内 会議の名称 厚生労働科学研究費補助金による「人口減少社会における情報技術を活用し
た水質確保を含む管路網管理向上策に関する研究」の企業ヒアリング調査 開催日時 平成
30年
11月
9日(金)10:00〜12:00
開催場所 J 社 1 階会議室
出席者
【公益財団法人水道技術研究センター】
研究協力者 栗田 昌寛
同 武内 宝巨
ドキュメント内
添付資料添付資料添付資料
(ページ 147-151)