nsrvadp_modify_vm コマンドを使用した CBT の構成
コマンド ラインから実行可能ファイルnsrvadp_modify_vm.exeを使用すると、CBT の有効化、CBTの無効化、指定したVMのCBTプロパティの表示を行うことができま す。VMは、IP、DNS、VM名のいずれかで指定できます。実行可能ファイルを実行 したときにVMが実行中の場合は、CBTに対する変更を有効にできるように、スナッ プショットが作成されて削除されます。
コマンド ラインから次の形式で指定します。
directory>nsrvadp_modify_vm.exe -H vCenter server -P protocol -u user -p password -l lookup method -k lookup key -c command
ここで、
◆ directoryは、実行可能ファイルの場所です(例:c:\bin\nw762\nsr\bin)。
◆ vCenter serverは、vCenter Serverのホスト名です。
◆ protocolは、Webサービスで使用するプロトコルです。 次のいずれかに設定でき
ます。
• http
• https
◆ userは、vCenterユーザーの名前です
◆ passwordは、vCenterユーザーのパスワードです。
◆ lookup methodは、使用する検索方法です。 次のいずれかに設定できます。
• vm-name
• ip-addr
• dns-name
◆ lookup keyは、使用する検索キーです。
◆ commandでは、次のいずれかのCBTオプションを指定します。
• cbt-disable
• cbt-enable
• 情報
次の例では、コマンド ライン インタフェースを使用して、VM vm31-w2k3x64でCBT を有効にします。
c:\bin\nw_762\nsr\bin>nsrvadp_modify_vm.exe -H 10.13.187.212 -P https -u administrator -p password1 -l vm-name -k vm31-w2k3x64 -c
cbt-enable
vSphere クライアント GUI を使用して CBT を有効にする
CBTを有効にするにはコマンド ライン ツールを使用することをお勧めします。ただ し、コマンド ライン ツールが正常に動作しない場合は、vSphereクライアントGUI を使用してCBTを有効にできます。詳細については、VMware vSphereのマニュアル を参照してください。
VADPソリューションでのVMの管理および監視 121
VADP ソリューションでの VM の管理および監視
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
◆ 122ページの「オンデマンドによるVMware環境の自動検出の実行」
◆ 122ページの「VMware環境の変更通知」
◆ 123ページの「VMware環境の視覚的な表示」
VMware 環境の自動検出 VMware かんきょうのじどうけんしゅつ
NetWorkerソフトウェアでは、VMware環境の自動検出、およびこれらの環境の変更
通知が提供されます。また、マップおよび表によるVMware環境のグラフィカルな ビューも提供されます。
自動検出は、Webサービス サーバのホストとなる単一または複数のVMware vCenter と通信することにより実行されます。VMware vCenterは、仮想化されたIT環境の構 成、プロビジョニング、管理を一元化するインフラストラクチャ管理ツールであり、
VMware Virtual Infrastructureパッケージに含まれています。
NetWorker内のVMware環境の自動検出には、VMware vCenterと、Windowsシステム にインストールされているNetWorkerクライアント ソフトウェアが必要です。自動 検出を実行するために、VMware vCenterとNetWorkerクライアントを同じシステム にインストールする必要はありません。VMware vCenterの構成の詳細については、
VMware Infrastructureのマニュアルを参照してください。
注記: NetWorkerソフトウェアでは、VMware vCenterを介した自動検出のみがサポー トされます。ESXサーバを介した自動検出はサポートされません。自動検出を有効 にする方法については、 103ページの「タスク1 VADPプロキシ ホストとHypervisor リソースの構成」を参照してください。
NetWorkerソフトウェアとVMware vCenterの間の通信では、nsrvimバイナリが使用 されます。nsrvimバイナリは、安全なHTTPSプロトコルを使用してVMware vCenter のWebサービス サーバと通信できます。nsrvimバイナリは、32ビットと64ビット
のWindowsシステム用のNetWorkerでサポートされます。それらのシステムのイン
ストール パッケージにnsrvimバイナリも含まれています。
プラットフォームを問わずすべてのNetWorkerサーバは、自動検出を行うためには
Windows環境で実行するNetWorkerクライアントと通信する必要があります。デ
フォルトでは、NetWorkerサーバはVMware vCenterで実行するNetWorkerクライアン トと通信します。
NetWorkerソフトウェアでは、次の2つの目的で自動検出が使用されます。
◆ VMware環境の変更を通知する。
◆ VMware環境の視覚的な表示を作成および更新する。
\Program Files\EMC NetWorker\nsr\logsディレクトリにあるdaemon.rawファイルの 出力には、自動検出中に発生したエラーが含まれています。
注記: デフォルト構成で自動検出を実行するには、NetWorkerクライアントを
vCenter Serverにインストールする必要があります。
オンデマンドによる VMware 環境の自動検出の実行
任意の時点でVMware環境の自動検出を行うには、[Virtualization]画面の左ペイン で[Configuration]ノードを右クリックして[Run Auto-Discovery]を選択します。
[仮想化]ノードの要素を個別に選択すると、選択した要素に限って自動検出タスク を実行できます。
右クリック メニューまたは[自動検出]ダイアログから[自動検出の実行]を選択 すると、[自動検出を実行しています]ウィンドウで自動検出プロセスを監視できま す。[監視の停止]ボタンをクリックすると[自動検出を実行しています]ウィンド ウが閉じますが、自動検出プロセスは続行されます。
注記: 「rshにフォールバックしていますが、RUSERが指定されていません」という
エラーで自動検出が失敗する場合は、NetWorkerサーバでVirtual CenterサーバのIP/
完全修飾ドメイン名を解決できることと、Virtual CenterサーバでNetWorkerサーバ を解決できることを確認してください。
VMware 環境の変更通知
自動検出が実行された後で、保護されていない新しいVMがvCenterによって特定さ れ、NetWorkerクライアント リソースが関連づけられていない場合は、通知が出さ れます。自動検出が失敗した場合にも通知が送信されます。
通知の設定
デフォルトの通知リソース(New Virtual Machine)はNetWorkerのインストールに含 まれています。この通知リソースの[アクション]属性を変更して、通知の送信先 のメール サーバとメール アカウントを指定する必要があります。また、カスタム通 知リソースを作成することも可能です。この場合は、カスタム通知リソースの[イ ベント]属性で[Hypervisor]を選択します。
1. NMCを使用してNetWorkerに接続します。
2. Configurationをクリックします。
3. 左側のナビゲーション ペインで[通知]を選択します。
4.[New Virtual Machine]を右クリックして、[プロパティ]を選択します。
5.[アクション]フィールドでnsrlogを削除し、NetWorkerサーバのオペレーティ ング システムに適したコマンドを指定します。
a. UNIXサーバでは、ネイティブのメーラー プログラムが使用されます。構成の
詳細については、該当するオペレーティング システムのマニュアルを参照し てください。
b. Windowsサーバでは、NetWorkerに含まれているsmtpmailを指定できます。
[アクション]フィールドは次のようになります。
smtpmail -s subject -h mailhost [email protected] [email protected]
条件:
subjectは、メール通知の件名です。
VADPソリューションでのVMの管理および監視 123
mailhostは、SMTPリレーを許可するメール サーバの完全修飾ドメイン名
です。
[email protected]は、メールを受け取るメール アドレスです。
注記: smtpmailコマンドの他のスイッチの詳細については、
http://powerlink.emc.comのesg116292を参照してください。
VM の監視
VMの監視(新しい仮想マシンについての通知を含む)は、他のイベントを監視する のと同じ方法でNMCで実行できます。監視の詳細については、「NetWorker管理ガイ ド」を参照してください。
VMware 環境の視覚的な表示
VMware環境の自動検出を実行後は、NetWorker ConsoleによりVMware環境のグラ
フィカルなビューまたは表形式のビューが提供されます。このビューは、NMCの
[構成]ウィンドウの左側のパネルで[仮想化]ノードを選択すると右側のパネルに 表示されます。
自動検出が構成されていない場合に[仮想化]ノードを選択すると、右側のパネル には[自動検出の有効化]ボタンが表示されます。自動検出の構成が完了しており、
自動検出がすでに実行されている場合、右側のパネルには最後に自動検出が実行さ れたときのVMware環境がグラフィカルなマップとして表示されます。自動検出は、
Webサービス サーバのホストとなる単一または複数のVMware vCenterと通信するこ とにより実行されます。VMware vCenterは、仮想化されたIT環境の構成、プロビ ジョニング、管理を一元化するインフラストラクチャ管理ツールであり、VMware Virtual Infrastructureパッケージに含まれています。 NetWorker内でVMware環境を自 動検出するには、VMware vCenterにNetWorkerクライアント ソフトウェアがインス トールされている必要があります。VMware vCenterの構成の詳細については、
VMware Infrastructureのマニュアルを参照してください。
[仮想化]ノードでの VMware 環境の階層表示
自動検出の実行後、[構成]画面の左ペインにある[仮想化]ノードを展開すると、
VMware環境が階層表示されます。次の4つの要素が階層で表示されます。
1. vCenter
2. vCenter内のデータセンター
3. データセンター内のクラスタ 4. ESXサーバ
VM、VMに関連づけられているNetWorkerクライアント、クライアントのバック
アップを実行するNetWorkerグループは、[仮想化]ノードの階層表示には含まれま せん。これらは右ペインにのみ表示されます。
階層ツリー内の任意の要素をクリックすると、その要素とすべての子の詳細なマッ プ ビューが右ペインに表示されます。たとえば、最上位レベルの仮想化ノードを選 択すると、自動検出に構成されているすべてのvCenterにわたるVMware環境の完全 なビューが表示されます。また、階層内の個別のESXサーバを選択すると、その