4.3 アクティビティの一覧
4.3.8 Device.InterDevice.Ping
Device.InterDevice.Pingアクティビティを実行すると、選択したデバイスから複
数のホストに対してpingが実行されます。
CatToolsは選択したデバイスに順番にログインし、選択したデバイスごとに、あ
るいは選択されているデバイス以外のすべてのデバイスに対して ping を実行し ます。
どちらのデバイスをpingするのかを指定する方法は2つあります。
1. [Options]タブの[Ping a list of Hosts]フィールドにホスト名とIPアドレスを入
力する。CatToolsは選択したデバイスにログインし、ここに記載されたホストに
対して順番にpingを実行します。
2. ([Options]タブの)[Or, ping all other selected devices]チェックボックスをオン
にする。CatToolsは最初に選択されたデバイスから他の全てのデバイスに対して
pingを実行し、次に2番目のデバイスに移動してそこから他の全デバイスに対し て ping を実行し・・・というように順番にすべての選択したデバイス間での ping を実行し終わるまでpingを送信し続けます。この検査を実行することによって、
デバイス間の接続を完全にチェックすることができます。
全てのpingが終わるとCatToolsによって表形式のレポートが作成されます。そ の表にはデバイスごとに、そのデバイスから発せられた ping の結果が記載され ています。
[Options]タブにはCatToolsがレポートを発行するのはpingが失敗したときのみ
にするオプションもあります。このチェックボックスをオンにしておけば、レ ポートファイルのサイズを最小限に抑えることができ、ネットワーク障害の発生 時にのみ注目することができます。
注意:
ホスト名とIPアドレスの指定方法は2通りあります。
• ホスト名がわからない場合はIP アドレスのみ入力します。複数のIP ア
2008 Kiwi Enterprises ドレスを指定する場合は改行(キャリッジリターンかEnter)で区切る必要 があります。
• ホスト名がわかる場合は、ホスト名とIPアドレスの両方をコンマと空白 で区切って指定します。ここでもホスト名とIPアドレスの組み合わせご とに改行する必要があります。
ホスト名は、レポート内に記載されている表の列名として使用されます。
例
Main Server, 192.168.1.1 Sales router, 192.168.2.1 ISP DNS, 202.30.45.21
詳細については、次項の「アクティビティの設定」を参照してください。
4.3.8.1 アクティビティの設定
[Activity]タブ
新しいアクティビティを作成し、[Type]で「Device.InterDevice.Ping」を選択し ます。その他の項目はデフォルトのままにしておきます。
[Time]タブ
例えば、アクティビティを 1分おきに実行させたい場合は[Recurring]で「Every minute」を選択します。その他の項目はデフォルトのままにしておきます。
[Devices]タブ
pingを送信する送信元デバイスを選択します。
[E-mail]タブ
このアクティビティのレポートに関する設定を行います。
[Options]タブ
[Ping a list of hosts (Display name, IP address)]フィールドにホスト名とIPアド レスのリストを入力するか、[Or, ping all other selected devices]チェックボック スをオンにします(このオプションをオンにすると、ホスト名とIPアドレスを入 力するフィールドが無効になります。2つのオプションを同時に指定することは できません)。
[Only record ping failures]チェックボックス オンにすると、pingが失敗したと
2008 Kiwi Enterprises きのみ記録します。
4.3.8.2 Device.InterDevice.Pingアクティビティの使用タイミング
Device.InterDevice.Ping アクティビティはあらゆる角度からネットワーク全体
の検査を実行しそのレポートを作成できるため、有用なネットワーク管理ツール として活用できます。
ルーター接続によるネットワークにおいては多くの場合、ルーターはネットワー クを実際に使用する必要のあるデバイスよりも近い場所に設置されているため、
ルーターに対して ping を実行するだけではネットワークが正しく動作している ことを高いレベルで証明するには不十分です。
例えば、リモートルーターにpingを実行する際に WANインターフェイスのIP アドレスを使用することは合理的であり一般的によく使われる方法です。した がって、Wan とルーターが正常に動作している限り、ping 要求は成功します。
が、これはそのルーターから遠く離れた LANが意図したとおりに動作している ことを示しているわけではありません。また、ネットワーク上の特定のポイント からルーターに対して ping が可能であることを確認するだけで、他のポイント からの ping を実行しているわけでも遠く離れた場所にあるデバイスからネット ワークを使用するのに支障がないことをテストできるわけでもありません。
リモートにある LAN の各セグメント上(あるいは各リモートルーターの後ろ)に
Linuxデバイスが1台ずつ設置されている場合、これらのデバイスに対して順番
に CatTools からアクセスし、そこからネットワーク上の主要デバイスに対して
pingを実行します。この方が、中央のあるポイントからWANインターフェイス となっているルーターに対してのみ ping を実行するよりも、ネットワークが正 しく動作していることを高く証明できます。
デフォルトでは、このアクティビティによって生成されるレポートは次のファイ ルに情報を追記するよう設定されています。
...¥Reports¥Device.InterDevice.Ping.txt
このファイルには、サービスプロバイダが停止した場合やネットワークに影響を 及ぼすような事態が生じたときに、法的な根拠となりうるデータが含まれており、
大変有用であるといえます。このアクティビティを5分おきなど定期的に実行す るようスケジュール化しておけば(ただし、ネットワーク上に設置されているデ バイスの数が膨大でなく、ロードに非常に時間がかかる場合を除きます)、2つの イベントに接続するための ping が失敗したことを示すタイムスタンプ付きの記
2008 Kiwi Enterprises 録を利用できます。これでは ping 失敗の原因は特定できませんが、有用な証拠 として利用できます。
中央デバイスの有効性チェック
このテストでは、支社から本社サーバーへの接続性を検査することができます。
支社のルーター(または支社内に設置されているLinuxマシン)を全て選択し、本 社のサーバーに対して ping を実行します。これにより、顧客すべてが本社サー バーにアクセス可能であることを確認します。