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6 SP2 よりも前の VM バックアップのリカバリ

ドキュメント内 NetWorkerおよびVMwareリリース8.1統合ガイド (ページ 138-167)

VCBを使用して実行されたVMのバックアップをリカバリするには、リストアを開 始するマシンにVMware Converter 4.0.1をインストールします。こうすると、2ス テップのリカバリを実行できるようになります(たとえば、ステージング場所にリ カバリした後で、VMware Converter 4.0.1を手動で使用)。

注記: VCBバックアップのシングル ステップ リカバリを実行できるのは、VMware

Converter 3.0.3がインストールされている場合のみです。ただし、このConverter

バージョンはvSphere 4.0/4.1との互換性を欠くため、EMCでは古いVCBバックアッ

プをvSphereホストにリカバリするときはシングル ステップ リカバリを使用しない

ようにすることを推奨しています。 また、VMware Converter 4.0.1はVCBをサポート する最後のバージョンであることに注意してください。ナレッジベースの記事

(http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displ ayKC&externalId=1026944 )に詳細情報が記載されています。

VADP のプランニングとベスト プラクティス

このセクションでは、次のトピックについて説明します。

138ページの「VADPバックアップ/リカバリに関する推奨事項と考慮事項」

140ページの「アプリケーション レベルの整合性があるバックアップ」

141ページの「物理プロキシか仮想プロキシかの選択」

142ページの「VADPスナップショットに関する推奨事項」

145ページの「Data Domainシステムに関する推奨事項」

146ページの「ネットワークとファイアウォールのポート要件」

147ページの「VADPプロキシのメモリ要件」

148ページの「VADPマウント ポイントの推奨事項とスペースに関する考慮事項」

149ページの「VMでのテープ ドライブのサポート」

150ページの「転送モードに関する推奨事項と考慮事項」

154ページの「パフォーマンスの最適化」

156ページの「LUNへのVADPプロキシ アクセス」

VADP バックアップ / リカバリに関する推奨事項と考慮事項

VADPバックアップ/リカバリを実装する前に、以下の推奨事項と考慮事項に注意し てください。

VCおよびESX/ESXiが最新リリースに更新されていることを確認してください。

VADPは、VMware VirtualCenterまたはvCenterを介したバックアップ/リカバリをサ ポートしています。サポートされているvCenterのバージョンの詳細について は、18ページの「NetWorker VMware Protection」を参照してください。

VADPのプランニングとベスト プラクティス 139

注記: スタンドアロンESX/ESXiホストへの直接のバックアップ/リカバリはサ

ポートされていません。バックアップ/リカバリ操作を実行するには、ESX/ESXi

がVirtualCenterまたはvCenterのいずれかに接続されている必要があります。

VADPはIPv6をサポートしていません。IPv6を無効にしてIPv4を使用する方法につ いては、146ページの「ネットワークとファイアウォールのポート要件」を参照 してください。

VADPプロキシ マシンのクライアントの並列化が、同時に実行できるVMバック アップの最大数に設定されていることを確認してください。各転送モードでサ ポートされるコンカレント バックアップの最大数については、150ページの

「転送モードに関する推奨事項と考慮事項」を参照してください。

たとえば、10台のVMのバックアップを同時に実行する場合は、VADPプロキシ クライアント リソースのクライアントの並列化が10に設定されていることを確 認してください。

CPUおよびメモリ リソースの競合を避けるために、vCenterとVADPプロキシを別 のマシンに置くことをお勧めします。

vSphereクライアントをNetWorkerサーバにインストールする必要はありません。

VCBを使用する旧リリースのNetWorkerでは、VCBプロキシ上のマウント ポイント にバックアップ/リカバリ時のコピー操作のための余分なスペースが必要でし た。VADPプロキシを使用するNetWorkerのリリースでは、必要なスペースがは るかに少なく済みます。詳細については、148ページの「VADPマウント ポイン トの推奨事項とスペースに関する考慮事項」のセクションを参照してください。

VixDisklibおよびVixMountAPI構成ファイルに指定されたパスが、次のようにダブ ル クォートで囲まれていることを確認してください。

tempDirectory="C:\Program Files\EMC NetWorker\nsr\plugins\VDDK\tmp"

これらのファイルは、デフォルトでは次の場所に保存されます。

<NetWorker install folder>\nsr\plugins\VDDK\

注記: パスがすでに存在する場合でも、パス内でダブル クォートを指定する必

要があります。

EMCでは、VADPプロキシ ホストをストレージ ノードとして使用することを推奨 しています。これは、データ転送がESX/ESXiデータストアからストレージ ノー ドへと直接行われるため、どの転送モードでも最適な構成になります。

アプリケーション レベルの整合性があるバックアップ

VMware VADPを使用してバックアップを実行すると、仮想マシン イメージのクラッ

シュ コンシステントなスナップショットが作成されます。しかし、VMwareの高度 な機能を使用すると、VADPを使用するバックアップ アプリケーションでアプリケー ション レベルの整合性があるバックアップを実現できます。

vSphereバージョン4.1以降では、Windows 2008以降のプラットフォームでVADP

を使用してVMwareの完全バックアップを実行する際に、VMの停止に加えて、VSS によるアプリケーションの停止を利用できます。この機能を使用するためには、VM

ゲストにVMware Toolsがインストールされている必要があります。VMware Toolsが

インストールされていない場合、VSSフレームワークとのバックアップの統合が行 われず、バックアップはクラッシュ コンシステントと見なされます。

VMがWindows 2008テンプレートを使用して作成されている場合、追加の構成手順

は必要ありません。VMが標準外のテンプレートを使用して作成されている場合、ま たは構成が手動で変更された場合は、VMの構成ファイル(.vmx)の次の行を変更し てアプリケーション コンシステントな停止を有効化する必要があります。

disk.EnableUUID = "true"

詳細については、VMwareナレッジベースの次の記事を参照してください。

http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?cmd=displayKC&docType=kc&

docTypeID=DT_KB_1_1&externalId=1028881

vSphereでサポートされているVSSバックアップ タイプはVSS_BT_COPYのみです。

したがってアプリケーションのバックアップ ヒストリは更新されず、それ以上のア プリケーションの統合(Exchangeのログの切り捨てなど)は実行されません。バッ クアップ タイプVSS_BT_COPYとそれを各種アプリケーションで使用する方法の詳細 については、MSDNのドキュメントを参照してください。

注記: VMware Toolsに関しては多くの問題があるため、VSSの統合にはESX 4.1アッ プデート1以上のバージョンのVMwareを推奨します。

停止を有効化またはスキップするための NMC の[アプリケーション情報]タブのオプション

NMCの[アプリケーション情報]タブに、VADPバックアップ時の停止を有効化また はスキップするためのオプションがあります。

VADPバックアップ時にNetWorkerがVC/ESXに渡す停止オプションを制御するには、

NMCの[アプリケーション情報]タブでVADP_QUIESCE_SNAPSHOT属性を次のよう に指定します。

VADP_QUIESCE_SNAPSHOT=Yesの場合、VMクライアントの停止スナップショット が開始されます。

VADP_QUIESCE_SNAPSHOT=Noの場合、VMクライアントの非停止スナップショッ トが開始されます。この場合、スナップショットはアプリケーション コンシス テントになりません。EMCでは、このオプションの設定を推奨していません。

この属性を指定しない場合、NetWorkerはデフォルトでVMクライアントの停止ス ナップショットを開始します。

VADPのプランニングとベスト プラクティス 141 注記: VADP_QUIESCE_SNAPSHOT属性は、VMレベルまたはプロキシ レベルで適用で きます。VADPプロキシ レベルで適用された場合、そのVADPプロキシを使用するす べてのVMが影響を受けます。

高度な使用方法とトラブルシューティング

VMware VADPバックアップでは、VSSが完全にサポートされていないアプリケー

ション向けに、Windows VMゲスト内のカスタムの前処理および後処理スクリプトも サポートされています。

仮想マシン内でカスタムの停止スクリプトを構成する方法については、VMwareナ レッジベースの記事1006671を参照してください。

http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?cmd=displayKC&docType=kc&

docTypeID=DT_KB_1_1&externalId=1006671

特定のVSSライタに対してのみVSS停止をスキップするようにバックアップ プロセ スに指示する方法については、VMwareナレッジベースの記事1031200を参照して ください。

http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?cmd=displayKC&docType=kc&

docTypeID=DT_KB_1_1&externalId=1031200

VM上のVSSに関する停止の問題のトラブルシューティングについては、VMwareナ レッジベースの記事1018194を参照してください。

http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?cmd=displayKC&docType=kc&

docTypeID=DT_KB_1_1&externalId=1018194

VM内のVSS(ボリューム シャドウ コピー)停止のトラブルシューティングについ

ては、VMwareナレッジベースの記事1007696を参照してください。

http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?cmd=displayKC&docType=kc&

docTypeID=DT_KB_1_1&externalId=1007696

物理プロキシか仮想プロキシかの選択

NetWorkerは、VMware環境のバックアップで物理プロキシ ホストと仮想プロキシ ホ

ストの両方の使用をサポートしています。物理プロキシを使用するか仮想プロキシ を使用するかは、パフォーマンスの要件、バックアップ ターゲットの選択、および 使用可能なハードウェアによって決まります。

仮想プロキシ ホストのバックアップ ターゲット

仮想プロキシ ホストのバックアップ ターゲットに関する考慮事項は次のとおり です。

バックアップ先がディスク(AFTDまたはDDBoost)の場合、特別な構成要件はあ りません。

バックアップ先がテープ ドライブの場合は、149ページの「VMでのテープ ドラ イブのサポート」で、VM内でのテープ ドライブの使用に関する要件と制限事項 を確認してください。

注記: VMwareではhotaddモードとVMDirectPathの併用を許可していないため、

この場合はデータ転送をNBD/NBDSSLモードに設定する必要があります。

ドキュメント内 NetWorkerおよびVMwareリリース8.1統合ガイド (ページ 138-167)