• 検索結果がありません。

DABroker トレース出力ユティリティの実行

ドキュメント内 DABroker (ページ 183-191)

(DABDBSDBA_BLOBBUFSIZE)

4.9  DABroker の処理内容の表示

4.9.2  DABroker トレース出力ユティリティの実行

DABrokerトレース出力ユティリティでは,次の二つのトレースを出力できます。

●通信トレース

DABrokerとクライアント間のデータの送受信に関する情報(通信トレース)を出力し

ます。通信トレースはクライアントからの要求受付直後,及びDABrokerからの結果送 信直後にDABrokerが取得します。出力されたトレースは,DABroker運用ディレクト リ¥spool¥dabcltrcの下に格納されます。

●データベースアクセストレース

DABrokerがデータベースに要求した処理,及びその処理に対するデータベースからの

応答(アクセストレース)を表示します。アクセストレースは,DBMSに要求を出す直 前及びDBMSから応答が返ってきた直後に,DABrokerが取得します。出力されたト レースは,DABroker運用ディレクトリ¥spool¥db_accessの下に格納されます。

また,DABrokerでは,拡張データベースアクセストレース機能でデータベースアクセ ストレースを出力することもできます。拡張データベースアクセストレース機能の詳細 については,「6.5.2 拡張データベースアクセストレース機能」を参照してください。

(1) 操作できるユーザとユティリティの起動・終了方法

操作できるユーザ

すべてのユーザがDABrokerトレース出力ユティリティを実行できます。

ユティリティの起動と終了方法 起動

DABrokerトレース出力ユティリティは,プログラムフォルダに登録された

[DABroker]から[トレース出力]を選択して起動します。DABroker起動中 に実行してください。

起動すると次のダイアログが表示されます。

4. DABrokerの環境設定と運用(Windows)

終了

[DABrokerトレース出力]ダイアログボックスを閉じるとDABrokerトレース 出力ユティリティは終了します。

(2) クライアントとの通信トレースの出力方法

[DABrokerトレース出力]ユティリティを起動して表示されたダイアログで,次に示す 手順を実行してください。

1.[通信トレースを出力する]チェックボックスをチェックする。

2. 取得する通信トレースを指定する。

すべての通信トレースを取得する場合

[IPアドレスまたはホスト名]を空白にしてください。

特定のIPアドレスまたはホスト名の通信トレースを取得する

[IPアドレスまたはホスト名]に通信トレースを出力するIPアドレス又はホスト名 を指定してください。

3. 通信トレースの出力先を指定する。

[出力先]ボタンをクリックすると,出力先のファイルを指定するダイアログボック スが表示されます。出力先のファイルを指定します。省略した場合は,DABroker運 用ディレクトリ¥spool¥DABTT.TXTに通信トレースが出力されます。

4.[実行]ボタンを選択する。

[実行]ボタンを選択すると指定した出力先に通信トレースが出力されます。

なお,データベースアクセストレースの出力設定(設定方法は,「4.9.2(3) データ ベースアクセストレースの出力方法」参照)もしてから[実行]ボタンを押すと,両

4. DABrokerの環境設定と運用(Windows)

IPADDR=XXXXXXXX

クライアントのIPアドレス又はホスト名。

PROT=XXX

通信プロトコル。TCP:TCP/IP。

PAP-NAME=XXXXXX 次のどれかが表示されます。

DABroker関連製品を使用した場合:アプリケーションで設定した名称

DBPARTNER/Client又はDBPARTNER/Webからアクセスした場合:

DBPARTNER/Client又はDBPARTNER/Webの識別情報

DBPARTNER Libraryからアクセスした場合:DBPARTNER Libraryの識別情報

XDM/RD外部表としてアクセスした場合:XDM/RDの識別情報

DATE

送受信の発生日付(年/月/日)。

TIME

送受信の発生時刻(時:分:秒.n)。nはn/100秒を表します。

EVT

DABrokerでの事象区分。

PUT:クライアントへの送信

GET:クライアントからの受信

SIZE

送受信データ長(バイト)。

DATA

送受信データ種別。

aa…aa <bb…bb>(cc…cc,dd…dd)の形式で出力されます。

aa…aa:オペレーション種別

表示されるオペレーション種別とその意味について,次に示します。

オペレーション種別 意  味

Connect(Database) データベースとの接続要求

Disconnect(Database) データベースとの切り離し要求

Disconnect(Connection) コネクションの解放要求

Commit

4. DABrokerの環境設定と運用(Windows)

bb…bb:付加情報。

Rollback トランザクションのロールバック要求

LIST(Table) 表一覧取得要求

LIST(Column) 列一覧取得要求

LIST(Index) 索引一覧取得要求

LIST(Table Privileges) 表権限一覧取得要求

LIST(Column Privileges) 列権限一覧取得要求

EXT-CMD SQL文の実行要求

SQL Fetch Option SQL実行オプション実行

File Delete SQL実行結果格納ファイル削除

Cancel DBMSに対する処理の中断要求

Illegal Request 不正要求

Connection コネクション確立応答

Result 正常応答

Error 異常応答

Result(Cancel) 正常応答(DBMSに対する処理の中断要求時)

Error(Cancel) 異常応答(DBMSに対する処理の中断要求時)

Procedure(List Prepare Procedure) ストアドプロシジャ一覧取得準備要求

Procedure(List Fetch Procedure) ストアドプロシジャ一覧取得要求

Procedure(List Close Procedure) ストアドプロシジャ一覧取得後の処理要求

Procedure(List Prepare Column) ストアドプロシジャ列一覧取得準備要求

Procedure(List Fetch Column) ストアドプロシジャ列一覧取得要求

Procedure(List Close Column) ストアドプロシジャ列一覧取得後の処理要求

Procedure(Parameter Get) ストアドプロシジャ定義情報取得要求

Procedure(Prepare) ストアドプロシジャ実行準備要求

Procedure(Execute) ストアドプロシジャ実行要求

Procedure(Extended Execute) ストアドプロシジャ拡張実行要求

AUTO Commit OFF トランザクションのAUTO COMMITモード解除

要求

AUTO Commit ON トランザクションのAUTO COMMITモード設定

要求

オペレーション種別 意  味

4. DABrokerの環境設定と運用(Windows)

注意事項

クライアントからの要求量が多いほど,クライアントとの通信トレースのファイル 容量も多くなります。通信トレースのファイル容量の目安として,概算式を次に示 します。

(概算式)

80(ヘッダ情報長) + クライアントからの要求数 * 2 (PUT及びGET分) * 36

(PUT及びGET情報長)〔バイト〕

あらかじめ,この概算式で計算したサイズ以上のハードディスク容量を用意してお いてください。また,クライアントからの要求量が多いほど,トレース出力が終わ るまで時間がかかります。御注意ください。

(3) データベースアクセストレースの出力方法

[DABrokerトレース出力]ユティリティを起動して表示されたダイアログで,次に示す 手順を実行してください。

1.[アクセストレースを出力する]チェックボックスをチェックする。

2. 取得するアクセストレースを指定する。

すべてのアクセストレースを取得する場合

[UAP名],[ユーザID]を空白にしてください。

特定のアプリケーションのアクセストレースを取得する

[UAP名]にアクセストレースを出力するUAP名を指定してください。

指定できる文字列は次のとおりです。

特定のユーザIDのアクセストレースを取得する場合

[ユーザID]にアクセストレースを出力するユーザIDを指定してください。

特定のクライアントの特定のユーザIDのアクセストレースを取得する場合

[UAP名]にアクセストレースを出力するUAP名を指定し,[ユーザID]にアク セストレースを出力するユーザIDを指定してください。

3. アクセストレースの出力先を指定する。

[出力先]ボタンをクリックすると,出力先のファイルを指定するダイアログボック スが表示されます。出力先のファイルを指定します。省略した場合は,DABroker運 用ディレクトリ¥spool¥DABDT.TXTにアクセストレースが出力されます。

4.[実行]ボタンを選択する。

[実行]ボタンを選択すると指定した出力先にアクセストレースが出力されます。

アプリケーションの種類 指定する名称

DABroker関連製品で開発したアプリケー ションからアクセスする場合

アプリケーションで設定した名称 (DABroker関連マニュアル参照) DBPARTNER/Client又は

DBPARTNER/Webからアクセスする場合

DBPARTNER/Client又はDBPARTNER/Webの識別 情報

4. DABrokerの環境設定と運用(Windows)

出力例

UID=XXXXXXXX ユーザID。

PAPNAME=XXXXXXX

アプリケーションを識別するための文字列が表示されます。表示される文字列は,

[UAP名]で指定できる名称です。

DBNAME=XXXXXXX

接続先データベース名。次のどれかが出力されます。

HiRDB:HiRDB Version 7,HiRDB Version 8,HiRDB Version 9

ORACLE7:Oracle10g,Oracle11g,Oracle12cでOracle Call Interface 7を使用

ORACLE8i:Oracle10g,Oracle11g,Oracle12cでOracle Call Interface 8iを使用

ODBC3.0:SQL Server

DBCSV:Database Connection Server

DATE

アクセスの発生日(年/月/日)。

TIME

アクセスの発生時刻(時:分:秒.n)。nはn/100秒を表します。

EVT

DABrokerがデータベースに要求した処理の内容。次のどれかが表示されます。

の表示 処 理 内 容

4. DABrokerの環境設定と運用(Windows)

データベースアクセストレースの取得内容は任意に選択できます。環境設定ユティリ ティの[アクセストレースの種類]で選択します。アクセストレースの種類について は,「4.5.1(9) データベースアクセストレースの取得(DABSQL_TRCSIZE)」を参 照してください。

RETCODE

DABrokerが要求した処理に対して,DBMSから返されるリターンコード。

0:正常終了。

0以外:異常終了又はメッセージ付きの正常終了。

DABrokerからDBMSへの要求の送信を表示している行は,RETCODEは空白にな ります。

INFORMATION

FETCH時の行取得要求数及び取得結果の情報。

ORACLEの場合は,「BLOCK COUNT(XXX)」の形式で出力されます。

(SQL)

クライアントから要求のあったSQLの内容。この項目は,必要に応じて表示されま す。

SQL Server使用時,EVTがPREPAREの場合は,次の情報が出力されます。

DECLARE 前処理したSELECTに対してカーソルを宣言します

OPEN カーソルを位置付けます

FETCH 行を読み込んでカーソルを進めます

CLOSE カーソルを閉じます

EXECUTE 前処理したSQLを実行します

COMMIT トランザクションを正常終了,更新を有効にします

ROLLBACK トランザクションを取り消し,更新を無効にします

DISCONNECT トランザクションを正常終了,切り離します

CANCEL DBMSに対し,処理の中断します

LOGGING DBMSに対し,ログ取得要求します

ただし,DBMSHiRDBの場合だけです

LOGLESS DBMSに対し,ログレス要求します

ただし,DBMSHiRDBの場合だけです

AUTOCOMOFF トランザクションのAUTO COMMITモードを解除します

AUTOCOMON トランザクションのAUTO COMMITモードを設定します

表示内容 説明

(SQL) ODBC:{SQLTables} テーブル一覧情報

EVTの表示 処 理 内 容

ドキュメント内 DABroker (ページ 183-191)