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December Feeding period
Fig. IV‑4. Results of spawning of red sea bream from Hong Kong in the tank.
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らのことから,香港マダイを田辺湾(Fig.IV ‑5)で養成した場合,秋季に至適水 温になると産卵が始まり,冬季の水温150C以下になると産卵を停止するが,春 季に水温が上昇すると再び産卵を開始することが分かつた。また,秋から冬の 聞の産卵適水温期間が長ければ春の産卵期間が短くなるか または無くなるも のと推測されるO いずれにせよ,香港マダイは,春から夏にかけて水温が上昇 すると産卵する日本マダイと異なり 秋から冬にかけて水温が低下すると産卵 し始めることが明らかとなった。今後は本種について世代を繰り返し,日本マ ダイと異なる生態的特徴を明らかにしてその養殖効果をさらに検討していきた
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N ‑2. 日本マダイ X香港マダイ
1980年頃から香港で漁獲されたマダイ(以下,香港マダイと呼ぶ)の稚魚 を日本に輸入して養殖されるようになった。香港マダイの産卵期は日本で養殖 されているマダイ(以下,日本マダイと呼ぶ)とは異なり秋季に成熟・産卵す る (N‑ 1) 0 また,輸入当初は三重県の養殖業者間においては成長も良好で あるとされていた。そこで マダイ品種改良の一環として香港マダイと選抜育 種目本マダイとの正逆両交配を行って作出したした仔魚を飼育し,成長や形態
などについて比較した。
N‑2‑1. 材 料 お よ び 方 法 (1) 親 魚
三重県所在の水産会社が1982年に香港の西貢地方で漁獲された香港マダイ の稚魚を輸入し,養成した中の雌雄合わせて300尾を1985年3月に購入し,同 年4月にこれらの中から雌雄各2尾(平均体重1,115士225g,平均全長39.3+
1.3 cm)を親魚とした。日本マダイ親魚としては当実験場で選抜育種によって 人工種苗生産して2年間養成した雌雄各2尾(平均体重1,225+62 g,平均全 長39.7+1.4 cm)を用いた。
(2) 採 卵 お よ び 人 工 受 精
1985年4月2日から 7日にかけて香港マダイ(以下 HKと略記)および日 本マダイ(以下,
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と略記)の雌にそれぞれ胎盤性性腺刺激ホjレモン(ゴナトロビン,帝国臓器製薬社製)を l 尾当たり 2 ,000~2 , 500IU背筋部に注射した。
その後, 24~48 時間後に搾出法により採卵し,雄からも同様に採精して乾導
法による人工交配を行い HK♀XHK♂ HK♀X1P♂, lP ♀XHK♂および)p♀ X1P♂の 4ワの組み合わせを作った。媒精に用いた卵数は, HK XHKおよびHK X1Pでは約30,000粒ずつ, lP>くlPおよびjpXHKは約40,000粒ずっとしたO 媒 精した卵は不純物を洗浄した後,未受精卵および死卵を除去し,浮上卵をそれ ぞれ500
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容ポリカーボネイト水槽に収容し,止水換水,通気,ナノクロロプ シス 40~50 万cells/ me添加水温18~19 oc の条件下で管理した。発生卵が 4~8細胞期に入った時点で浮上卵の一部を取り上げて受精率を求めたO 次に媒精 後約24時間後の佐体形成卵をそれぞれ100粒ずつ無作為に抽出して1.5
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容 ボウルに収容し,正常解化仔魚の鮮化率を求めた。
(3) 飼 育
媒精後 2日目の脹体形成卵を500
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容ポリカーボネイト水槽に収容して鮮化 させ,仔魚の飼育を行ヮたO 餌料としては,シオミズツボ、ワムシ,アルテミ ア,コベポーダ,マダイおよびイシダイ鮮化仔魚,魚肉ミンチなどを順次仔魚 の成長に合わせて給与した。解化後49日日から田辺湾に設置した網いけす(3.0 X 3.0 X 3.5 m) に収容して飼育し,鮮化後70日目には魚体の大きさによる 選別を行い,中型以上のものをそれぞれ700尾ずつに調整したD その後 2歳 魚になり魚体が大きくなると7.2X7.2X4.5 mの網いけすを用いた。 4歳魚用 としては飼育尾数を各区50尾に調整して前者の規格の網いけすを用いた。飼餌 料としては,冷凍マイワシ,イカナゴ,マサバおよびそれらに配合飼料を加え たモイストベレットを投与した。魚体重,全長および尾叉長の測定は,冬季か
ら春季の低水温期を除いて原則として毎月行った。
(4) 外 部 形 態 の 比 較
勝化後600日目には外部形態を比較するために,各区の魚の尾叉長,体高,
頭長,吻長および眼径を測定して尾叉長に対する各部分長の比率を算出した。
(5) 環 境 ス ト レ ス 耐 性
水温上昇,低下,海水比重低下および溶存酸素低下に対する耐性試験の方法 はill‑l‑lの方法に準じて行ったO 水温上昇に対する耐性試験を最初に行 い,それ以降各試験は一日毎に間をおいて順次実施した。供試魚としては,勝 化後224~227 日目のものを各試験区 10 尾ずつ用い その平均体重は, HKX HK, 100+12 g; HKX1P, 120+16 g; lPXH ,K 104+15 g; lPX1P, 123+14 gで あった。
N‑2‑1. 結 果 お よ び 考 察
(1) 受 精 率 お よ び 瞬 化 率
受精卵の平均卵径 (n=50)は, HK, 0.894土0.022mm; JP, 0.871 +0.015 mm であって両者に差はなかヮたO 受精率はHKXHK,39.4%; JPXJP, 95.9%; HKX JP, 49.2%; JPXHK, 96.3%であり, HKの卵を用いた交配の方はJPを用いた 2者
よりも劣ったO 正常仔魚瞬化率 (100X正常仔魚数/供試卵数)は, HKXHK, 52.6%; JPXJP, 67.5%; HKXJP, 69.5%; JPXH ,K 70.8%であり 4者間に顕著 な差はなかヮた。
(2) 仔 稚 魚 の 成 長 お よ び 生 残 率
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昨化仔魚の飼育開始時の尾数は, HKXj
H ,K 5,800尾;JP XJP, 12,000尾;HK>くJP,買
9,500尾;JPXH ,K 13,000尾であった。解 20巴E
化後数時間後のf
子魚の平均全長(n=10) は選
HKXHK, 2.269+0.062 mm; JP>くJP, 17注2.235+0.034 mmで、あヮたが,鮮化後40 30呪 岬 命 日 咽
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Fig. IV・6.Short‑term comparison of growth between red sea bream from Hong Kong and from Japan and their crossbrids.
日目には, HKXH ,K 12.53+1.64 mm; JP XJP, 13.31土1.75 mm; HKXJP, 18.77+
1.62 mm; JP X H ,K 15.16 + 1.03 mmであ り, HKXJPおよびJPXHKの方がHKXHK お よ びJPXJPよ り 大 き い 傾 向 に あ ヮ た (Fig. IV ‑6) 0 一方,解化後30日目におけ る生残率はHKXH,K 18.7%; JPXJP, 18.4
%;HK〉くJP,11.3%; JPXHK, 9.7%とな り,全体として通常の生残率30%前後よ りは低い値を示した。鮮化後50日以降約3年間の成長をFig.IV‑7に示した。鮮 化後451日目における平均体重 (n=30)はHKXH,K 182.4士40.7 g; JPXJP,
262.2+45.4 g; HKXJP, 215.4+45.1 g; JPXHK, 287.3+46.4 g,さらに解化後 815日目(約2年2カ月後)の平均体重 (n=20)はHKXH,K 856.6+99.2 g; JP
XJP, 1,273.4+138.1 g; HKXJP, 1,063.8+134.3 g; JPXH ,K 943.0+92.8 g、で あり,日本マダイは最も大きくなり,次いで、香港マダイを離親にした場合の方 が雄親にした場合よりも大きくなったD この傾向は著者らが韓国マダイを用い て人工交配した場合にも同様であった。 125)
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