4-13 スペクトルマスク(Custom)
テスト選択:
1. Meas Selectionメインメニューキーを押して、[Meas Selection(1/2)]メニューを開きます。
2. Spectrum Maskサブメニューキーを押します。
3. Frequency/Level メインメニューキーを押してから、Channel Map サブメニューキーを押して、
Channel Map(UHF、IF、None、UHF(Brazil))を選択します。
4. Channel MapとしてUHFまたはUHF(Brazil)が選択された場合、Channelサブメニューキーを 押して、[Channel Editor]ダイアログボックスを開き、チャネル番号を選択します。
テスト設定:
5. Meas Setupメインメニューキーを押して、[Meas Setup]メニューを開き、利用可能なパラメータ の構成を行います。
次の3つのサブメニューキー:Mask Type、Floor reduction、Markerが常に表示されます。
Channel Map UHF(Brazil)には、さらに 4 つのサブメニューキー:Filter Selection、Filter Data、Corrected Data、UnCorrected Dataが表示されます。
6. Mask Typeサブメニューキーを押して、[Select Mask Type]リストボックスを開きます。
7. Up/Down矢印キーまたは回転ノブを使って、マスクタイプを強調表示し、Enterを押します。
利用可能なマスクタイプは、[Frequency/Level]メニューで選択されたChannel Mapによって 決まります。マスクタイプを選択するには、Up/DownまたはLeft/Right矢印キーまたは回転ノブ を使ってリスト記載を強調表示し、Enterを押します。Type B Spectrum Maskを図4-20(ペー ジ4-41)に示します。選択されたマスクタイプは、Mask TypeおよびAntenna Powerの下の画 面のパラメータ領域に表示されます。
チャネルマップUHF、IF、Noneのマスク:
Type A
Type B(P > 2.50W)
Type B(0.25W < P <= 2.50W)
Type B(P = 0.25W)
Type B(0.025W < P < 0.25W)
Type B(P <= 0.025W)
クリティカル マスクタイプ、ブラジル(クリティカル)
UHF(Brazil)チャネルマップの場合
本器画面に表示される実際のマスクの色は青色(背景は黒色)です。ただし、本書ではマスクを強調する ために、図4-16では黄色に変えています。
印刷された本書では、白い背景に対してマスク線およびデータ線を黒色にすることで、対比が明確になるよ うに画面は変更されています。お使いの測定器の同じような表示画面はこの見本と異なる場合があります。
図4-16. UHF(Brazil)チャネルマップ用のクリティカルマスク
4-13 スペクトルマスク(Custom) ISDB-T信号解析
サブクリティカル マスクタイプ、ブラジル(サブクリティカル)
UHF(Brazil)チャネルマップの場合
本器画面に表示される実際のマスクの色は青色(背景は黒色)です。ただし、本書ではマスクを強調する ために、図4-17では黄色に変えています。
印刷された本書では、白い背景に対してマスク線およびデータ線を黒色にすることで、対比が明確になるよ うに画面は変更されています。お使いの測定器の同じような表示画面はこの見本と異なる場合があります。
図4-17. UHF(Brazil)チャネルマップ用のサブクリティカルマスク
非クリティカル マスクタイプ、ブラジル(非クリティカル)
UHF(Brazil)チャネルマップの場合
本器画面に表示される実際のマスクの色は青色(背景は黒色)です。ただし、本書ではマスクを強調する ために、図4-18では黄色に変えています。
印刷された本書では、白い背景に対してマスク線およびデータ線を黒色にすることで、対比が明確になる ように変更されています。お使いの測定器の同じような表示画面はこの見本と異なる場合があります。
図4-18. UHF(Brazil)チャネルマップ用の非クリティカルマスク
4-13 スペクトルマスク(Custom) ISDB-T信号解析 UHF(Brazil)チャネルマップのテスト設定:
8. Filter Selectionサブメニューキーを押して、[Select Filter]ダイアログを開きます。Defaultフィル タか、3つのユーザ指定フィルタの1つを選択します。省略時設定の選択は、典型的な送信機出 力フィルタの特性を持つためです。省略時設定のフィルタパラメータについては、表 4-14(ペー ジ4-38)を参照してください。
その他の送信機出力フィルタの特性は、マスタソフトウェアツールを使用することで作成できます。
マスタソフトウェアツールのユーザガイドを参照してください。自分専用のフィルタ仕様に意味のあ る名前を付けて保存することで、[Select Filter]リストボックスのUser1、User2、User3のラベル の付いた既存フィルタに置き換えることができます。
表4-14. -27.4 dBに正規化された省略時設定のフィルタ特性 オフセット(MHz) 減衰量(dB)
-15.00 52.00 -9.00 52.00 -4.50 22.00 -3.15 24.57 -3.00 11.00 -2.86 0.00 -2.79 0.00 0.00 0.00 2.79 0.00 2.86 0.00 3.00 11.00 3.15 24.57 4.50 22.00 9.00 52.00 15.00 52.00
9. Filter Dataサブメニューキーを押して、この特徴のOnとOffを切り替えます。Onの場合、フィルタ 特性(-27.4 dBに正規化)は緑色で表示されます。この緑の表示は、測定部分ではありません。
図4-19には2つの測定線を示します。L1~L7とH7~H1のラベルの付いた点を通る線は、本 器の画面上のグラフでは青色で表示され、適用するマスクを表します。およそ–80 dBc/10 kHz から始まり、L6、L7、H7、および H6 のラベルの付いた点を通る線は、本器の画面上のグラフで は緑色で表示され、フィルタ特性を表します。印刷された本書では、白い背景に対して青色のマ スク線と緑色のフィルタのデータ線を黒色にすることで、対比が明確になるように変更されていま す。本器の実際の背景は黒色で、文書中では白色に変更されています。お使いの測定器の同じ ような表示画面はこの見本と異なる場合があります。
図4-19. -27.4 dBに正規化された省略時設定フィルタのデータ(緑色の線)
10. Corrected Dataサブメニューキーを押して、この特徴のOnとOffを切り替えます。Onの場合、
補正データ(Corrected Data)は黄色で表示されます。この黄色の測定データは、フィルタ特性
(フィルタは最初に適用する必要があります)によって補正された後の測定データです。
4-13 スペクトルマスク(Custom) ISDB-T信号解析
11. UnCorrected Dataサブメニューキーを押して、この特徴のOnとOffを切り替えます。Onの場合、
未補正データ(UnCorrected Data)は灰色で表示されます。これは、フィルタ補正が適用される 前の、未補正データを表します。手順13(ページ4-41)までスキップします。
その他のチャネルマップテスト設定:
12. マスクタイプが「Type B(0.25W < P <= 2.50W)」または「Type B(0.025W < P < 0.25W)」の場 合、Antenna Powerサブメニューキー(これら2つのマスクタイプにだけ表示)を押してアンテナ 電力を設定します。
a. Antenna Powerサブメニューキーを押して、[Antenna Power Editor]ダイアログボックス を開き、さらに2つのサブメニューキー:WとmWが含まれる[Units]メニューを表示します。
変更の範囲および増分はダイアログボックスに表示されます。
数値キーパッドを使って電力レベルを設定した後、ワットまたはミリワットの Units サブメ ニューキーを押します。Enterキーを押すのは、Wサブメニューキーを押すのと同じです。
または、Up/Down 矢印キーまたは回転ノブを使って電力レベルを設定した後、W サブメ ニューキーを押すか、Enter キーを押します。Up/Down 矢印キーは、ダイアログボックス に表示されるステップ増分の 10 倍単位で電力レベルを変化させます。一方、回転ノブは 表示された単位どおりに電力レベルを変化させます。ダイアログボックスに表示される値は 指示される範囲内にあるため(ワット単位で表示)、mWサブメニューキーを押すと"Out of range"(範囲外)メッセージが表示されます。
b. マスクタイプが「Type B(0.25W < P <= 2.50W)」の場合、アンテナ電力を0.26 W~2.50 W範囲内で設定します。マスクタイプが「Type B(0.025W < P < 0.25W)」の場合、アンテ ナ電力を0.026 W~0.249 W範囲内で設定します。アンテナ電力を変更する場合、マス ク基準線のフロア部帯域外は図4-20に示す項目1および2のように変更されます。
Type Bスペクトルマスク:
マスク(図4-20の3、4、5のラベルの付いたマスク)は、PDFファイルでは青色で示されています(印刷文 書では黒色)。X軸はMHz単位、Y軸はdBc/10 kHz単位です。
1 マスク基準Type B(0.25 W < P <= 2.50 W)を使った場合の変更範囲 2 マスク基準Type B(0.025 W < P < 2.50 W)を使った場合の変更範囲 3 マスク基準Type B(P > 2.50 W)を使った場合の線
4 マスク基準Type B(P = 0.25 W)を使った場合の線 5 マスク基準Type B(P <= 0.025 W)を使った場合の線 6 減衰量(単位はdBc/10 kHz)
図4-20. Type Bスペクトルマスク
13. Floor Reductionサブメニューキーを押して、フロア低減調整のOnまたはOffを切り替えます。
このサブメニューキーの押し下げ(OnまたはOff)は測定のトリガとなります。
Floor Reduction機能は、スペクトルマスク測定での(測定器の)フロア雑音の影響を低減します。
Off の場合、スペクトラムアナライザの測定は、信号スペクトルとして直接表示されます(これは標 準的な測定手法です)。
On の場合、スペクトラムアナライザの測定は、信号スペクトルから測定器自身の雑音フロアを引く ことで調整されます。
4-13 スペクトルマスク(Custom) ISDB-T信号解析 15. Execute Measureメインメニューキーを押して、テストを開始します。
図4-21に表示される測定は、お使いの測定器の画面と異なる場合があります。
図4-21. 送信機のスペクトルマスク
16. Save Files メインメニューキーを押すことで、ファイルに測定を保存します。ファイル保存の詳細 については、“測定結果の保存”(ページ4-52)を参照してください。
Type Aスペクトルマスク:
図4-22に示すType Aスペクトルマスクは、PDFファイルでは青色で示されています(印刷された本書で は黒色)。X軸はMHz単位、Y軸はdB単位です。
1 チャネルの中心周波数との差(MHz)
2 相対レベル(dB)
図4-22. Type Aスペクトルマスク