自動水質測定装置の設置場所は、市の公園敷地(1 箇所) 、水道施設用地(1 箇所)、道路 敷 地(3 箇所)に設置をしている。
監視場所は、Si 配水場に中央監視装置が設置されており、At 浄水場、市役所本庁 2 階 水 道施設課の末端監視装置(パソコン)及び携帯端末でも監視可能である。
測定頻度は、1 時間ごとのデータを収集しているが、リアルタイムで監視を行って いる た め、異常があれば警報が通知される。また、測定データは PC や携帯端末からでも 監視 が 可能である。
装置の測定地点は、各浄配水場系統の配水区域の中で、末端付近を選定している。
自動水質測定装置の機器メーカーは、すべて To 社の製品である。
測定項目は、残留塩素、色度、濁度、pH、水温、水圧、水量、電気伝導率を測定して いる 。 測定項目については、将来的に毎日検査に特化した自動水質監視装置も検討している。
人手による測定は、業務委託(Wa 社)で行っており、At 配水区域、Hm 配水区域で 行っ て いる。
測定する時間は、特に決まってはいないが、決まったルートを施設巡回とあわせて 測定 し ているため、おおむね決まった時間帯に測定できていると思われる。
人手による測定では、異常値を超過したことはない。
毎日検査結果の活用方法としては、異常が確認された場合、工事等の影響である か 、配 水
-109-管の腐食状況を把握するために活用する。ただし、過去に異常が発生した経緯はない。
測定装置は、一日一回自動で校正と洗浄を行っている。
点検・維持管理は、一ヶ月に一度、業務委託業者(Wa 社)が簡易点検を行い、年一 回は メ ーカー(To 社)が点検を行っている。
人手による毎日検査方法は、色度、濁度は目視で行い、残留塩素は DPD 法で行っ てい る 。 人手による採水・測定データは、電子化と紙による保管を行っており、過去 5 年間 分の デ ータを保管している。
測定データは、月ごとにエクセル集計しており、トレンドグラフ化して閲覧できる よう に している。
保管データの活用については、末端水道水の水質に異常があった場合に活用するこ とに な ると思われるが、いまのところ、特に活用していない。
採水・測定結果の収集頻度は、毎日行っており、異常が発生した場合は電話やメー ルに よ る通知される。
夜間や土日祝日で人手による検査によって異常が確認された場合、末端水道の採 水・測 定 を実施していた者から、直ちに業務委託業者の責任者へ電話、メール等で連絡が 行き 、状 況に合わせて、業務委託業者が適切な措置を行い、異常の緊急性、重大性によって 市担 当 者へ連絡し対応している。
自動水質監視装置による毎日検査では、水道水自体が問題となったことはないが 、装置 の 検水量が不足したことで異常が発生したことがある。検水量不足の原因としては 、検水 量 自体が少量であるため、エアーがからみ水量が低下したり、装置周辺で水道水使用 量が 増 加したことによる水圧低下をまねいて検水量が低下したことが考えられる。
浄水受水を受けている企業団の水道用水は、企業団で受水時の残留塩素管理が徹底 して お り、受水時の残留塩素は低下する場合、企業団の受水施設で追加塩素注入を行うこ とと な る。
以 上
-110-研究代表者
(佐々木常務理事)
研究分担者 (安藤専務理事)
予算執行管理者
(管路技術部長) 予算執行管理者
会 議 録
作成 栗田(翔)
会議の名称
厚生労働科学研究費補助金による「人口減少社会における情報技術を活用 した水質確保を含む管路網管理向上策に関する研究」の事業体ヒアリング 調査
開催日時 平成
30年
9月
27日(木)13:00〜14:00 開催場所 I 市水道局 Ra 浄水場
出席者
【公益財団法人水道技術研究センター】
研究分担者 安藤 茂 研究協力者 武内 宝巨
同 栗田 翔
【I 市水道局】
N
係長(維持管理課)
O
主任(維持管理課)
計
5名 議題 議題 1:毎日検査に関わるヒアリング調査について
会議資料
資料Ⅰ:厚労科研の概要説明資料
資料Ⅱ : 【I 市水道局回答】事前アンケート(活用状況ヒアリングシート)
参考資料:平成
30年度水質検査計画(I 市水道局)
I
市給水区域図
会議内容(決定・確認事項、発言内容、決定理由、発言者(敬称略)など)
〈議題〉毎日検査に関わるヒアリング調査について
資料Ⅰ、Ⅱに基づき、JWRC より毎日検査項目に関する測定監視方法、活用状況等についてヒ アリングを行った。また、JWRC より
I市水道局へ厚労科研の概要説明を行った。
〈説明内容〉
本ヒアリング調査は、厚労労働科学研究費補助金による研究の一環として、水道法施行 規則第 15 条の規定により定められている毎日検査(色、濁り、消毒の残留効果)の測定 監視方法、活用状況等を把握することを目的として実施する。I 市水道局より毎日検査に 関する測定監視方法、活用状況等について回答をいただいた。主な内容を以下に記載す る。
-111-〈回答〉
【 (参考)I 市の水道事業について】
1つの上水道事業と1つの簡易水道事業で構成されている。
上水道事業は、Ra 浄水場と It 水道企業団からの受水で運営している。
It 水道企業団からの受水点は、Ka 配水池と Rk 配水池であり、Ra 浄水場の浄水とは 給水 区 域内で混合されている。
自動水質監視装置の導入前は、給水栓末端 7 か所それぞれの近辺に居住している 住民 に 、 毎日検査を 10 万円/年で委託し、1 か月分の検査記録を毎月 1 回郵送してもらって いた 。 Ks 地区の住民から毎日検査の受託を辞退したい申し出がきっかけとなり、自動水質 監視 装 置を導入するに至った。
【自動水質監視装置について】
毎日検査については、自動水質監視装置を用いて 6 か所で行なっている。
自動水質監視装置は、平成 26 年度から平成 30 年度までに 6 台を順次導入した。装 置本 体 のみの価格は、1 台 500〜600 万円であった。設置は、他の工事に付帯して実施した。
検査項目は、3 項目(色度・濁度・残留塩素)である。
測定装置は、To 社である。
設置箇所は、給水管末端付近にある市の施設(増圧ポンプ場、排水機場)に併設して いる 。 測定は常時であり、測定データは、携帯電話回線(FOMA)を用いて Ra 浄水場にある 端末 へ 1 分ごとに送信している。同様の端末を水道局庁舎にも今年度に設置する予定である。
ただし、Ks 地区の装置は、回線容量が小さく異常時の警報信号しか送信できない ため 、測 定データは、月 1 回の定期点検時に、装置本体のメモリカードに記録されたものを 回収 し ている。また、Ho 地区の装置は、他の装置とはシステムが異なるため、4 時間に 1 回の み 測定データを送信している。この 2 つの装置については、他の装置と同様に常時監 視で き るよう、今年度に仕様を変更する予定である。
自動水質監視装置の常時監視により明らかになったことは、給水区域内にある郡部 にて 消 防活動が行われると、水道管内のスケールが剥がれて濁度が発生することである。同 時に 、 近辺の配水池の水位が下がるため、配水量にも注意している。
測定データは、異常の有無のみを確認している。
装置盤は、寒冷対策として内側が断熱材で覆われており、除湿装置が付設されて いる 。積 雪の影響を避けるため、地上 60 cm の高さに設置されている。
【機器の点検・維持管理について】
通信料は、1 回線当たり 20 MB/月を上限として 500 円/月程度である。
装置の電気代と測定廃水による下水道使用料は、計 900 円/月程度である。
自動水質監視装置の点検・維持管理作業は、業務委託により月 1 回実施している。
業務委託は、浄水場や配水施設の運転管理とともに一式で行っている。
-112-【その他】
捨水を実施している(直営か委託かは不明) 。
水質は良好で安定しているため、夏場でも残留塩素はあまり低下しない。
以 上
-113-研究代表者
(佐々木常務理事)
研究分担者 (安藤専務理事)
予算執行管理者
(管路技術部長) 予算執行管理者
会 議 録
作成 武内
会議の名称
厚生労働科学研究費補助金による「人口減少社会における情報技術を活用 した水質確保を含む管路網管理向上策に関する研究」の事業体ヒアリング 調査
開催日時 平成
30年
11月
1日(木)13:00〜16:00 開催場所 J 町環境水道課 本庁 2 階 ミーティング室
出席者
【公益財団法人水道技術研究センター】
研究分担者 安藤 茂 研究協力者 武内 宝巨
同 栗田 翔
【J 町環境水道課】
H
係長(環境水道課 水道係)
K
副主任(環境水道課 水道係)
W
主事(環境水道課 水道係)
計
6名 議題 議題 1:毎日検査に関わるヒアリング調査について
会議資料
資料Ⅰ:厚労科研の概要説明資料
資料Ⅱ : 【J 町回答】事前アンケート(活用状況ヒアリングシート)
参考資料:平成
30年度水道イノベーション賞について(Ns 協会)
J
町簡易水道事業経営戦略
会議内容(決定・確認事項、発言内容、決定理由、発言者(敬称略)など)
〈議題〉毎日検査に関わるヒアリング調査について
資料Ⅰ、Ⅱに基づき、JWRC より毎日検査項目に関する測定監視方法、活用状況等についてヒ アリングを行った。また、JWRC より
J町環境水道課へ厚労科研の概要説明を行った。
〈説明内容〉
本ヒアリング調査は、厚労労働科学研究費補助金による研究の一環として、水道法施行 規則第 15 条の規定により定められている毎日検査(色、濁り、消毒の残留効果)の測定 監視方法、活用状況等を把握することを目的として実施する。J 町環境水道課より毎日検 査に関する測定監視方法、活用状況等について回答をいただいた。主な内容を以下に記 載する。
ドキュメント内
添付資料添付資料添付資料
(ページ 99-105)