3.2 デバイス固有の情報
3.2.3 HP2500 シリーズのスイッチ
Kiwi CatToolsでは24xx、25xxおよび26xxシリーズのスイッチをコマンドライ ンモードでサポートしています。
これらのスイッチが自動的にコマンドラインモードになるよう設定するには、次 の作業を行う必要があります。
- コマンドライン画面を呼び出します。
- 「setup」とタイプします。
- Logon DefaultをCLIに設定します。
- 変更を保存します。
3.2.4 3Com Superstack スイッチ
CatToolsで3Comスイッチを使用する場合の問題点
サポート対象スイッチ
3Com SuperStackスイッチ:
610 / 630 / 1100 / 3300 / 3300 FX / 3300XM / 3300TM / 3300SM / 3300MM 背景
3Comスイッチの設定を取得するのにTelnetが最適というわけでも、Telnetで十 分だというわけでもありませんが、他に実利的な選択肢は多くありません。
CatTools では、様々なdisplay コマンドの出力をキャプチャすることによって、
スイッチが故障した場合でも判読可能な設定値リストを得ることができるよう
2008 Kiwi Enterprises になっています。3Com製品ではshow configのような便利なコマンドが使えな いため、このバックアップ方法が次善の策なのです。完全な設定値リストを得る ために必要なコマンドをすべて実行するため、バックアップには1台のスイッチ につき最大5分かかってしまいます。今後発行するCatToolsのバージョンでは SNMP か HTTP を使って設定を取得できるようにする予定で開発を進めていま す。
警告
3COMスイッチのCLIにアクセスしている最中に、時々、理由もなく電源が入っ たままスイッチが再起動することがあります。この現象が起きると Telnet セッ ションが切断され、すべてのネットワークトラフィックがスイッチの起動シーケ ンスが終わるまで止まってしまいます。起動シーケンスの完了にはおよそ15秒 かかります。
スイッチの再起動はTelnetセッションが高速ポート(100Mbps)から発せられてい る場合に起こりやすくなるようです。スイッチの電源が入ったまま再起動する現 象が1回でも起きると、再びクラッシュする可能性が高くなります。このような ときは電源コードを抜いて電源を落としてから電源を入れなおすと、スイッチが 安定した状態に戻り、クラッシュが起きにくくなります。
クラッシュは特定のコマンドとは関係なく起きるようです。
このようなクラッシュは、バージョン 2.62以前のすべてのバージョンのスイッ チエージェントソフトウェアで発生することが確認されています。
ユーザー名に「Security」ではなく「Admin」とタイプしてログインするとクラッ シュしにくくなります。
この問題については 3Com 社製スイッチの次期リリースで解決されていること を期待しています。ご意見、フィードバック等を是非お寄せください。
推奨スイッチソフトウェア
最新の3Comスイッチソフトウェアをご使用ください。バージョン2.62は以下 からダウンロードできます。
ftp://ftp.3com.com/pub/superstack-ii/superstack-ii-1100/s2s02_62.exe
バックアップのお勧め
3Com製スイッチのクラッシュの問題に対しては、トラフィックの使用率が低い 時間帯にデバイスのバックアップを取ることのみが、現段階で取り得る唯一の対
2008 Kiwi Enterprises 処方法です。バックアップの頻度をなるべく減らすためにも、設定が変更された ときにのみバックアップを取るのが効率的で有効であるといえます。バックアッ プ作業を行うときは、「Security」ではなく「Admin」でログインしてください。
この段階では、設定は頻繁に変更されているように見えます。取得された設定に は様々なパケットカウンタやステータスが含まれているためです。これらの値は バックアップのたびに変更されます。今後発行するCatToolsのバージョンでは、
取得したデータをより詳細に解析し、より洗練された分かりやすいリストを生成 できるようにする予定で開発を進めています。
発行可能なコマンドの一覧
CatToolsで発行し、その出力をファイルに取得することができるコマンドは以下
のとおりです。
1 "bridge display"
2 "bridge multicastFiltering routerPort list"
3 "bridge port address list all"
4 "bridge port summary all"
5 "ethernet summary all"
6 "feature resilience detail"
7 "feature trunk summary"
8 "ip interface display"
9 "snmp trap display"
10 "system display"
11 "system inventory"
12 "system module display"
13 "system security access display"
14 "system security user display"
15 "bridge vlan summary all"
16 "bridge vlan detail" (定義済みのVLAN番号) 17 "bridge port detail" (1〜スイッチポート番号) 18 "feature trunk detail" (1〜スイッチポート番号) [Device Information]画面での設定
[Username]および[Password]フィールドにデバイスにログインするためのユー ザー名とパスワードを入力します。[VTY Password]と[Enable Password]フィー ルドはパスワードを使用しないため空白のままにしておいて構いません。
2008 Kiwi Enterprises 3Com製スイッチで標準的に使用されているユーザー名は「Monitor」、「Manager」
および「Security」です。パスワード等の変更を行う場合は、「Security」でログ インする必要があります。
スイッチスタックへのアクセス
1つのスイッチスタックはケーブルで接続されている最大4台のスイッチで構成 されます。各スイッチにはユニット番号(1〜4)が振られて識別されます。IPアド レスはスタック内の各デバイスに振られている番号と同じになります。
スタック内のスイッチごとに個別のデバイスを作成します。CatToolsで「LANE card configuration」グループの下の「Session to slots:」というフィールドにユニッ ト番号を入力します。有効な値は1〜4です。
デバイスの名前には、「Sales-Switch-3」のようにユニット番号を含める必要があ ります。 末尾の「3」はスタック内のユニット3であることを示しています。
CatTools経由でコマンドをCLIに送信する
enable プロンプトメニューで Device.CLI.Send コマンドを使うことによって、
コマンドを3Com スイッチの CLI に送出することができます。代表的なパター ンの例を下に挙げます。CatToolsの正規バージョンでは出力結果をキャプチャし てファイルにエクスポートできる機能が使用できます。
「admin」ユーザーのパスワードを変更するためのコマンド
system security user modify admin newpass
newpass private
タグ付けを行ってポート3をVLAN 2に追加するためのコマンド bridge vlan addport 2 3 802.1Q
メニュー項目を元に戻す場合は「q」(quit)コマンドを入力してください。